零れ落ちて、朝
世界劇団
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
2025/03/22 (土) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
客席うしろで観てもおもしろかったけど、かぶりつきでも観たかった!
六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
実演鑑賞
2.5次元のような趣。
制作費を存分に遣ったのがはっきりと分かります。
山田さんは上手かった。
百合香さんは華があった。
なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
たんと楽しませていただきました♪
ネタバレBOX
俳優ひとりずつが編む人物の個性に目を瞠る。
松永玲子演じる香子はうわぁとなり出落ちではとはらはらするほどべたな関西のおばちゃん、でもそれを出落ちに陥らせることなく、その造形だからこそ受け取りうる女性の生きてきた日々や抱くものへと編み上げていく俳優の力に圧倒される。
やがて彼女の娘と知れる中野亜美演じる璃の表層の硬質さの奥にある血の通い方や温度にも捉えられる。
橘花梨演じる廸子にはこの女優だからこその瑞々しく委ねうる頑なさがあって。
有馬自由演じる秋夫の風貌や彼なりにできる精一杯感みたいなものも物語の空気をしなやかに作り出していた。
冒頭からずっとバンドのことが横たわっていたことも終わってみれば歪であっても家族の話であることへの得心や感慨となって腑に落ちる。振り返れば璃が登場してすぐに写真を撮るシーンなども物語を裏打ちする伏線になっていたなぁと思ったり。舞台上の人物たちの関係が解けた先で、ココアやクリームシチューの牛乳の味に仕掛けられた寓意が母を知らない廸子を紡ぐ俳優の心風景となって浸潤される。口にするそのシチューの「うま」の呟きにうるっとしたことでした。
NEO大衆アンダーグラウンド ~壹~
YAMAZAKI GINNOJO
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/04/08 (火) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これは良い
山崎銀之丞さん最後の木村伝兵衛だそうです
お薦め
TEAMきらきら発表公演&ぷちっとWOW!! 第3回公演
劇団 ユニットWOW!!
聖天通劇場(大阪府)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/14 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
うーん🤔
アラ還と言っていたが… 無理してダンスさせる必要性も無いと思うし、シニア劇団であればかなり難しい脚本で演出だと思います
それ以上に隣に座ったかなりの還暦おばちゃんの品格が… 肘は何度もぶつけてきたり、歳にも合わないアップルウオッチは常に明るく眩しいし、1時間なのに全く落ち着く事無く足や手を動かしたりと、落ち着いて観劇できませんでした…
シニア劇団でも感動🥲するのは何度も有りましたが、隣のおばちゃんも含めかなりフラストレーションが溜まりましたね🥴
なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)3(今感)5(完成度)5
細部の細部に魂が宿る。
役者の力を信じ、不要な演出も説明台詞も削ぎ落としたシンプル・イズ・ベスト。
コンテから作る映像と違ってこれができるのが演劇の味。良くできたドラマの醍醐味。
観客一人一人が別々のポイントにフォーカスできるのは、まさに「何かの」味。
その、細部ひとつひとつには、しっかり別々のうま味がある。
ネタバレBOX
いつの時代だろう。客入れの時からずっと気になっていた。
棚にずらりとトリス瓶。小津の「秋刀魚の味」で笠智衆が通ったバーが「トリスバー」
昭和かなと思いきや、マッチングアプリが存在する世界線の、最近のお話であった。
小津にとってのリアルが、工場の煙突や、軍艦マーチや、サッポロラガーであったように、
この時代のリアルはpinoやユーミンやおいしい牛乳。
小津の時代の、娘を嫁に出す男の心象風景は普遍的でシンプルなリアル。
今の時代はもう少し家族も複雑で、心象風景も一筋縄ではいかないが、
あえて盛っていかずにミニマムに表現することで立ち上がってくる圧倒的なリアル。
pinoは6個入りで4人で分けづらい。
バールとスコップで「殴りに行こうか」ではなく翳りゆく部屋を歌いに行く方が復讐になる。
おいしくない「おいしい牛乳」を使ったシチューが、やっぱりそうは言っても牛乳が入っているのでおいしい。
そして何より、圧倒的な振り幅で表現される松永さんの「母の」演技。源氏名の名刺を渡す、が効いている。大阪のおばちゃんのあるあるエピソードの数々も良かったなあ。
美味しいものを食べるとやっぱり幸せ。普遍的なリアル。色々な味を堪能した観劇の余韻と重なり、
ラストシーンが長時間のストップモーションであったかのように美しい。
地球は僕らの手の中
劇団十夢
キーノートシアター(東京都)
2025/04/06 (日) ~ 2025/04/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台美術は何もなし、話の筋も荒唐無稽、でも面白いものは面白いんですね。次回公演が楽しみです。
零れ落ちて、朝
世界劇団
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
2025/03/22 (土) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
俳優の肉体から溢れ出るエネルギーと、舞台美術、音楽、全てが襲いかかってきたかと思うと、ささやき、問いかけてくる。
何度でも観たい、観たくなる作品!
ダブルブッキング2nd!
エヌオーフォー No.4
紀伊國屋ホール(東京都)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/08 (火) 19:00
座席E列14番
価格7円
伝統と実績の紀伊國屋ホールで鑑賞しました。舞台だけでなく、ホール全体が芝居でした。観劇経験があれば笑ってしまう、湯を沸かすほどの熱い演劇愛に溢れていました。シアタートップスと新宿の街路で観たくなりました。
ネタバレBOX
「すぐ謝る演出家」という役に、ずっと笑っていました。だからこそ最後の自信に満ちた一言が良かったです。
地図にない
玉田企画
小劇場B1(東京都)
2025/03/27 (木) ~ 2025/04/06 (日)公演終了
NINETEEEEN GRRRLZ’ 99
ミックス
六本木トリコロールシアター(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ま、さ、に、デタラメ音楽劇!!
観るまではよくわからなかったけど、観たらもう1回、いやもう2回は観たいってなります!
ネタバレBOX
懐かしい1990年-2000年の音楽、覚えるの大変なくらい出てきます♬
その場で生み出す音もステキだし、日替わり要素、アドリブ要素も満載!
おそらく、1回で網羅的に把握できる人は少ないかも。でも、全部分からなくても絶対楽しいと思います!
なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「向き合えない家族の真実」
小津安二郎が1962年に発表した最後の監督作『秋刀魚の味』をモチーフに、保坂萌が書き下ろした会話劇である。
ネタバレBOX
トリスウィスキーのボトルが並ぶ古ぼけたバーに、平川迪子(橘花梨)が入ってくると、そこへ父の秋平(有馬自由)が続く。10日後に結婚式を控えている迪子は秋平に話があるようでどことなく気が重そうだが、どこ吹く風の秋平は披露宴でギターを演奏させろと急に言い出す始末で埒が明かない。そこへ入ってきたママの薫(松永玲子)は賑やかすぎる関西弁を捲し立てバンドを組もうと言い出し、その距離の詰め方に迪子は困惑しつつ秋平と薫の仲を訝しむ。気だるそうに入ってきたバイトの璃(中野亜美)にダル絡みされた迪子は、つっけんどんな態度がさらに加速してしまい、しまいには秋平に「親子の縁を切る」と激昂するのだった。
幼い頃に母を亡くして以来祖母と3人で暮らしてきた平川家の父娘は、互いを慮るあまりにぶっきらぼうな対話しかできないようである。ちいさい頃からの不満をぶちまけた迪子は、先程の非礼を詫びた璃と二人だけでココアを飲み四方山話に花を咲かせる。薫に離婚歴があり成人した娘がいることを璃に教わった迪子は、仮に秋平が薫と再婚したら妹ができる、自分は中学生の頃に妹が欲しかったと打ち明ける。璃もまた母子家庭で育ったのだが、男に苦労ばかりしてきた母には複雑な思いがあるようだ。やがて迪子は電話で結婚式をキャンセルして秋平と薫を激しく動揺させる。ここでようやく迪子は、この結婚が新郎側の申し出で破談になったことを打ち明けるのだった。
『秋刀魚の味』と同様に、本作では結婚を期に顕在化した娘と父親の心の揺れを描いている。しかしそこに隠された家族の真実を明かすミステリを入れ込み、コミカルな会話劇に仕立て上げた点が大きな特徴である。なかなか腹の底を明かさない迪子や秋平と同じく、本当は迪子の母親である薫とすべてを知っているのであろう璃もまた本音をなかなか打ち明けない。説明的な台詞を極力廃し他愛のない会話のなかから種明かししていく仕掛けが秀逸である。
出演者に当て書きされたという各役はそれぞれぴったりといったところで、特に薫役の松永玲子が会場を大いに沸かせていた。ちいさな劇場ゆえに全体的にもう少し声の大きさを絞ったほうがいいようにも感じたが、皆イキイキと各役を生きていた。当初は「粉ものに白いご飯を強要してくる感じ」などと陰で薫に毒づいていていた迪子が、最後に薫が作ったシチューに「……うま」と嘆息する幕切れもよく考えられたものである。欲を言えば『秋刀魚の味』に描かれていた時代の雰囲気や結婚制度への皮肉を感じたいところであったが、肩の凝らない芝居を大いに堪能した。
四月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/25 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「充実の三本立て」
四月の歌舞伎座夜の部は義太夫狂言の「毛谷村」と舞踊「鏡獅子」、そして神田松鯉の講談を歌舞伎化した新作「無筆の出世」の三本立てである。
ネタバレBOX
「毛谷村」は仁左衛門と幸四郎のダブルキャストで、私が観たのは仁左衛門出演の回だった。仁左衛門の六助はその若さと爽やかさがまず目を引く。「杉坂墓所」では山賊を倒すくだりの決まりがキレイで、父を殺された幼い弥三を引き取るところは慈愛あふれんばかりである。続く「六助住家」で冒頭、わざと微塵弾正(歌六)との剣術の試合に負け、弾正に殴られても鷹揚に受けとめるところに懐の深さを見せる。後半、すべては敵である弾正の策略であったと知ってから庭先の岩を踏んづける怪力を見せて、この男の真の姿を観客にわからせた。対する孝太郎のお園は虚無僧姿で花道から出てきて六助に襲いかかろうとするところの鋭さと、そのあと六助がじつは許婚であったと知ってあとの恥じらいのギャップがまず面白い。臼を持ち上げる怪力とクドキも見応え十分であった。東蔵のお幸は一部台詞が怪しかったがこの人が出て舞台が締った。
続く右近の「鏡獅子」は竹久夢二の美人画から出てきたかのような瓜実顔の初々しい弥生の前シテ、気迫十分の後シテ獅子の精と体を目一杯使った力演で十二分に堪能した。背中を見せてキマる弥生の後ろ姿が特に印象に残った。
最後の「無筆の出世」は幕開きに神田松鯉の講談が付き、その背景で中間の治助(松緑)が岸を離れようとしている船に勢いよく乗り込み、主人から預かった手紙を濡らしてしまうあたりを松鯉の口述に合わせ無声で演じたところがまず面白い。松鯉が奈落へと引いてからは、治助を刀の試し切りに使えと書かれた手紙を文盲の治助に大徳寺住職の日栄(吉之丞)が善意で読んで聞かせ、その後出奔し大徳寺に逃げた治助の仕事ぶりを買った夏目左内(中車)が引き取る。やがて左内や妻の藤(笑三郎)の引き立てて一から文字を覚えやがては勘定奉行松山伊予守にまで出世するまでをテンポよく描いている。こういう新作になると役者は皆イキイキしており、松緑の治助ははまり役であった。しかし治助が出世するまでを再び現れた松鯉の講談に託し、その横でまた俳優の無音の芝居を入れるのは説明的にすぎるのではないか。最後に治助がかつての主佐々与左衛門(鴈治郎)に掛け軸に入れた因縁の手紙を見せ、この手紙にはとても感謝していると言わせるところは一本気を感じるものの後味が悪かったのも事実である
人の気も知らないで
CTプロデュース with K
雑遊(東京都)
2025/03/27 (木) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
同僚の披露宴の余興の打ち合わせで集まった3人の会話劇。
気の知れた仲ゆえの遠慮のない物言いで「喧嘩売ってるの?」「そっちこそ」的な部分にハラハラさせたりもするやり取りがリアルで、シリアスというか重ためというかな部分も経てゆるやかな着地に向かうのが巧み。
また、当日パンフレットにあるように「リアルなチーム栄と演劇的なチーム美」と異なる演出だったので続けて観てその違いも楽しめた。(チーム栄にあったドリンクバーの装置がなく板付きで始まるチーム美とか)
なお、オリジナルの iaku をはじめとして複数の団体で上演された作品とのことだが個人的には今回が初見。
目を向けて、背を向ける。
TOKYOハンバーグ
「劇」小劇場(東京都)
2025/04/06 (日) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/04/08 (火) 19:00
価格4,500円
かなり踏み込んだなという印象
ネタバレBOX
それ故に冷静になっていく自分がいて、共感できる一方で、この物語についてはやはりエゴなのではないかな、それを押し付けるではないけれど、それをのみこんで、そこにいられる状況というのが、言い方は悪いが異常にしか感じなくなる。
繰り返すが共感はできるし、制度的にあればなとも思っている。けれどそれを後世に引き継ぐこと、また新たな命が誕生しながらそれに関わること、その先に未来を感じることはできなかった。
そうなる前に、正直別のオチを期待もしていたのだけれど
なんとなく意外だった
なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
一見どこにでもありそうな親子関係でありながら、どこにもいないであろう唯一無二の親子が織りなす珠玉の「バンドやろうぜ」ストーリー。
テンポの良い会話に笑いが絶えない脚本、流れるような展開で90分間引き込まれ続ける演出、癖ツヨな登場人物の魅力を最大限に引き出すキャストの演技、観劇後の爽快感で何度も観たくなること請け合い。
個人的には物販の箸も大好きだ。
月曜日の教師たち
Cucumber
ザ・スズナリ(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/15 (火)公演終了
実演鑑賞
俳優出演も多い劇作家たちに俳優の荒澤守が加わったプロジェクトの公演。作・出演の劇作家の人たちは大御所から中堅で、今更シバイを「あだ花」(劇団名らしい)と照れずとも実力もよく知られている人たちである。真面目に言えば、この作家たちが共同で一つの作品を作っても、たまに息抜きに遊びでやるのはいいが、誰が見てもまとまって一つのいい作品が出来るとは思えない。まぁその通りの出来で、作家たちも舞台慣れしているのでボロは出さないが、かといって俳優よりも面白くもない。まぁ、年末隠し芸大会よりはまし、と言ったところである。こちらも承知で見ているから腹は立たないが、これなら皆さん面白く書ける実力ある作家なんだから、いい本書いてよ。
咲きそこね、そして散りそびれ
東京ストーリーテラー
萬劇場(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/07 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ある事件をきっかけに、幼馴染の神楽と楓太、年金暮らしの常盤さんがチームを組み、
数十年ぶりに帰郷した昭和歌謡歌手の明美ちゃんの後押しをすることに。作曲家と
いちファンの女性、マネージャーも巻き込み、再ブレイクに見事成功‥で話は終わら
ない。ネットでの心無い反応に、歌によって怒涛の反撃を見せる明美ちゃんは痛快の
一言。謎だった2人の男性の正体が明らかになるくだりでは、思わず泣き笑い状態に
陥ってしまった程、ストーリーも素晴らしかった。
歌あり、笑いあり、涙あり、心から楽しめる良い作品だった。【Bチーム鑑賞】
kaguya
まぼろしのくに
ザ・ポケット(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
お初の団体さん、アングラ系!?と耳にしてちょっと心配でしたが、そんな心配微塵も感じさせないスピード感溢れるセリフ回し、考えさせるシナリオ…生の迫力!!で、あっという間の100分でした。
ノゾムのマザコンや引きこもり、という世界観だと考えることで自分の中での筋が通りました(2回拝見しました!)
お気に入りの方の出演は、イメージをぶっ壊す役でしたが表情豊かに楽しそうに演じられてたのが印象的でした。
次回作も気になる団体さんです。