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やなぎにツバメは

やなぎにツバメは

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

作者もキャストも、最高の組み合わせで、見ないという選択肢はない芝居。期待にたがわず、笑い、笑い、笑いに、失望と寂しさもにじむいい舞台だった。
休憩なし1時間45分

ネタバレBOX

笑の多い中でも、特に二カ所。ひとつは娘の松岡茉優が、父の浅野和之に「ヴァージンロードを娘と歩く権利」と引き換えに、彼氏の開業資金800万をねだるところ。さらにすごいのは、大竹しのぶが、隠れた意図を持ちながら、元夫の浅野の「あの夜の過ち」を責めるところ。笑い転げた。いずれも浅野が絡んでおり、出番は少なめなのだが、浅野がキーパーソンだとわかる。
フロイス

フロイス

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/03/08 (土) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

少年時代にフロイスが見たユダヤ人の処刑から話ははじまる。火あぶりの直前、ザビエルが告解を聞き取り、ユダヤ人は処刑されたが救われた。この話がラストに思い起こされる。
九州から京に上り、信長と面会。しかし秀吉はキリスト教を禁止し、フロイスは長崎へ。二十八聖人の殉死もおきる。
フロイスは「日本人は主人は家臣を殺してもとがめられず、父は子や妻を殺すことができ、女は一番下。この国では命は軽い」などと書き送る。欧米人の日本報告というと、知性や礼儀に感心したものが多いと思っていたが、フロイスは少し違ったらしい。知性や礼儀についての報告は幕末に多いのかもしれない。

フロイスの風間俊介は「導く人」なので、あまり感情的にならない。感情的なのは、下女のかや(川床明日香)に露骨に好意を寄せられて、わざと距離を置くところくらい。
武士・道之助は、九州ではやけに騒々しいが、フロイスを監禁しているようにも見え、よくわからない。そのごキリシタンになったらしく、フロイスに従うが、京でキリシタン追放令が出て襲われた時、信徒がさかわらず死んでゆくのを見て「布教の敵は邪教の教えではない。甘美なる死だ」と気づく。その後、朝鮮出兵に参加し、鼻を削ぐ戦場の地獄を見て「神はいない」と嘆く。この嘆きは真に迫る痛々しさだった。
商人・惣五郎はトリックスターのように、他の人物とは異質の存在。キリスト教徒なのに、武器。火薬の商売で儲けるのも「俺がやらなければ誰か別の人がやるだけ」と平気。二十八人の処刑を前に、「聖人の遺骸は高値が付く」「その血を布にしみこませろ」と、悲劇も商売の種にしてしまう。演じる戸次重幸は明るくカラッとやって嫌味がなかった。
いつものこまつ座より笑いは少なめ。なかなかスタティックで難しい題材に取り組んだ挑戦作である。
2時間40分(休憩15分含む)

いいから早く助けてく

いいから早く助けてく

匿名劇壇

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

誰しもが陥るであろう一種のジレンマ的な要素が含まれる作品で、色々考えさせられる素晴らしい作品でした。
あまり演劇を観ることがない人にも観やすいだけでなく、心に響き記憶に残る。まるでドラマや映画のような作品です。
もどかしい!何でそうなるんだよぉ!ってつい言いたくなるような没入感があります。舞台なのに乗り込んでやろうかと思っちゃいましたw
でもそう感じさせるのは内容は然り、凝りに凝った舞台道具、絶妙な音響や照明、役者さん全員の演技力があったからだと思います。

ネタバレBOX

ネタバレだけではないですが、人によってはマイナスに捉えられるかもしれないのでここで書き込みます。
本当に良い意味なのですが上手く表現できる言葉が出てこないため別作品で例えると、ジブリ映画の「火垂るの墓」、ゲームの「The Last of Us part2」のように内容に負の感情を抱くけども神作品!と同じ感覚でした。
普通楽しいことは短く感じるものだと思っていたのですが、何故かとても楽しかったのに体感が90分以上だったことが不思議です。
おそらく無駄なく濃縮された作品だったからかなと思います。

キャラクターそれぞれの抱いている感情や性格がとても自然に表現されていて、終盤の心臓の音(?)と防音室の青暗い空間が期待と不安を煽るような感じで個人的にとても好きで素晴らしかったです。
窓の外の色で時間の変化を表していたのも絶妙でした。
防音室で話しているシーンがいくつかありましたが、聞こえないだけで本当に会話しているようでした。

結果どのように皆の悩みや相談を解決したのかは描かれていないものの、逆に観客の想像に委ねているところが個人的には好きでした。
『BORDER〜罪の道〜』

『BORDER〜罪の道〜』

五反田タイガー

六行会ホール(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/09 (日) 12:00

 刑務所内が舞台となる劇や映画、ドラマはよくあるが、大抵は囚人たちそれぞれの個性を描きながら、仲間を集めてチームを組んで、時にぶつかり、時に支えあいながら刑務所からの脱獄をするドタドタコメディ、シリアスな頭脳戦を駆使した脱獄劇こういったエンタメさくひんが一般的には多い。(男女どちらの刑務所を舞台としても同じく)
 若しくは、冤罪や日本の死刑制度の在り方における人権侵害の問題に真摯に取り組んだ映画におけるミニシアター系やTVでいうと独立系のTV局、小劇場演劇などで行われる社会派作品といった形で囚人たちが、または囚人が描かれることは多い。
 今回の劇では、、途中女囚たちと刑務官たち、刑務所長とのドタドタコメディや芸人の姉妹や女囚同士の笑い、ユニークで絶妙にズレているシスターやとある女囚と刑務官がレズの関係にあり、人前で公然とキスしようとする大胆な展開なども見られた。
 しかし、意外と今まで描かれていそうで、特に演劇ではあんまり描かれてこなかった殺人事件で殺された被害者の生き残った母娘の側から、囚人や死刑囚がどういったふうに見られているか、最初娘は特に死刑囚に対して憎しみ、殺意さえあったが、その感情を乗り越えて、成長していく様が描かれていてなかなか新鮮だった。
 そして、劇中に一線を越える、超えないといったこと、犯罪を犯す側と犯さない側の違い、犯罪を犯した場合、法のもとで裁かれるが、犯した人は社会に復帰するためには、再犯しないためにはどう自分を見つめ直し、反省し、2度と同じ過ちをしないように気を付ければ良いのかといったことを深く考えさせられながらも、笑えて歌って踊るエンタメ作品という要素、いくつかの要素をバランスを考えながら劇に昇華していて面白かった。
 
 但し、個人的には、死刑囚だからといって、仮にその死刑囚が連続殺人犯だとしても(まぁ、被害者家族からしたら、自分の手で殺してしまいたいぐらいだが、それでは法に触れるので、法の名のもとにでも、犯人を裁いて極刑である死刑にしたい気持ちも判らないでもない)、日本の現状制度としてある死刑が、法の名のもとに行われるのはおかしいと感じる。
 先進国では死刑が撤廃されている国も多いし、されていない国でも事実上の廃止になっている国も少なくない。
 そういったことを考えた上で、死刑制度とは国の法の名のもとに平気で公然と人が人を殺せるシステムだと考える。
 それにまた、日本で絞首刑を行う際、ボタン一つ押すだけで済ませられるということを考えても非人道性は否めない。
 また、死刑囚になる程の罪を犯した人間が死刑になることで、死を持って償うというのもどうかと思う。
 凶悪犯にだって、大抵の場合家族や親族がいる。奥さんや夫、小さい子どもがいる場合もある。法に則っていたとしても、囚人が死刑にされた場合、日本は軽犯罪でさえ、1度犯すと、就職や恋愛、結婚もままならず、軽犯罪者に家族や親族、子どもなどがいる場合、学校や職場に居づらくなり、自殺にまで追い込まれる人もいるのだから、これが死刑囚の家族や親族、子どもの場合、自殺どころか、一家心中、無理心中に発展するリスクも高くなるし、職場のパワハラ、同僚による陰口、学校での壮絶な虐めなどによって引き籠もりになるリスクも高まるだろう。子どもに八つ当たりして、虐待が頻発とかも十分考えられる。
 勿論、上記のことは、犯罪被害者家族やその子どもにも言えることだが。
 いずれにしろ、家族や親族、子どもたちの将来も壊すことになる。懲罰感情を近代的な法制化とが複雑に絡み合った死刑制度が、日本の死刑制度だと感じる。
 以上のことから、私は死刑制度には反対だ。その死刑制度があることで、凶悪犯罪が増えていないといった確証もない。むしろ、地方都市や田舎で起きる凶悪犯罪は跡を立たない。
 死刑制度の代わりに、凶悪犯には、終身刑にして、相当頑丈に出来ていて、脱獄不可能で、ほとんど光も入ってこない厳重警備な独房にいれて、本と写真、スクラップブックを持ち込むのだけはOKにして、勉強がしたいと言えば、他の囚人たちと交流させながら、刑務官がさり気なく見張って勉強をさせ、時々凶悪犯の場合は、被害者家族とも合わせつつ、長い時間をかけて自分の犯した罪に対して、徐々に反省させていく仕組みのほうが、今の死刑制度よりか、よほど健全で、人道的だと考える。
 人はすぐには反省しないかもしれないが、たとえ凶悪犯であっても、時間をかけて、カウンセリングや他の囚人たちとの運動なども含め、長い時間と人との交流をして、本を読み、しっかりと勉強すれば少しずつ罪の意識を持つようになるかもしれない。そのチャンスさえ簡単に奪ってしまうのが、死刑制度だと強く感じた。

いいから早く助けてく

いいから早く助けてく

匿名劇壇

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて観劇させて頂きましたが、とても細かく作り込まれた作品だと思いました。
役者さん一人一人の役の落とし込み、そしてそれを表現するための身体・表情、全てお見事でした。
演技力が本当に凄く、作品の世界観から外れることなく最後まで観ることが出来ました。
好みは分かれるかと思いますが、「好き」か「嫌い」という感覚で観るのは勿体ないと感じました。
色んな視点から楽しめる作品だなと思いました。
最後まで楽しませて頂きました、ありがとうございました。

ネタバレBOX

(ネタバレになるかもしれないと思い、念の為こちらに記入しております)

ブラックジョークがすぎる所があり、ネタ的要素での笑い所は少なかった印象です。
でも、それがこの作品の良さだと感じます。
ネタで笑ったというより、話が一向に平行線過ぎて、呆れ笑いに近い感じでしたが、その感情を引き出させる演出と演技に感銘を受けました。

死、不倫、虐待、監禁、共依存、スキャンダルなど
決して笑える要素は無いものです。
ですが「他人の不幸は蜜の味」とよく言います。
それをエンタメにしているこの皮肉さが私にはとても刺さりました。

結局人は、悩んでいることに対して誰かからのあと一押しをしてもらいたいんだな、というところに行きついたような気がします。

観劇中に、深読みする必要が殆ど無いほど、ただそこで起こっていることを観て楽しめる内容であったのもとても良かったです。
いいから早く助けてく

いいから早く助けてく

匿名劇壇

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

グダグダコメディ会話劇
舞台美術 役者の演技力 テンポなんかは、流石だなーと思いました
ただ、内容が僕の波長には…
グダグダ感が強過ぎて、本当に言いたかったことがかき消されてしまっていたような… 終わり方も私としては残念感が残った作品でした
期待感を持たずに観れば、それなりに楽しめると思います

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ

あまい洋々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/13 (木) 19:00

こういうのって難しい。物語の評価と同時代性や切迫感という観点をどう評価するかだ。

自分の周りでも事件かどうかの話が多かった。当然だと思う。あまりにそんな事件が多すぎる。周りの人たちが騒がないのを不審に思うのは当然だと思う。悲しい話だが、一般の人たちにとっては、故人の心情やプライベート(法律的に故人にプライベートはない)なストーリーより、女子高生を殺した殺人犯が権力を使って警察の捜査を止めて野放しになっているかも知れない、という不安のほうがはるかに強いと思うので、騒いで警察に捜査を促すのは必然だと思う。警察も人員不足で証拠がないとなかなか捜査をしてもらえないからだ。

自分の周りでも実際、似たような事件があり、いろいろと考えながら見ていた。ちなみに会社内の身近なひとか1年ほど前に不審死して、警察が上司たちを捜査していたことがある。死因が分からないと不審死になる。現在でも毒殺だと死んだばかりで検死しても死因がはっきりしないことがある。今でも殺されたんじゃないかとの噂が絶えない。8年前ならなおさらだ。こうした事件は全く人ごとではない。

こういう事件性と劇作とを分けて考えるべきなのかは何とも言えないけれど、人間の生命がゴミのように扱われて消費されている時代においては、よくある話のようだが極めて同時代的な物語(最近は邪魔な人間がいると憎悪がなくても簡単に殺す人が多い)とも言え、そういう意味では演劇的だと思う。

学校教育では、社会に蔓延する暴力や無知について教えてくれない。YouTubeも官公庁のホームページも教えてくれない。

実は教えてくれるのは演劇くらいである。演劇経験者が社会の底辺にいることが多いからとも言える。それは悪いことではない。たいていの組織を支配すら人たちは暴力的である。トップの公人級だけが法律と弁護士たちに監視されているが、その直下の人たちはバイキングと変わらない、そんな組織が多い気がする。自由人たちは野蛮なバイキングの支配を逃れて食べていければ、奴隷同然の生活を送る一般的なサラリーマンよりマトモな人が圧倒的に多い気がする。昔の演劇人たちを河原の人たちのように言ったことがあったが、河原からみてみないと社会の病巣に気づかないことがある。あるいは実感しない。

実際自分も以前会社内で殺されかけて(実話)警察署に行ったが、捜査しようとしたところで、噂では副社長(教育長との噂もある)から『そいつは頭がおかしいから捜査するな!』という滅茶苦茶な理由の指示が署長に出てストップしたという…そして警察の人たちは逆になんで捜査が中止になるんだ、上からの指示らしいがどうなってんだ!と目の前でブチ切れていた。しかし結局はわざわざそんな連絡をしたおかげでヤバい副社長だと自分で証明した。(警察の人たちには次は110番しろと言われた)。でもそれも結局誰かが騒いだから問題になったので、騒がなければ問題にならない。騒いだからとんでもない会社があると全国の警察に知れた。マスコミより警察の情報網に載せるのが次の犯罪を防ぐのには有効である。

その副社長も任期満了で今月で解任される。教育長はその前に外された。…当然だが…でも、そういうのは割と普通らしい、一部の町ではだが。ちなみに副社長はとても良い人だが、詐欺師に騙されやすい。殺そうとした人が、私はあいつに脅迫された、と言われたらすぐ信じてしまう。脅迫した人がなんで警察に行くのかは分からないが、嘘でも信じてしまう、らしい。今まで自分の街の自分より強い人には遭遇したが、他の町から来た自分より強い人には遭遇した経験がないのだろう。そういうのが多い。詐欺師は自分では警察署を騙さず、権力者を騙して警察署を止める。そんな街ではいくら街が綺麗でも薄気味悪い犯罪が多い気がする。

とりま、世の中は危険がいっぱいなのに、子どもたちにはその知識が少なすぎる。かといって今みたいな僕の特殊な経験だと、なかなか実感がわかないから自分のパターンに落とし込めない(自分も当時いろんな人たちから話を聞いて冷静に対応した)し、結局はあり得そうなラインを見極めてストーリー化するしかない。教えるために。それは教育的な観点ではなく、世間の勝手な物語に騙されないようにと言う意味で。猫の視点にして話を客観的に落とし込むとかの手法に着目した夏目漱石はいま考えても本当に凄いと今でも思うよ。他人の物語も身近に可愛く語れるのだから。テレビは大金持ちの息子がパンピーのふりをして楽に生活しているイメージしか流さないから、危険なんて最初から存在しないような錯覚に陥るが、そのような既得権益で護られていない層にとっては社会をサバイブするのは無人島で生きるより過酷である。

ネタバレで世間話から離れて作品の分析を試みてみたいので、続く予定で

淵に沈む

淵に沈む

名取事務所

小劇場B1(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

内藤裕子『淵に沈む』を観劇。

昨年の『カタブイ1995』から追っかけている演出家の新作だ。
八王子市の精神科病院・滝山病院事件が元ネタになっている。

あらすじ:
統合失調症の三男を二〇年も精神科病院に預けている母親は、息子の症状が寛解期あると主治医から伝えられ退院を勧められるが、長男、長女は反対し、病院長までもが経営の為か?首を縦に振らない。看護師らの患者への虐待という報告が上がり、精神保健福祉士は自分の身を切るつもりで内部告発をし、病院長に掛け合うのだが…。

感想:
長期間、息子を病院に入れた家族の苦悩、一日も早く退院をさせて社会復帰を願う主治医、病室を満床にして経営を優先にする病院長、患者を虐待してしまう看護師など、様々な視点で目を背けている暗部を見つめることが出来る。90%が民間の精神科病院で成り立っていて、国があまり触れない精神疾患への偏見がおのずと見えてきてしまう。
途中に日本国憲法、障害者基本法、スイス・ジュネーブ障害者権利条約を説明しながら進めていく技法は『カタブイ1995 』でも行っていたが、『人間が生きていく権利とは?』について掘り下げていく。
ややお堅い芝居になりながらも、正義と悪という構図が作られているので、精神保健福祉士が退職覚悟で病院長に切り込んでいくクライマックスに熱いものを感じずにいられない。
決して逃げはせず、理想に向かっていく姿勢こそがメッセージなのだ。
そして患者が吐く最後の一言が、精神疾患を救う最善策だとも思えるのだ。
見応えあり!
少女想う故にはなあり

少女想う故にはなあり

劇団花束とマフラー

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2025/03/08 (土) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

雰囲気のある良いお芝居でした

『BORDER〜罪の道〜』

『BORDER〜罪の道〜』

五反田タイガー

六行会ホール(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

びっくりするくらい良かった!コメディかと思ったらなかなかハードなお話 演者もいい!本公演が楽しみです

ボンゴレロッソ 2025

ボンゴレロッソ 2025

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2025/02/19 (水) ~ 2025/02/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

楽しかった〜笑った〜 テンポも良くラストまであきさせない。さすがです!

R老人の終末の御予定

R老人の終末の御予定

ポップンマッシュルームチキン野郎

すみだパークシアター倉(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2025/03/08 (土)

観てきました☆ 小恵さんと赤カブトさんはとっても良かったです☆  

ネタバレBOX

ポップンといえば上演前の寸劇!すごい楽しみにしてたんですが、ほたてさんが一休さんに扮して雑巾がけしてるだけでした。。がっかりです。。 
全体的に初演時よりもレベルが下がっていたと思います。。  
Lovely wife

Lovely wife

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/13 (木) 13:30

座席1階

高畑淳子への書き下ろし。青年座のビッグネームと根本宗子の作・演出で期待して出掛けたが、期待が大き過ぎたか。

高畑を長女とする4姉妹と家族の物語。高畑は編集者、夫役の岩松了は作家という役。岩松は次々に担当編集者の若い女性と浮気をしているが、高畑は結果的に耐え忍んでいるという具合。結婚当初と現在を舞台を回転させることでクロスオーバーする演出だ。

4姉妹の話は近年、他劇団でもその人間模様が扱われている。今作は高畑以外の3人のストーリーも盛り込まれているが、少し突飛と思える設定もあってうまく共感できなかった。また、全般的に感情むき出しの場面が多くて、見ている方が引いてしまった。

岩松了演じる夫も少し極端で、それが終盤でもう一方の極端に触れる感じ。女性の思いに寄り添った作りなのだが、大笑いというのもなんだかなぁと思った。
出ている俳優さんは青年座の名優なのだから、その演技力が遺憾なく発揮されるようなもっとジーンとくる人間物語を見たかった。

やなぎにツバメは

やなぎにツバメは

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/12 (水) 18:00

横山拓也さんの作品ということもあって観劇を決めました。
すごく面白くて納得できて、観ることできて良かったぁと思いました。
さすがにベテラン揃いだし。後ろから2列目で観劇したのですが飽きることなく食いついて観ていました。

Lovely wife

Lovely wife

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/11 (火) 18:30

なんというか、構えずに笑えた。
タイトルもなるほど!だったし
特に舞台美術には驚きとともに感激しました

ネタバレBOX

伊勢志摩さんが素敵で!西田茉莉さんの今後がとても楽しみ。
『BORDER〜罪の道〜』

『BORDER〜罪の道〜』

五反田タイガー

六行会ホール(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「ナンバーの付いたバカたち」
ナンバカな設定風の緩い感じの
監獄話なのだがー後半はシリアスに
話が進み人死も出してくるのが
結構なギャップであったが
前半で出してきた緩さからか
後半のシリアスモードに違和感しきりで
あまり自分的には刺さらなかったデス
緩さの感じはピンクパンサーとかが
近いかなぁとー
前半のコメディ調で統一して
後半の重い話も明るく軽く
流していけばーとか思いました

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ

GROUP THEATRE

浅草九劇(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

上下二段のシンプルな舞台セットで
下段にギミック仕込んで
いろいろと場面転換を巧みに見せてました
左右の二階舞台も使ってたし
衣装などもらしく表現されており
見応えありました
長丁場ながら眠気など
全く起こらず舞台に魅入ってしまいました

女歌舞伎「新雪之丞変化」

女歌舞伎「新雪之丞変化」

Project Nyx

ザ・スズナリ(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/13 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

2回目。
水嶋カンナさんの貫禄、観客を手のひらで自在に転がす。
BUCK-TICKのアルバム「RAZZLE DAZZLE」のジャケットをイラストレーターの宇野亜喜良氏が手掛けた縁で数々のコラボが実現。今作も氏の発案らしい。(角川文庫の「ドグラ・マグラ」の表紙をずっと氏の作品だと思っていたら、米倉斎加年〈まさかね〉氏で驚いた。)

踊り子達が被る上半分の狐面がベルク・カッツェみたいでカッコイイ。

ネタバレBOX

難を言えば「転」の部分。闇太郎(本間美彩さん)、浪路(森岡朋奈さん)、お初(水嶋カンナさん)、佐平次(いまいゆかりさん)の関係性が平坦で段取り部分が白ける。ここを巧くドラマ性豊かに組み上げられたなら因果律に絡め取られた人生の道化芝居として発現した筈。

①BABEL
②ノスタルジア-ヰタ メカニカリス-
③獣たちの夜
水嶋カンナさんが歌う。
④月下麗人
⑤RONDO
⑥GUSTAVE
⑦ゲルニカの夜
1937年、スペイン内戦で後の独裁者フランシスコ・フランコ将軍を支援したナチス・ドイツ空軍が史上初の無差別爆撃を敢行。ビスカヤ県ゲルニカを廃墟と化した。スペイン生まれのパブロ・ピカソは代表作となる「ゲルニカ」を制作。
8歳の雪太郎(染谷知里さん)は両親の死により自分を真っ二つに切り離してしまう。復讐の鬼と化した雪之丞と捨ててしまったそれまでの自分とに。宇野亜喜良氏のイラストがスクリーンいっぱいに映し出されて効果的。
⑧零式13型「愛」
⑨IGNITER
⑩胎内回帰
沖縄の海に散った知覧特攻隊員達の死への回帰の想い。繰り返さないものなどこの世にあろうか?

BUCK-TICK「眩しくて 視えない」

狂いたくなる夜はもう来ない
ほうら朝が来てサヨナラだ

命みたいだ 飛んでく 駆け抜ける
(ほら)風が吹いてまた逢える

忘れられない友よ
昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中

研音/梅田芸術劇場

東急シアターオーブ(東京都)

2025/02/28 (金) ~ 2025/03/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

素晴らしい俳優3人の共演ということで非常に楽しみにしていました。実際出演者の皆さんの 演技も歌もみな素晴らしかったですが
原作は読んでいないのでわかりませんが ストーリーが分かりにくい またせっかくミュージカルなのに ここぞというところが歌ではなくセリフで終わっているのが残念でした。
苦しさや悲しみそして喜び 思いのたけを心を込めて歌い上げる 心が震えるような歌がミュージカルの醍醐味だと思うのですが

不思議の国のマーヤ

不思議の国のマーヤ

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/15 (土) ~ 2025/02/24 (月)公演終了

実演鑑賞

前作「ヘルマン」に続いて、ダンス等の異色の試みを見たさに今回も出向いた。前作が「何故今ヘッセか」の解答を得たくて得られた気がしなかった感想と、今回は「何故今回これをやったか」の答えがやはり自分には見えなかった点で、似た後味であった。インド舞踊がある種の高揚をもたらす「効果」は実感したが、少女にとって「神」(一神教の神でない)が一つの媒介となって世界へ足を踏み出す支えとなった、という所の説得力が私には今ひとつ迫って来なかった。神を巡る議論については、一神教(ユダヤ~キリスト教)での様々な神学論争が実は現代においても存在し、人間に目指すべき世界像の指針を示そうとするもの、との期待に神学は応えようとしている事を知る自分にとっては、甘い議論にはケチを付けたくなる。一神教も多神教も「人間が生み出したもの」であるが、一応建前としては「神が先に存在し、人間は神によって作られた、もしくは神より劣った存在として生まれ、試練を課せられている・・といった具合に神との関係を整理する。そういう用い方をするために人間は神を作り出した、とも言える。
例えば人は自分の化身を持っており(ヒンズーで言う所のブラフマンであったり、何とかであったりが劇中に出て来る)、そういう存在がある、という自己相対化が如何に身を軽くするか、というのは仮設として分かる気がするのだが、新興宗教も一つの信仰のあり方を提供しているんじゃない?という所に結びついてしまう。ただ新興宗教の弊害は組織の体質であり儲け第一主義が蔓延るからで、純粋に信仰のみを問題にすれば(オウムさえも)それはそれでその有効性を見出す事もできる・・となる。また別の見方をすれば、劇に登場する神々を、歌舞伎町のとあるゲイバーのコミュニティに置き換えても成立する、という気がする。私は未経験だが、想像を逞しくすると、男女関係も含めた「利害」を超えた関係性が築けるから、ある人たちはそこへ集うのでは・・と思う。少女が出会う相手はヒンズーの神々である必要があった、とまで言える何かが、やはり欲しいと思う。それがこの作劇に対する感想で、私的にはやや淋しい観劇であった。

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