最新の観てきた!クチコミ一覧

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改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

先年、小劇場からは珍しく大竹野正典作品が読売演劇大賞を受賞した。これはその舞台を制作したカンパニーが作者をモデルにした創作劇のの再演。
再演と言うと、初演をなぞったお披露目だったり、役者を派手に入れ替えたり、小屋を大きくしたりするのだが、この再演は主役の二人を初演のママに置きながら、新しい舞台を目指して思い切って整理している。話が昭和期の売れない劇作家の話だから、関西風を生かすと、夫婦善哉のようになってしまいがちで、初演はかなりその味が残っていた。しかし、この再演は作家の水難の事件ドラマや、家庭ドラマの世話物的なところは整理して、夫婦のあり方と、作家の宿命を、最後は山に登ることに託してまとめている。つまりは、物を作る芸術家と、男女、家庭、日々の生活の葛藤に絞ったわけで、よく出来ている.古い話なのに全く新しい。令和の新しい舞台の誕生の第一弾と言っていいだろう。
作・演出は瀬戸山美咲。初演は大竹野一代記のような世話物的な作りであったが、そこを作家の現場として作り直して成功している。しかし、作中人物では東京の制作者は、余分だったと思う。こういう第三者は、セメント会社の社長がうまくかけているからそれで充分コメディリリーフの役割も出来ている。演劇製作者の役割としても、いささか以上に皮相過ぎて笑えない。ここを切ると2時間以内でまとまてよかったと思う。
出演者では、なんといっても西尾友樹、占部房子の小劇場のキングとクイーンが揃って目いっぱい技術の限りを尽くして演じてくれたのが大きい。西尾は受けに回って目立たないが、出処進退見事なものだ。占部は今回の方がむしろガラがあっている。抽象的な役柄をいろいろ工夫して形でも見せようとしている。ほとんど日常性を捨象して、演技と台詞で見せる。それでいて、様式性の欺瞞を毫も感じさせない。俳優にも劇場との相性があって、この二人、二百人くらいまでの劇場だと圧倒的な力を発揮する。読売演劇賞も商業演劇の大劇場の役者だけでなく、小劇場で演劇の魅力を素で伝えるこういう人々に光を当ててほしいものだ。脇ではラッパ屋の福本伸一がさりげなくていい。

 「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

マチルダアパルトマン

すむぞう外苑前スタジオ(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

「23区」を鑑賞。ボディーブローのように効いてくる。久しぶりに池亀調を楽しんだ。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

無くならない人種差別ですが、こんなひどい状況が5、60年前くらいであったことを再認識しました。自身の才能に目覚め、権利を勝ち取るために戦い、犠牲を強いられる姿が痛々しくも雄々しくて胸に響きました。彼女を支え、自分自身も変わっていくビリーも素敵でした。
せっかくの歌声。もっと聞きたかったです。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

こころにいつまでも残る内容でした。

ネタバレBOX

波乱な人生の話でした。話の展開とタイミングの変わり方が絶妙ですね。確かで、強いメッセージとして心に残りました。険しかったけれど、前向きに進んだ人生に、エールを送りたいです。
りさ子のガチ恋♡俳優沼

りさ子のガチ恋♡俳優沼

バードランドミュージックエンタテインメント

新宿シアターモリエール(東京都)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/26 (金) 19:00

座席L列12番

価格6,000円

2.5次元舞台の出演者の1人に入れ込むあまり勘違いと思い込みから暴走した熱狂的ファンの顛末。

程度の違いはあれりさ子が抱いたような妄想は少なからずあると思われ、また、りさ子の観劇仲間の言動やSNSの投稿(舞台上での表現方法も巧いしかつ愉快)などまさしくそのまんま、みたいな?

さらに2.5次元舞台の内幕(と言うかバックステージ?)もさもありなんな描かれ方をしており虚実ない交ぜ。

開演直前のちょっとした仕掛けや終わり方も現実世界と劇中との境界線をぼかす効果をあげていたと思う。

なお、りさ子のキャラクターにバーベット・シュローダー監督「ルームメイト」(1992年)のジェニファー・ジェイソン・リーやジョナサン・カプラン監督「不法侵入」(1992年)のレイ・リオッタを思い出した。

ガチ勢とは対極の一線(いや、破線か?)を引いた接し方をしている身ゆえ本作も冷静かつ客観的に観ることができた。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

差別に対するメッセージ劇かと思っていたが黒人女性たちの人生ドラマであった。人種差別は実感がないのでその臨場感はうすかったが、人生ドラマとしては、LIVE感もあって面白かった。SETUKOさんはプロ歌手なのですね。情感深い歌が素敵であった。

 「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

マチルダアパルトマン

すむぞう外苑前スタジオ(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/10 (金) 20:00

「舞い上がれ、レジャーシート」を観劇。
同じワードを聞き続けていると、言葉の概念から考えてしまった。
限られた空間での喧騒劇、非常に面白い。

慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

いゃー良かった‼️最高😃⤴️⤴️でした。元気😃✨をもらえました。次回も楽しみです。ありがとう😉👍🎶ございました。

ハッピー・new・メリークリスマス

ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

牢獄の大部屋に4組の寝具が敷かれそこでの囚人たちのやり取り。なるほどと頷けることもあり90分とても面白かったです。青畳のイグサのにおい少し気になりましたが。。。。

改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

こんな嫁さん、いたら良いなあ。

演劇♡顧問

演劇♡顧問

神保町花月

神保町花月(東京都)

2019/04/26 (金) ~ 2019/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

個性溢れる、演劇部の顧問の先生たち、吉本新喜劇の香りを感じつつのステージ、もう少しお笑いが前面に出てくるかなと思いましたが、楽しかったです!

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日を観劇。
歴史的な様々な出来事やそこにいた人々の思いを、凝縮して作り上げていて見応えある作品。
主演Setsukoさんのストーリーが進むにつれて、顔つきが変わり、モデルであるニーナ・シモンそのものに見えてくる迫力が凄かった。
歌も圧素晴らしかった。

一人ミュージカル「壁の中の妖精」

一人ミュージカル「壁の中の妖精」

Pカンパニー

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/10 (金) 14:00

座席1階

春風ひとみ、見事というしかない。間違いなく彼女ならではの一人舞台であり、高度な一人ミュージカルだ。何度も再演を重ねている、木山事務所の作品では上演回数1位というが、見ていない人はぜひ、見た人もあの感動をもう一度味わいたい。
舞台はスペイン内戦。フランコ圧政のなか、30年もの間自宅の壁の中に隠れて生き続けた革命の闘士、その男と妻、娘の物語を春風ひとみがナレーターも含めて一人で演じる。演じるのは幼女から老女まで、性別も年代も超える。舞台を目一杯使い、客席まで巻き込んで物語をかき立てる。
ピアノとギターの音楽、効果音。さらにデフォルメされた影絵。上演を重ね練り上げられた舞台を一体化し、見事な芸術作品に昇華させた。
これは、一つの至宝。見ないと損するぞ。

ネタバレBOX

最後に孫娘まで登場するのには驚かされる。世代まで超えちゃうわけだ。
ハッピー・new・メリークリスマス

ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

劇団マリーシア兄弟 第11回公演 ハッピー・new・メリークリスマス @Geki地下Liberty

なんでこのタイミングでクリスマスなんだろう、と思っていたが、クリスマス・サンタ・親っていうのがキーワードだったんだね。

牢獄の大部屋というワンシュチュエーションだったが、この劇場の高低差を上手く活かしており、俯瞰的・天井裏から覗いているような感覚で面白かった。

ストーリーは謎解き?の要素もあり、ハマれば最高!

良い子はみんなご褒美がもらえる

良い子はみんなご褒美がもらえる

パルコ・プロデュース

赤坂ACTシアター(東京都)

2019/04/20 (土) ~ 2019/05/07 (火)公演終了

満足度★★★★

スタンディングオベーションするほどのものなのか、と思います。

ネタバレBOX

ソビエト社会で、目の前のオーケストラを指揮をして音を奏でるという妄想を抱き精神病院に入れられた男と、政治犯として精神病院に入れられた男が、治療効果を確かめる上層部の試験にパスして出所する話。

二人は同姓同名で、上層部は二人を取り違えて、政治犯にはオーケストラが見えないことを確認し、妄想男には政治的思想が問題ないことを確認するというオチのブラックなコメディでした。見方によって、人は正常であり、異常だということです。

主役の二人は目立たず、斉藤由貴さんも大した役回りでなく、フジテレビの「スーツ」で一躍注目を集めた小手伸也さん演じる精神科医だけが大げさで臭い演技で目立っていて舞台全体の美味しいところを全て食っていました。
尾を咥えたり愚者の口

尾を咥えたり愚者の口

電動夏子安置システム

駅前劇場(東京都)

2019/05/07 (火) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

■約120分■
検閲がまかり通っていた帝銀事件発生当時の日本と今の日本は似ているのでは?と問いかけてくる風刺的一作。社会色を打ち出す一方、アンジャッシュのコントのようなわかりやすい行き違いギャグも例によってふんだんで、今回も笑ったけれど、入れ子になっている二世界がどんな関係にあるのかをはじめ、今作はいつにも増して不明瞭な部分が多く、観ていて少しもどかしかった。

日露演劇交流『幸せはだれのもの』

日露演劇交流『幸せはだれのもの』

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/09 (木)公演終了

満足度★★★★★

 ロシアの学制は、11年制が主流であった。日本流に言えば小・中・高が総ていっしょくたでその後大学入学となるという形である。

ネタバレBOX

まあ、10年生から大学に入る人もいるし、現在主流になった10年生迄やった後、大学は行かないが11年生になって更に少し勉強をする人も居る。また大学もかつては5年で終了が一般的であったが、現在はヨーロッパの流れに合わせる形で4年終了の大学が増えている。ブルデンキント中等教育学校は私立の学校だから、授業料は親が払う。全寮制で学生は男女共学である。日本の学制で言えば、中高一貫校に近いか。演劇部の練習日は、クリスマス前の特訓期を除いて週1回、4時間程が当てられている。創立以来20年になるが、プロの役者になった演劇部出身者は3名。無論、なりたがった生徒の数はもっと多いのだが、指導教諭達が止めておいた方が良い、と生徒の両親を含めて説得していることも大きかろう。表現の厳しさや運不運という要素を含めて、生計を立てることが難しい世界であることを良く知る指導者達の親心であろう。
 今日が本番だったのだが、参加した若い演劇部員の中には何人か既に卒業したが、演劇部で演劇活動を続ける先輩数名やプロになったが今回今作に出てくれた先輩女優も1名居た。総じて宇宙という茫漠たる生存条件の中で擬人化された不幸というキャラが狂言回しとなって因果律を奏で、登場人物各々が宇宙の塵を切り出して、或る人間を造形するという作業をしていて実にヴィヴィッドで柔らかい感性とそれらに裏打ちされた役作りをしている点が、各々のキャラクターの存在感に繋がっていた。また、例えば王の金庫番がその被り物・キッパによってユダヤ人と知れるような演出上の配慮も為されている。(ロシア人の通訳に伺ったら、金庫番の話すロシア語はユダヤ訛りなのだそうだ。シオニズムを推し進めた中心人物の殆どがロシア出身のユダヤ人であり、「屋根の上のバイオリン弾き」がロシアでのポグロムを描いた映画であることを見ても、ドストエフスキーが度々ポグロムの悲惨に言及していることを見ても、マルシャークが今作に金庫番としてユダヤ人を登場させていることは興味深い。当然、パレスチナでジャボチンスキーを更に右傾化した思想が、パレスチナ人に対するジェノサイドを恒常的に行っていることに対しても思いが及ぶ。)
 一方、ロシアの民族衣装を纏った民族的な踊りが、ロシアの有名な曲と共に披露されたりする中で、ロシア人気質というのが、あれだけ寒い国だからなのか、思いがけなく明るいという発見もあった。また、茫漠たる宇宙に対し因果律というテーゼを立てることによって人間的尺度を作りだし、宇宙を人間的に解釈しようとする発想は日本人の発想にも近いように思われ親近感を持ったのも事実である。但し、多くの日本人の場合には、この哲理を己を発現させる行為として主体的に担うことはすまいが。
 
SINGULAR-シンギュラ-

SINGULAR-シンギュラ-

サステナクリエーションファミリー

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

絶対この中に先生(天才科学者)がいるに違いないとは思っていましたが、まさか彼とは・・・。メモリーが人格そのものなのか、その傾向を代表する考え方なのかが今ひとつわからなかった。

「日本国憲法」を上演する

「日本国憲法」を上演する

die pratze

d-倉庫(東京都)

2019/04/30 (火) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/05/09 (木) 19:00

【bug-depayse/Super D】(2ステージ中2ステージ目)
bug-depayse「彼について知っている僅かな事柄」
隠喩の意図するものを探りながら観るも、結局何が何だかさっぱりワカらず。

Super D「新日本国憲法」
前文(?)や条文を音声にしながら(朗読や群読、音読ではない)それを身体で表現したり、条文の内容を例示するスキットを演じたりのパフォーマンス。
表現法としては面白いが、時として音声が聞き取れないのはどうだろう?
まさか観客が諳じている前提ではあるまいな。

改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

若い頃、アルプスを歩いていたのでとっても興味深い内容であった。この男の想いが痛いほど伝わってきて、自分はどうなのか考えさせられる良い機会を得られたと思う。すれ違う想いを口論という形で表現していたが、正直そこは少しうるさかったけど、面白いお芝居であった。もう無理かもしれないが槍に行きたいなとしみじみ思う。「山の声」も観たくなった。

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