
Solace-慰め-
さくリさく企画
APOCシアター(東京都)
2019/08/20 (火) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

烈々と燃え散りしあの花かんざしよ
新宿梁山泊
ザ・スズナリ(東京都)
2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
夏の新宿梁山泊は『楽屋』で十分戴いた気持ちであったが、「もう一本」と欲かくのも人情で。二つの組合せを今一つ飲み込めずにいた所、「朴烈」「金子文子」の文字に気づき、書下ろしでなく過去作のチョイスだというのでこれは観ずばなんねでねが?と再びスズナリへ足を運んだ由。
歴史上の二人の事を調べた事はないが随分前、行き合ったある日韓史専門の退職教授が「金子文子が面白い」と目を輝かせていた。その随分あと古書店で「金子文子」なる著書を見つけ懐かしく購入したが、頁を開かぬまま思い出の品のように本棚に飾ったままである。だが漠然とながら脳裏にあったこの人物の魅力を、舞台上に見ることが出来たと感慨深く劇場を後にした。
水嶋カンナの陰にこもらないキャラとパンチの効いた「演技」が生き、屋台崩しと錯覚させるラストで新宿梁山泊の朴烈・金子文子伝が織り上っていた。
マスカラをしない佐藤梟と子役との回想場面が、舞台としても金子文子のバックグラウンドとしても魅力である。物語上の「現在」即ち、出会いから「大震災~検挙~獄死」へと辿り着くまでの二人の人生の概略紹介では主に彼の仲間たちとのやり取りを通して朴烈の人と思想の輪郭を浮かび上らせる。難題に対処する立ち回りはまるで任侠芝居の主役の趣きで、温泉ドラゴンから起用のいわいのふ健が無二の朴烈の風情を作っていた。もっともこのキャラクターは(根拠はないが)史実とは離れている可能性が高い、とは思うが。
公、世間に抗い悲劇的結末の内に終えた人生を、同じ思いを抱き続けた同志的愛の勝利としてシンプルに力強く描き出したこの作品は、二人が寄り添い続ける事を可能にしたもの、に目を向けさせる。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
2時間という上演時間がとても短く感じるくらいテンポのいいストーリー展開でとても楽しめました。観終わった後、あったかい気持ちになれる素敵な作品だと思います。

二度目の夏
森崎事務所M&Oplays
静岡市民文化会館(静岡県)
2019/08/22 (木) ~ 2019/08/22 (木)公演終了
満足度★★★★
最後のいなくなった方は、なぜいなくならねばならなかったのでしょうか。劇冒頭で移動させられていたギターと劇の終末に池で見つかったギター、先代の田宮夫妻と慎一郎・いずみ夫妻、サングラスの女性と北島氏など対照的に配された設定と、時間軸を通じて失踪事件に関わっていた数名の登場人物。感情を伴って吐露される逸話の数々。これをつなげて紡いでいくと見えてくる紋様。なぜ、そして誰が、その行動を執ったのか。見終わった後、隣人と話してみて下さい。同じ舞台を観ていたのに、この夏起きた事件を同じようにとらえてはいないかもしれませんよ(^_-)☆⌒

千年ユニコーン
東京演劇アンサンブル
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
両親が離婚、引きこもり気味の女子高校生アンが導いてくれる世界は現実逃避にも受け取れるものの、中々に甘美で魅力的。
いじめられていた少年、ノアの方舟に選ばれなかった者たち、ユニコーン・・・個人的には『かいじゅうたちのいるところ』をどこか彷彿させ、そのあまりの居心地良さに、このままずっとこの世界を漂っているのも悪くないなぁと思えてくる反面、影を落とした彼女の不安・心の傷が舞台をとんでもない暗黒の世界へと変貌させていくのではないかという焦燥感もしっかり隣り合わせに。
若い役者さんが中心の舞台。
それぞれのキャラクターが繊細に現実と溶け合っていくように演じられ、多感期・・・若者の不安定でファンタジーな心の内が、美術や音楽そして演劇特有の表現、もう総動員にて色鮮やかに表現されていたと思います。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
初日を拝見。開場・開演が遅れ、そのバタバタ感がそのまま舞台にも出てしまったような、正直なところ、オープニングから「あれっ?」という印象。それでも面白い芝居だし、多分この10日間でどんどんよくなっていくんだろうけど、ここでこれまで観た中ではちょっと物足りない出来。
昨年は2年生の真後ろだったので、今日は1年と3年の間の角位置から観ていたが、今年のお気に入りは文化副+書記の2人。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★
再演を重ねている会話劇とのことでしたが、“会議は踊る”というより、“会議は小躍り”するぐらいのレベルかなぁ。高校生という設定とはいえ、稚拙だし、屁理屈ばかりだし、説得力に欠けるのよね。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/22 (木) 20:00
座席1階1列
価格2,500円
おばかと3148の真後ろで初日見てきました。
ハプニングもありましたが、演者皆さん気持ちが入っていたのは凄く伝わってきました。
結局初日しか見れませんでした。台詞のカミやトビがあったので厳しく星4にします。
色んな人に聞いたころ回を重ねて落ち着いたようです。最終日見れず残念。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
瀬戸内海に浮かぶ小さな「戸美島」の島を挙げての婚活イベント物語
40年近く前の離島振興を担当した広島勤務時代、30年近く前の若者達の島おこしに関わった山口勤務時代が懐かしかった
スローモーション・シーンが印象に残った
2段階仕掛けの告白シーンの盛り上げが良かった
広島弁8割方出来てたかな
一美役の高橋みちの雰囲気やものの言い方(広島弁で)が、40年近く前の広島勤務時代通ったスタンド(スナック)のママにそっくりでビックリした

’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
終演後に調べるまでどこがフィクションだったのか分からない 緊張感の途切れない公演だった
映像や証言で記録は残っているが この芝居を通じ当時のあの場に立ち会い、事の行く末を見届ける経験 もっと知ろうというきっかけを頂いた また次の公演も観にいきたい

真夏の短編集「榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない」
ホットポットクッキング
劇場MOMO(東京都)
2017/07/26 (水) ~ 2017/08/02 (水)公演終了
満足度★★★
玉川来夢さん、高橋胡桃さん、橋本瑠果さん、橋本楓さん出演。
こってり地獄編について。こちらをあとに見たほうが良いですね。最後に永遠に憂鬱なのは何故かが分かります。しかしまあ、最後の憂鬱はちょっと受け入れがたいものでした。
今回DVDを見返してみました。舞台DVDではよくあるのですが、声が大きかったり小さかったりで、鑑賞に耐えられません。やっぱり舞台は生で見るべきですね。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

200億の電波
プレイユニットA→XYZ
吉祥寺シアター(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
たった今初日A公演を観終わりました。抜群に面白かった、さすが安藤さんの演出、楽しくってほんと期待通りでした。いやードキドキハラハラのストーリー展開に驚かされて、もちろん熱演の数々、そして圧巻のダンスシーンに感動でした!前回の客船以上にドキドキしてしまいましたね。これがどう変わるのかB公演が楽しみで仕方ないです。この試み味わったことがないですよ、主演が入れ替わるとは。雰囲気も世界観もガラッと変わる予感に期待MAXです。
帰りには前回同様にお土産付きというサプライズ、嬉しいですね。さあ、次は来週B公演です。

光の祭典
少女都市
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/27 (火)公演終了
満足度★★★★
板上は直径4m程の円盤の上にひと回り小さい円盤を載せたオブジェが中央に据えられている。奥の壁上方には、体育館の高所に設えられているような落下防止柵のついた狭い通路が在るが用いられない。但し、ここの色彩は黒、円盤天板は赤、胴は黒で色彩の表すイマージュは背負っている。それは表象の意味する所は異なるにせよ、スタンダールの「赤と黒」のうち“黒”が赤い金魚の背鰭と尾鰭に入っていると科白に現れていることで明白だろう。何れにせよ注意深く観るべき作品である。(華4つ☆追記後送)

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」
幻奏ボレロ
新宿スターフィールド(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/23 (金)公演終了
満足度★★★
初めて見る劇団ですがストーリーが気になって「初めまして~」を見ました。タイトル通り死神というより道先案内人ですね。思っていた世界観とは違うがほんわかしていて楽しめました。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/21 (水) 19:30
座席1階
価格0円
瀬戸内の島の青年と東京の女性との集団お見合いが話のベース。
人情話や笑いを混ぜ、ハッピーエンドに持っていくが「笑えない笑い」が妙なスパイスになっていた。
スローモーションは集団だから面白い!
島人の暖かい心が伝わり、ラストがとても微笑ましい作品。
家族で楽しめる作品と思います。
最後になりましたが、チケプレありがとうございました。

ブラッケン・ムーア ~荒地の亡霊~
東宝
シアタークリエ(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/27 (火)公演終了
満足度★★★★
表題と説明から受ける印象はミステリーかオカルトですが全然そうではありません。確かにミステリー的な要素もあるのですが謎解きに期待すると脱力します。ああそうなのと軽く受け流しましょう。サスペンス仕立ての社会派ホームドラマというのが近いと思います。
社会と家庭の二つの領域でハロルド(益岡徹)とテレンス(岡田将生)が対決するのですがテレンスはどちらも代理戦争という立場です。本来は地味な話なので家庭の方をおどろおどろしく仕立てて商業演劇として成立させています。
岡田さんと益岡さんはもちろん良いのですが、私の一押しは木村多江さんです。木村さんっていつもはジメジメしたイメージがありますが、この舞台では最愛の息子を亡くしてから10年もひきこもっていた母親という本来ジメジメした役柄を、逆にカラッとかつ積極的な女性として演じていて新鮮でした。
私にはあまり興味のあるテーマではありませんでしたが、脇役の俳優さんの手堅さや重厚なセットなどでも楽しむことができました。

光の祭典
少女都市
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/27 (火)公演終了

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
前回再演で受けた感動、その記憶もまだ色あせていないというのに観てきました本作、再再演。
良かった!
役者さんが大幅に入れ替わった新鮮さを楽しく味わいつつも、抜群の安定感はさすがの再再演。
そして島人達から溢れ出る生命力もしっかり健在で喜ばしい限りでした。
もはやこの作品、『集団お見合いエンターテイメント』の金字塔と称しても過言ではないのでは。
「我が島に花嫁候補がやって来る!」浮足立った集団心理の妙。生で伝わってくる高揚感に、アチャ~ッやっちゃいましたね(笑)感、シーン毎の掛け合いの間が絶妙すぎて可笑しいったらありゃしない!です。
テレビをつければ報復だの煽りだの気が滅入るニュースばかりですが、一般市民たるもの本作のように生きた方が絶対幸せになれるのになぁと思える帰り道でした。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了