
カッター
シアターノーチラス
RAFT(東京都)
2018/05/10 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/12 (土) 15:30
価格0円
軸がしっかりした作品でした。社員それぞれに隠し事がありましたが、毅然としていた社長にもあったシーンから面白さは加速しましたね。ただラストはもっと伝えたいことを詰めてもよかったかな。もっとゾッとさせても。
チケプレありがとうございました。

願いのメモリーラプス
空想嬉劇団イナヅマコネコ
上野ストアハウス(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
無駄なく詰め込まれた緻密な構成。さりげなくちりばめられたピースを組み上げて、ようやく見え始めた絵が一瞬にして覆される感覚は快感ですらある。なにより優しさに溢れた物語。
本日の千穐楽が最後の機会。必見。

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」
オフィス上の空
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
重い雰囲気で、後味の悪い舞台でした。サブタイトルが、女優の卵がテロリストになった理由ですが、周りに流され、洗脳されただけで、理由はないように感じてしまいました。役者さん達の熱演は良かったです。主役の真理子役の福永マリカさんの表情には、ゾクゾクでした。

俺の屍を越えていけ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/05/12 (土) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★
作品を通して観た感想としては凄い面白かった
ただし難しいのが2018年という現在の社会通念だったりコンプライアンスだったりを考えて物語を見ると全てが破綻してしまいかねない物語
昔の物語なら昔の設定にしておくべきだし、現在であればそこに帳尻を合わせていかなければいけないと思う
高木健さんの奮闘が有ってこの人を観るだけでも面白い舞台なのは間違いない
5/16追記
休演日明けの三日目から演出がだいぶ変更され(主に時代設定部分)、上記やネタバレで書いた問題点が解消されていた。それによりしっかりと物語の意図やキャラクターそれぞれの立場が伝わってくるようになってました
→この物語は時代というものに取り残された人やこれから背負っていく人、流されていく人抗う人などを映しそして流していく物語
どの立場にもなれるし、どの立場も時代遅れと嘲笑っても良い。そしてそんな中強烈なキャラクターの激しくも可笑しいやりとりを嘲笑って過ごせる良作

夢で逢いま笑
劇団ズッキュン娘
吉祥寺シアター(東京都)
2018/05/10 (木) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
思ったよりも歌や踊り部分は少なめ
物語の概要や展開はど真ん中ストレートの王道
でもだからこそ歌も踊りも内容もズッキュンと心に撃ち込まれてきて
笑わせることもしっかり忘れずそれでいて熱くて楽しかった
漫才・お笑いのM-1以降に構築された格好良さが上手く物語にハマっていて、胸のジーンが止まらない
それぞれのコンビのディテールもあるある過ぎて最高だった

「篝火」
劇団 背傳館
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★
制作側が難しくて解りづらいことを承知で表現しているので、そういうのが好きで作者とのシンクロ率が高い人は何かを得られるとは思う作品
時系列とか場所とか同時発話だったりアート的な表現とか、とにかく様々な演出を重ねて重ねてゲイジュツっぽい感じになっているので
ここまでやるか!って感じで逆に笑えてしまった
なんだろう、どういった観客を想定して作っているんだろうか、、、同じ界隈の仲間内だけを見ているのかな、、、まあ小劇場の劇団の多くはそういう感じなんでそれもまた少しは需要があるのだろうな、、、

共感
劇団時間制作
劇場MOMO(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★
いつもみぞおちあたりをえぐってくる時間制作
なりたいのになれない、したいのにできない みんなそうして生きている
でも望むことすら許されないならば 幸せを許されないのなら それは生きている人生なのだろうかと
そう問いかけてくる作品

おひなさま、下から見るか横から見るかYouTubeで見るか
愛伝一家
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
漫才のようなワードとテンポ、フリースタイルのようなリズムと掛け合いでみせる物語のストリーム
ネットジャンキー御用達の知識とネタが散りばめられ、鮮度は無いけど役者のキャラで面白く見せるエクストリームコメディ
構成もよく練られていて、役者のキャラ芝居に落ち込まないバランスが良かった
手法に好き嫌いはあるかもしれないけど、思考を麻痺させるパワーとスピードを持った作品
とにかく藤代さんの挙動と言い回しが全部面白くて好きだったし
登場人物同士の掛け合い台詞のフローが心地よく言葉が頭を埋め尽くしていく快感
最後の心情スポットライトの時間も待機中の動きまで面白かった

御釜怪奇譚
レティクル座
サンモールスタジオ(東京都)
2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ゾンビものではあるんだけど、それに頼りきりじゃなく
演劇的表現や手法などを駆使した非常に丁寧な作り
そこにボスを始めとした個性的な役者が空気を作り出していく
特に杉山愛実さんはストーリーを動かす力を持った熱演。今さらロミジュリ台詞で感動させられるとは思わなんだ
諦めの町に住む人々の物語ってのが自分はツボなんだなと確認
どうとでも解釈できる社会問題を散りばめつつも結局は人と人の物語

今、僕たちに出来る事。あと、出来ない事。from 2001 to 2018。
シベリア少女鉄道
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
2001年の作品の再演だから当たり前だが昔のシベ少的な作品
縦軸の物語や役者の演技も凄いしっかりしていて感動を覚えかねないストーリーなんだけど
前半部の冗長さというかつまらなさが結局昔の様な感じに戻ってしまっていた
ここ数作はそこが改善されていて新たなシベ少というものを見せてくれていただけに残念だった
それでも後半の伏線ネタが爆発力があればそういった問題点も吹き飛ぶのがシベ少の魅力なんだけど
今回の仕込みも面白くは有ったが期待していたハードルを越えてきてはくれなかった
全てはこちらがシベリア少女鉄道という劇団に対する期待というものが大きすぎることが原因なんで普通に楽しめる人が多数だとは思います

サイキックバレンタイン
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/04/29 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
たすいちの面白さの一つに表現手法の多様さとそれを場面にマッチさせる上手さがあって
会話の掛け合いや役者のキャラ芝居、ハイライト表現や抽象的な心象表現など
この作品も上手い組み合わせ方と速いテンポで心地よく引き込まれた
能力者たちの話なのでそれだけでキャラが立ってるのに、役者さん自身の個性も上手く反映されていて2バージョン公演というのに凄い適している作品

DRESSING ROOM
劇団スパイスガーデン
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/05/08 (火) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
好きです。愛してます。(本編風に)
バクステ話なのは題名通り。私の好きな“SHOW MUST GO ON”だったよ。あるある~!と、そりゃねぇぜ!の両方含んでて、舞台と劇団への愛が詰まってて、何度も泣いた。
劇中劇の原作を知っていたら、もっと深くまで理解出来たのかな?無知なのを悔やむ。
山中さんの役が『止める』と決心するのも、松尾さんの役が『続ける』と主張するのも、胸が張り裂けそうだった。山中さん小西さんの、お互いの本心の吐露も良かっ………えっ、いや、そっちじゃなくて!
小西さんの役、キラキラ感出てたなぁ。
個人的にツボったのは山本さんの役。佇まいが既に好みのキャラなんですけど!職人に徹してるんだけど、アクシデントに対応しきれなかったりして情けないのも味がある。頭部にも注目。
栗原さんの兼ね役の振り幅が大きすぎてびっくり(笑)。みなさん開演5分前にはちゃんと席に着いてましょうね。白い方の役、どういう風に物語の鍵なのかが分かってくるにつれて、切なかったなぁ。
佐藤さんの役の変化も面白い。彼のこの先のストーリーがあるなら見てみたい。
これまでに見た作品だと #バク袖 の感じも近いかも?ちゃんと袖も舞台上も表現されてるしね。
あるポジションの描写に関しては、一ヶ所だけ”そりゃねぇぜ!(大爆笑)”ってなったけど。出来ない理由としては、そうしたいのも分かるからいいけども〜(笑)
演出的な話でいうと、誰が言い出したのか分からないけど、白の光を照明じゃなく作ってて「そう来たか!」と。あのシーン自体が異質である事が明白になるし、柔軟性があるなぁ。
劇団として10年やって来て、客演も色々やって、積み上げて来たものがしっかりと活かされてる芝居だなぁ。
あ、でも↑、私はスパガー初見です(笑)。
いろんな意味で体を張ってるので、その辺りも見どころ。そこまでやっちゃう〜〜〜!?
しょうもないんだけど、”第10回公演”って書いてあるのがジワジワ笑える。
今回は劇団員だけだったけど、客演加わったのもみたいな。
ブログもたまに読んでたけど、稽古場の様子からするに脚本と演出の軸は松尾さんなのかな?(教えて詳しい人!)どうしてこういう物語になったのか凄く気になるので、語れる範囲で創作の裏話が知りたい。
既知は山中さんと松尾さんだけだったけど、全員信用できる役者だね。
上演時間90分らしいんだけど、信じられない。それ以上のボリュームを感じたぞ。泣いて笑って驚いて、ハンカチ握り締めながら楽しめました。
正直、この公演でチケット代が3500円なのは破格。赤字出ないか心配になるわ(笑)。

君のナニは。
Peachboys
シアター711(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
メチャメチャ面白かった。単純なバカ笑いの数は今年一番
毎回同じキャラと流れというフォーマットの上に、アニメ漫画ドラマワイドショーネタ下ネタをこれでもかと詰め込み小ボケ先生的な畳み掛けと伏線回収
くだらなさ馬鹿馬鹿しさで思考停止させられる面白さだった
パロディや細かいネタ系の演劇作品では間違いなく小劇場界で最高峰
ギミックや細かいシーンとネタの積み重ねという構造的には地蔵中毒と同じタイプなんだけど
ガロやムーを読んで育ったのが地蔵中毒、ジャンプやマガジンを読んで育ったのがPeachboysって感じ

渦中の花
room42
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
烏丸さんらしい狂気を描いた作品
狂気を過剰に見せていくのがこの団体としての方向性なのか
非理性的で賢くない人たちがどんどん壊れておかしくなっていく様を見ててなんか笑ってしまった
作中の登場人物が賢くない行動をして、わざわざ破滅する方向に身を投げていくさまをみるというのはなんかストレスが溜まるなと感じた
人の狂気ってそんなわかりやすくおどろおどろしいところにだけ有るものでもない気がする

Brand new OZAWA mermaid!
EPOCH MAN〈エポックマン〉
APOCシアター(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
THEおもちゃ箱。一人芝居なんだけど総勢何人出てきた!?その全員に愛嬌がある。物語は現代人魚姫なんだけど、
Coccoの強く儚い者たちを思い出したり。○△□の美術と照明が素敵。何よりドラムとjamってたのが最高にかっこいい。あと、パンフ買わないと損。

オカルト・ミステリー・アワー
サムゴーギャットモンテイプ
ギャラリーしあん(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
恐怖を生み出すのは自分の心、黒く周りを塗りつぶせば浮かぶ輪郭に意味を見出す
木々のそよぎ、窓に反射する光、靴袋がこすれる音にさえ何かを想像してしまう空間
サムゴーらしい楽しさもある中、観客皆で生み出した恐怖を確かに見た
本筋ではないんだけど、高橋さんがUFOを見たという場面で涙腺崩壊してしまった
そう、人はどうしようもなくなった時にUFOを見るんだよ
追い詰められて何もなくなった時にそこにはUFOがいるんだよ

愛なき世界のスイート・ツイート
鯛プロジェクト
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
西永さん作演、サミーかちょさんと宮島さゆりん出演。
若干ブラックめ、だけどそれが人間らしかったりする。
根底に西永さんのじんわりとした愛情があって、揺れ動く登場人物達にも正義があるのが見えてくるから面白い。
最後のシーン綺麗だったな

ラーメン
宇宙論☆講座
スタジオ空洞(東京都)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
ギジレン歌劇団と地蔵中毒とカップヌードルを足してお湯で割ったようなカオス
ネタもメタも全ての細かいことはどうでも良くて、ただそこにあるものをあるがままに受け入れればいい、それが音楽、それが演劇、それがラーメン
何もかもが力を抜ききった力技。真面目に生きたい人は観ないほうが良い作品
~飲酒回~
開演前から出演者が飲酒し、上演中も飲酒してる回
飲酒が作品に及ぼす影響を色々確認
・音響照明効果も飲酒しているのでとにかくタイミングがずれてテンポと見栄えが悪くなる
・役者さんは台詞を飛ばすことはほとんど無かったけどきっかけ間違え多数
・一番の影響は発声。とにかく聞こえづらくなってた
・飲酒回だからと狙って過剰にしてるのはウケず、ハプニングの方がウケてた
・ハプニングでの笑いとハプニングぽくしている笑いってやっぱり全然色が違う
・普通回でも飲酒回でも確実に受けてたネタは本当に強いネタ
演劇は万全の体調で行うものだなと、でも色々実験みたいな感じで面白かった

ゲームブレイカー
ピウス
ザ・ポケット(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり広瀬さんの脚本はテッパン。どきどきひゃぁぁ。役者勢の技術が高くないとダレる。
この人が生き残っちゃうんだ!?とか、やっぱりそこが訳アリだよねぇ(ニヤニヤ)とか、終止楽しませてくれるのが好き。
出来ることならリピしたかったな~
ウチクリさんの久賀と良子さんの早穂子の連携がハンパないなぁ…って思って見てたけど、
マクベス夫妻の絆だもの、そりゃ強いわ。

アリスの愛はどこにある
sp/ace=project
新宿シアターモリエール(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
♠︎チーム観劇。ファンタジーで肌触りが良くて、色もカラフルなのに、ちょっと裏をめくったら計算高さやドス黒いものが見え隠れする。そのバランスが面白い。そして、人を信じてる。そんな、ほさかさんの脚本のテイストや良さが、ひとりでも多くの人に伝わりますように。
♦チーム。逆班との違い、面白かったな。やっぱりグレイス周辺の人達が好き。
ハメルンのくるくる変わる表情もいい。うさぎが実は黒いのもいい。
オープニングのダンス、目が足りない。
みんなの表情も追いたいし、みんなの動きも手先も追いたい。
シングルキャストだった方々の技量と人気を考えると、仮に再演があっても、もう2度と今回のような劇場では見れないことは確実なので、貴重な時間だった。
今回のキャスティング、全方位的に輪を広げたい意思を感じて面白かった。
安定と安心のスペプロ常連以外で、山本屋、プリステ、東京小劇場の猛者、アイドル。どんな縁で出演依頼したのか気になる。脚本はほさかさんだし。