最新の観てきた!クチコミ一覧

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緋ノ廻ル輪

緋ノ廻ル輪

劇団虚幻癖

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

価格3,800円

B班の初日観劇。
確かに独特の作り方。演劇というよりはパフォーマンスに近いと言える。
なにかにたとえるとしたら「空気の機械ノ尾ッポ」とか、野火明の映画か。出演者と絶叫量が多め。

ネタバレBOX

話がわかりにくく、陰惨なシーンが続くので、観客を選ぶであろう。
あの日見た星空はきれいだった

あの日見た星空はきれいだった

アンティークス

シアター711(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★

帰りの電車の中で話の展開やセリフなどを思い返しながら、どちらかといえば自分の好きなタイプの脚本のはずなのに、どうして最後までしっくりこなかったのかを考えてましたが、やはり(数名を除いて)演技が物足りなかったのかなと。まだ初日だからなのか、脚本に芝居が追い付いていない印象。

「頭に尻を乗せてくれ」「最後の奇蹟」

「頭に尻を乗せてくれ」「最後の奇蹟」

ヨッタイキオイ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/05/22 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/22 (水) 15:00

価格2,800円

共に初演を観ていたので「あぁ、これか♪」と思い出しつつ愉しく観る。
また、オリジナルキャストである「頭を……」のみならず「最期……」までまるであて書きのようにハマっていたのも良かった。

「頭に尻を乗せてくれ」、元々二人芝居は「台詞のラリー」的なものだが、本作はそこにもう一つ「縛り」を加えており、それゆえ時にスポーツにおけるファインプレー(例えばテニスでラインぎりぎりの球を打ち返すとか)のような「!」もあって愉しい。

「最後の奇蹟」、途中のS.E.で「あ、アレか」と思い出す。そして附加した(だよね?)部分により「HMU」化するとは!(笑) さしずめ「ホテル・ミラクル・ユニヴァース/エンドゲーム」といったところ?

骨ノ憂鬱

骨ノ憂鬱

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2019/05/21 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎度毎度セットの凄さ。
あれはもお美術じゃなく野外風景。
衝動で妻を殺してしまった男の少年時代の物語。
今までの桟敷童子よりは現代に近い過去で、僻地よりは都心よりの
近代化設定に戸惑いつつも、そこはそこ。やっぱり、ザ桟敷童子。
男は死ぬまであの原風景の中に生きるんだろうか。
トマトが赤かったから・・カミユみたいでした。

ネタバレBOX

老舗劇団の宿命とでもいいますか、なんとなくお年で
役に無理が出てきてるような・・
新メンバーお披露目と居なくなられたメンバーさんたち。
新井結香さん退団されちゃってたんですね。

大手さんがこなすにも、そろそろ・・って感じの今回の役。
東さんの話には少年役が必須なんだな~と思いました。
GK最強リーグ戦2019

GK最強リーグ戦2019

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

最終日に総合優勝作品と準優勝作品を拝見させていただきました。
作品賞・脚本賞・演出賞そして総合優勝がラビット番長『影の人』でした。さらに主演男優賞・助演男優賞とMVPまで。他の5団体には気の毒としか言いようがありませんが、実際に舞台を拝見させて頂くと、本当に文句無しの受賞でしょう。

ネタバレBOX

『影の人』
恐らくこれだけの深い内容を舞台化すると優に2時間前後を要すると思われますが、50分というルールに則りまとめ上げたのはお見事でした。特におりんを使った絶妙なリズムや一瞬の照明だけで表した原爆等、視聴覚面の効果は素晴らしかったです。
 泥酔したサラリーマンが先達である渡辺さんに小水をかけるところ。人間としての愚かさを象徴する場面ですが、まるで唯一の被爆国でありながらその教訓を生かせず福島原発事故を招いてしまった我が国の愚かさを端的に表わしているかの如くでした。
 昭和史最大の事件であった先の大戦。時の経過はともすれば人々の記憶を薄れがちにさせてしまうものですが、平成を経て令和を迎えたこの時に舞台化したことの意義は大きく、単なる過去として風化させることを許してはならないという劇団の意志を強く感じた作品でした。
YELL!

YELL!

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

親と子、家族。誰もが共感できることがあるのでないでしょうか。2時間10分ちょっと。しっかり楽しむことができました。面白かったです、泣ける場面もあり。演技派な役者が多く見ごたえありです。
そして見やすい小劇場なのでどの席でも楽しめます、オススメ。

海と日傘

海と日傘

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/05/22 (水) 19:30

座席1階

前回見た「ナースコール」は看護師の労働環境をテーマにしたにぎやかな舞台だったが、今回は落ち着いた、しっとりした物語だった。
重い病気で死を覚悟した妻が、さりげなく夫のこれからを案じる。具体的な行動はないが、自宅に薬を届けに来た看護師に独り身かと聞いたり。おそらく、原稿を取りに来ていた女性社員との不倫にも気づいていたのかもしれない。
医師からの外出許可で夫婦は海に行くことにするが、来客で行けずじまいになる。もう最後のデートかもしれないのに、悲劇的だ。舞台は感情の起伏もなく淡々と進んでいく。
岸田国士戯曲賞を取った作品という。どう仕上げていくのか、腕の見せ所だったかもしれない。前回作と比べてしまったのは、抑揚の少ない作品の難しさだ。
ダブルキャストの片側を見ただけなのでわからないが、妻役の女優さんは健闘したと思います。ただ、作品に少し起伏を付ける演出があった方が良かった気がする。


ネタバレBOX

静かな舞台だけに空調の入り切りの音が気になった。
あの日見た星空はきれいだった

あの日見た星空はきれいだった

アンティークス

シアター711(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

見始めてから「999?」と思っていたのですが・・・
誰かを思いやる優しい気持ちが皆溢れていました。

ネタバレBOX

見ているうちにこれは死者と生者の話かと分かり始めたが、分かったほうが辛い・・・
迎えに来た者、こちらに来るのを止めに来る者、終着駅はそのどちらかしかないのだから。特に兄の俊作の昏睡状態の妹美穂への愛情は切なくて切なくて・・・最後起きてくれないかなと思ったほどでした。
一つ分からなかったのは、最後母の夏帆が人形を持ってラムネ菓子を食べた意味は何だったのかな?
梅雨のむらさき

梅雨のむらさき

劇団ウルトラマンション

ワーサルシアター(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

たった今観終わりました、まだ目頭が熱いままです!
かなり驚きの展開で進んで行くストーリー。なんとなくは予想してきたのですが全然違うんです、今までのウルマンとはひと味もふた味も違う!見たことのないチャレンジとも思えるシーンに全開過ぎる振り幅がハンパないんです。引き込まれるっていうより引きずり込まれたんです、そして気がついたら何度も泣いてました。やっぱりウルマンです、ハートフルコメディに新たな世界が増えました。あっという間の2時間はとっても楽しかったです!千秋楽まで突っ走れー毎日観に行きます!

ネタバレBOX

強いて挙げれば、初日特有の硬さは多かったように。それと気のせいかもしれませんが、今回チャレンジしたVシネマ的なバイオレンスタッチのシーンは、R15な(?)ようで子供さんには見せたくないかもと心配⁉︎
そうなんです、役とはいえ藤田さんをファンの方たちが嫌いにならないで欲しいと願ってしまいました。ラストの方でわかるのですが、極悪人の中にもどこか好きになれる憎めないキャラが序盤からもっと放り込まれていたらきっと安心できたのでしょうね。
でもそんな些細なことは私の取り越し苦労だと思いますので、硬さの取れた千秋楽の調和を楽しみにしています。明日からその進化を見届ける楽しみがあります。
2日目:予想通りです、とてもしっとりした舞台に進化してました!明日からもさらなる進化に期待してます!
そして大千穐楽、ここまで進化させてきたか?と驚きの舞台に感動でした。全通して良かったと心から思える作品でした。ありがとうウルマン!
慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

しっかりとした時代設定の脚本がいいでね♪
猫から観た激動の幕末の時代を描いたファンタジー要素もある作品

殺陣が少なめで会話が中心のお芝居でしたが
幕府が竜馬を暗殺する緊迫したシーンを会話で創造させてくれる
猫ちゃんもそれぞれのキャラがあって可愛い^_^
その他の役者陣も堂々とした演技で見応えありました
この作品を観てから、もっと時代劇モノが観たい気持ちになりました

向井坂良い子と長い呪いの歌

向井坂良い子と長い呪いの歌

少女都市

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/05/21 (火) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

人間関係を幾重にも重ね交錯させ、その謎めいた中に人の懊悩を描いた野心作のようだ。
登場人物は、作・演出の葭本未織女史も含め6人だが、葭本未織女史は道化として場面転換の役割を担っているようだ。同時にこの公演は彼女の演劇に対する思(重)いのような物語でもある。実質5人という狭い人間関係の中で次々に明らかになる出来事、何となくご都合主義のような気もするが、逆に当初から仕組まれた出会いであったかも...。独自の演劇論を物語の中で激白する、それは葭本未織女史の演劇に対する考えを劇中劇として描いている。説明文は”青春群像劇”であるが、それは表層的なことで、真は心象劇といった印象を受ける。観せようとする熱意、意気込みは感じられる。同時に、悪くはないが青臭さも感じる。

ちなみに、5人全員に関係する重要な人物は、ある邦画を契機に流行りのような演出スタイルとなり、その観方、捉え方は観客次第といったところ。
(上演時間1時間45分)後日追記

YELL!

YELL!

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやあ、笑いました。中盤のコミカルな場面。映像で見たら普通のことなのに、舞台で役者が演じるとこんなにも面白くなるとは!舞台上のすべての役者に敬礼です。
いやあ、泣きました。全力で生きるって全力で死に向かうってことだよな、とシニカルにつぶやいていた学生時代を思い出してしまいました。人が死ぬ間際に叶えたい願い事ってどんなことだろうか?
6年目のリベンジ公演。劇団の想いしっかりと受け止めました。6年前、大雪の影響で泣く泣くキャンセルの電話をした方へ…当時予約したことは間違いではありません。今回迷っているならば、リベンジを決断した劇団にYELLを贈りに、そして6年越しのYELLを受け取りに劇場に足を運んでみてはと思います。

コントラクト

コントラクト

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/23 (木)公演終了

満足度★★★★

#コントラクト
55分間の異空間体験。
ほのぼのと言うわけでは無いけれど、家族・親子っていいよねぇと言いたく作品。

再演・再見ですが、やっぱり良いデス!

#米内山陽子 さんの名作

1001

1001

少年王者舘

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/19 (日) 13:00

座席1階C2列13番

少年王者館初見。井村昂さん、寺十吾さんを除くとほとんど知らない顔ぶれ。

言うまでもなく、新国立劇場初登場。小劇場と言っても、七ツ寺共同スタジオやザ・スズナリとは違う大きさ、ザ・高円寺よりも大きいのかな。
この尺での舞台は、初めてではないかしら。それにしても、細かい芝居に終始せず、群舞や舞台装置の使い方で、奥行を魅せる空間の使い方はうまい。

確かに、かなり特徴的な芝居作りで、パンフレットを読むと、その独特のスタイルが強く慕われていることがよくわかる。でも、他の方もおっしゃっているように、観客を選ぶ舞台であることは確か。

特にループする会話と演技、挟まれる舞台アナウンス(芝居と劇場の狭間の消去)、セリフの末尾と語頭の連続する言葉遊び、こうしたものは嫌いな人は嫌いだろうと思う。

ただ、何にしても驚愕なのは、大きなループの中にまたいくつものループがあり、それぞれで微妙なズレを生じさせ、ただただ役柄の固定を回避するようなストーリー展開、こうした脚本と演出を、30名を超える役者の方々が淀みなくこなしてしまうことだ。群舞にしても、あの奇妙な振り付けを、今にも手足がぶつかりそうな微妙な距離で踊り尽くすさまは、圧巻。

うん、よいものを観た、というのが素直な感想。では、これから常連として観続けるかと言うと、ちょっと判らない。たまに観るからよいのかとも思いながら、中毒性も強そう。次のタイミングで、体が欲するのかなあ。
ザ・スズナリや、七ツ寺共同スタジオに戻った時に、同じ感動は得られるのか?
その時になってみないと、本当に判らない。でも夢のような時間をありがとうございます。


向井坂良い子と長い呪いの歌

向井坂良い子と長い呪いの歌

少女都市

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/05/21 (火) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/21 (火) 20:00

105分休憩なし。

ネタバレBOX

「演劇」をモチーフにしているが、「演劇」の話ではない、と感じた。
人は自分という檻から逃れる事は出来ない。もし、その人間が囚われたものが「演劇」なら、自らが捉えている「演劇」からは出ていくことはできない。才能の無さにもがき、聞こえない神の救いの声にもがく。
芝居の全編を通して描かれている苦悩は、人間としての「箱庭で遊ぶ苦悩」そのもの。その感覚を「演劇」のモチーフを借りて表現しているように受け取った。
その意味で、苦悩は普遍的だから、どこか予想可能。誰かの箱庭の中に連れられて、手を引かれて案内をされた印象だった。

中野亜美の、向こう側にいってしまっている演技が凄い。目が離せなかった。
ナツヤスミ語辞典

ナツヤスミ語辞典

演劇集団キャラメルボックス

俳優座劇場(東京都)

2019/05/18 (土) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

とても楽しい舞台でした。ナナコの思いが切なくて泣けました。
皆さん中学生と言うことで若い声を出そうとしてか声を張っている感じで聞きにくかったです。

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

ポップンマッシュルームチキン野郎

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/16 (木) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

本編前の寸劇も面白かったし、もちろん本編も良かったです。いろんなところに仕掛けが散りばめられていて、笑えました。やかんさん、頑張ってくださいね。
しかし、タイトルに引きずられて本筋を見誤ってしまいました(涙)
殿になぐさめてもらえたからいいか。

向井坂良い子と長い呪いの歌

向井坂良い子と長い呪いの歌

少女都市

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/05/21 (火) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

本題ではないんだけど、“チェルフィッチュのパロディー”とか“アゴラに出ている劇団が言いそうな台詞”とか、全然それっぽくないんだよなぁ。あと、小関さんは全てがネタフリに思えてくるのは、シベ少の印象が強いからよね。

慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

新元号初公演 慶應不思議草子 上手い殺陣と演技
出演者の魅力で、あふれていた。
お芝居の最期に、令和の平和を願っているように歌が続く 良かった。
令和が、良い時代に成ります様に。

ネタバレBOX

新元号初公演 慶應不思議草子 上手い殺陣と演技
出演者の魅力で、あふれていた。
お芝居の最期に、令和の平和を願っているように歌が続く 良かった。
令和が、良い時代に成ります様に。

慶應伊勢屋に、ようおこしやす。 着物の帯に猫の面 会津藩 薩摩 長州 宮さま 最近流行りの歌 えじゃないか ズズズズ・・・ 化け猫 隠れてないで出ておいで 6匹 飼い猫やった 3年前の火事  どうすれば宮さまの様に化けられる 大きな屋敷 あそこで飼ってもらったら 陸援隊 岩倉 猫が苦手 猫の鳴き声 優しい目 可愛い猫 顕助 メイ 店 こちらはいかが えじゃないか 踊り念仏 藤野 荻野 梅野 桐野 勤王の獅子 倒幕の勅使 内密に 大政奉還 夜の刻に秋津神社へ 猫が話す 倒幕の密勅 大政奉還 慶喜が大政奉還 藤野、本気 化け猫が元に戻る 龍馬が斬られました 宮さま 鬱ぐミケ 錦の御旗 慶應3年 王政復古 ミケの悲しみ 悲しみを越えた時尻尾が2本に 着物の裾の角を括る、この演出がいい。 ミケのお願いで化け猫達は えじゃないかで海援隊 陸援隊を逃がす。 えじゃないかが無くなる 元号は明治 猫達は、戦争の時代を越えて昭和 平成の 明るい 元気な歌が続く お芝居の最期に、令和の平和を願っているように歌が続く 良かった。
恐るべき子供たち

恐るべき子供たち

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2019/05/18 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

初日(プレビュー)観劇。大昔の遊機械◎全自動シアター公演(TVで視た)は別にして・・白井晃演出舞台(=新国立劇場中劇場)には「金の無駄遣い」位の感想しか持たなかったのだが、今回は題材に惹かれて観た。至極真っ当にしっかりと作られた舞台で、奇想天外な装置で勝負、な印象は以前と変わらずだが今回は悪くなかった。度肝を抜く装置以外に何~~んにもない新国立中劇場での2作(「天守物語」「テンペスト」)の詰まらなさはプロデュースの問題だったかも知れないと考え始めたこたびの観劇であった。

原作を知らず映画も観ずにいたジャン・コクトーの「恐るべき子供たち」の話の筋は、明らかにこの系譜の芸術的古典として完成度を持ち、判り易い。悪魔的本性を見せる子供たちの存在は、現在もはや物語世界でも現実でも珍しいキャラクターでなくなったが、ホラーでなく文学作品である事の節度は、子供らの行動に何がしかの理由を与えている点だろうか。
5人の子供たちを男女2名ずつの若い俳優が演じ、他の面々(大人)はコロスとしてほぼ背景に退いている。彼らの年齢は不詳だが、(経済的制約がない分)逃げ場のない純粋な苦悩に支配された身体をよく表現していた。

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