最新の観てきた!クチコミ一覧

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週末のフェルマータ

週末のフェルマータ

南森町グラスホッパーズ

studio coote cafe(大阪府)

2019/08/02 (金) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽観劇

夫婦念願の新装開店の筈が…
何事も上手くいかない男と
逃げ出し立ち止まる女。

フェルマータ、弾き始め迄の休止…
感謝と再開の物語、いつも背中を押して貰える公演や映画にホッコリ!

10周年おめでとう
🎉
、2人になられても応援してます。

真夏にホットケーキ

真夏にホットケーキ

837B

ACT cafe(大阪府)

2019/08/03 (土) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

前回『うめうめ。』も愉しかったが今回も…
笑って笑って笑って感動。
このテイスト大好き。

立部さんのこわもて職人系,
江本さんのサッパリ癒し系,
いぬいさんのヘタレ系,
小藤さんの失恋キャラ,
犬ラブ殿村さん,
子供想いの店長にほっこり笑って、ホットケーキに感動

第13回公演「にゅういやあ ―アンチクリスト―」

第13回公演「にゅういやあ ―アンチクリスト―」

狂夏の市場

狂夏の市場劇場(兵庫県)

2019/07/26 (金) ~ 2019/08/05 (月)公演終了

満足度★★★★

『にゅういあ-anti christ-』Bバージョン

Aバージョンは少しコミカルだったが、Bバージョンは緊迫感有、キャストで趣が全然違う!

中田さん客演&キャピキャピ感、新発見!
中野・近藤さんで不気味さ増し増し!
杉野・古川さん安定感で引き締まった感じ。
引き込まれた。

虎女、武田魅力全開

恋に笑いに涙あり フルポンの夏休み

恋に笑いに涙あり フルポンの夏休み

演劇集団D-03(劇団フルーツポンチ)

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/08/03 (土) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

『恋に笑いに涙あり フルポンの夏休み』
正に劇団フルーツポンチさんの夏休み的なお題の楽しい演目♪

■8ラブ
医学系大学の教授と学生?オーバードクター?的な大人達の可愛らしい恋。
惚れ薬があったら…
ほのぼのと愉しく、青春だーーー!
とても良かった。

■ギフト
パワハラ受けているシュウは○○にそそのかされ、復讐に至るが…
○○は実は…
シリアスだけど少しコメディ?

所々みせる学生っぽさも愛嬌。
これで解散?!はとても残念!
卒業公演等々、頑張って下さい!

私の恋人

私の恋人

オフィス3〇〇

本多劇場(東京都)

2019/08/28 (水) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

オフィス3○○観劇の頻度も上昇中の此の頃、スズナリの二回りもある本多劇場を所狭しと駆け、踊り、歌い、早変り、また駆ける此度は僅か3名(+アンサンブル4名)によるフシギな舞台を観た。いつもの中編成が小編成となっても色は変わらず、渡辺えり自身の未完のテキストを演出家・俳優の渡辺が力技で舞台に仕上げた印象(いつもの3〇〇)。最後的には、難しい原作に挑んだものだ・・という感想になるが、これはミュージカルでもある。情感をくすぐる歌や、音楽と絡んでの立ち回りの妙が重要な側面としてある(との考えに則って劇を見た)。
三勇の一、フィーチャリングは「気になるアーティスト」=のん、「御大」?渡辺えり、そして「僕らの味方」小日向文世。濃ゆ~い舞台を味わうつもりが少し様相が違う。要約すれば「私歌っても凄いんです」(渡辺)、「職人の性、体動いちゃう」(小日向)、「実は音楽やってるんです」(のん)という心の声が聞こえそうな三者の息つく暇ないショーとなっていた。
のんの威力は半端ないが、その根源は若さ、無垢さにある。透明な声はかのアニメ声優で尋常でない寄与をしたが、一つのんオンステージ・コーナーを演出した(らしい)のは頂けず。もう随分歌を披露した後の、ギターにカジュアル服(役柄では礼服とシルクハット)が新鮮でない訳ではないが、彼女の歌は声帯によるのかある音域で裏返る。音程が不安定になる箇所があって、どの歌も同じ。もっと効果的に(絞りこんで)披露してほしく終盤は観ていたが、オンステージはそれに加え楽屋受けっぽく不要に思った。それを除けばまずまず、初舞台で堂々たる仕事ぶりであった。
小日向文世は2000年頃『幽霊はここにいる』を(放映で)見た時、何気に衝撃だった。声が心地よく、台詞をこなすように喋るが独特にリズミカルで、必死に演じるのとは異なる役との距離感が、舞台上に自由な風を吹かせていた(串田一美演出がそういう人でもあるが)。役者という「仕事」を面白いものに感じさせる不思議な感覚は、しかしその後舞台上の氏を見なかったため味わう事がなかったが、このたび彼の的確で緩急自在な身のこなしは健在、懐かしさを超えて胸熱くするものがあった。
渡辺えりの歌唱はパワフルである。渡辺私歌っても凄いんですえりとミドルネーム付で名乗っても文句を言う人はいないのでは。。

新国立でリアル美術を見たばかりの長田佳代子が、ファンタジックな空想舞台を作り、フシギ舞台に貢献。
さて私の最大関心であった原作『私の恋人』のモノガタリについて書かずにおれないが、結論的には、期待はもう一つ叶えられずに終えた。理由はいつか、ネタバレにて。

人生のおまけ~Collateral Beauty~

人生のおまけ~Collateral Beauty~

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/09 (月)公演終了

満足度★★★★

開演前の薄暗い中でもセットがいい出来だというのは分かったが、当パンで配役を見ていて、この登場人物たちをこの室内でどう展開させるのかなと思っていたら、セットがああいう風になるとは。とはいえ、今日観た回はなんだかやり取りがぎくしゃくしていた感も。うまく噛み合えばもっと面白くなりそうなのに。

ネタバレBOX

開演前の結城家の薄暗い居間には左奥の玄関側から灯りが入っていたが、終演後の部屋には窓から明るい陽射しが注ぎ込んでいたりして。そういうところもよかった。
さなぎの教室

さなぎの教室

オフィスコットーネ

駅前劇場(東京都)

2019/08/29 (木) ~ 2019/09/09 (月)公演終了

満足度★★★★

大竹野正典の本歌取りだが、本歌とはかなり違う。むしろ、松本哲也の新作と言っていい舞台であった。本歌からは、犯罪ファクトを使っているという程度だ。
大竹の作品は、看護婦たちの日常の生活の切実な飢餓感が連帯意識を生んで犯罪に至るところがユニークでよく出来ていたのだが、こちらは主犯の看護婦の強く、現代的なリーダーシップに看護婦たちが支配されていくところが主眼になっている。ここでは看護婦たちの生活や精神の貧しさからくる連帯は道具立てに過ぎない。松本哲也が演じる主犯格の看護婦は圧倒的な力感があって、このまとめ方を納得させるが、それでは大竹野とは全く別の作品だ。そこを切り離すと、話も設定もつまらない。
急遽こうなった理由は俳優降板が背景にあるようだが、これでは、急遽登板ご苦労さまと言う以上に出ない。開いてしまったのは仕方がない。このまとめ方で、稽古をし直せば、また新しい作品になるであろうが、すっぱり忘れていい新作を期待している。
ただ、独特の地方弁(松本の出身地、宮崎の言葉)を俳優たちがこなして、舞台での言葉の重要性を認識させてくれたのは意外な収穫だった。

晴れ間×あたらしいニュース

晴れ間×あたらしいニュース

りゃんめんにゅーろん

未来ワークスタジオ(大阪府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

新しいニュースの感想。笑い包まれながらも硬派。

和紙に4Bの鉛筆でグルグルと円を書きながら、スピードが上がって遠心力で線が飛び出していくのかと思いきや、やっぱりグルグルと円を書き続ける。

それが繰り返されて気がついて見れば、様々な筆圧で書かれた線の濃淡と下地の和紙が混ざりあい世界に1つしかない模様で形作られている。

見え方は人それぞれ置かれている立場や心情による。作り手でも時々で違う模様に見えるのかもしれない。



日の浦姫物語

日の浦姫物語

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

家に帰ってさあ感想を書くぞと思ったら既に先人が。お二人とも何かを語らずにはいられなかったのだな。わかるわかる。

私はベテランお三方(たかお鷹、毬谷友子、辻萬長(かずなが))の芝居のうまさに口をあんぐりであった。オープニングは辻さんのミュージカルかオペラのような朗々とした語り、その要所要所に粒の揃った音を正確なタイミングで弾き出す毬谷さんの三味線と語り。三味線がない時もメロディーが聞こえ、リズムを感じる。もうこれは音楽劇だ。

お話は悲劇であり喜劇である。私は舞台の流れるままにちょっと泣き、大いに笑った。絶対のお勧め。65分+15分休憩+100分。

初日に続いて千秋楽も観劇
今回は朝海ひかるさんのセリフ回しのうまさに感心させられた。しかし彼女、元宝塚という感じが薄くて私には親しみやすい。
それと一度目には気に止まらなかった岩の間の聖人を迎えに行くところはくだらないセリフの応酬がなんともツボにはまったし、その後の音楽、とくにブルースハープの音色にやられてしまった。

ネタバレBOX

後半最初の歌と踊りは毬谷さんのマイクの調子が悪かったが、良い所でも歌い難そうであった。彼女にキーが合っていなかったのではないかなあ。二回目の観劇で、やはりキーが低すぎることを確認した。ここが唯一のマイナスポイントだよ。残念。

最後の「観客の皆さんだって、悪事と無縁ではないでしょう」的な流れは、井上ひさしにしては凡庸なあてこすりだ。
日の浦姫物語

日の浦姫物語

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

面白かった〜♪こんなに笑わせてもらえるとは。俳優に魅せられた…メインだと朝海ひかるさん、平埜生成さん、毬谷友子さん、辻萬長さん、素晴らしい!

日の浦姫物語

日の浦姫物語

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/06 (金) 18:30

座席1階

文学座の杉浦春子に井上ひさしが書き下ろしたという舞台。近親相姦の悲劇だが、見終わってみれば底抜けの喜劇のオブラートにくるんであった。
ある時は親父ギャグ、またある時はオレたちひょうきん族という具合。鵜山さん、これはちょっとやりすぎじゃない、とツッコミを入れたくなる構成だ。あまりにも残酷な筋立てだから、こうなったのだろうか。自分としてはそうではなく、井上ひさしが天国から見て笑っているような舞台にあえて仕上げた感じがする。
日の浦姫を演じた朝海ひかる、魚名を演じた平埜生成が毒のない、さわやかと言ってもいい演技だったからかも。
井上ひさしのユーモアは分かったつもりでいたけれど、最近のこまつ座の舞台からは想像できないテイストに一本取られた感じがした。
杉村春子の舞台が俄然みたくなる。

足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜

足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜

劇団六風館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

役者全員うまい。たぶんセミプロレベルなのでチケも3000円~4000円が妥当な人たちだと感じます。しかし脚本が野田さんなので難解で、世界観の演出が、かなりの役者の力量を要するものだと思いました。
なので、この劇はかなりの挑戦だったと思いますし、正直、セミプロレベルでは世界観の維持や、没頭させ続ける事は不可能だと思いました。

偉そうなこと書いてすいません。
良い劇団なので今後も応援していきたいと思います。

歌姫

歌姫

ことのはbox

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

昭和のこの時代の匂いが大好きなので個人的にはすごく堪能!自然と涙が流れて感動しました!大満足

人生のおまけ~Collateral Beauty~

人生のおまけ~Collateral Beauty~

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/09 (月)公演終了

満足度★★★

面白いストーリー展開に惹かれて観てきました。素直な感想は、残念ながら終始イライラしながらの観劇でした。単に好みでは無かっただけです。もっと笑って怒って泣いて…そうなるはずですがなれませんでした。テンポとか間合いとか台詞回しとかほんのちょっとでしょうが最初から最後までイライラしてたんです、残念ながら。2日目だからか皆さん硬めの演技で結構噛んでたりセリフも飛んでいるらしい場面が多くて。ですが構成はメリハリがあって、笑いやエンタメの要素がふんだんでしたからきっと初見の私の勘違いかもしれませんね。
まさかのこの狭い舞台での暗転のセットチェンジはお見事です、驚きました!尚且つ小物の充実ぶりにガン見していました。
こうなったらテイストの違う次回作を見てみたくはなりました。

足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜

足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜

劇団六風館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台観てきました!
役者1人1人の個性が、良い意味で融合して
大きな世界観を生み出しており、
本当に見応えありました。
残りの公演も頑張って欲しいです。

ツノノコ、ハネノコ、ウロコノコ

ツノノコ、ハネノコ、ウロコノコ

フロアトポロジー

オメガ東京(東京都)

2019/09/04 (水) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

物語を観たまま受け入れれば国家陰謀による悲劇、ディストピアの世界そのものである。しかし、ラストシーンがどうも気になるが…。物語は重厚・骨太で、その雰囲気を舞台美術、音響・音楽、照明等の効果で上手く引き出している。もちろん架空・仮想世界の出来事であるが、現実にあり得ると思わせるところが怖い。この公演でのテーマが人の生き方そのものを問うような鋭さ。観応え十分な力作だ。
(上演時間1時間45分)2019.9.10追記

ネタバレBOX

舞台美術が素晴らしく、壁は煉瓦や波トタンで廃墟のような場所を演出する。中央に太い柱、その横を回り込むように階段が見える。上手側は別場所への通路、下手側に窓と通路。冒頭は 頭陀袋のようなものを被った子供たちが無邪気に遊ぶ姿。廃墟のような場所の雰囲気と子供たちの姿に違和感を覚えるほど明暗対比した光景が鮮烈だ。

時も場所も架空の世界を描くが、何となく現実味を帯びているような。物語は正化11年、ある研究者が人間の隷属性を高める働きをする新たな細胞を発見した。細胞の培養に成功した国は軍事目的のため国民に細胞ワクチンの投与実験を始めた。その結果生まれたのが「クラフト症候群」と呼ばれる早老症の子供たち。国家は秘密裏に処理するために「特例区」と呼ばれるこの場所に隔離し虐殺を行う。物語は人体実験=軍事利用を目的とした社会性とその犠牲になった国民(子供)の思い、その深く埋まらない溝を重厚に描いており目を逸らすことが出来ない。警鐘と感動が織り込まれた内容、それは観客(自分)の心に強く響いてくる。

1人の女性記者がその事実を取材しに訪れる。後日、その取材記録を公にしたような描き方のように思えるが…。国家への報復、その報復手段が火炎瓶という何十年も前のもの。その前時代的な方法を以って、いつの時代でも理不尽・非道な施策には立ち向かうという強い意志が込められているようだ。同時に独立記念日、独立広場などの台詞から非道な扱いを受けた国民の抗議行動、束縛(特例区)からの解放の意図が伝わる。

演出は、牢獄を思わせるような格子イメージの照明、場面状況に応じて照明を諧調させたり強調・印象として朱色や暖色など使い分けが巧みだ。音響は「ただいま さよなら」?を歌うなど哀調を帯びた選曲が心にグッとくる。この公演を通して、知らない事、考えない事、見て見ないふりをすることなど、その批判的視点を持たないことの恐ろしさを改めて知らされた。
次回公演も楽しみにしております。
歌姫

歌姫

ことのはbox

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

土佐の漁師町にある映画館「オリオン座」の閉館日に上映された「歌姫」。この映画が物語の回想シーンそのもの、そして東京から映画を見に来た母と息子に去来する思いが、ラストの台詞に込められている。台詞は土佐の俚言で喋り、はじめのうちは聞き取り難いが、物語が進むにつれて気にならなくなる。逆に自分がその土地にいるような錯覚、雰囲気に包まれる。もちろん、ことのはBox らしい演出…舞台美術、舞台技術の工夫によるもの。そして映画館らしい時代経過の表示、郷愁と追憶をしっかり紡ぎ出した秀作。
(上演時間2時間) 後日追記

昭和歌謡コメディVol.11〜ツキジーヒルズ青春ハクション〜

昭和歌謡コメディVol.11〜ツキジーヒルズ青春ハクション〜

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

現役アイドルから往年のアイドル,モノマネ芸人に歌手、ダンサーまで、もうなんでもありの、令和の時代に敢えて贈る昭和のコメディ&歌謡ショー。
若手は初々しく、ベテランは流石の落ち着きぶり。少し客席の笑いの反応が鈍い気がしたが、歌謡ショーでは応援の掛け声もかかり、紙テープが乱舞して、かなりの盛り上がり。
サービス精神旺盛な座長の奮闘に敬礼です。

ネタバレBOX

久しぶりに姿を見た方もいたので、過去の記憶を今目の前にいる姿に書き換えるのに少し時間がかかってしまった。
入り口で頂いた太田胃散。本当に、いい〜薬です!
スリーウインターズ

スリーウインターズ

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/09/03 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/05 (木) 13:30

座席1列24番

 クロアチアを舞台にした女性6人、4代にわたる(2人姉妹が2組)サーガ。
1945年―戦後、1900年-ユーゴ内戦、2011年―EU加盟という3つの節目に焦点を当て、彼女たちそれぞれの生き様(価値観)を描いていく。

 開幕、パルチザンの戦士として戦い将軍の恩恵を受けるローズが、軍本部に行き、戦後、親ドイツ(ナチス)派の富裕層から没収し、空き家になった住居の割り当てを受けに来る。舞台奥には、夥しい鍵の山のオブジェ。その中から1つの鍵を選び出すが、それは以前母親が、召使いとして働いていた家だった。そこに、ローズは母モニカと夫アレキサンダー、そして生後間もない娘のマーシャと暮し出す。しかし、そこには元の住人で、精神病院に入れられていた令嬢のカロリーナが、終戦のどさくさに紛れて戻り住んでいた。
 最後、マーシャの次女ルツィアの結婚式、花嫁衣裳のルツィアと父ヴラドが楽しそうに皆の前でダンスを踊って閉幕。
 舞台の進行は、全てローズが選んだ(意図的にだと思われる)家の2階で進行する。(1階と3階には、別の家族が住んでいる)ただ、時系列ではない。最初と最後だけが時系列のかなめになっているが、先の3つの時期が交錯する。
  
 この舞台の素晴らしいところは、同居するカロリーナを含めた7人を、複眼的な視点・視野から過不足なく描き切っているというところ。舞台劇では難しい価値の多極化に(散漫になりやすい)無理なく成功している。
クロアチアという歴史の大河に漂う小国の運命を反映させながら、反発と家族愛を深める群像劇は休憩含め3時間を飽きさせない。

 特にローザの苛烈な生き様は、舞台前半を鷲掴むように引っ張っていく。ラスト近くのアリサの家族への糾弾は、まさにローザ譲りという感も強いし、ローザの妹ルツィアのしたたかさも、ローザ譲りと言えよう。(隔世遺伝だね)

 舞台奥に置かれ続ける夥しい鍵の山のオブジェは、幾つもの選択肢を眼前にした彼女たち人生の象徴なのだろう。
  
 ただ、半世紀を超える物語だ。1945年しか出てこないローザとモニカはいいが、1945年と1990年を跨ぐカロリーナは、どうしても容姿的な制約が出てくる、寺田路恵は好演だったが、1945年で「お嬢様」と言われるのはちょと厳しい。でも、彼女は1990年にルツィアの価値観を決める大事な役どころだしなあ。若ければよいというものでもないが。

EVKK9月公演『売り言葉』

EVKK9月公演『売り言葉』

エレベーター企画/EVKK

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

演技、演出共に予想をはるかに上回る舞台でした。そして迫力満点。
一人芝居なのに、見えない相手を目線、仕草、身体の動きで観客に見せせてくれる。

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