最新の観てきた!クチコミ一覧

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サイパンの約束

サイパンの約束

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2018/11/23 (金) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/26 (月) 19:00

座席1階

沖縄の人たちが入植し、先の戦争で苛烈な戦場になったサイパンの家族の物語。少女の記憶を元に映画を作るという設定で、現代日本の感覚も取り入れながら舞台が進む。
状況説明も役者にセリフとして語らせる坂手劇。朗読劇のようなので初めての人は戸惑うかもしれないが、テンポよく進んでいく。サイパンが刻んだ過酷な歴史は戦後が遠くなった今、思い出されることも減っている。沖縄の歴史と交錯させてこれを語り継ぐ手法は、二つの島を生きた人たちが日本という国家に下等民族扱いされ、蹂躙されてきた歴史を真正面から客席に突き付ける。
坂手劇の特徴は、これらを現代日本の政府に対する厳しい批判としてはっきり示していることだ。現代日本と「サイパンの約束」があるとしたら、我々はまだ、その約束を果たしきっていないと痛感させられる。

何事にも理由があって欲しい

何事にも理由があって欲しい

小岩崎小企画

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/24 (土) 19:00

味わいのある小作品をいくつか。いつものポップンと同じところもあれば違うところもあり…。他のメンバーの小企画も見たいです。

6月26日

6月26日

FUTURE EMOTION

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/11/23 (金) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

あまりに過酷な形で時代に翻弄され、やっと祖国に帰り着いたと思ったら朝鮮戦争。たったふたりの小さなステージだったのに、そこは戦場にもなり、捕虜収容所にもなり…。戦争って何? 民族、国籍って何?って考えさせられました。

こっちとそっち

こっちとそっち

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

ある程度生きていると、当然いろんな感情や体験の数が増えるわけで、芝居観ていても自分の記憶の中に眠っていた感情が急に溢れ出すことがある。というか、ある程度のことは感情というものの感覚が我が身をもって感じられるわけで・・・しかし、これはそれなりに生きてきたからのことで。この脚本があんなに若い方に書かれていたとは・・・そういうセンスを初めから持っている方なのか?それともそういう資料を読み漁って作ったのか?まさかあの歳で考えられないくらいの体験をしているのだろうか?と狐につままれたような気がした。

ネタバレBOX

据えた匂いがしそうな、その場所へ詰め込まれた人々の体臭のようなものを感じさせるセット。男女の営みの匂い、敷いたままの布団、インクの染みついた部屋、そして家族の隙間の空気。外部から受ける溜まったものを遠慮なしに吐き出す人々がそこにいて、それを受ける側も次第に鬱屈していく。生活感の違い、取り残される孤独、家族を知らない者に与えられた誤解を生む優しさ、相手に縛られている自分とそれを認めたくない自分、繋がらない家族の想い。盛りだくさんで感情の強さに圧倒された。印象的だったのは子供が見えない母。私がもっとも恐れていること(今のところボチボチ大丈夫!)。そして「差別しているのは、こっちですか?そっちですか?」(どっちが先か忘れました!)、これは常に思うところ。差別はなくならない、表には出さなくても、誰を見下している者も、誰かに見下されている。その差別の階段の中にいない者はいないと思う。それでもジタバタして、時に友を得て、支え支えられる相手がいれば、人は前を見れるという前向きな部分が残ったのは良かった。
前作に続き、感覚が鈍くなっているオバサンの忘れかけた感情を引きずり出してくださって、感謝しております。
これっぽっちのうち。

これっぽっちのうち。

南船北馬

ウイングフィールド(大阪府)

2018/11/21 (水) ~ 2018/11/23 (金)公演終了

鑑賞日2018/11/22 (木)

大人のお芝居でした。期待と現実、諦めと決意、これらを三組の男女の物語を通して投げかけられます。自分自身を振り返り、少し耳をふさぎたくなるような場面もありましたが、とても楽しめました。

花の燈火が消ゆる前に

花の燈火が消ゆる前に

劇団108

中板橋新生館スタジオ(東京都)

2018/11/24 (土) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

役者さんの熱演がひしひしと観客に伝わってきました。
音響や照明などの裏方をやっている方たちの、陰ながらの努力が公演の中から垣間見れたので、素敵な劇になっていました。
挿入歌(BGM)が効果的で、より魅力を引き立てていました。
キャストのかたたちの衣装がイメージにぴったりで、服だけでなく靴などもイメージを合わせていたのが印象的で素晴らしかったです。

神社エール!

神社エール!

劇団ズッキュン娘

吉祥寺シアター(東京都)

2018/11/16 (金) ~ 2018/11/19 (月)公演終了

満足度★★★★

友達もなく厭世感に囚われていた主人公はたまたま近隣の神社の「レインボー5大神」に願いを「聞いて」もらえることになり「幸せになりたい」と願うが……な物語。
といっても容易く願いを「叶えて」もらえる夢物語なワケはなく、謂わば藤吉みわ流の幸福論。(あるいはズッキュン的「青い鳥」?)

そして神社(ひいては神様)への「願い事」は本来どうあるべきか、的なことまで語るのがイイ。
「初詣は神様にお願いしに行くのではなく神様に決意表明するもの」というのを今年(初めて)知ったので、なおさら頷けたりも。

また、劇中でもギャラリーから垂れ幕を下ろす演出があるが、前説でも使ったのが巧み。

誰もいない国

誰もいない国

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきたのですが、このピンと来ないのがピンターなのかな。
かみ合ってるようで、話が進まない戯曲術は不条理劇らしく
加速度的に破綻していく。
水と照明は美しかった。
全ては壊れていく様を包んでくれた。

最悪の場合は

最悪の場合は

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

楽しませていただきました
設定が私には合わなかったようで
若干の違和感が
全体的にはいい感じでした

こっちとそっち

こっちとそっち

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

熱量があって圧倒的なのだが、響くことが少なかった。
一本調子?原因はわかりません。ストーリーが無理やりだったのかな。

空と東京タワーの隣の隣

空と東京タワーの隣の隣

マコンドープロデュース

下北沢 スターダスト(東京都)

2018/11/17 (土) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう、四回も見てしまった。
何回見ても飽きないんだよね。
色んな角度から見てみる。
目の前で繰り広げられるお芝居。
五回目も楽しみにしてます。

何事にも理由があって欲しい

何事にも理由があって欲しい

小岩崎小企画

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

■約100分■
粒揃いの短編集。ヘミングウェイのアレなんて、本来なかった設定が付加されて、原作以上に趣深くなっていた。

スケッチ

スケッチ

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

■90分強■
うすらコワい一作。表向きは、女子二人が他愛ないおしゃべりを続ける平和な会話劇なのに…。

キャンプ荼毘

キャンプ荼毘

ひとりぼっちのみんな

STスポット(神奈川県)

2018/11/21 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

先日の「だ」組に続き「び」組が観られた。リピートは滅多にしないが、料金手頃アクセス良し、何よりこの独特な出し物が別チームではどうなっているのか、気になった。
成る程。違いは随所にある。役者の得意技や持ち味、集団が作る色でどうやら細かく演出を、時には台詞も変えている。まず冒頭の「キャンプ荼毘」のテーマ曲に合わせたムーブ(比較的激しい動きのアンサンブル)から振りが異なり、「だ」組以上に切れ味がよく、「だ」のオープニングは思わずにんまりしたが、「び」には思わず見入った。
一方芝居に入ると、「だ」はある程度キャラが立ち、流暢で声量バランスも適切。場の雰囲気は「だ」がよく出して情趣があったが、「び」では台詞は折り重るがキャラ立ちがして来ず「人物」が判別でき始めるのはだいぶ後だった。
同時進行で台詞(歌)が重なる箇所での、声量の塩梅も違う。序盤で主人公がナレーション的に呟く台詞と、彼女にディスられている女子数名の会話が重なるが、「だ」組では女子数名の会話の方が聞こえ、「び」は逆。中盤の(カラオケの)唄と飲みながらの会話が重なる箇所では、「だ」はカラオケの歌をバックに、歌の合間で酔った女子の会話が聞こえてぐっと親近感が増すが、「び」では歌の声が完全に会話をかき消していた。歌はそれぞれ異なる曲目で、感情を注ぎこんで熱唱する。
戯曲の前半は人物らの関係図や心情が入りづらい分、役者の個性が場面の作りを左右する面が大であったが、後半は両チームの違いはほぼ無く、テキスト+動き(パフォーマンス)の持つ力で劇を終幕へと一気に運んだ。言葉だけで押し切らず、静寂と、嘘のない身体を通過して伝えて来る何かがある。

ネタバレBOX

主人公は最初、周囲の人間を他者として観察する対立構図があるが、中盤から彼女も群像の一欠片と見えてくる。
演劇部時代の「先生」と部員全員が恋していたり関係を持っていた、という荒唐無稽も話の前提にしてしまえば深追いされず、「自分」語りの背景程度の味付けとしてどうにか飲み込める。
そして安定を手にする事の出来ない若い世代(主人公がその代表)の痛い自意識が、「自己肯定」の手掛かりを過去に探し求める局面にまで至る。
この芝居の人物たちは、特別な不幸を背負っている訳ではないが、現実に向かって足掻くそれぞれの生の風景は、定まらない存在の寄る辺なさ、心もとなさを基調にしていじましい。素裸にされた存在たちだからこそ、上を向いて今日を歩いて行く姿に胸が熱くなる。
Why are you Romeo?

Why are you Romeo?

劇団五期会

ABCホール (大阪府)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

大変楽しませていただきました。

今回は、ロミオとジュリエットを下地とした和風劇ということ、どのように仕上げてくれているのか、楽しみ半分、不安半分でした。作品は、ベースがあるとはいえ、設定が割合作りこまれていました。勿論、オマージュする部分や小ネタ(?)もありました。
全体として、役者一人一人がしっかりしており、安心してみることができました。

ネタバレBOX

トミオとジュリの結末。
個人的にはジュリに斎藤さんとの関係でもっと悩んでほしかったな、と思いました。報われないぜ、斎藤さん。

隠し子の件。
「は、しょうもな」。切ないな~結末。もう少し、ストーリー進めて救い上げることはできんかったんかな。こっそりハッピーエンド期待していたのに!!
そこまで言わんでモリエール

そこまで言わんでモリエール

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

毎回観れてる訳でないが、初めて観た「ツレがウヨに..」以来のいい塩梅な笑の内閣芝居だった。社会的なテーマ(という縛り?)を離れ、「演劇」そのもの(俳優・作家事情~劇団運営、舞台芸術論)をテーマに据えても笑の内閣らしい暴露芝居の趣は健在。なおかつ、モリエールの死後作家が彼の伝記執筆のため存命のシラーや元劇団役者バロンを取材するという正攻法で歴史上実在したモリエール(とその劇団)に迫り、二時間弱の脚本に描き出した点に、書き手の力量がまず印象付けられた(ご都合主義で史実を曲げた箇所については最後に登場した高間が指弾されるくだりもある)。
分かりやすい結末に辿り着いたと思うとそれが覆される、が二度三度。歴史上の人物だけに結論を出しにくかった事もあろうが、この形じたいは批評精神のありかを示す「議論する演劇」のモデル。今後も探求されて行かれん事を。

蜂巣祭~2018秋の陣~

蜂巣祭~2018秋の陣~

株式会社HONEY BEES

大塚ドリームシアター(東京都)

2018/11/24 (土) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつもながら思いっきり笑わせておいて、最後にじんわりさせられる素敵なコント
それに続いてのゲームで見せるガチバトル
素の姿がとっても楽しめました(^_^)v

劇作家と小説家とシナリオライター

劇作家と小説家とシナリオライター

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/25 (日) 18:00

サイド席から観劇、2、30人規模の小規模な劇場での観劇体験が出来た。個人的には、サイド席が正解。役者さんの台詞はサイドで聞いている感は全く無く、明瞭かつ、大声を張り上げているわけでは無く、台詞として適度な音量でしっかり聞こえてストレスがなかった。おそらくB、C日程も行くが、サイドに座ると思う。今日見た芝居を別キャストがやることを考えただけでワクワクする。

ネタバレBOX

舞台上、役者さんが中心の机を囲む感じで大半進むためか、サイドから見ても没入感はそれほどでも無かった。視界が制限されているためもあり、覗いている感覚が近いかな。一回だけ見るならば自分はサイドを選ぶ。
最悪の場合は

最悪の場合は

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

これはドツボに入りましたね。個人的に宇宙モノ大好きだし、それにタイムリーな謝罪会見を絡めた組織での群像劇。大いに楽しめました。

クラッシュ・ワルツ

クラッシュ・ワルツ

親泊企画

Gフォース アトリエ(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/28 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/25 (日)

25日18時開演のAチーム回を拝見(80分)。

ネタバレBOX

3年前、交通事故があった交差点が窓から見える部屋に住む、子供のいない夫婦

毎日、交差点に花を備え続ける、交通事故の加害者である女性

交通事故で5歳のひとり息子を失ったことがきっかけか、事故の後、離婚した元・夫婦

序盤は子供のいない夫婦の軽妙なやり取りから始まるも、登場人物が舞台(部屋)に揃うにつれて、幾重にも伏せられた「真相」が明らかにされる重厚な心理劇へと。
公演中につき、詳細は伏せるが、人生というものを愛おしむ作者の思いが、しみじみと伝わってきた。
力のある演技陣の熱演もあり、終演後も永く余韻が残った80分。良い時間を過ごせました。

最後にAチームの配役を記しておく。
イガラシマリオ…親泊義朗さん
イガラシタエ…西口有華さん
ミタリョウスケ…生野和人さん
タケイチハル…角田佳代さん
クドウリツコ…赤崎貴子さん

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