最新の観てきた!クチコミ一覧

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タイムトラベラー

タイムトラベラー

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/11 (月)公演終了

満足度★★★★

夢のような時間の旅を堪能しました。

ネタバレBOX

時間旅行でのそれぞれの旅先は、どれもが面白くて衣装も本格的、舞台美術も楽曲もすべてが素晴らしかったです。
スケールも大きく、見どころ満載のスペクタクルミュージカルでした。

脚本:5
演出:5
舞台美術:5
楽曲:5
照明:5
音響:5
主役:2
(客演されていての・・・台詞を何度も何度も噛んでしまっていては、、、
 脚本から全てにおいて素晴らしかったので残念です)
vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」

vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」

片岡自動車工業

HEP HALL(大阪府)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

「お局ちゃん御用心!」
楽しい、なんか、爽快感がある。
良くできていました。
心の栄養剤やねぇ。
ありがとう♪♪♪♪

【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

観ていたら、なんか、自分のことを振り返り、いろいろな人に助けられたなと思いました。
初演ぐらいの客席であれば、もっと、もっと、いろいろなことを感じられたと思います。
ありがとう♪♪♪

天使の事情、悪魔の言い訳。

天使の事情、悪魔の言い訳。

あまみゅ☆カンパニー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと都合良すぎかなと思いました。

ネタバレBOX

神と悪魔のバランスが崩れた天界を救うべく、地上に派遣され人間の意識を持って生活していた天使に、天使としての自覚を取り戻させ、理解した天使は自殺することで天界に戻り救ったというミュージカル。

ですが、天使は地上界で死んでなく、地上と天上を行き来できるという都合の良いハッピーエンドでした。

死神も神の仲間、人間を殺すのも天界を救うため、立場が変われば見方も変わるものです。
山茶花

山茶花

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

妖怪やまこの青年と人間の女の子の悲恋のお話に、キレのよいダンスやダイナミックな立ち回りと時々お笑いもあって、たっぷり楽しめた。

ネタバレBOX

ただ実は、ラブストーリーとしてはあまり感動しなくて、一人ひとりの生きざまを見るのが面白かった。
それでも、恐怖のあまり口をきけなくなった三國/松木わかはさんが、ヤマコの次男坊ヒゴの名前を呼んだシーンは泣けた。星璃さん演じる鉄砲玉のようなヒゴは人を疑うことを知らないんだろうな、素直に信じられるなコイツと思った。
「山茶花」の一番の魅力はなんと言っても、主人公サンサカ/丸山正吾さんのまっすぐな心。呪われた子と忌み嫌われながらも、ひねることなく、すべてを受け入れ、諦めと寂しさを抱えたながらも一人で穏やかに生きてきた。ずっと一人ぼっちだったのに、ヒゴとシシに出会い義兄弟となるほど寄り添えたことがどれほどの喜びだったろう。この3兄弟は、ずっと清らかな魂のまま一緒に最期を迎えるのが切なく心に沁みた。
一方の自己中な若旦那源兵衛/大野清志さんも、自分を捨てた母親への思いを絶ちきれない悲しい人。嫌なヤツなんだけど、カッコいいしちょっとお茶目で憎めない。本当は寂しい人とわかっているから、永楽院の人たちも付いていったんだろうな。

もっと背景を知りたいと思ったのが、孔雀坊と茶土。
福地教光さんの孔雀坊は、生臭坊主でひょうひょうとして、強いものに流れる小者ペテン師に見えるが、茶土に暗示をかける姿は神々しくもある。ズルい人かと思ったけど、愛する人を自ら手にかけ苦しむ茶土を救ったのは何の得にもならず優しさでしかない。そして暗示を解くときには決意の重さを感じた。結局最後はどこに行ってしまったのか。ラスプーチンのような怪僧でもなく、中途半端な立ち位置だけど、それが人間臭くて結構気に入っている 。嬉しそうに「◯っぱい」と呟くのも面白かった(笑)

羅漢とつばきの間で揺れ動くアカシ/石部雄一さんもカッコいいのにジタバタしてるのが魅力的。
侘助/平山佳延さんは、知恵で生き延びているけど、本当はどうしたかったんだろう。とにかく優しい人だけど、明るさの向こうに迷いや後悔が見える。永楽院を出て自由になってどう生きていくのか、見てみたいと思った。

女性はみんな逞しくてキラキラしていた。主人公のつばき/小玉百夏さんのまっすぐな強さがみんなを動かしていく。永楽院の女たちもそれぞれのキャラクターがハッキリしていて、気持ちいい。
でも一番は、緊張のシーンでも「眠たくなってきたー」とあくび一つで雰囲気を変えてしまう、おひのちゃん/長橋有沙さん。癒されました(笑)。
そして一番女っぽかったのは、羅漢/梅田悠さん。山賊の親分で、茶土・源兵衛・アカシと手練れの3人に引けを取らない殺陣がとにかくカッコよかった。でも、中身はものすごーく「女」。

やまこの里の若者とやまこ団を演じた男性陣のアクションがすごかった。冒頭から、まばたきを忘れてしまうほどで、物語にグイグイ引き込んでくれた。特に指輪を飲み込んだチドリ/澤田圭佑さんの変貌ぶりは不気味でよかった。立ち回りってタイミングが大事なんだろうなと思うけど、「山茶花」のアクションは素早いのに自然で見ていて気持ちよかった。
シークレット・ガーデン

シークレット・ガーデン

東宝

シアタークリエ(東京都)

2018/06/11 (月) ~ 2018/07/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/16 (土) 17:00

完成度が上がってくると思われる7月のチケットを購入していましたが、我慢できずに追加購入。他の演目の観劇をキャンセルして、シークレット・ガーデン観劇。

感想はネタバレに入力。

ネタバレBOX

開幕週だったので完成度は高くないだろうと思って観劇したら、すでに仕上がっている。とにかく全キャスト台詞が聴きやすい。大人キャスト全員、ハードル高い歌詞までちゃんと聴こえてきました。いわゆるキャストに穴がない状態。台詞も歌詞もちゃんと入ってくるので、ストーリー(脚本)が流れるように頭に入ってきます。

・石丸さん、俳優としての格からくる絶対的なオーラがでるんじゃないかと思ってましたが、オーラを消して見事に役に徹してました。トップクラスの方でも役によってなかなか強弱がつけられない方もいるので、流石の一言。
・花總さん、とにかく綺麗さが違う。30歳前半位に見える。それはさておき、前回観た演目のとき以上に台詞も歌詞も丁寧。そして、クライマックスの石丸さんが戻ってきたときの表情が秀逸。これが持ってる実力だと納得。
・笠松さん、最初わかりませんでしたが、高音部分の歌詞が超綺麗に聞こえてきて、この人は誰だろうとよく見たら、笠松さんでした。高音が音になってしまう方が多い中、音だけでなく声としても出せるのは凄い。
・昆さん、台詞と演技が凄い。この日一番良かったです。この役は大人と子どもをつなぐので非常にポイントになります。30代真ん中位かなと年齢調べたら遥かに下でした。演技力が凄い。初めて観たような気がしますが今後に注目。
・石井さん、最初石丸さん?と思ったくらいに雰囲気が似ています。兄弟感がよく出ていました。台詞が落ち着いていて丁寧。

Wキャスト
・池田さん、得意としている演技なのか、アニーで魅せた部分もチラホラ。自信たっぷりというか、舞台度胸が凄い。台詞も聞きやすく、開幕週としてはかなり高い完成度。歌詞が聞き取りやすく歌えるようになると完璧。
・鈴木さん、まだ余裕がない感じでしたが開幕週としては十分な仕上がり。声と演技が役にあっています。1回だけ噛みましたが、慣れてくるともっと良くなると思います。

その他
・開演前、暑い。この日は開演しないと冷房が入りませんでした。暑いと集中力落ちるので、もうちょっと早くに設定を。
・ちなみに私が見えた範囲では、1階総立ち(オールスタオベ)でした。
空き家のグラフィティ

空き家のグラフィティ

立体再生ロロネッツ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/14 (木)

14日ソワレ』(1時間45分)を拝見。

ネタバレBOX

3年前の『やさしい森の雨』以来のロロネッツさんだったが、同作品と比べると、今回は話のディテールを捻り過ぎて、あの絡み合ったストーリーに混乱された方もおられたんじゃないかなぁと危惧する内容だった。
頻繁な出ハケはロロネッツさんの特徴だと理解しているが、今回はやや空回りかとも感じられた。

【配役】
市の職員・沼田…ニシハラフミコさん(『誰も寝てはならぬ』で知った女優さん)
工事現場作業員・川田…日置達哉さん(好演!)
探偵助手・清水…吉野友香乃さん(コメディエンヌぶりに好感!)
探偵・寺川…中村充宏さん
榊原さと子(小学生?!)…宇佐見未奈さん(流石は座長!)
榊原淳之介(さと子の願望が創り出した、幻の弟)…水井直樹さん
榊原・母…こいけさん(お馴染みの女優さん。安心して観ていられる)
榊原・父…岡山昌義さん
刑事キャサリン…おおさわさきさん(強い声質は魅力)
刑事スティーブ…樟泰輔さん
天使の事情、悪魔の言い訳。

天使の事情、悪魔の言い訳。

あまみゅ☆カンパニー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/16 (土)

16日ソワレ(110分+アフターイベント10分)を拝見。

ネタバレBOX

2年前、劇団東少さんの「三越夏休みファミリー劇場」で観た、ミュージカル『眠れる森の美女』を想起させる、この夏、三越劇場の企画で上演されても遜色ない、全世代対応型のミュージカル。素直に愉しめた。

【配役】
ウィル(新米の天使、のはずが…)…今井志歩さん
ビット(新米の悪魔)…いわみりかこさん
神…阿萬未来さん
死神…青井雄さん
天使長ムニエル…柴田塔さん
副天使長アイリス… 山田由希子さん
悪魔長ファルシー…島田華衣さん
副悪魔長ポラリス…切口健さん
行武サトミ(癌に侵された少女。だが、実は…)
…吉田瑠衣さん(唄声が作品のテイストにマッチ!)
行武ユキエ(サトミの母)
…松村美生子さん(個人的には、3年ぶりに舞台、拝見させて頂きました!)
長野エリカ(サトミの親友)…緒方七美さん
ミイコ(サトミの飼い猫、に化けた悪魔)…斉藤まあやさん
マイコ(同じく、サトミの飼い猫、に化けた悪魔)…楓花さん
悪魔ダンサーズ…中田晶瑚さん、坂元瑛美さん、佐藤杏香さん
希望のホシ2018

希望のホシ2018

ものづくり計画

あうるすぽっと(東京都)

2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

フライヤーの印象から、シリアスなサスペンスだと思っていましたが、コメディー要素の多いハートフルストーリーでした(サスペンス的要素もありましたが)。
登場人物のキャラが面白く、役者さん達は皆、それぞれの個性を好演していました。
ラストは涙腺が緩み、温かな気持ちと共に、切なくなりました。
欲を言えば、刑事物なので、アクションシーンが欲しかったですが、心温まる素敵な舞台でした。

天(そら)は赤い河のほとり

天(そら)は赤い河のほとり

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2018/05/11 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

久し振りの宝塚観劇でしたが,相変わらず豪華絢爛。見応えもある完成された舞台でした。

ナイゲン

ナイゲン

ILLUMINUS

浅草九劇(東京都)

2018/06/12 (火) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

同じ作品について、また書きます。本公演、2回目の観劇です。ただ今日は、観ていて目頭が熱くなりました。理不尽な学校側の要求に抵抗する『どさまわり』さん。『どさまわり』さんの「正論」、その真摯な姿勢に強く感動を覚えたのです。そして今日も、出演者全員の誰もが輝く、素晴らしい舞台でした。

形はコメディですが、実は、いたって真面目な「青春群像劇」。“自主自律”を旨とし、かつては生徒による自治を誇っていたこの学校にいる自分、『どさまわり』さん。彼女は「(今年の)文化祭(が成功するかどうか)」についてでは無く、「(国府台高校の)文化祭のあり方(つまり、「自主自律」というのはどういうことなのか」について問題にしているのです。

一見、馬鹿馬鹿しい喜劇かもしれません。でも方々に細かな「仕掛け」があります。そして繋がるのです。上手い!『どさまわり』さんの最後までブレの無い発言、『生徒』も観客も誰もが真剣に聴いています。「「上」から訳の分からないことを押しつけられて、黙っていてはいけない」こんな凄いメッセージのあるドタバタ喜劇、めったに出会えるものではありません。

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★★

劇場で関係者に質問しそびれたのは、この作品が新作戯曲かどうか。戯曲に漲る作家的野心、完成度が、若い頃の作品かと想像させた。初めて訪れたウエストエンドスタジオは思ったよりしっかりとした劇場。接した二面客席。ワークショップ発表と思えぬ緊迫感。余韻をまだ残している。

ネタバレBOX

岩野未知の科学者とそのフランケンシュタインの名を掠奪した怪物役・守屋百子の対決・・孤立して行く科学者とその周囲の人物との関係・・創造主が被造物に裏切られるという、聖書のモチーフを借りた台詞が痛烈。
Episode of 西遊記

Episode of 西遊記

激弾BKYU

駅前劇場(東京都)

2018/06/13 (水) ~ 2018/06/19 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/14 (木)

激弾BKYU「Episode of 西遊記」を観に下北沢駅前劇場へ。昨年同時期の「カンプラチンキ」に続いて2回目拝見の劇団さん。長く続いていらっしゃる劇団ということもあり、全体的に役者さんもベテランの方々が多い印象。前作も今作もコメディーがベースとなっており、取っ付きやすい作風であると感じました。ただ、笑いの質・内容的には思わず「なるほど!そうきたか」と唸るような巧みで上質な笑いというよりは、子供受けしそうな誰もが分かりやすい笑い(よく言えば王道な笑い、悪く言えばやや幼稚な笑い)であると感じました。それでも前説の段階から会場を温め本編でも笑いを誘っておきながら、最後は心温まる感動的なエピソードに仕上がっており、ストーリーは良かったと思います。有名な「西遊記」とは一味違うオリジナル作品で楽しめました。

エガオヲミセテ

エガオヲミセテ

ラビット番長

演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)

2018/06/16 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

逆ピラミッドの 奴隷 な社会で、善意 と 信用 をエネルギーに、現場の寒さを エガオ で凌ぐ。 眩しすぎると感じる御宅もあるのかなぁ・・・ 献身を巡る、葛藤のタビ。

ツヤマジケン

ツヤマジケン

日本のラジオ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

3、4度目の日本のラジオをアゴラで観たがここまで多数出演かつ長い作品は初めて。女子高演劇部の合宿先での数時間のお話。合宿(見知らぬ土地)という非日常の時間の中で、部活という日常(の人間関係)が再生され、日常でない事態が進行する様がうまく書かれている。人物の書き分けも面白い。各人に担わせた赤裸々な内面と内情の際どさ・危うさが、建屋に「棲息」する津山事件の犯人の存在といつしか共鳴をみせる。もっとも「犯人」がどういう時空に存在しているのかは不明だが、パンフに紹介された犯人の遺筆の文言を喋る事で辛うじて「津山事件」の犯人に重なる存在だと判る彼は、上手奥の墨にひっそり座っている所を幼児キャラの(まっくろくろすけに話しかけたりする)生徒に見つけられ、その後不思議な交流もある。ばかりか、彼の存在を仕方なく告げた、彼女につきまとう集団から浮いたキャラの生徒もその存在を認めたらしい事から、男は「実在」するらしい。
 登場しないが名が何度も挙がる人物として、合宿への往路で姿を消した部員=都井の名が何度も出てくるが、この名は津山事件の実際の犯人の姓(後で知った)。パンフレットには、一度も登場しないこの都井役の俳優名も顔写真も載っている(経緯は知らない)。女優達のショットを冊子にしたミニ写真集や、生徒たちのプロフィールを詳細に設定した台本等から、作・演出の人の「趣味」をつい想像する。がまあとにかく演劇部員全員の性格付けと不意を突かれる展開は、(作者は)男でありながら十代女子の生態を知悉するかに思わせ、作者の来歴や普段の生活をつい想像してしまった。
 映画『丑三つの村』(津山事件に題材をとった西村望のノンフィクションの映画化)でもおなじみの犯人の「決行」時の出で立ちが、最後にお目見えとなる。芝居中で「犯人」の存在を認知した先の生徒二人は、演劇部の中でもこのドラマの中でも華やかな位置を占めておらず、社会のメーンストリームから弾かれた存在にイメージが重なるが、この二人がほぼラストの暗転後、学ランにヘッドライト装着のスタイルで闇の中に現われると、何か溜飲を下げるものがあった。
 彼女らの「決行」を津山事件に重ねた事で、若者のシビアな生態に僅かばかり寄り添う(かつ津山事件の犯行の背景にも寄り添う)作者の心・・を垣間見るような気が。
 同世代から鼻つまみ者扱いされる者が、その世代を代表して立ち上がる姿、という解釈の方が、彼女らを蔑んだ部員たちへの復讐、構図よりは遙かに粋だろうと思う。

粛々と運針 ツアー

粛々と運針 ツアー

iaku

ぽんプラザホール(福岡県)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/16 (土) 14:00

個人的には「流れんな」ぶりのiakuでした。

どの登場人物の気持ちも痛いほど分かって
そういう意味でも「針」は心にチクチクきた

ネタバレBOX

2つの話がチクタクと秒針のように同時に進んでいき
頭の中が物語でいっぱいに

いつしかそれが縫い合わさってひとつになって
違う話で違う問題だと思っていたものが
本質は同じで…
すこし惑わされながらも、じっくり楽しめる
そんな内容でした
HIRAMEと呼ばれた男

HIRAMEと呼ばれた男

シノハラステージング

芝浦港南区民センター(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

沖田総司にまつわる話が面白過ぎ、舞台にのめり込んでしまいました。

ネタバレBOX

本公演により沖田総司がなぜ昭和7年まで新撰組にいなかったことになっていたのか、また美少年であったはずなのになぜヒラメと呼ばれていたのか、といった謎が分かりやすく解き明かされ、本当に勉強になりました。作品については、幕末という時代に翻弄された新撰組の若き志士達ですが、コメディ要素をうまく織り込んだことにより重くなり過ぎない良い仕上がりになったと感じました。
翼の卵

翼の卵

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

桟敷童子の芝居は観た後ストーリーを忘れてしまう。(羽を生やして飛んでってしまう)
すみだパークスタジオという場所、内側に飾られた壮観な美術、そこでは受付・会場誘導体制に役者総出の気持ちの良い立ち働き、開幕すればスキーの如くドラマの助走路を転ばず滑走し、ジャンプと着地を為そうという能動的観劇に動員され、組織化される。この観劇パッケージを舐め尽くす事が、終わってみれば桟敷童子体験だ。
もっともドラマを分け入ってみれば(記憶を具に繙いてみれば)世界や時代や「今」に鋭く切りつけるものがあったりする。その鋭利さは桟敷の「型」によって飲みやすくされているが。とは言ってもこの劇様式に収める事が至難であるのは今回参加した原田大二郎演じた役「父」の理想形と実際との差を想像しつつ埋めながらの観劇になった事でも実感するのだが。
昭和の懐かしい感性、単語やシチュエーションにほろりとさせられる時、「今」の何が批評の対象であるのかは重要だ。全てにおいて「昔は良かった」わけはない。
毎度ながら、役者陣の貢献を思う。毎公演異なる役柄を演じ分ける板垣、ドラマの雲行の変化を僅かな言葉の粒立てで知らせてしまう大手、手練の原口、稲葉、婆役・汚れ役をそれぞれ担う鈴木・新井・・。各ポジションをしっかりと演じる好プレイによって得点に結びつけるが、客演の肌合いの違いを感知しフォローまでやる板垣以下の働きを見るにつきスポーツのようだ。
公演評というより劇団評になった。

天使の事情、悪魔の言い訳。

天使の事情、悪魔の言い訳。

あまみゅ☆カンパニー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

強気な価格設定のようですがギッチリ満席でした。

必然スクープ

必然スクープ

月ねこ座

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2018/06/16 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

 シリーズ第3章、完結パートである。(2018.6.18若干追記)

ネタバレBOX

 シリーズ第3章、完結パートである。パート1では、政治家と建設会社の癒着をスクープし、一躍名の売れた記者・里見と立木出版の話をメインに。これに目を付けた業界最大手の編集局長・藤崎が不気味な動きをし始める所まで。
 パート2で藤崎は、里見を引き抜こうとしたが部下・勝俣の謀略によってその地位を奪われ、退社するハメに陥った。
 パート3では、これら一連の動きの裏にあった因果とからくりを解き明かしつつ、探偵物風な展開にジャーナリスティックな視座を絡め、ファクトを解き明かす為に取材者が負う命の懸かるリスクを編み込むことで、作品に生きた人間的視座を脈ずかせる。
 序盤、矢鱈緊張して噛むシーンがあったりしたものの、中盤以降の展開は中々しっかりしたもので引き込まれた。劇団の雰囲気は、家族的で温かいのではないかと類推したが、会場でのアンケに書いたような点(カメラの構え方、紙焼きの扱い方など神の宿る細かい部分への役作りとダメ出しについて)は改めて欲しい。
 

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