最新の観てきた!クチコミ一覧

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home〜りんごさんのうた〜

home〜りんごさんのうた〜

ぽこぽこクラブ

座・高円寺1(東京都)

2026/01/13 (火) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

良く言えばほっこり、悪く言えばただ単調なだけの芝居。
りんごの話なのに、作品に芯がないように思える。

OIL

OIL

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

燐光群というよりは森尾舞と柴田美波の二人芝居という感じ。石油をめぐる歴史的、地政学的な要素と母娘の話が並走しながらごちゃごちゃと入り混じる。19世紀から21世紀までを旅する少し不思議な物語。興味深いけど、ずば抜けて面白いとは思わない

賢治島探検記 2026

賢治島探検記 2026

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/01/07 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

老舗新劇劇団の文学座とエンタメ劇団キャラメルボックスのコラボということでどんな化学反応、新しいことが起こるのか期待して観劇。…期待しすぎたか…
演出は文学座の方なのに、キャラメルボックス色が強い。(集客のパワーバランス?)
未だかつてないコミカルかつ生きたな舞台を期待していたが、うーん…お芝居がバラバラになっていた印象。
日本を代表するストレートプレイ劇団のコラボなので、新しい宮沢賢治作品を観られると思いきや、8千円のチケット代は高すぎると感じました。もともとが子供向けなのか?
特に主役の男性の方のお芝居が浮ついていたので残念だった。メインはもっと板に足をつけてほしい…

結構楽しみにしていたので、淋しい限りでした。

捨てちまえ

捨てちまえ

中央大学第二演劇研究会

シアターシャイン(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

主人公サンチの葛藤と成長を描いた
約90分の作品
ちょい盛り込み方向と
場面転換などが
もうひと工夫と思えたかなー

ネタバレBOX

主人公の中学校時代から
就活までの出来事を時間軸順当に見せ
自分の漫画を捨てられた事から
継母の言う通りに片親で貧しいからと
切り捨てた友人と再び邂逅し
前向きになる話でした

主人公の迷いや混沌を表したであろう
舞台美術は今ひとつに思えたなぁと
場面転換というか場所表現が
もっと工夫欲しかったかな
小道具出さずとも効果音で想像させるとか
頑張って欲しいかなぁと思えた

都市伝説で実際に天狗と出会うのだが
基本のストーリーからすると
あえて出さんでもとか感じたなぁ

舞台中央上部に画像投影してて
LINEの画面とか出しててよかったが
モーちょい下にして大きめの方が
よかったように思えたし
場面としてゲーム背景みたく
画像投影してみた方がいいかなと思ったな

サンチ君漫画でやっていきたいと
描き続けてるのだがー
今どきの大学生が紙とペンで描くかなぁ
そうなら その理由や思い入れを
出して欲しかったし
時代感がチグハグに思えた
現代的ならネット投稿で
精神凹まされるのもコメントの
誹謗中傷の方がリアリティあると思うし
絵の上手下手よりも
メッセージ性が受けるのが現代だと
自分的には感じるなぁ
EX:「山田とみぃちゃん」とかね
下手でも面白くなくても続けることが重要と漫画の担当編集さんもアドバイスしてみて
欲しかったかな

いろいろ青かったかしらと感じたデス
学生演劇ですし
らしいといえば らしくて あってるかな
名探偵VSプレデター

名探偵VSプレデター

サンバーチャイチャイ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

名探偵のぶゆきがプレデターと戦うお話(まんま)。 

圧倒的なパッションで演劇にしかできないことを軽々とやっていて、目頭が熱くなる。

ネタバレBOX

【結果】

面白いか   ずっと面白い 3  脱臼風味をすごく精緻に構築されていて感動。
加点項目   歌った    1  米米を大合唱
       踊った    1  フレデリックで踊るはポイント高い
       ダイナミズム 1  スモークマシンの無駄遣い  大声  長ゼリ 雪降らす
       ライブ感   1  水飲む時間 物販の宣伝 主人公が本人 午年 スタッフ動員  

合計 星7

コメント

  「生きれるうちは生きてくれ。」 なかなか味のある至極のメッセージ。人生何周目?

リアル、ちょっとムズい。

リアル、ちょっとムズい。

友池創作プロジェクト

駅前劇場(東京都)

2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これはグッときましたね。ちょいとおちゃらけな所もありますが、結構リアルな問題も多く、発達障害や精神障害の自覚がある者にとっては、身につまされます。どっぷりとのめり込んでしまいました。

『夜を歩けよ、メロス』

『夜を歩けよ、メロス』

伊藤祐輝

シアターウィング(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

心に残る舞台でした。おそらく一生忘れません。

home〜りんごさんのうた〜

home〜りんごさんのうた〜

ぽこぽこクラブ

座・高円寺1(東京都)

2026/01/13 (火) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良かったです!お勧めします。(追記予定)←と書いておきながら追記するのを忘れ、未来の私に「追記しろよ!」と突っ込まれる私。

タバコの害について

タバコの害について

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/01/09 (金) 19:30

 チェーホフの戯曲というと、新劇がレパートリー化しているイメージが強く、辛気臭いロシアの元祖リアリズム演劇と言ったイメージも強く、劇中で難しい言葉が当然のように使われ、教養として身に付けるような作品(『かもめ』、『ワーニャ叔父さん』等)が多い感じがしていたが、今回観た『タバコの害について』というチェーホフの1人芝居として書かれた作品は、良い意味でチェーホフ戯曲に対する固定観念を完全にブチ壊していて、大いに楽しめた。
 とある田舎のパブ。
家内からの命令で講演を始める老先生。
お題は「タバコの害について」だが…
終わりのないボヤキは何処へ向かうのか?と、どんどん劇が進むに従って講演のお題なんてどうでも良くなってくる、社会問題や政治問題にボヤキ芸で時に鋭く突っ込みつつも、それどころか益田喜晴さん演じる老先生の家族問題の愚痴、果ては婚期を逃した娘の相手を募集し始めたり、飲み会の良さをやたらと強弁し始める。
 更に、香具師の口上を始めて、物を売り付け始めたり、助手役の橘沙モカさんに手を挙げていて、20歳以上だと自分は思った観客に赤ワイン?を注いで回らせて、観客が赤ワイン?を飲むと言うような展開もあり、劇中何度となく、油断していると、老先生役の益田喜晴さんに観客に適当に質問してきたり、話しかけてきたりと、観客と役者、そして役者が演じる役の境界がどんどんなくなってくる劇が新鮮だった。
 また、次から次に劇のタイトルでテーマでもある筈の『タバコの害について』から全然離れていくが、そんなこと関係なく、老先生役と助手役との会話や老先生役のボヤキ芸で大いにツボり、大いに笑えた。
 これがチェーホフ劇とは思えぬ程の緊張感無く、老先生役の台詞にはあんまり意味をなさない話しも多く、お気軽に見れるところが良かった。
 
 劇が始まる前に、お菓子もドリンクも貰えて、劇中に甘酒飲んだりしながら観ることが出来たので、何よりも肩肘張らず観れて、これこそ芝居が庶民から発展してきて、今の現代演劇にまで繋がっているのを感じさせ、良い意味で演劇と観客の境界線を感じず、こうした絶妙にアットホームな空間こそが、本来の劇場の在り方だと感じさせられた。

 本当の意味での1人芝居のヴァージョンだとどういった展開になっていたのか、逆に気になった。
 今回の劇自体は老先生による講演という名目のもと、実際はただのボヤキ芸と言うか、不満や愚痴をひたすら言い続けると言うような内容で、私自身が抱えている不満や不安、ストレスなどとも通ずるようなところも多く、老先生は私自身であり、観客1人1人、演じる役者も含めての分身と言うか、代弁者的存在かもしれないと劇を観ていて感じた。
 チェーホフはそのBarでチェーホフ自身を投影したかのような老先生に講演させるという、それ自体が奇想天外だったが、そもそも老先生という存在が絶対に確かに存在していたのか、そのBarだってどこのBarかは具体的に劇中示されない辺り、観客の想像力に大いに頼っているし、老先生が具体的に誰なのかはハッキリと明かさない辺り、観客1人1人の実情、役者それぞれの実情と重ね合わせてみる想像の余地がいくらも残された登場人物となっているところが、思い思いの自分の状況と重ねてみて、大いに笑えたり、共感できたりするところが多いのは、そういったところにあるんじゃないかと感じた。

 助手役の橘沙モカさんによる、見た目は坂道系アイドルにいそうな雰囲気の見た目とは裏腹に、老先生役の益田喜晴さんへの時に毒舌、辛辣、時にサディスティックにも見える突っ込みや行動のギャップが意外で、癖になる味わいがあった。

ハンサムなので何をしても許される

ハンサムなので何をしても許される

ドアとドアノブとドアノブカヴァー

OFF OFFシアター(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ゆるーい時間が心地よく流れるナンセンスコメディ。

ネタバレBOX

【結果】

面白いか  時々面白い 2  (スイカのペンギンが下りる理由を3日考える、粉々の語感)

加点項目  文学の香り 1  (お約束のアンバー背後から照らすラストシーン)
      凄いキャラ 1  (皆個性的だが、女性陣全員のキャラの濃さは群を抜く)

合計 星4

コメント

   前説でも卒なく笑いをとる。セットを最小限にして良心的価格設定は好感度大。
クワイエットルームにようこそ The Musical

クワイエットルームにようこそ The Musical

Bunkamura

THEATER MILANO-Za(東京都)

2026/01/12 (月) ~ 2026/02/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/01/13 (火) 12:30

座席3階3R列4番

脚本がわかりやすくスッキリしていて その分観客が想像できたり 解釈勝手に出来たりしました。私はまだ映画は観ていないので逆にさかのぼり 映画も観ようと思いました。
センスのいいギャグや多分アドリブだろうと思われるセリフなど 舞台を役者さんたちが楽しんでらっしゃいました。
キャストさん方の歌は本当に皆さん最高に上手いです。
ダンスは正統派ジャズダンスからのフォーメーション見やすかったです。
シアターミラノ座の音響もいいですね。
3階のR3という壁側面に縦に並ぶ特殊な席でしたが 上手が少し見切れる位であまり気にはなりませんでした。
個人的には 松下さんのファンになりました!

ネタバレBOX

最初からほぼ最後まで面白くストーリーも追って見られたのですが 最後の最後に明日香のみになり暗転??
原作を読んで無いからでしょうか??
う〜む??
これでいいの??
そのまま受け取るんじゃ無くて
何かの象徴としてなの??
一緒に行った娘も
ちと悩んでました。
やっぱり原作読んだ方がいいのかなー??
『闇鍋』

『闇鍋』

演劇企画もじゃもじゃ

遊空間がざびぃ(東京都)

2025/12/26 (金) ~ 2025/12/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

(演劇公演・もじゃもじゃ・「ゲーセン」について)

世界が終わらない系ラノベラブコメチック超超ライトSF。 
失われた時間と空間の記憶。

ネタバレBOX

【結果】

面白いか   ずっと面白い 3 (すれ違う会話。下手に狙ってないところが、好感度大。)
加点項目   ダイナミズム 1 (静かではない静か系同時多発会話風ゲームバトル)

合計 星4

コメント

 結構正統派な作り。端正すぎて、逆にもう少し外れたところが欲しくなる。

姫が愛したダニ小僧 ~Princess and Danny Boy~

姫が愛したダニ小僧 ~Princess and Danny Boy~

大阪府・大阪市・大阪文化芸術事業実行委員会

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ストーリーは面白くキャストさんたちは皆さん魅力的。最高でした!

きみはともだち

きみはともだち

果てとチーク

アトリエ春風舎(東京都)

2025/01/16 (木) ~ 2025/01/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/17 (金) 14:00

去年8月上演の『はやくぜんぶおわってしまえ』の10年後の位置付け
「どうしたら あんたと ともだちのままでいられるかな」パンフレットのあらすじの冒頭に書いてある。
友達でなくなった前作での二人がまた撚りを戻して友達でいる。
ジェンダー上のマイノリティーの野澤と登場しないけどその相手、その幼馴染のマジョリティーの高校の同級生の園と彼、正職に就いてない男、の4人(5人)。ある意味今の世の中の縮図と言うと乱暴だけど、そこにマイノリティーの生きづらさを投影させる。わかり合えない、それってよほどの関係でないと、いや、相手がなにを考えているのかって友達同士でも判らないと思う。それはそうだと思う。
升味加耀の俳優としてのしたたかさが凄い。
終盤のモヘーさんのアクションの発端になっている事象と行為、正しい用語か判らないのですが、フック?、あの状態になることを思い付いた升味さん、頭の中、どうなっているのだろう。良くあれを仕組んだなと呆れてました(笑) 凄いなぁ。

4人とともだちになりたくて 2度目を拝見した。うん、みんなともだちだ。それぞれが考えていることは判らないけど、この題名通り「きみはともだち」だ。でも判り合っている訳ではない。でも知ろうとすること、相手の立場の理解を深めることは出来る。まあ、そんなに簡単ではないけど、少なくとも相手を思いやる気持ちは持てるかも知れない。それはどんな立場に居る相手であれ、あるいは己であれだ。普段、演劇に教訓を求めることはしないけど、この作品が訴えかけるモノを受け取り、それを意識し続けることが大事だと思う。
戯曲の構成/80分での展開の巧みさ、川村瑞樹/升味加耀/松森モヘー/横手慎太郎、4人の人物像と、それぞれ違う立場で違う痛み持つ、それを表す演技と申し分ない。特に升味さんの負荷は凄いものだと思うが、舞台美術もこれまでと違う具体的な創り込み、トータルで素晴らしい上演だった。

賢治島探検記 2026

賢治島探検記 2026

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/01/07 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

縁あって2回観ることになりました。
1回目は前から4番目正面、2回目は10番目の下手席。
舞台面(ツラって言うんですか?)は何も加工?していないようでしたが、見えないほうが良く思えました。見えると現実感が伴ってしまう気がしたので。
でも面白かったです!

ネタバレBOX

原作とどこまでが同じでどこからが成井さんなのかわかりませんでした。
原作を読もうと思い帰宅しましたが「銀河鉄道の夜」しか見つからずにいます。
注文・・・もセロ弾き・・・も持っていたはずなのに。
親子で楽しむ『あらしのよるに』読み聞かせと音楽スペシャルイベント

親子で楽しむ『あらしのよるに』読み聞かせと音楽スペシャルイベント

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2026/01/12 (月) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

中越典子さん目当てで観劇。絵本自体はかなり前に読んだことがありますが、改めてリーディングを観劇すると、なかなかにイイですね。正味30分程で絵本の2冊目までの分でしたが、続編を期待します。

タバコの害について

タバコの害について

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

千穐楽観劇。新春版なのか 気を逸らせない工夫なのか、いずれにしても客いじりをしながら物語を展開していく。ただ話の核心はブレることなく心に響く。
(上演時間1時間20分)

ネタバレBOX

舞台美術…レンガの幕絵のようなもので囲い 上手はBARカウンターのように洋酒が並んだ幕絵(畏まった場所ではないことの意?)。中央に演台が置かれ「タバコの害について」と演題が書かれている。その傍に大きな脚立と反対側に小さな置台と木椅子が1つ。上手/下手にロシアやソビエト連邦の歴代の皇帝/大統領のパネル写真が貼られ、客席の一部にプーチンの写真と取扱注意の字。講演者は くたびれた燕尾服を着たニューヒン先生(益田喜晴サン)、その助手(橘紗モカ サン)。ニューヒン先生曰く、自分は大学教授でもなければ と謙遜しつつ講演を始めようとするが…。

先生はもったいぶった話し方とまわりくどい説明で、「たばこの害について」講演しようとするが、なかなか本題に入らずパネルの人物評とユーラシア大陸と日本の領土の大きさや人口密度を比較し、彼の地と日本の違いを観客を弄りながら本題と関係ない話を繰り広げる。しかし いつの間にか社会的なこと自然的な話から自分の家庭(娘や妻)の話へ替わっていく。特に日頃 自分を虐げている妻へと話の矛先を向けていくが…。

物語は、在りし日の自分が抱いていた夢と、それとは乖離してしまった現在に苦悩する男(先生)の悲哀を面白可笑しく描いている。チェー ホフは、誰しもが抱くであろう人生の悲哀を「滑稽」であると捉えたよう。それが物語の核心であろう。
劇団夢現舎では、独自の解釈と演出(観せ方)によって「たばこの害について」の講演を劇中劇仕立てにし、一方で観客を講演を聞いている聴衆に見立てている。同じ場所(行灯パブろびっち)でありながら、公演を観劇していることと参加(ウォッカならぬ赤ワインが振る舞われ 皆で乾杯)しているという違った感覚、その不思議な空間に立ち会わされているようだ。観客弄りも新春版の演出の1つ。

何度も妻から講演するよう強要され辟易している先生の愚痴話へ。長年同じ話を繰り返してきた人生に対する嘆きが哀愁となって…。妻の呪縛の象徴、それが結婚式で着た 今ではよれよれの燕尾服。それを脱ぐことで呪縛から解放され清々しさ。一方で、妻は亡くなり 述懐することで その寂しさを紛らわせているかのようにも思えた。公演は、如何様にも解釈(捉えることが)出来る そんな幅広な独自性を感じる。

「たばこの害について」は、劇団夢現舎にとって別のガイ つまり遣り甲斐になっているようだ。平成二十八年から取り組んでおり、夢現舎にとって成熟した公演になっているのではないか。特に公演が憚られるコロナ期はこの作品に支えられたとある。本来一人芝居であろう物語、それを漫才の掛け合いのように助手を登場させ、難なく違う方向へ話を持って行く巧さ。
次回公演も楽しみにしております。
OIL

OIL

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『OIL』(燐光群)を観た。石油が「新しい光」だった時代から、遠い未来まで——母と娘の関係を軸に、人類の繁栄と暴力、依存と正当化の歴史を折りたたんでいく構造は野心的だ。時代も土地も跳ぶ。その跳躍を成立させるために、俳優陣は人物の温度を落とさずに繋ごうと踏ん張っていたし、舞台が抱える情報量の多さを身体で支えていたと思う。

ただ、私自身は不思議なくらい「刺さる台詞」が残らなかった。言葉が弱いというより、観客が人物に感情移入していくための“撚り”——関係のねじれが積み上がっていく感じ——が薄い。場面ごとの情景は追えるのに、主題の輪郭が像を結びにくい。とくに核に置かれているはずの「愛」が、何の比喩/隠喩として立っているのか掴みにくかった。愛=依存、愛=支配、愛=世代間責任……読み筋はいくつもあり得るのに、その複数性が「意図された余白」というより「手がかり不足の余白」に見えてしまい、観客の側が芯を握り損ねる。

終盤の着地も、予定調和というより既視感が勝った。結末そのものが悪いのではなく、そこへ至る増圧が足りず、“そうなるよね”の地点で止まってしまう感覚が残る。壮大な時間のスケールと、家族という最小単位のスケールが最後まで噛み合いきらず、世界史の叙事と私的な倫理が、並走したまま終わったようにも感じた。

とはいえ、題材の射程は大きい。豊かさの源泉だったものが、暴力や分断の燃料にもなる。その二重性を「家族」という器に注ぎ、観客の生活感覚へ沈めようとする企て自体は、いま必要な挑戦だと思う。だからこそ、「愛」という語が綺麗事ではなく、支配や依存や責任と地続きに見えてくる瞬間を、もう少し舞台の側から手渡してほしかった。野心の大きさに対して、感情の導線がもう一段、太くなれば——そんな悔しさを残す観劇だった。

『羅生門』『命を弄ぶ男ふたり』

『羅生門』『命を弄ぶ男ふたり』

シルクラブ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

セット券で、大阪で羅生門拝見
京都の方が観客は多かったかな
内容は羅生門をかなりアレンジしていると思えたが、人の置かれた立場や心境を上手く表現出来ていたと思います
来年も是非

クレイジーレイン

クレイジーレイン

なにわニコルソンズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日拝見
四人の刑事の置かれている立場が次々と明らかになりながら…
内容初観で、とても面白かったあ

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