最新の観てきた!クチコミ一覧

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ミュージック・ダイアリー

ミュージック・ダイアリー

読売新聞社/ぴあ/tsp

よみうり大手町ホール(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/06/21 (土) 17:30

開演から少し驚きがあった。
ピアノと朗読の組み合わせも良かった。
ただ、もう少しストーリーに抑揚がある方が好みだった。

夜半にひとり

夜半にひとり

どんぐり企画

武庫川KCスタジオ(兵庫県)

2025/06/21 (土) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とてもよかったです。2作品とも本当に良くできていて、1作目、毎晩どこかの町でこんな風景がありそうで… また、少し前の自分たち側思っていたことかもとか… 心にスッと入ってきました。
2作目も、訳あり友達の心がだんだん緩やかに和んでいく様が見事でしたね。関西で応援したい団体さんになりました。また、拝見できればと思います。

ラピスラズリ-時を越えて-

ラピスラズリ-時を越えて-

劇団TOP

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2025/06/21 (土) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。現代と過去、それも古代エジプトととの、いったり来たりのお話。分かりやすい内容ながらも見せ場もあり、プチコメディもちりばめて、良くできたお話の印象でした。関西異動後まだ数本目ですが、よい作品に出会えました。ありがとうございました。

センスセンスセンス・オブ・ワンダー

センスセンスセンス・オブ・ワンダー

三月倶楽部

OFF・OFFシアター(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/21 (土) 13:30

不思議な雰囲気のあるファンタジックなお話でした。
虚構と現実の交わり方が面白かった。

料理昇降機

料理昇降機

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

夢現舎最高!今回は2人芝居でしたが夢現舎らしさ満載でした。夢現舎の舞台は間のとり方が秀逸ですね。「間」という空間がちゃんと演じているというか… その意味では2人で演じていても他に誰かいる感じがします。あと、毎度思うのですが、夢現舎の舞台は花園神社とかあの界隈でやるのがベストなんじゃないかと。花園神社のあのアングラで前衛的な雰囲気が夢現舎には合っているかと。

絵本町のオバケ屋敷 〜愛!いつまでも残るの怪!〜

絵本町のオバケ屋敷 〜愛!いつまでも残るの怪!〜

優しい劇団

高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)

2025/04/19 (土) ~ 2025/04/19 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「いま・ここ」で生まれる出来事を、そのまま一つの作品として提示しようとする、ある意味では非常に無防備で、そして挑発的な企画

ネタバレBOX

当然ながら、準備された完成品を見せるというより、その場で何が起こるか分からないこと自体が“見せ物”となる構造である以上、一定の混乱や、物語としての密度の不均衡は避けられません。また、オムニバス形式の構成は、各エピソードの色彩を豊かに見せる一方で、全体の流れとしてはやや散漫な印象を残しました。幽霊たちのエピソードはどれも魅力的で、それぞれに演者の技量と個性がにじみ出ていましたが、中心となるドラマの軸を追いかけると、観客の感情が深く流れ込む場所が限定的だったようにも思います。

ただ、そうした構造的な“粗さ”を単なる未完成として切り捨てることもまた難しく、むしろその荒削りなフォルムが、俳優たちの肉声や身体、あるいはスタッフの存在感すらも、舞台上の一要素として等価に立ち上がらせていた点はやはり興味深く、ブルートゥースで再生される音楽や、手で持ち運ばれる照明という、いわば“段取りの可視化”そのものが、舞台の外縁をかたちづくる演出として働いていたことは確かです。

また、この作品の真価は、完成度や技巧に求められるものでもありません。
むしろ、予測不能な展開と、劇場全体を巻き込む“やってみなければ分からない”という共犯的な空気が、ある種の熱をもたらします。観客の声出しや、全編撮影OKという自由な環境も、舞台をどこか二度と戻れない「一度きり」の場として輝かせていたように思います。

だからこそ、もう一歩、その“過剰な偶然性”をどう制御するのか、あるいは、どこまで制御しないまま魅力に昇華させるのか、といった編集感覚が加われば、この企画はより強度のある枠組みへと成長するのではないでしょうか。観客と舞台がともに揺れ動く時間として、その揺れのなかに何が残り得るのかを問うという点において、今年のCoRich舞台芸術まつり!でも印象的な作品でした。
『from HOUSE to HOUSE』

『from HOUSE to HOUSE』

終のすみか

劇場HOPE(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 「Deep in the woods」を拝見。

ネタバレBOX

 板上は30年程前に現在の住人、シノダの祖父によって建てられた地方の別荘。2Fには書斎を含めて5つの部屋があるという可成り立派な建物である。今回集まっているのは幼馴染3人。 他に雑誌の企画・編集などをやっていて漫画家の夫の不倫に立腹し、夫のシトロエンを運転して来たサトウ。もう1人は医師、アオキ。妻子は祖父母の処へ出掛けているので一緒に来ることができた。
 シノダは、芸大を出てその才能を活かし賞も獲っており注目度も高いが、サトウの車が故障、シノダの車も半年も前からライトの具合が悪いのに修理もしていないので使えない。アオキは行路の途中に住んでいる関係でサトウの車に同乗して来ているので何処へ出掛けるのも不便だ。こんな訳で別荘で話す場面が基本的にメインになり、徐々に何故、半年もの間たかがヘッドライトの故障を放置し続けてきたのか? そしてもごもごと喋る様子や何となく覇気のない、決断を中々下せない様子、レスポンスの遅延などの仕草を通じて、2人はシノダの変容の並々ならぬことを幼馴染ならではの感覚で察知するが、具体的にどのような対応を取れば良いかが判然とせず、大人になってしまった自分達とアーティストらしさを未だ抱えたシノダとの邂逅のもどかしさに蹉跌を感じる。どう対応すれば良いのかに戸惑い直球を投げられないのだ。友人としての2人のぎこちなさが、或いは慮りを欠くと彼の精神状態が不安定の度合いを増す怖れもある。こんな模様は観客に慮る友人とアーティストの持つ世界とのギャップの歪として観客にも伝わる。各々の生活、互いの微妙な在り様とのズレが、間の取り方や台詞回し、抑揚等の細部を通じて表現される。精緻な作品。誰にでも上記で述べた事情が分かるのは到着翌日の展開である。
黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです!
テンポ良く進むストーリー、笑いを誘う台詞、役者さん達の表情豊かな演技に、どんどん惹き込まれました。
こんな展開になるとは!?という内容でしたが、考えると伏線も色々な所に張ってありました。
ミステリーの中に、コメディ要素があり、そして愛ある作品でした。
お洒落なパンフとチケットも素敵でした!

『from HOUSE to HOUSE』

『from HOUSE to HOUSE』

終のすみか

劇場HOPE(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「挑戦的な語りの形式」

 終のすみかが過去に上演した2作品の同時再演企画である。私は2021年初演の『I’ LL BE OKAY』を鑑賞した。

ネタバレBOX

 会社員のカキヤは友人のゴトウ夫妻の家に居候しているのだが、なんらかの理由でゴトウが家出してしまい、いまはゴトウの妻ミサキと共同生活を送っている。カキヤは酒癖が悪く財布を失くしたと行きつけのバーテンダーに嘆いたり、後輩に失態現場を写真に撮られたりと情けないばかりである。カキヤは純朴な人物のようでもう5年も彼女がいない。また自らを結婚に向いていないと評したゴトウの不在に、ミサキは他人に打ち明けられないことを抱えているようだ。

 以上がカキヤの回想という体裁で観客に語りかけるようにして展開していくのだが、時間軸を入れ替えたうえに大石将弘と高橋あずさ2名の出演者が性別関係なく5名の登場人物を演じ分けながら進行する点が本作の大きな特徴である。思えば日常生活のなかで、たとえば知人の女性の逸話を男性が披露したり、その逆もしかりである。またあるエピソードについて話しているうちに時間軸がめちゃくちゃになることもまたある。いわばこの形式は人間の語りを立体化したようなものかもしれないと得心した。そうできた最大の理由は達者な出演者2名の演じ分けがうまくいっていたことと、役を入れ替えるごとにピアノの演奏が入ることで観客の思考がクリアになったという演出の妙である。ふたりの俳優が同じ役を演じている様子を観つづけているうちに、人間はほんらいとてもよく似ていて、差異などというものはあまりないのではないか、という奇妙な感覚に陥った。

ひとつの役をひとりの俳優が演じ続けないために感情移入はしづらく、どの時点の話なのかがわかりにくくなってしまった感は否めない。しかし終盤の回想で酩酊した大石将弘演じるカキヤが「人妻と同居している」と後輩にまんざらでもない顔で嘯くところで見せた底意地の悪さや、高橋あずさ演じるミサキが抱えた孤独を多弁せず表情で伝えたくだりなどはいちいち印象に残るものであった。カキヤが失くした財布、ミサキが失った夫のゴトウというふたつの不在がなにを意味するかは、観客それぞれによって違うのだろう。
ENCOUNTERS with TOO MICHI

ENCOUNTERS with TOO MICHI

THE ROB CARLTON

ABCホール (大阪府)

2025/06/20 (金) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高でした🤣 
「インディペンデンスディ」級のSF大作作ろうとしたら予算が合わず昭和の東宝特撮映画を作るも「なんちゃってシン.ゴジラ」になった☆みたいな作品でした(←え?モチロン最大級の褒め言葉やんか😉)あの3分以外があんなに笑えるなんて人生【どうでもいい無駄な事こそ面白い】‼️
あと声の出演村角ダイチさんが凄い‼️「え⁉️全部ダイチさんの声⁉️何人かおるんちゃうん⁉️」て思った位のクオリティ☆でも降板はやっぱ残念ですね★もしダイチさんが出演されてたらもっと面白かったのかなーとか想像しちゃいますよね😅

骨と肉

骨と肉

JACROW

シアタートラム(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/21 (土) 13:00

座席1階

JACROWの社会派劇は今作のような経済系の物語より、やっぱり政治系の方が断然面白いと思う。これまでJACROWが世に放った数々の政治劇で抜群の存在感がある狩野和馬は、創業家の娘と結婚した、幼い娘の父親役。嫁さんに頭が上がらない子煩悩パパを演じたのだが、なんだか拍子抜けするほどしっくりこない。

しかし、ボクシングのリングを舞台にした演出、さらに日替わりでリングアナ役の俳優を招いて舞台の進行を委ねたアイデアはすばらしい。JACROWの舞台で重要な役割を果たす音楽・効果音に二人の三味線奏者を配したところもよかった。自分が見たリングアナは劇団道学先生の青山勝。顔を真っ赤にして絶叫アナウンスをする様子は、本体の出演俳優さんがかすむほどの迫力だった。

先人も書いている通り、物語は大塚家具のお家騒動をモチーフにした老舗雑貨の会社が舞台。会社の取締役会の人間関係と、創業家家族の群像劇をクロスオーバーさせた脚本は面白い。会社を大きくした功労者である父がベストと考える経営哲学と、銀行員としてさまざまな経営者を見てきた長女が考える未来に会社を残すための経営哲学が真正面からぶつかる。まさに、取締役会のゴングが鳴るのである。

今作は、主宰の中村ノブアキも出演している。父親が頼りにした信金マンで、線の細い誠実そうな社外取締役という難しい役をこなした。ある意味、自分へのあて書きだったのかも。

月の兎

月の兎

miwa produce。

πTOKYO(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/06/21 (土) 13:00

台本の構成、演出素晴らしい。キャストのそれぞれの役に真摯に向き合う姿と情熱のこもった演技力に心を動かされました。愛と希望、友情、どの場面をとっても感動があり、圧巻でした。生演奏が入り、更に劇場の臨場感が高まり、誰もが展開されていくドラマに惹き込まれました。ぜひ再演を!

キンギンヒシャカク

キンギンヒシャカク

Soymilk Stage

シアターサンモール(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

行けなくなったという知人の代わりに拝見。明るくて楽しい舞台だったが、このチケットの額面を考えて点は少し辛めに。

黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ミステリアスな展開だけではなく、観客を愉しませようという作り手の意気込みが感じられる、サービス精神旺盛な舞台。

ネタバレBOX

冒頭のダンスからしてそうだが、舞台全体が何かに操られているかのような趣き。奥の壁からのぞくLPのジャケが、この手のバーには似合わぬものなのも可笑しい。
『from HOUSE to HOUSE』

『from HOUSE to HOUSE』

終のすみか

劇場HOPE(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/20 (金)

終のすみか の企画名が「from HOUSE to HOUSE」で、上演作品の題名は『Deep in the woods』と言う作品の上演を拝見しました。
森の中に深く迷い込み、暗い闇に言葉を頼りに、手探りし合う様な現代会話劇。
3人の俳優が登場、武田知久 vs. 串尾一輝+田崎小春の図式での展開なのだけど、武田知久 vs. 串尾一輝 vs. 田崎小春でもあった。
青年団の上演をなかなか観れない今、青年団の二人が出演しておられ、戯曲自体しっかりした会話劇であり、アフタートークに登場された贅沢貧乏の山田由梨さんも(作/演出の坂本奈央さんは青年団の出身かと)勘違いしかけておられた様に、少しその風を感じることが出来た。
そして田崎小春さんのこれまでとはまた違う役柄を拝見出来た。

黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

黒いのは大抵、白いのよりほんの少し高い音で鳴く。

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

意味深なタイトルに惹かれて鑑賞。素晴らしい舞台でした!
登場人物のつながりなどの構成も良かったです。1人1人の思いがつながって、ある人物が命を落とす結末でしたが、感情移入するくらい役者さんの演技も素晴らしかったです。
また、ナレーションのテンポが良く、笑えました。最後の役者さんとのハイタッチ、初めてで緊張しましたが、元気をもらいました。サービス精神がすごいですね。
次の公演がありましたら、また観に行きたいです。

料理昇降機

料理昇降機

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

やはり役者同士の間合いが最高ですね。個人的にはピンターの地下室を最も再現していたと思います。不条理だけど、どこか滑稽な不思議な空間でした。

ドウトク

ドウトク

!ll nut up fam

studio ZAP!(東京都)

2025/06/12 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

真田林佳さん出演。
餓(うえ)チームを観劇。3チーム制。

何度も再演されている人気演目。エンタメ要素はなく、メッセージ性の強い演目です。

2月に公開されたキャスト募集には以下の条件が書かれていました。

死刑囚52:主人公(男性30代〜)
死刑囚313:暴力的な殺人鬼(男性20代〜)
死刑囚489:純粋な殺人鬼(性別問わず20代〜)
死刑囚23:猟奇的な殺人鬼(性別問わず20代〜)
死刑囚159:芸術的な殺人鬼(性別問わず20代〜)
死刑囚043:望まない殺人鬼(性別問わず30代〜)

真田さんは前回と同じく489役。普通の演目であれば「不思議ちゃん」に分類されるかも知れません。この演目では「純粋」という表現で納得です。

ネタバレBOX

オープニングが前回とだいぶ違いましたね。6人順番に呼称=番号の紹介があったのは良かったです。前回は無かったと記憶しています。

そのあとの展開は前回とほぼ同じ。
演者さんの個性が、とくに52と313に表われるような気がします。前回は朧チームを見ましたが、見るからに313の方が体格で勝っているので、52が疲れた状態でそのまま挑むのが不自然にも見えたのです。
今回の餓チーム52の大力さんは大柄で、313の麻生金三さんと良い勝負になりそうでした。見た目の勝ちそう・負けそう はけっこう大事な要素な気がします。

最後に489は52に自分を刺させるのですが、前回は52が戸惑いながらも自分の意志として刺したと記憶しています。今回は489が52の腕をつかんで自分の方に強く引き寄せて刺されました。比較すると52の意志が薄いと感じました。台本では表現されない範囲です。前回と変えたのかチームで差があるのかは分かりません。

489は真田さんしか見てないのですが、演者さんによって印象が大きく違うのは想像できます。メッセージがあるとすれば、そのキーになる役割と思います。52は後悔するのでしょうか、それとも?

159の百餅さんの、目をギョロギョロさせた演技が印象的でした。劇中で気になってしばらく観察していたところ、まばたきしない時間がすごく長いんですね。心配してしまいました。

この演目は全員ほぼ出ずっぱりなので、ずっと演技をしていることになります。上演時間は80分くらいかな、自分のような素人には想像もできない長時間。いまさらながら、舞台役者さんはすごいです。いつも敬意をもって拝見しています。
ザ・ヒューマンズ ─人間たち

ザ・ヒューマンズ ─人間たち

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/06/12 (木) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

変わっているというか、独特な作品と感じる。新国立はしばしば独特な作品を舞台にかける(失敗作としか思えないものもあったが)。最初から、やたら明るく騒ぐとりとめのない会話が延々続き、物語が始まる気配がないようにみえるが、その会話はだんだんどこか妙な感じになってきて、登場人物たちがそれぞれ何かにこだわっていたり逆に何かを隠しているもしくは避けていて突然会話が途切れたり話題が変わったりする。なぜかときどき誰かが暗い表情をしている。何と言っても階上から聞こえてくる不気味な音響が感謝祭のホームパーティの先行きに不安を感じさせる。いったい、この家族は最後にどうなるんだろう、と。
ザ・ヒューマンズというタイトルも意味深だし、ちょっと変わった不思議な演劇だが、会話のどこか妙な感じや不安感、鬱屈さを表現する演出や演技は見事で、演者が作品の性質や各セリフの目的をきちんと理解した上での演技なのだろう。あんなとりとめのない会話をプロンプターなしで演じられるのはある意味すごい。
観ている最中は何だかよくわからないが、観終わった後にやっと全体が俯瞰できて理解できるような作品と思う。

センスセンスセンス・オブ・ワンダー

センスセンスセンス・オブ・ワンダー

三月倶楽部

OFF・OFFシアター(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日に観劇。
木村美月さんは、自分、2年前の『幽霊塔と私と乱歩の話 』がすこぶるお気に入りでして。
今作は、そのラインの作品。
幽霊塔が追憶のファンタジーなら、今作は癒しのファンタジーかな。
ちゃんと幻想味を感じられる芝居って意外と無い。

演者も、美術も、小道具も、作り手の興味、趣味、好感が詰まった世界に迷い込む感じ。
旅する二人の抱える現代性。旅の目的は、完売してる新作のカードを手に入れるためってのも現代的。
目的地は田舎のコンビニ。

レイチェル・カーソンがタイトルでピックアップされてるし、引用も実際されますが。
他の各種色んな作品も時には間接的に、はっきりとわかりやすくもあり、で。
それにべったりってわけじゃないです。むしろ、自分は宮沢賢治オマージュを強く感じたり。
作中のとある登場人物が夢中になっていた一冊(レクイエム)は、今度読んでみようと思った。

色んな場面転換があって、そこは観てて楽しかった。
小道具の使い方も可愛かった。お前、それ出来るんだね、みたいな。

ミステリー要素もあった幽霊塔に比べると、もっとまっすぐにこの作り手の世界観に浸る感じで。
起伏という点だと単調さも感じはしたけど。
この居心地の良さは、悪くない、尊いなって思いました。

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