
明日ー1945年8月8日・長崎
劇団青年座
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/17 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/10 (水) 19:00
座席1階
青年座が再演する名作を拝見した。
長崎の原爆投下の前日から当日の午前にかけての、爆心地に住む庶民の生活を切り取った舞台だ。
原爆の惨禍というと、投下後のことに目が向くが、投下される前にも当たり前だが庶民の日常があったということを淡々と描くことで、それを一瞬で霧消させた原爆のむごたらしさを浮き上がらせる。
舞台は、前日に祝言を上げた若い夫婦とその周囲の人たちの物語で進む。その二人が原爆投下の日に繁華街でデートしようと約束する場面とか、投下の日の未明に誕生した赤ちゃんと若いお母さんの喜びが明るく演じられる。その明るさがぐっと明るいだけに、その後の「運命」を呪わずにはいられない。
演劇の本当の役割とはそういうものなのだろうと、強く思わせる「明日」の舞台。だから、これは平和を訴え続ける青年座の「DNA」を次に継承する演目といえる。客席を埋めたのは比較的若い観客だったのをみて、この演目の再演の意味を深く味わった。また、次の「明日」があるだろう。「明日」を明日へ継承し続けてほしいと願いながら、帰りの電車に乗った。

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
殺陣芝居シリーズ新作は目一杯エンタメ作品!頭を空っぽにして目で追うだけで目一杯楽しめます。そう観ているうちに、激しい殺陣の進行の中にもじーんと感動するシーンが何度も押し寄せてきたり、好きなアニメ作品や冒険ドラマを観ている様。そしていつもながら根底に流れる人間愛を感じて帰り道が心地よい作品です!壱劇屋作品を観た事ない方にもぜひオススメします!

ハムレット
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2017/04/07 (金) ~ 2017/04/28 (金)公演終了
動画鑑賞だと
配役などにテロップが入るので役などの理解は易いが
まぁ真四角な感じの舞台で奈落まで使って・・・
なんというか
いろいろな演出・解釈のハムレットがあるよな~と思えた
長丁場=3時間の作品

在庫に限りはありますが
劇団た組
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
主人公の食事事情が作・演出さんと同じで・・・
う~ん大変そうだなぁ と
主人公さんの個人的な行動が芯で理解し易かった
ただまぁ女房さんの言い分は半分は理解したが
実行してしまうトコが
まぁ妙にリアルかなぁとも思えた約90分の作品
動画だとUPとかが要所にあって
観劇し易い感あるよなぁ~と

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー
藤原たまえプロデュース
千本桜ホール(東京都)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
紀伊國屋ホールの楽屋ならこんな感じかしら(あくまでも私の妄想です)と思われるようなクラシックな楽屋での出来事。ここなら幽霊も居心地いいのかも。これが今風の楽屋(実はよく知らない)ならどうなんでしょう。
いくつかの「楽屋」を体験していますが、女優Dの狂気というよりいじらしい感じが新鮮でした。
「楽屋」を初めて見たのはテレビのプレミアムステージかなんかでしたが、全然知らないで見たため終盤になってやっと「ああ!彼女たちは幽霊だったのか」と気づく始末。最近でも幽霊モノにはよく騙されます。

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー
藤原たまえプロデュース
千本桜ホール(東京都)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日観劇。
「楽屋」は数多く上演され、自分も何度となく観ているが、本公演は丁寧で分かり易いという印象だ。女優という業に魅入られ身も心も苛まれるが、それでも女優であり続けたい執念、そんな世界観がしっかり描かれている。この有名な戯曲「楽屋」をどう観(魅)せるか、演出力が問われるが…。
その演出であるが、まず「楽屋」は、いくつもの2項対比をしていることから、それを意識した舞台セットの作りは見事。上手・下手側は死者と生者、鏡台の内側と外側(客席寄り)はまさしく楽屋と表舞台を表している。また女優の懊悩・心情を表すため、照明はモノクロ諧調による陰影付けという巧みさ。そして何といっても役者の動線を意識した演出は素晴らしい。
演技は、力のあるモノローグ、その意味で女優が”女優”になりきっており「楽屋」の世界観を堪能させてくれる。そして舞台と客席の間には楽屋の鏡があることをイメージさせ、鏡の中の自分に語りかける、同時に楽屋での回想・稽古風景を挿入する。もちろん鏡に向かうことは、常に客席側を向き演技し続けることになり、鏡という媒介を通して自分と観客という内外を意識すること。まさしく女優の存在そのものを表現している。初日のためであろうか演技が少し硬いように思えたが卑小なこと。
(上演時間1時間25分)【Aチ-ム】 後日追記

MITUBATU
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2019/07/02 (火) ~ 2019/07/09 (火)公演終了
満足度★★★★
同劇団二度目の観劇。若い才能は公演と公演のインターバルも短く次から次の攻勢に追い付かず二、三やり過ごして漸く、かの卓袱台返しならぬ破壊芝居の記憶も生々しいOFFOFFへやってきた。どこで培ったのか前回爆発させたplay with audienceを今回もやらかして本編に入り、終いにもやって閉じ繰っていた。
意外や話はしっかり作られ、バラックの内部のような溜り場で寝起きする辺境人らの矜持を描き取っていた。話を構成するのはどこかで見たような設定や人物だが取り合わせに必然性と新鮮さがある。
メインステージ(下手側=溜り場)は狭いものの、上手のカラオケステージのような段(小屋の外)、客席の上手最上段(おとぼけ刑事=女上司と男部下の車中)、時には観客用出口も使い、自由度が高いというだけでなく理に適っている。
役者は皆達者で、笑い系に強いのが笑わずに堪えて(アウトローゆえに「笑っちゃう」生活実態ではあるのだが)、人物を生き通した末に滲み出る否定しがたい色というか香り、人物らしさを滲ませ、一つの絵ができていた。

真情あふるる軽薄さ
アカルスタジオ
アカルスタジオ(大阪府)
2019/07/10 (水) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
難しいかった。個人主義のアメリカ人には、分からないと思います。でも日本人てこんな感じですね😃中国人には、もっと分からないと思います‼️深い。

煙を抱く
ピンク・リバティ
シアター711(東京都)
2019/07/09 (火) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
妻が失踪・・・それに気づいた時から主人公の非日常は始まったのだけれど、妻を捜す そこからの時間は、おそらくこれまでの日常に比べて随分濃度の濃い時間になったのではないかと。
キーワードにあるのは「煙ーけむりー」
妻が「煙」のように消えた、工場から立ちのぼる「煙」、「煙」みたいに拡散して実体が無くなっていく諸々・・・
ひょっとして「ストーリー自体も曖昧模糊としていき煙に巻かれてしまう作品なのかも」という事前推測もあったりしたですが、そこのところは案外意図する面白さを充分汲み取れる作品であり、不思議なワクワク感を持って楽しめ、とても良かったです。
こんなに可笑し味ある作品だったのか!という意外性もありましたし。
妻を捜す旅。
「この好きな感じは一体!?」と思いながら観進めていたのですが、趣旨や世界観こそ違うものの、このスタイルはそう、まさしく『銀河鉄道999』!あぁ~そりゃもう大好き!
ご覧になった方には「なるほど、そうだったかも」と言ってもらえると思うのですが。
作者は30歳の方か・・・コミュニケーションの妙。色んな意味で感慨深いです。

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/06 (土) 19:00
座席1階A列8番
価格4,000円
応援している劇団Patchの
竹下健人くんが出演ということと
前々から殺陣演出に興味があった
劇団壱劇屋さんの舞台を初めて
観劇してきました☆
まず、映像化しないとのことだったので
観劇しに行って良かった~
オープニングからラストまで
役者さんの迫力のある色んな殺陣と
汗が滴るたほどの熱量、
演じている一人一人に惹き付けられる瞬間が
たくさんありすぎて
瞬きする間もないくらい
一瞬も見逃したくないほど素早い展開等々、
笑いあり、怒りあり、涙ありで
戦隊ヒーロー好きにはグッとくる作品で
めちゃ、かっこよくて楽しい舞台でしたッッッ☆

ハムレット
しあわせ学級崩壊
BASS ON TOP 中野(東京都)
2019/07/07 (日) ~ 2019/07/10 (水)公演終了
満足度★★★★
60分。途中出入可。
率直に言って、「こんな表現の仕方があるのか」という感想だった。
私は、シェークピアは苦手だ。でも、マシンガンの弾のように役者から発せられるセリフは、「ハムレット」の憎しみや情愛みたいなものを、私の受け取れるリズムに変換してくれていて、体の中にもストンと入れてくれる。気が付くとリズムに合わせて、縦揺れで体を動かしながら、ハムレットに見入っている事が何度もあった。物語を観る、というよりも、物語を知っている前提という感じだった。

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
猩獣新作で初めて拝見して以降、次に殺陣作品が発表されたら絶対に観に行くと決めていました。竹村さん初の劇中に台詞のある作品、圧巻の殺陣は勿論のこと、キャストの皆さんの台詞が更に作品に深みと感動を与えていたように感じました。一度だけでは勿体無い!東京も必ず行きます。

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
めちゃくちゃ面白かった!
登場人物は個性が強くて誰が観ても好きになるキャラが1人は居そう。
アクションは誰もが凄いし、セット移動の動線は複雑だし、目まぐるしいけど混乱する事は無かった。
七賊の無償の愛が希望に繋がる。
この舞台を観ることが出来て自分は幸せだと感じた。
とりあえず、「PICKAROON!」のタイトル幕が出るまで見て欲しい…!
そこまで観たらこの舞台を気に入る事間違いない。
心から面白かった!と思えるし、また観たいという衝動に駆られる。

存在しないが 存在可能な 楽器俳優のためのシナリオ
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/07/06 (土) 14:00
演劇関係者の観客が多い。上演日数も限られているので、この密度になるのでしょうね。ヤン・ペシェック氏は大御所ということなので。
皆さん、称賛の嵐なのですが、私はこうした一人芝居はちょっとなあ。
かなり緻密に芝居が計算されていることは、よーく判るのですが、それでも、どうしても取っ散らかっている感が否めない。ピンポン玉に、水、偶発性の産物。歌舞伎などだと、活劇の中で偶発性がダイナミズムを生むのだけれど、一人芝居となると、どうもちまちま感が。

和洋 set you
日本コメディ協会
駅前劇場(東京都)
2019/07/09 (火) ~ 2019/07/14 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/07/09 (火) 19:00
【洋=レイ・クーニー「ファニー・マネー」初日】
1995年10月に紀伊國屋ホールでの東京ヴォードヴィルショー版を観て以来24年ぶりだったが、当時抱いた「小骨が喉に刺さったような」違和感は今回も健在。(爆)
いや、それは演出や演技によるものではなく、脚本と自分との相性が悪いのだと改めて確認。
ネタバレを回避して言うなら騒動の原因である主人公の行動(と結末)に共感できない、あるいはその幸運(?)に嫉妬して(爆)感情移入できないこと、そしてダークもしくはブラックな部分(重婚どころではないヤバい犯罪が絡む)がファルスとそぐわない(私見)ことによるもの。
その点を別にすれば窮地から逃れるためにとっさについた嘘からさらにピンチが訪れたり、それを知らない者で混乱が広がるなどのドタバタはいかにもレイ・クーニーで大笑いできるんだが。
なお、終盤でやっと登場する人物の衣装はこのテの演目に相応しいマンガチックなもので、大いにウケる。

のうみん〜三人の天草四郎〜
劇団そとばこまち
あうるすぽっと(東京都)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/05 (金) 15:00
フライヤーだけ見ると難しそうに見えるのですが、華やかなエンターテインメントだったのです。
いろんなアイディアが満載で、こんな表現があるのか!って新鮮な驚きのうちに130分が過ぎていきました。
目の前で役者さんが演技してるんだけど、お芝居って思えなくて、中盤からハンカチが手放せなかったです。舞台の説得力に震えました。今でも他の人の感想を見ているだけでグッと来てしまいます。
南園みちなさん、舞台で大きな存在だったのに、ロビーでお見かけした時は思ったよりずっと小柄な方でびっくりしました。

アシュラ
平熱43度
ワーサルシアター(東京都)
2019/07/03 (水) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
権力を持つ者VS超能力を持つ者。
8人VS8人。
対峙する関係性での一人二役なので、なるほどこれは分かりやすい。
「このハイスピード演劇にアナタはついてこれるか!?」の謳い文句通り、瞬時にシーン(役柄も)が次々と転換していき、一々説明的な事には時間を割かれないので、これはもう「役者の瞬発力」VS「観客の頭の切り替え力」
実に挑戦的かつ刺激的な演出でありました。
と言いつつも、しりとり式な繋ぎ方やキャラクター設定、音響・照明等で観客側に向けては何かと手を差し伸べてくれるので、これからご覧になる方はそうそうご心配なさらずに。
程よく慣れてきた後半から何気に転換にも大胆さが加わってくるので、うっかり油断できないものの、最もこれだけハードでデリケートな芝居を要求されている役者さん達を目の前にすれば「これは最後まで食らいつかなきゃ!」という思いが一番大きかったかも。
ストーリー的には独創的な演出も相まってアニメにも似た感覚でもって楽しめたのですが、戦争に持ち込もうとしているのはいつの世もトップ同志「何故に争わなくてはならないのか」という理不尽さが常に付きまといます。
ノンストップで描かれる抗争SFサスペンス&ラブストーリー&笑いも少々。
これら全てを一気にのみ込んでいくラストシーンは圧巻の一言でした。

関ヶ原で一人
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!こんな先生がいたら私も歴史好き(日本史、それも戦国時代だけか?笑)になっていたかも。あちこち?なところや、宝くじより低い確率の落雷にそんなに遭うんかい?というのはありますが「信長の野望」のモヤモヤが払拭された感がありました。

プールサイドから、響く
Others&co.
小劇場B1(東京都)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/09 (火)公演終了

アシュラ
平熱43度
ワーサルシアター(東京都)
2019/07/03 (水) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
満足度★★★
「修」キャストの回を拝見。
“このハイスピード演劇にアナタはついてこれるか!?”、うーん、2役の入れ替わりが効果的なところもあるけど、後半になると何人かのあの演じ分け(の技量)では、ついて行こうにも…でした。クライマックスの方が観ていて安心。