最新の観てきた!クチコミ一覧

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リタイアメン

リタイアメン

燐光群

森下スタジオ(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

 日本でリタイアした人々が、東南アジア諸国へ出向き、悠々自適の生活を送っているとか、いや、それほど良い物でもないらしいとか、様々な噂は風の便りに聴いたこともあろう。

ネタバレBOX

今作は、このような人々が現地で実際どのような生活をし、どのように現地の人々から観られ、或いは溶け込んで生きているのかを、数々のリサーチをベースにし、タイやフィリピンの役者達とワークショップを開いて互いに学び、意見交換し、リサーチした結果をどう演劇化するかディスカッションを重ねて生まれた創作である。無論、ドキュメンタリー作品ではなく演劇であるから、ここに描かれているのは、各登場人物の在り様を通じた人間関係の妙であり、社会性や喜怒哀楽そして海外で生きることを内と外から見る、或いは見られる複合的な視座とこのような複合的視座の上で選択される判断が、どのような展開を遂げることになるかの演劇的見取り図である。と同時に現代日本が置かれている世界状況を大方の日本人の閉鎖的視座からではなく、外側から見ている点が興味深い。
 また、今後、この植民地で確実に起こることになるであろう原発人災に対し、政府が如何様な対応を採るかについても最もありそうな想定で描かれている点も見逃せない。前中盤までの文章と最後の文章が如何様に繋がるのか? は観てのお楽しみ! 
ゆ

なかないで、毒きのこちゃん

高円寺小杉湯となり湯パート(東京都杉並区高円寺北3-32-2 湯パート103)(東京都)

2018/01/02 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

解体予定のアパート1室が会場で、間取りは1K。前日までの作品を1つか2つ上演し、その場で作り上げ、最後に通しで上演。試行、作り上げの過程が観れて面白い。役者には無茶な企画だが、実力派が選ばれている。長時間で飲食OKなので少なくとも飲み物は持参すべし。

White Labyrinth

White Labyrinth

ニッポン放送

天王洲 銀河劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

第1幕と第2幕の落差がすごい!どちらも良かった!

ネタバレBOX

中原中也の詩にのせて暗く激しく音楽やダンスが展開される第1幕。それが第2幕ではウサギやパンダの着ぐるみで登場。祝祭色の濃い楽しい舞台になっていました。どちらも素敵でした。
郷愁の丘ロマントピア

郷愁の丘ロマントピア

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/11 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

■約105分■
構成が見事でした。

滅びの国

滅びの国

ロ字ック

本多劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

■約155分■
人の弱さへの温かい眼差しを感じる好作でした。

シンクロニシティ2018∞

シンクロニシティ2018∞

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2018/01/05 (金) ~ 2018/01/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/08 (月) 18:00

座席D列3番

1998年12月、シアターVアカサカでの初演が滅法面白かっただけに2000年2月のシアターTOPSの再演でラストの変更が残念だったが、18年ぶりに雪辱?(笑)
初演時のワクワク感が甦った、と言うか「あー、そうだったそうだった!」と当時の感覚を思い出しながらなのでダブルのワクワク? そして改めて知的好奇心をくすぐる作品だなと。さらにラストで「だから今なんだ!」と納得。
いやぁ、長生きはするもんだ。

私の家族

私の家族

トリコ・Aプロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

“おかしな状況”がごく当然のように淡々と描かれる、ストイックに徹した会話劇。ドメスティック・バイオレンス(DV)がいかようにして成り立ち、存続しうるのか。その仕組みをまざまざと見せつけてくださったように思います。上演時間は約1時間45分。

ネタバレBOX

突き放したエンディングがとても良かったです。
神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~

神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~

劇団自由人会

神戸文化ホール(兵庫県)

2018/01/19 (金) ~ 2018/01/19 (金)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/19 (金) 19:00

セット、すごかった!特に船!最後には動いた!びっくりでした。
セリフ無くても動きや表情でずっと演技をされている近澤ゆうきさん。
目が離せませんでした。

イッコクを争う人たち

イッコクを争う人たち

カンセイの法則

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2018/01/19 (金) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

誰が誰を騙しているのか最後まで分からない練りに練られたストーリーが秀逸でした☆そして【一番騙されたのは観客だった】という【ヤラレタ感】がとても心地良いお芝居でしたね♪

十文字鶴子奮戦記 外伝

十文字鶴子奮戦記 外伝

劇団カンタービレ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

前に見せていただいた「新入社員のいじめ方」の芝居がとても面白く印象に残っています。今回も期待して出かけたのですが私好みの芝居ではありませんでした。でも芝居にかける役者さんのエネルギーと迫力は十分に伝わりました。舞台装置の早変わりも素晴らしかったです。

らん

らん

秦組

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇後の満足感というのは「面白かった!」「感動した!」等の手土産をどれだけぶら下げて帰れるかともいえますが、まさに大漁!もう胸いっぱい、お腹いっぱいです。

悪政に苦しむ極貧の村民、更なる底辺に属する毒地で暮らす賤民の人々。
その一人、苛酷な境遇ながらも賤民ゆえの逞しさと結束の強さに包まれ、青春グラフティーさながらに恋をし、明るさ、真っ直ぐさで楽しませてくれる少女。
しかしその先には、青春モノというにはあまりに血生臭く、少女はおろか彼女を祭り上げ、裏で画策する大人達さえもドツボの争いに巻き込こんでいく悲劇。

観劇前には「予言」というキーワードから『マクベス』をイメージするところがありましたが、実に日本人的泥臭さと、闇が光を、光が闇をより際立たせるコントラストが鮮やかな展開で振り幅大きく心揺さぶられました。
ふんだんに盛り込まれた殺陣シーンでは、どれもが単純に善と悪が争う図式に当てはまらず、両者のバックボーンが充分刷り込まれている為、どちらが斬られても「あ~っやられちまった!」と心穏やかではいられない連続・・・

今年初の感動泣き。
「より激しく、より切なく、より残酷に・・・」
感極まり、気持ちいいくらい涙たくさん流させて頂きました。

ネタバレBOX

主演2名が未成年、ソワレは終演時間に規制がかかる為、凝縮されたバージョンとなり、マチネの回はそこを気にせずに上演時間も若干長くなっています。と作・演出家さんからの説明。
研ぎ澄まされたソワレのバージョンの方が好みだと考える方もおられると思いますが、私は創り手の表現したいモノが全部つまったバージョンなら、もう大歓迎。
実際、長さなど意識するヒマもなく、終始全て丸ごと全部楽しめました。

主役の松本来夢さんは初舞台という事でしたが、周りの役者さんのフォローもあり、その愛らしさが生かされた演出。
彼女「らん」を一角とした五人の恋愛模様が何とも切なく、「らん」に思いを寄せる「イタチ」の殺陣シーンが涙腺崩壊の突破口でした。
夢-戦華-

夢-戦華-

劇団fool

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

十文字鶴子奮戦記 外伝

十文字鶴子奮戦記 外伝

劇団カンタービレ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがのカンタービレさん、期待通りのドタバタコメディ全開の舞台で楽しかったです。今回は外伝とのことで、本編を見たことがなかったのですが全然気にならないくらいに楽しめましたよ!帰り際にはレデイース姿の皆さんの迫力に圧倒されて記念にTシャツを購入。カッコいい〜〜握手してもらえばよかったなあ〜〜

家族はつらいよ

家族はつらいよ

松竹

三越劇場(東京都)

2018/01/02 (火) ~ 2018/01/25 (木)公演終了

鑑賞日2018/01/03 (水)

映画を見ているので、内容を押さえつつ、舞台版を楽しむ。お正月から三越劇場で観劇!なんて感激しました。カーテンコール時に一人一人の挨拶もあり「新劇」って??今はどうなのかなぁと思ったりもしました。

夢-戦華-

夢-戦華-

劇団fool

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

キャストの方の熱演はもちろん、踊り、殺陣も格好良く10周年記念公演にふさわしい作品。ストーリーも熱く、そして温かさにあふれ号泣必至なのでハンカチ(タオル)の用意を。foolさんは観劇好きな人も演劇を観るが初めてな人にもお勧めできる劇団です。

私の家族

私の家族

トリコ・Aプロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

作者は「私が加害者だったかもしれないと」と考えるらしいが、私は加害者にもあるいはこういう事件の被害者にもならないと思う。が、100%自信をもってそう言えるだろうか。私も含め誰にでも起こり得ることなのだろうか。なあなあの人間関係は続けない方がいいし出来れば断つべきと私自身の他人との関係性を見直してみようと思った。

ネタバレBOX

実際の事件もこの芝居で起きてることも理解不能だしただ気持ちが悪いだけだ。他人に洗脳されたり精神を支配されることが自分には起こり得ないと信じてるからだが、そのさまを2時間弱で描くのは難しかったのかもしれない。劇内時間は数日間の出来事と思われるが、それでもその間に他人の集団を私の家族と呼ばせるような関係性を築けてるようには見えず、ただ単に主人公が唐突に心変わりをしただけのようにも感じられた。主人公が洗脳されていくさまをもっとじっくり丁寧に描けていたらもっと楽しめたと思う。全席自由席なのに整理番号がなく入り口に近い人からの入場となったが、整理番号(入場順)を付与すべきじゃないか。
アスファルト・キス

アスファルト・キス

ワンツーワークス

あうるすぽっと(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ブラジルの脚本だから、南米戯曲の多くがそうであるように思い込みが多い。そこを日本の時代に合わせ整理上演したという。
舞台面は、スピード感もあって、コンテンポラリーダンスのような象徴的な場面を挿入しながら,進む。或る雨の日、都市の交差点で交通事故で通行人が事故死する。その死の直前に、たまたま居合わせたこの劇の主人公が求めに応じて、その直前のキスをする。それをたまたま見ていた新聞記者が、男同士のキスを興味本位で記事にする。そこから・・・
という展開なのだが、なにぶんにもほぼ70年前の戯曲である。最近ロンドンで作者の没後記念で上演したと言う事だから(演出者も同じ)そこからとっての、この日本上演だろう。
発表当時と最も違うのはLGBTに対する市民感情の変化だろう。
多分、とこれは憶測でしかないが、原作はもっとゲイについて論及していたのではないか。
今回の上演ではそこはすっぽりと抜け落ちて(あるいは抜け落ちざるを得ない事情があって)いて、ドラマはその無責任な新聞記事によて巻き起こされる、現在で言えば、情報社会、ことにSNSの跋扈に対する告発劇のようなところでまとめている。
長年小劇場で苦労してきた古城十忍(共同演出)らしい配慮で、こうでもしなければ持たない、と感じた時代感覚はさすがであるが(パンフレットにそう書いてある)それならもっといい素材があったのではないかとも思う。同じ南米脚本の名作では「死と乙女」や「谷間の女たち」の世界は舞台を巧みに問題の焦点の外に設定して時代と場所を越えられる演劇にしている。この作品は主人公が遭遇する事件を、直、同じ時間で設定して進行していくので、そのたびに時代のずれを感じてしまう。象徴的シーンの挿入もそれを避けようとした工夫なのだろうが、ロンドンはよくても東京はどうだろう。
ロンドンはゲイの先進地で、差別とは言ってはならないが、区別を市民が受け入れてその上で市民生活が成り立っている。差別は深く隠れているのだ。そこがあってのこの演出者の工夫だと思う。
出演者は小劇場出身者で、大劇場の経験もある中堅で、長い台詞を早口でよくこなしているが、やはり吹き替え演劇のような翻訳台詞が抜けていない。むしろ、日本的な解釈でもっとゆっくりした台詞さばきでやった方が観客に届いたのではないかと思う。意外にセット・美術がよかった。

ネタバレBOX

ラストは元戯曲があるから仕方がないのだろうが、現代となってはもっと別の締め方もあっただろう。こういう風に終わるなら、もっとゲイに対する家族の反応が描かれていないとなんのことやら、となってしまう。
らん

らん

秦組

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

不勉強ながら、秦建日子氏のことは2016年の監督作『クハナ!』を観たときにパンフレットを読むまで、ずっと女性の脚本家だと思っていたし、本作を観るまで、つかこうへいに師事していたことも知らなかった。もっと言うなら、観劇から離れている時間が長かったので、「秦組」として舞台をやっていることすら今回初めて知ったのだが。開演前に秦氏が出てきて、つか氏への謝辞(本作の初演時につか氏が亡くなった)を含めた挨拶をしたが、本編を観ていて、ああ成程と思うシーンが多かった。

下手寄りの5~6席分を中央通路までつぶして花道を作ったセットも効果的。音楽は3人の生演奏。殺陣もたっぷり。「らん」はどこかで見たような顔と思ったら、映画『クハナ!』で主役の小学6年生をやっていた子だったが、現在14歳。当然、映画の頃より背も伸びていたけど、手足が細くて「強さ」があまり出ず、アクションシーンはこの子の出番になるとややトーンダウンしたのは否めない。ただ、それに目を瞑りたくなるくらい、舞台としての満足度があった。

アスファルト・キス

アスファルト・キス

ワンツーワークス

あうるすぽっと(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/01/18 (木) 19:00

 ブラジルの作家の日本初演作。交通事故死に遭遇した男が、死にかけている男の求めでキスをしたことが同性愛(という言葉は芝居の中では出て来ない)としてスキャンダルになり、家族が崩壊していく、というテーマだと思っていたし、実際、悪意のある報道や警察の動きでスキャンダル化していく過程が描かれている。しかし、50年代のブラジルという説明は劇中にはないし、その当時のブラジルの文化的背景も提示されないので、単純に観ると、男同士のキスがあれほどのスキャンダルになることに違和感はある。そして、エンディングの出来事で、その「悪意」がテーマなのか、という疑問が残った。そのあたりを丁寧に描いていればと考えると惜しい作品である。

千に晴れる

千に晴れる

制作「山口ちはる」プロデュース

OFF・OFFシアター(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/18 (木)

18日ソワレを拝見(2時間)。

ネタバレBOX

プロデューサーの山口ちはるさんの虚実ないまぜな半生記かなぁw

何よりも演劇が好きな千晴は、ごく普通の生活を望む夫との離婚の報告をしに、大阪にいる母のもとへ帰省する。

新大阪行きの新幹線の車中、千晴の脳裏をよぎるものは…
夫と別れ、女手一つで自分と妹を育てた母のこと
自分の演劇好きに理解を示してくれた祖父のこと
地区大会優勝を目指した、高校の演劇部での日々
上京してからの出来事…後に夫となったヒトとの出逢いetc

まだ公演中なので、これ以上の詳細は伏せますが、最後、母親からのコトバで、千晴は気持ちを新たにします…といった2時間のストーリーでした。

私にとってはお馴染みの、倉本朋幸さん作・演作品なので、登場人物達が舞台中を駆け巡るパフォーマンスなど、ところどころに既視感がある舞台でした。
とはいえ、演劇への道を真っ直ぐに歩んでいく、素直過ぎるエゴイスト「千晴」の半生を、その周囲のヒト達との関わりを交えて描いた情景は、赤の他人であるワタシにさえも懐かしくもあり・うらやましくもあり…
観劇後も胸熱・目頭熱な気持ちがなかなか冷めませんでした。
良い時間を過ごさせてもらいました。感謝!

あと、個人的な記録用に配役を記しておきます。

千晴…田島冴香さん(熱演!)
妹・陽子…清水みさとさん
母…池田由生さん
店長(夫)、かつや先輩…奥田努さん(☜「店長」には心から同情しました、苦笑)
もえ(高校の友人)…青木真美さん
なっちゃん(同上)…でく田ともみさん
あいり(同上)…佐藤千夏さん
ゆな(同上)…絵理子さん(困り眉がチャーミングな方!)
みどり(同上)…藤井美緒さん
ひか(同上)…竹本みきさん(魔性の女、汗)
星丸(同上)…佐野剛さん
蓮池・大沼クン…佛淵和哉(ほとけふち・かずや)さん(『1999の恋人』に出てた方)
原先輩…中林翔平さん
あやか(同上)…郷間楓子さん
しずか(同上)…佐藤友美さん(終演後、ようやくご挨拶できたぁ♪)
森くん・黒っち…山脇辰哉さん
おじいちゃん・桑原先生…真心(しんしん)さん(大阪いるいる!タイプなおじさん)
旅人…松永大輔さん(人懐っこいスナフキン?!なキャラ)

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