
ぬいぐるみおじさんと夢みる鏡
レティクル座
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2025/04/18 (金) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/20 (日) 13:00
5度目の再演という短編と新作中編のカップリング。
パセリ(どころかエビフライやハンバーグまで!)を擬人化するにとどまらず人間と会話までさせてしまうとかおじさんがぬいぐるみになって想う相手を見守るとかどちらも発想がブッ跳んでいるがそれぞれきちんとテーマがあるファンタジーとして成立しておりただの(自称しているところの)「ナンセンスコメディ」に終わらないのがレティクル座のレティクル座たる所以ではなかろうか?(私見)
また、パセリ、エビフライ、ハンバーグの衣装・メイクやハーフミラーを表現したフレームの使い方など舞台美術面にも感心。

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了
実演鑑賞
登場人物が多いわりに人物設定が分かりやすく、とても自然に観ることができました。スナックでこの話が全部完結するのも面白いですね!モニターによる演出も楽しかったです。

なべげん太宰まつり『散華』
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2025/04/29 (火) ~ 2025/05/02 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
太宰治好きは必見。絶対観た方がいい。
作家(桂憲一氏)がガールズバーのキャスト(木村慧さん)を誘って海辺で酒盛りをしている。鎌倉の小動(こゆるぎ)岬であろう。酒が切れ、女をコンビニに買い出しに行かせる。そして一人になると用意していた錠剤と酒を煽って昏倒。太宰治に傾倒していた売れない作家は七里ケ浜心中を模した自裁を選んだのだ。
遠くで半鐘が鳴っている。靄がかったあやふやな景色。作家が目を覚ますと太宰治(大井靖彦氏)が横に立っている。時代は丁度七里ケ浜心中(1930年11月28日)のすぐ後、女給・田部あつみ(本名はシメ子)だけが亡くなった心中崩れ。絶望的に落ち込んでいる太宰治を励ます作家。「貴方は日本文学を背負って立つ人間なんだ、小説を書きなさい!」
果たしてここは何処なのか?夢か現実か妄想か?
MVPは太宰治役の大井靖彦氏、前回のヒトラーもそうだったが取り憑かれたように成り切る役者。
太宰治文学論にもなっていて面白い。
是非観に行って頂きたい。

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.29
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
めぐろパーシモンホール(東京都)
2025/04/29 (火) ~ 2025/04/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
迫力のあるステージで素晴らしかったです。とくにギターの演奏が素晴らしかったです。ダンスですが、最初のオープニングで振り付けを覚えていない方がいたのがちょっと残念だったかなと… 舞台だったらセリフを覚えていないでステージに立つようなものでちょっと残念というかがっかりというか「それはいくらなんでも…」だったかなと。

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽しい演劇でした。よく練られた作品だと思います。登場人物の立場に立ってよく考えられています。そこそこ明るかったのであまり重くは受け止めませんでしたし、今後の若手の躍進をお祈りします。

神様の家庭菜園
夕方5時のチャイム
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/26 (土) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

槍と大学
劇団狸寝入
関西学院大学・上ヶ原キャンパス旧学生会館2階・ママ上ホール(兵庫県)
2025/04/26 (土) ~ 2025/04/28 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
関学唯一の演劇サークル
うーん🤔関関同立の演劇サークル結構拝見させて頂いてますが…
内容も演技力も大学生感満載で、昔の神無月の様なパワーと脚本力に欠ける
次回に

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ハズレのない9-Statesであるが、これはグッとくる一作ですね。一筋縄ではいかないストーリー展開に引き込まれます。

零れ落ちて、朝
世界劇団
三重県文化会館(三重県)
2025/04/12 (土) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
広島公演を鑑賞しました。
圧巻の一言です。俳優から、舞台から、音響、照明から、力強いエネルギーを全身に浴び続ける100分。
いま世界に起きてる異変を知らず生きることは、無垢で無邪気なようで実はグレーなのかなと思いました。
多くの方に見ていただきたいです!

ピエ・イエス
ミュージカル座
劇場MOMO(東京都)
2025/04/23 (水) ~ 2025/04/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ピエ・イエスとはラテン語で『慈悲深いイエス』という意味になるそうです。
はるか大昔の原作の世界ですが、今の出来事のように生き生きと描かれており、スッと物語に入り込めました。
生の歌声が登場人物たちの葛藤や叫びを鮮やかに描き出していて、ミュージカルとしての完成度の高さも感じました。
最後に今も戦争が起きていて、この歌を捧げますという言葉とともに静かに歌われたピエ・イエスが、雨模様の天気と重なって、印象に残りました。素晴らしい演劇を観させていただき、ありがとうございました。

ぬいぐるみおじさんと夢みる鏡
レティクル座
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2025/04/18 (金) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
<パセリ農家の悲願2025>
最近パセリ見ない気がする、というかみじん切りなら余裕…とか思いながら。これからは残さず食べます!
<ぬいぐるみおじさんと夢みる鏡>
分からないけど分かるおじさんの悲哀。おかしいんだけど応援したくなるし胸が熱くなる不思議。

なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
ただいま 配信鑑賞中🎶
劇場で観て
それぞれが抱えるもの 想いを知っている分…
“どんな想いで あの言葉を聞いていたのだろう”
“どんな想いで 話していたのだろう”と…
登場人物 それぞれの 胸中考えると
観るたびに 涙が止まりません^^;
円盤化は難しいらしいので…
ぜひっ!!
再演 地方公演 してほしい 作品です♪♪

絵本町のオバケ屋敷 〜愛!いつまでも残るの怪!〜
優しい劇団
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/04/19 (土) ~ 2025/04/19 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「舞台と客席をひとつにする熱狂」
開演前の舞台上には出演者たちが談笑したり準備運動をしたりするなか、作・演出の尾﨑優人が客席に向けて前説を行っている。通し稽古をしておらずほぼぶっつけ本番であることに動揺の笑い声がたびたび起きた。

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まちがいない劇団さん。暗転でのモニターも秀逸。考えさせられるフレイズ。ラストまで目がはなせない。すばらしー!

遠巻きに見てる
劇団アンパサンド
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/04/18 (金) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「いくつもの不条理に翻弄される人々」
登場人物が何気ない会話を重ねるなかで日常に潜む不条理をあぶり出す秀作である。

アルカの板
9-States
駅前劇場(東京都)
2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

逆光が聞こえる
かるがも団地
新宿シアタートップス(東京都)
2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/27 (日) 17:00
お気に入り劇団の新作。少しテイストが変わって、さまざまな形でのハラスメントを扱う。面白い。(3分押し、2分ほどの前説込み)121分。
若手劇作家・演出家の不破は、高校時代の同級生・仙田と出会うが、仙田をいじめていたことを思いだし…、から始まる物語。さまざまなハラスメントが出てきて、良い意味なのだけれど、「後味」が悪い。劇団員・宮野が前説を語りつつ芝居に入る展開はいつもの通りだが、前半はテンポよく展開される物語は徐々にリアルになり、痛々しいシーンもあったりして、終わり方も納得できるというエンディングではないということで、「後味が悪い」。あえてその後味の悪さを追求したあたりが、ちょっとテイストが違うということ。とても楽しませてもらった気がする。
本劇団は『意味なしサチコ、三度目の朝』を観て以来、7作連続で星5つを付けているのだが、星5つは1/10の私としては稀な劇団。本作品は同作品とちょっとテイストが似てる気がする。次回作が『意味なし…』の再演と言うのは非常に興味深い。
手慣れた役者陣が多い中で、百瀬葉という逸材を発見。このあたりが、「女優系」の醍醐味だな。

拘ったところでたかが文字
劇団皇帝ケチャップ
新宿シアタートップス(東京都)
2025/04/16 (水) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
昼にTeamクリームソーダ、夜にTeamホットケーキを同じD列5番で観劇。
とある文学賞受賞作品発表の日、偶々喫茶店に集ってしまった5人の作家と関係者、その中には店のオーナーと高校時代に文学サークルで同期だったが2年前から犬猿の仲である2人もいて……なワンシチュエーションコメディ。
賞の発表前の不安や犬猿の仲の相手と同席するいら立ちなどで暴言・悪態を口にする作家とそれに振り回させる担当編集や関係者という状況は自然でリアルな会話が特色の吉岡作品にぴったりだし普段は「もう少し間があっても良いのでは?」という速射会話もテンポの良さとなり追い風状態。
あと、悪気はないが思慮もない(毒)ので思ったままを口にして敵を作ったりトラブルのもとになったりする人物を配したのは見事♪

SEXY女優事変ー完結篇ー
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2025/04/24 (木) ~ 2025/04/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
毎回「今やってるぞ」と泡食って観に行くパターンだから公演も後半になる。芝居も熟して来た頃合いを観ていたのかも。
今作は前説からの前口上で望月六郎が「全く書けない」と団員の前で白状し「力を貸してくれ」と頭を下げた、という導入である(語りは名調子)。やんわり覚悟をおし、と観客に含める魂胆かと様子を窺いつつ、観る。
これまでは話がぶっ飛んでいようが捻じ伏せていた鉄壁が揺らいで(ドガドガにそれ言うかと突っ込まれそうだが)何かと大変な舞台であった。が大技も繰り出して作者の居直りのようにも。伏線は回収を拒んで引っくり返るし、がっつり感情移入させたかと思えば引っくり返すし、で骨格まで砕いちゃドラマが残らないでしょ、という。。
あとこれはガチな不服になってしまうが、楽曲と踊りのカタルシスがドガドガでは毎度訪れそれが私には買いであったが、今回は沸点を超えるものがなかった。私は楽曲そのものの問題と感じていて、今作が作曲家を駆り立てるドラマツルギーに欠いたせいかと考えたり、芝居のボルテージとの兼ね合いなのか踊りのキレの問題か「東洋館での最後の公演」と聞いた寂しさがそぞろな観劇にさせたのか、等とも考えてみるが、何とも。
生きる場の厳しさが折節に吐露されるのは毎回の事とは言え、今作ではリアルな今に重なり、更に現実の(素の)彼女ら彼らに重なるように迫って来た故だろうか。。
何故か俳優ら一人一人の生々しい姿が俯瞰でなく間近な距離に感じられ、心配などしてしまったりしているに及んでは、これはアイドルとファンの構図にシフトしてないか?という否み難い感覚が(元々その気が濃厚な劇団ではあるのだが、、。)。
しかし梁山泊ゆかりの石井ひとみや小檜山(かなり昔になるが)、唐組所縁の岡田吾一等ドガドガ舞台を毎度彩る面々の面白さも個人的には買いであり、ドラマの骨格も大事にね、と願いつつ今少し見守りたい劇団である。