
ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』
ギア公演事務局
ギア専用劇場(京都府)
2015/10/08 (木) ~ 2018/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
会場に足を踏み入れた瞬間から異次元空間を感じさせる演出。舞台が始まってからは息もつかせぬ展開で、ただただ楽しめるショーと思いきや…終盤はググッと涙こみ上げるシーンも。今年1月初観劇してから、結局10回以上観てしまった。2018年度も通うつもりです。

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった!舞台を観てこんな高揚感を味わったのは初めて。これまでのストーリーの主要人物を全員登場させるシーンには、一瞬何が起きたか理解不能。事態が飲み込めてからは涙をこらえながら、もう心の中でずっと手拍子足拍子、心拍数が相当に跳ね上がっていた。五彩の神楽の集大成に相応しく、自分の人生に影響を与えるレベルの感動作だった。

賊義賊 -Zokugizoku-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/09/22 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
オープニングから圧倒された。重くなりがちな殺陣をこんなコミカルで明るいショーに仕立てられる竹村さんの新たな才能に感動した。ストーリーも分かりやすく中村るみさんがまさにはまり役。五彩の神楽の1話から4話の4作品の中で、意外性を突かれた分、一番好みだった。

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
2度目の観劇!
一回観た後にどうしてももう一回観たくなり千穐楽に当日券を求めて観に行きました!
その回の当日券を求めて30人ぐらいの人が来たのではしょうか?
立ち見の人まで出ていたのでその作品の素晴らしさを物語っています
第5章はもう大きく期待を裏切られました!
各章の主役の人が最後に出るのでは?となんとなく第1章を観た後に予感をしていましたが
その表現がもう堪らない、私の期待以上の魅せ方の演出が素晴らしかった!
次々と出てくる第1章から第4章までの主役に各章出ていた人たちまでも登場!
赤星さんやりなっちが出て来たときにはワクワクの震えが抑えられませんでした!
そこからのエンディングまで最高のパフォーマンス!
アクションモブの連携ある動き!
西分さんの凛とした表情に殺陣!
吉田さんの低い構えの殺陣!
中村るみさんのポップで俊敏な動き!
表情も堪らない!
赤星さんのスピーディな殺陣!
そして竹村さんの変幻自在の殺陣まで
5章全てが色々と楽しませてくれた
全て観てきたから最後は感動しました!
私の中ではスタンディングオベーション!最高でした!
もう思わず久しぶりDVDを予約しました!

『北国の春』『サド侯爵夫人(第二幕)』
SCOT
吉祥寺シアター(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

荒れ野
穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/22 (金)公演終了
満足度★★★★
space雑遊もはずれが殆ど無い劇場の一つ(個人の感想です)。公演そのものが上質(利用劇団も上質)という事もあろうが、劇場の作りも恐らく無関係でない。芝居の世界と現実世界の境界を意識させない、舞台の熱量が客席にダイレクトに伝わる・・。理由は判らないがスズナリも雑遊も、「黒」(闇)が蠱惑的だ。
桑原裕子作演出@アルカンパニー『荒れ野』には期待しこそすれ不安など過ぎりもせず。三浦大輔作演出@アルカンパニーも雑遊で緊迫の舞台だったが、そのハードル?をものとせず桑原女史の筆が乗った様子が浮かぶような気持ちの良い舞台だった。冒頭、鼻歌から熱唱に至る「あなたならどうする」。音楽畑の中尾諭介の耳をくすぐる美声で幕を開ける。掴みはOK。深夜の大規模火災から逃れて、知人の女性のマンションの一室にやってきた三人家族(父母と学生の娘)。ところが一人暮らしの彼女の部屋には一組の親子が我が物顔に出入りしていた。
一軒家を建てた家族は、マンションのテラスから火災の方向を見ながらも、この距離は「家(家族)」の現在と歴史を、客観視することを可能にする。設定のうまさ。謎の親子の正体が物語の傍流とすれば、本流は避難してきた家族、特に夫婦関係と、学生の頃からの知人である独身を貫く女性(部屋の主)との関係。家が無事かどうかを見届ける事を諦めた後、深夜となった後半、話は現在から過去へ、本腰を入れて突入。ビビッドな話題を推し進めようとするのは妻。学生時代から夫は部屋の主の女性に思いを寄せていて、今もそうだ、それが証拠に・・。増子倭文江が、妻役を実に実に好演(「ボビーフィッシャーはパサデナに…」を彷彿)。
桑原女史の<おばさん愛>が涙に霞む、一夜の物語である。

白蟻の巣
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2017/03/02 (木) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
舞台は戦後のブラジル・サンパウロ。コーヒー農園を経営する中年夫婦とその使用人夫婦を軸に物語は展開する。じめじめした熱帯雨林の湿度のように(行ったことないけど)、女主人・妙子の退屈と倦怠にまみれたじっとりとした情念に、ほかの登場人物たちそれぞれの情念が交差し重なり合い、徐々に緊張が増していく。中盤から物語は展開していく。2組夫婦のW不倫の描き方はエロスであった。
再び心中を図る女主人と使用人の夫。それを知った使用人の妻・啓子が主人の刈屋を罵倒すると、刈屋は啓子にありありと感嘆しその足にすがりつき、「お前は太陽だ、ブラジルの太陽だ」と繰り返す。そこ、その言葉にぐっときましたね。戯曲で読んでクサいな〜と思ったのだが、見事に立ち上り。刈谷の告白・独白が始まり、刈谷夫婦の過去や想いが語られる前の、分水嶺のような台詞でした。

わが兄の弟
劇団青年座
紀伊國屋ホール(東京都)
2017/04/07 (金) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
平日の夜に1人で来てるサラリーマンがいる劇場、いいですね。マキノノゾミさん作の、チェーホフの人生・人間像を描く作品は、大人が楽しめるビターな味わいのエンタメ。19世紀末の大きく揺れる時代背景と、家族の日常がていねいに描かれ。ラストの変わり果てたニーナ役の女優さんの演技は真に迫っていて、周りからはすすり泣きが聞こえた。そしてまずもって、青年団の役者さんたちの声はよく通り、音のボリューム、高さも抑揚もバリエーションに富むという、声の表現力がすごいですね。プロの基本なのだろうけど。

忘れる日本人
地点
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2017/04/13 (木) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
冒頭から役者7名はカニ歩きをしながら熱量100%で発話。そしてそれらは、しばしの間ではなく劇のベースとして継続するのである。恐るべき基礎(身体)能力。
おととしのAAF戯曲賞を受賞した齢28の松原俊太郎さんの戯曲は、1つの物語というより世界の断片。詩のような、脈略があるようでないような、言葉がとにかく強烈に発せられては消える。
ラストシーンの、舞台上からこちらを一斉に見る顔たちにはぎょっとした。すごくメタフォリカルな印象的なシーンだった。
終演後は、芸術監督の白井さんと、地点演出の三浦さん、作の松原さんのアフタートーク。三浦演出の手法も具体的に聞けて、めっちゃおもしろかった。松原さんの戯曲が掲載された雑誌も入手した。

アトレウス
演劇集団 砂地
吉祥寺シアター(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/13 (月)公演終了
5つのギリシャ悲劇をもとに紡がれた物語。いかにも古典的に始まったあの冒頭からあの展開は予想できなかった。中盤以降、どんどんと衣装も発話も音楽も現代的になっていく。最後はZARA店内でかかってそうなダンスミュージックに乗せて劇場の外の現在の世界と同化するように、疾走感すら。あれはなんだったんだろうと、いい意味であと味たっぷりで劇場をあとにした。
娘を神々の生贄に捧げたギリシャ軍の総大将アガメムノン。その妻クリュタイネストラは、夫が不在の10年の月日を愛人との情事にふけることで慰め、凱旋した夫を娘の仇にと殺害する。その10年ぶりに再会する将軍と妻のシーン、迫力あった。大沼百合子さんという女優さんの、諦念と飼いならされた復讐心、嫉妬、鋭い狂気等々、女のエロスに魅せられた。さらにそのクリュタイネストラのもう1人の娘・エレクトラ役の永宝千晶さん(文学座)も、若く美しい女が、だんだんと女将軍のように強くたくましく威厳をたたえていくのが魅力的だった。
そして、途中からボーンと入ってくる音楽は、トリップホップ!Smith&Mightyの『Same』、MASSIVE ATTACKもかかっていたか。低音ベースラインがボーンと一拍目で入ると同時に、舞台空間が縦横大きく転換し、物語も大きく展開するというその一瞬間がたまらなかった(トリップホップ好きだし)。全然主眼じゃないだろうけど。。ギリシア悲劇と、トリップホップの空間を切り開くベースラインと浮遊感がめちゃめちゃ合ってるように思え、そんな”この一瞬”を観れたのが満足。

管理人
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2017/11/26 (日) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
トラムは小劇場と言われるが、本多と同様決して狭くない。天井も高い。その舞台いっぱいに奥行きとタッパのあるアパートの一室がズドンと、イイ具合にリアルに作りこまれ、のっけから目がさめる。記号としては窓のある奥の壁、そこから手前に広がる舞台式遠近法(右端の席だったが横の壁がギリ見えた)。唯一の出入口(ドア)が下手手前。右手前と左手奥にベッド。これらをランドマークに見ようと身構える。が、程なく「人物」にひきこまれた。
男3人の芝居。アパートの所有者、及び住人である若い兄弟(溝端&忍成)、そこへ連れられて来た中年(老年?)下層労働者(温水)。場面は暗転を挟み、時系列で進むが、観客は「初めてこの部屋にやってきた」労働者の視点で、謎めいた兄弟を眺める事になる。失職したばかりの労働者にとって、招き入れられた場所=アパートは重要なアイテム。このアパートと兄弟を巡る事情が少しずつ明らかになる経過と、労働者がふいに手にした恩恵を増幅させようと(まるで僅かな稼ぎを一攫千金とギャンブルに投げ出すノリ)奇行に走る哀れ。考えの無い行動が引き起こして行く結末は、不信仰なキリストの弟子らを思い出させた。私らの日常の中でも生起しては過ぎて行く何とはない光景を、ピンターは人生の本質を照らすものとして(あるいは、であるかのように)、絶妙な筆でサスペンスフルに描き出している。
ピンター作品初見は数年前の新国立『温室』、深津演出は美術が抽象的、演技も機械的で残念ながら「戯曲」を読んだ面白さを超えなかったが、今回の森新太郎演出は(演目は違うが)美術も衣裳も、演技もリアルベースで見せた(通常の)劇。リアルな人間像から立ち上る奇異さ、不気味さが、観る者にとっては快感。終演後に拍手したくなるのは役者が体を張って表現したものを受け取った、という実感からだろう。
著名俳優の競演には逆に心配もよぎったが予想外の(失礼ながら)出来。

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜
Bobjack Theater
萬劇場(東京都)
2017/12/28 (木) ~ 2017/12/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても暖かいお話でした。
年末にぴったり!な、夢のあるお芝居です。
ネタばれになるから多くは書けませんが、最後はきっと、リボンが欲しくなりますよ(*^O^*)

髑髏城の七人 Season月
TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線
IHIステージアラウンド東京(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2018/02/21 (水)公演終了
満足度★★★★
上弦の月「360度全てに展開されるステージ」を体感しました。1度は観てみたいと思っていたので今年の観劇納めとしてはとても良かったです。舞台セットと映像と登場人物たちが繰り広げる物語も面白かったです。下弦の月も観たくなりました。
あと、できたら小柄な私でも舞台の前の方も見えるようになると良いかと思います。舞台に傾斜があったり、段差があったりするので奥の方はけっこう見えるのですが、観客側に来ると前方の人の背中で見えなくなります。まあこれは多くの劇場で泣かされることなのですが。

出てこようとしてるトロンプルイユ
ヨーロッパ企画
ABCホール (大阪府)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/08 (水)公演終了

その翼、制御不能
N-Trance Fish
ABCホール (大阪府)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/18 (月)公演終了

水の泡
〈三好大貴プロデュースBuilding〉
black chamber(大阪府)
2017/07/07 (金) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜
Bobjack Theater
萬劇場(東京都)
2017/12/28 (木) ~ 2017/12/31 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/29 (金) 19:00
座席E列12番
年末にふさわしい、かつ前向きな内容。笑いをベースに持ってきてはいるが、しっかりとした思いがある台本。全体を通じて、「間」がいい。キャラも立っていて分かりやすかった。どの役者さんも台詞がしっかり聞こえて、その点もストレスなく見れて良かった。

通りを抜けて、街を背に
DanieLonely
公園前スペース いろは (地下鉄御堂筋線「昭和町駅」4番出口より西へ徒歩3分)(大阪府)
2017/12/29 (金) ~ 2017/12/30 (土)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/12/29 (金)
どんな話でもホッコリ暖かい気持ちにさせてくれる♪今回もそんなダニエルの魅力が存分に詰まったお芝居でした☆暗いの苦手なんで暗転の長さが気になったけどオープニングで【このお芝居面白いわ♪】ってすぐ分かる設定がお見事でした☆師走にダニエルのお芝居観るのがもはや楽しみな行事になっちゃってます(^人^)

高校演劇サミット2017
高校演劇サミット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/28 (木) ~ 2017/12/30 (土)公演終了

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
めちゃくちゃ面白かった。計6回観に行きました。五彩の神楽の最終章に相応しい内容で、過去4作品を観ている人は勿論のこと、初見の人にも充分に楽しめる内容だと思います。最近壱劇屋に加入し、今回壱劇屋舞台初出演の高安智美さんが抜群の存在感を見せてます。