最新の観てきた!クチコミ一覧

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H&ERO

H&ERO

Peachboys

シアター711(東京都)

2019/04/23 (火) ~ 2019/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

想像をはるかに超えたとんでもない舞台でした!下ネタ全開なのは予想通り。でもストーリーというか組み立てというか、頭を空っぽにしてひたすら楽しむ舞台だと気が付きましたね!恥ずかしさなんて吹っ飛びます、大声出して見続けてしまいました。芸達者な方々によるコントの雨あられといったところかな。

不思議の国のアリスたち

不思議の国のアリスたち

演劇女子部

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/23 (火) 19:00

たくさんのアリスが芸を競うという設定が楽しく、ドSな女王様が素敵でした。

ネタバレBOX

女王様が客席まで降りて来て、ドSなままおじさんをいじるというドMにはたまらない演出も。
いつもの致死量

いつもの致死量

こわっぱちゃん家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

見逃すと、一生後悔しますよ!
って、コラボナ2の時も呟いた気がします。
コラボナで上演した演目のロングバージョン
でも、ただ単に長くなっただけでは無いです。
ショートバージョンでは、誰かの言葉だけで説明された事実が、目の前で実際に演じられている姿を観ると、彼の葛藤が、よりシビアに胸に刺さります。
超オススメ

いつもの致死量

いつもの致死量

こわっぱちゃん家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/24 (水) 19:00

価格3,300円

こわっぱちゃん家3回目の観劇。裏切りませんね。
最初はスジが読めず、徐々にわかってきて、最後は心が暖まる。各演者さんもすてきだなー。本当にこういう会社あるみたい!

十二番目の天使

十二番目の天使

東宝

日本特殊陶業市民会館(愛知県)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度

ストーリーは全くベタで単純なもの。
そもそもこれは「演劇」といえるのか?
物語や情景描写を役者が語っているだけ。舞台でやるのではなく、「ラジオドラマ」みたい。この台本をラジオドラマで流した方がよほどぴったりくる。
しかも半分くらいは「録音」のナレーション。主演の男優のナレーションを録音で流すとは?? 録音ではなく、誰かが舞台の片隅で生で「朗読」すべきだろう。
地方公演だから録音で、東京の本公演では朗読だったのかもしれないがもしそうであれば地方をバカにしすぎている。
最後の「歌」のショーも録音、口パク。 まったくしらける。歌などなく、その前の台詞で終わった方がよほど良い。そのほうが余韻に浸ることができる。
大ホールだからだろうが、台詞も生の声は全く聞こえずスピーカーからの音しか聞こえない。こんな物を大ホールでやる理由がない。

天野博士の憂鬱

天野博士の憂鬱

劇団スカブラボー

「劇」小劇場(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日を観劇。松下美優さんを見に来た(この動機ですみません)のですが、なかなか読めないストーリーで色々驚かされました。100分という短めな感じのする舞台でしたが、キャラクターは多彩で面白かったです。でも誰が主人公かがイマイチ分散された薄めの印象だったのは残念。もっと振り切った全開の抱腹絶倒を見てみたかったですね、掘り下げがいのあるキャラ達だったと思います。
余談ですが、チラシ表裏のイメージと舞台はかけ離れすぎてて。素敵なSFファンタジーなので、もっとポップで全演者写真とかを明るく載せてもいい作品だったと思いました。

Fly Me to the Moon, A.N.D…

Fly Me to the Moon, A.N.D…

劇団テアトロ☆マジコ

千種文化小劇場(愛知県)

2019/03/01 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

満足度★★

美しく壮大な舞台セット、煌びやかな衣装が素晴らしい。
セリフが聞こえにくい箇所が何度かあり、円形舞台の難しさの一つだとは思うが、とても残念。
世界観が大好きなだけに、「飲み込まれたかった」というのが一番の感想でした。

ハンザキ

ハンザキ

演劇組織KIMYO

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

回転する舞台。その上を、当たり前のように疾走する役者たち。その姿だけでも見る価値充分!どれだけ稽古してきたのだろうかと感心させられる。そして、王道ながらも美しく切ないストーリー。素晴らしい。

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2019/03/02 (土) ~ 2019/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★

脚本・演出家、鹿目さんがこの公演をもって一時劇団を離れるということもあり、「言葉を紡ぐ」ということに想いを乗せた良作でした。
「悪い意味で気になる点が無い」ということがどれほど素晴らしい事か。適度なエンタメ性と適切な会話量の構成で、とにかく出演者の集中力が素晴らしい。

静かにとけた桃色【ご来場ありがとうございました!】

静かにとけた桃色【ご来場ありがとうございました!】

劇団えのぐ

ひつじ座(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

 えのぐには脚本家が2人居るので今回は各々が1作ずつ、2作品の上演だ。(追記後送)

ネタバレBOX

劇団えのぐ平成最後の公演と銘打ってもいる。どちらも話が展開するのは、喫茶店である。まあ、レイアウトが若干変わったりはするが、小振りのテーブルと椅子の移動位なので苦にはならない。物語の展開にも自然な流れが出きて設定は上々だ。出捌けは下手奥と上手奥の2カ所、下手の方は床まで黒布が垂れ目隠しにもなっているが、上手は暖簾が下がっているのみ。開けたドアのノブの上辺りにメニュが見える。下手出捌けの客席側にはカウンター。ハイチェアが2脚置かれているのだが、腰掛け部分の飾りや、座る部分は皮を縦横に編んだ中々お洒落なもの。従業員のエプロン、カウンタークロスなどは総てピンクだが、カウンタークロスのピンクには、小さな文様が入っていて色調も微妙に異なる。更にマスターの穿いているGパンの腰回り、後ろポケットなどにはカラフルなパッチワークがあって劇団名を暗示している。
 第1話は解離性人格障害或いは依存性パーソナリティー障害との合併という風に捉えられている女の子の恋を描いた作品だが、パーソナリティー障害については実存する本人以外に4つのパーソナリティーを持ち内1つが強力に自己主張を始めているという設定だ。実際にこのような事例があるか否か自分の調べた範囲内では明らかにできなかった。何れにせよ若い女性の場合には境界性パーソナリティー障害などが発生するケースもあるというから、周囲の人間はかなり真剣に取り組まなければ如何ともし難いのは事実であろうし、病を患っている女性自身が相当苦しい思いをしているにも拘わらず理解されにくいということで更に迷路に踏み迷うことも多かろう。今作ではハッピーエンドにしているが、苦しんでいる女の子の在り様を考えさせる所が味噌。
MIX

MIX

9-States

駅前劇場(東京都)

2019/04/23 (火) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

15周年記念のオムニバス。いつものエッジの効いた公演と違ってちょっとライトウエイトでしたが、かえってリラックスして楽しめました。中村太陽氏とOi-SCALEの林灰二氏の前説がいい。中村氏、苦労人なのですね。

静かにとけた桃色【ご来場ありがとうございました!】

静かにとけた桃色【ご来場ありがとうございました!】

劇団えのぐ

ひつじ座(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

色をテーマにした2本の話でしたが、両方、面白かったです。静かにとけた桃色・・優しい心温まり、何となく、その色が分かる気がしました。役者さん達の演技は、皆良かったですが、滑舌のせいか台詞が聞き取りにくい場面がありました。松下さん演じるマスター、本当に良い味を出していて、心和みました。良い舞台でした!

奇跡の人

奇跡の人

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めて見た。驚いたのは、こんなに激しくぶつかりあう舞台だったのか、ということ。そしてアニー・サリバンの生い立ち。彼女の原動力はどこにあったのか、謎が解けた気がした。それにしても、サリバンを演じた高畑充希はすごい。滑舌も完璧である。彼女とヘレン・ケラー役の鈴木梨央の体を張った演技は、まるで格闘技のように見えた。物には名前があり、そこには意味があると知るまでの長い道のり。言葉を獲得することで、世界を手にすることができる。知る喜び、教育のあるべき姿、とても深い内容を含んだ舞台だった。大竹しのぶのサリバン先生も見たかったなあ。

H&ERO

H&ERO

Peachboys

シアター711(東京都)

2019/04/23 (火) ~ 2019/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

価格2,200円

もし落ち込んでいる人がいたら観たほうがよい。間違いなく気分は浮上するだろう。
本当に全く中身の無い、ただの悪ふざけのような芝居なのに、なぜか心揺さぶられる。
もともと上手い役者が揃い、汗を飛ばしながら全力で芝居をする姿に感動するのであろう。
そして今回、特に良かった役者は剛力彩芽になった広瀬すずを演じた福永理未さん(←これだけ読むとわけがわからない)

バラ色の人生

バラ色の人生

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

おしゃれな舞台が一気に世界に引き込んでくれます。

自分はなぜ生まれたのか、望まれて生まれたのか、それとも違うのか、
誰もが青春時代に考えたテーマを、特別養子縁組という激動の昭和に制定された制度をもとに、平成をしめくくります。

一つの結果として見えていたものが、実は、もっと奥深く様々な想いによって支えられていたという事は、大人になって思い返すとあるはずです。

平成の最後に、今一度立ち止まって、支えてくれている周りの人に感謝をしてみませんか。

TEAM6g、第14回公演、見逃せません。

ネタバレBOX

今回も脇役に是非注目してください。

吉成さんのゲイとしての立ち振る舞い、言葉遣い、そして月日の経過、芝居のすごさを感じます。

平田さんの話し方、声のトーン、芝居は動作だけでなく、気持ちも大きな要素であると再認識します。
前作「愛される資格」と同じように見えてしまうかもしれない役柄を全く違う人物として映しだします。
彼にしかできない芸当でしょう。

そして、父親役中脇さん、表情立ち振る舞い、すっと世界に入り込ませてくれます。
優しさ不器用さ、中脇さんだからこそ、阿南さん(母親役)の気持ちにより感情移入ができたのだと思います。

医者役のマコトさん、前作は落語家の父親役でしたが、今回はより話のキーとなる人物、産婦人科の先生となります。
気持ちがぶれると、話の収集がつかなくなる難しい役だと思いますが、強さと弱さをとても魅力的に演じられました。

最後に、雷地さん。
「真面目に働く」と言った後の彼の芝居にとても魅せられました。
結婚詐欺師と山田大五郎の狭間、劇場全体が、彼に釘付けでした。
お見事でした。

TEAM6g、今回もお勧めです。
MIX

MIX

9-States

駅前劇場(東京都)

2019/04/23 (火) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

漫画家の作品という体なのでしょうか。オムニバスはそれぞれほんわかと面白かったですが、もっとメリハリがあっても良かったかなと。自分のところでないせいか、前説の林灰二さんが楽しそうだったのが印象的。

踊るヤマンバ

踊るヤマンバ

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/04/16 (火) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/18 (木) 15:00

座席G列12番

価格3,300円

開演前BGMの懐かしき歌謡ポップスに浸っていざ開演すると冒頭で舞台となる時代設定が1996年と明かされて「あぁ、みんなあの頃の曲であったか」と納得。
そして始まるのはキャバクラのホステスたちを中心とした人間模様、胡散臭い芸能プロダクション社長などいかにも「あの頃」の感覚?(笑)

で、終盤で「あのテーマ」に触れた時に「あぁ、羽原戯曲だなぁ」思うことひとしお。しかも今でもまだ風当たりが強いであろうカミングアウト、1996年という設定だけに主人公の決意の強さが偲ばれるし、その後の反響(劇中では描かれない)に想いが及んで強調されるシカケ……巧いよね。

その主人公のカミングアウト直後の回想シーンも彼女が歩んできた人生を簡潔・端的に見せて巧み。
そしてそこからのフィナーレの選曲も劇中ならびに現実のイマとも的確というかハマっているというか。

お約束的な次回予告も「例のアレ」なんだが、グレードアップ版というか、ちゃんと進歩していて見事。(笑)
組体操でお馴染みの「扇」がキャタピラのように動くのもアッパレ!

いつもの致死量

いつもの致死量

こわっぱちゃん家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/24 (水)

24日19時開演回(2時間)を拝見。


ネタバレBOX

マジック・サークル・マンホール(MCM)というゲームが引き起こした「不幸な事故」のために、時の流れが止まってしまった・変わってしまった人々の2年後を描く群像劇。

リアルな企業モノのストーリーとしても説得力があった2時間。途中、何度かウルっとしかかったのを堪えてきたが、終盤、謝罪する桜(演・瀧啓祐さん)を前にして、長女(鳴海真奈美さん)が父親(砂山康之さん)に語りかけるシーンでついに…。
見事な舞台美術のチカラもあって、当初の予想以上に涙腺にくる・見応えのある作品だった。

ただ、私事で恐縮だが、顔と名前が一致する役者さんが岩﨑舞さん・雅野友里恵さんのお二人だけの自分は、登場人物16名を把握するのに、結構、時間がかかった。
こわっぱちゃん家の公演の常連さんじゃないと、序盤は混乱した観客もいたんじゃないかなぁ。野暮を承知で、人物相関図プリーズ!

【配役】
※もし記憶違いがあったらゴメンナサイ!
志田桜(ゲーム会社の創業メンバー。MCM開発のメインクリエーター。「不幸な事故」以降、ゲーム開発から離れる)
…瀧啓祐(たき・けいすけ)さん
小林千秋(MCMが縁でゲーム会社にインターン→正式採用の元ゲーマー。祐香里と面識有)
…森谷菜緒子さん(タメにタメた末に、終盤、一気に、観客の涙腺を刺激する刺客へと!)
ケッチ(ゲーム会社の創業メンバー。マーケティング担当だが、千秋のメンター役でもある)
…トクダタクマさん
上村千佳(ゲーム会社の社長。「不幸な事故」の責任を一人で背負い込む恋人・桜の身を案じている)
…岩﨑舞さん(若き女性創業者の苦悩とリーダーシップに、観ていて強い説得力を感じた)
マリモ(ゲーム会社のクリエーター。阿久津等と同期)
…及川空美(おいかわ・くみ)さん
ムーミン(MCM愛好者のオフ会主宰。2年前の祐香里の事故死を知らなかった)
…大瀬さゆりさん
須田恵美(ゲーム会社の営業。阿久津等と同期。木ノ下のことを憎からず思っている)
…金井愛(かない・いつみ)さん(終盤の息苦しい雰囲気を和ませる存在へ)
進藤道子(ゲーム会社の創業メンバーで営業のチーフ。責任感ゆえに指導は厳しいが、内面は優しいヒト)
…雅野友里恵(かの・ゆりえ)さん(怒られそうですが…100%のハマり役!)
阿久津咲(ゲーム会社の営業。マリモ等と同期)
…佐藤来夏さん(上司の進藤に抗議するシーンが印象的)
新渡戸悟(ゲーム会社のクリエーター。過労が遠因か入院中)
…杉浦惇(すぎうら・じゅん)さん(見た目だけでもハマり役!)
川崎美羽(MCM開発のサブ・クリエーター。「不幸な事故」で退社を考えるも、進藤に引き留められ、営業へ)
…鈴木朝日さん
岸谷充(祐香里の父親。「不幸な事故」以降、生きる気力を失っている)
…砂山康之さん(一人、食事するシーンが印象的。沢庵をかじる音は…残念!聞こえてきませんでしたw)
木ノ下衛(ゲーム会社のダメ営業。阿久津等と同期。須田のことを憎からず思っている)
…多嘉良荒(たから・こう)さん(お疲れ様な好演!)
岸谷祐香里(2年前、MCMにハマった末、「不幸な事故」で亡くなった高校生)
…那智さん(あの年代のコの感じが伝わって来た)
岸谷結衣(祐香里の姉。亡くなった祐香里の面影ばかりを追い続け、自分を顧みない父親に寂しさを覚える)
…鳴海真奈美さん(この方の声質は心に響きます)
横山晴香(ゲーム会社の創業メンバーでデザイン部門のチーフ)
…平井亜矢子さん(千佳のよき相談相手なイメージを感じさせた)
銀幕の果てに

銀幕の果てに

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

つかこうへい(1948/4/24-2010/7/10)が1994年に発表した長編小説を岡村俊一が今回初めて舞台化したもの。ストーリーはCoRichの説明にあるように荒唐無稽なものであり、どこまで本気か分からない女優論もあれば2011年を予見していたような原発論もあって一度観たくらいでは頭の整理が追いつかない。

恐ろしいほどのスピードで突進するグルーブ感は先週観た「熱海殺人事件」以上だと感じた。あちらは味方伝兵衛一人のパワーが頼みだが、こちらは主要人物に負荷が分散されているので全力を出し切ったところで交代して常に元気な役者が舞台上で飛ばしまくることになる。

今回の大注目は、アイドルグループ、℃-ute(キュート)のリーダーであった矢島舞美さんである。すでに舞台で主役をいくつも経験しているのだが、この作品は異次元の困難があっただろう。オープニングの紹介はチラ見せで、その後の登場シーンでもやや控え目であったが、尻上がりに調子を上げ、後半は力強いセリフをガンガン飛ばす完全な舞台女優であった。元より美しさは抜群であって本当に「華のある」女優さんだと感じた。初日に力を出し切った安堵のためか、カーテンコールではすっかり普通の若い女性に戻っていて、「つかこうへいさんの誕生日にこの舞台に立たせていただいて……」と言うときには感極まって言葉を詰まらせていた。

と書いたけれどその素晴らしい矢島さんが目立っていたなんてことは全然なくて、先週に続いての出演の味方良介、石田明、久保田創の皆さんも、木﨑ゆりあ(元AKB48)、佐久本宝、松本利夫(Exile)の皆さんも絶好調であった。これは絶対のお勧め。私も帰宅すると残り少ないチケットを一枚買ったのだった(その後数時間で全公演完売!)。

*「小説熱海殺人事件」(角川文庫)はこの会場でも引き続き売っていた。

ネタバレBOX

二回観てようやく沢山の伏線が回収されていることが理解できた。分かってしまうと、何で一回目は分からなかったのだということになるが、それはいつものこと。
配役表を作っておく。ただし、細かく正確に書くとネタバレになるのと記憶が怪しい部分もあるので、間違いも入っていることをお断りしておく。

矢島舞美 = 野火止玲子:大女優
味方良介 = 村雨大吾:内閣官房長官
木﨑ゆりあ= 吉川涼子:大部屋女優
石田 明 = 立花 明:脚本家
松本利夫 = 牛沢利夫:映画監督
佐久本宝 = 山崎 宝:照明係
久保田創 = 叶 大作:刑事
磨世   = 川瀬美智子:玲子の娘
黒川恭佑 = 反町博之:副社長
岡田帆乃佳= 岡田千晴:大部屋女優
大石敦士 = 大道寺虎蔵:ヤクザ、父親がヤクザで映画監督
鈴木万里絵= 鈴木万里絵:大部屋女優

あらすじ:
15年前に撮影中の事故で妹を失った立花は玲子が仕組んだ殺人だと思い、同じ現場を再現して真相を探ろうとする。大道寺は父親が玲子との心中で死んだことを玲子の仕組んだ罠だと思い、撮影所に仇を打ちに来る。川瀬は父親の自殺の真相を知ろうと立花と組んで主役としてやってくる。玲子は稀代の悪女なのかその真相は…。

という話が半分で、あと半分は隣に建っている原発の話なのだがそこは三回目があれば書けるかも。しかし、ストーリーがどうこうよりも途中で展開される「女優論」を聞いてグハハハと笑うのが正しい観方のような気がする。「女優は神を信じてはいけない。神に頼るような貧乏くさい女優を観客は喜ばない」とかね。

矢島さんの、℃-ute時代に鍛えたはずのダンスがちょっと凡庸だった気がした。
吸って吐く

吸って吐く

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがの時間制作さん!
さすがの谷さんです。

凄まじく苦しい内容でした。
でも、ただ苦しいだけでなく、自分自身に置き換え考えさせられる部分もあるし、人それぞれに感じる部分もあります。
役者さんの皆さんの芝居が、とても素晴らしいからこその苦しさでもあります。

GWの中の一時に、苦しい時間が少しあっても良いのではないでしょうか(^^)

お薦めの作品、劇団さんです。

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