
廃優
牡丹茶房
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/11/28 (木) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

ツマガリク〜ン
小松台東
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2019/11/28 (木) ~ 2019/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/01 (日)
私にとって『勇気出してよ』(2016年)以来となる小松台東さんの舞台、会場も3年前と同じ三鷹市芸術文化センター 星のホールで、12月1日14時開演回(125分)を拝見。
電材商社の社屋の外にある喫煙スペースを舞台に、社員たちの本音や隠し事がポツポツと露わになっていく、平凡な日常の中での稀有な出来事を描いた作品。
劇中、(東京人にはノンビリしたトーンに聴こえるであろう)宮崎弁による会話の効果もあってか、登場人物の誰もが(ひいては作者自身も)シリアスなはずの自身の現状から2、3歩距離を置いた精神的立ち位置にいるように感じられた。
そして、こうした過度に深刻ぶらず・苦悩しない「非劇的人間」の彼ら・彼女らだからこそ、観客の多くは、同じ市井の人々への共感やら同情の念を抱いたのではないだろうか?…とは、上演中、終始、温かかった客席の雰囲気を感じながらの雑感。
ところで、自分も以前、メーカー向けの部品を扱う会社に勤務していたので、こちらの時間的都合を一切無視した客先からの注文やらクレーム、納期催促に発注洩れなんぞがセリフに上がる度に、口の中でほろ苦いものが湧いてきて困惑したことを付記しておく。確かに、こればかりは「実体験」がなきゃ描けないニュアンスだろうなぁw

Dear...私様
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
千穐楽観劇。
人の死は、その人の記憶が無くなった時に本当の意味での”死”である と聞いたことがある。そして、何故かこの公演は”デゾンデートル”という言葉を思い出す。
物語は、昭和という時代背景、東京都八王子市という都心とは少し違う街、そこで暮らす1人の男の記憶というか心の彷徨、そして邂逅劇といったもの。
再々演ということだが、初演は観逃したが再演は観ることができた。その再演で「グリーンフェスタ2014 BIGTREETHEATER賞」を受賞しており、まさに劇団の代表作である。改めて40回記念公演として観たが、昭和(設定)から令和へと時代は変わったが、良い作品は時代を超えてもやはり素晴らしい。公演スケジュールを見ると、全公演回とも完売で、自分が観た千穐楽は増席するほどの盛況ぶりだ。
そんな素晴らしい公演であるが、1つ気になったことが…。
(上演時間2時間5分)後日追記

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2019
メルパルクホール大阪(大阪府)
2019/10/25 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

リリーは死なない
劇団亜劇
中野スタジオあくとれ(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
本劇団は初めての観劇でした。死なないゾンビ主人公のお話ということで、少しホラー的な想像をしていましたが、内容は少し違いました。友達や家族のこと、何が正しいのか正しくないのか、そんなことを考えながら拝見しました。役者の皆さんも体当たりで演じてる感じが伝わりよかったです。2作品同時公演とのことそちらも期待ですね。どなたかも書いてましたが、リリーのその後が気になりますね。

コウト・イン・ザ・ネット 〜Caught in the Net〜
ファルスシアター
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
シアターKASSAIのコンパクトな舞台が舞台美術によりさらにコンパクトに。
そのきゅっと小さい空間をこれでもかと使い切った激しいファルス、楽しませていただいた。
スタンリー・ガードナー役福地教光さんの演技がほとばしり、お芝居に対する情熱を客席でひしひしと感じた。彼に関しての満足度は★5である。
公演全体、主に制作面で、開場前の観客に対するフォローの無さやグッズの少なさなどがどうしても気になってしまい★4とさせていただく。
ザ・小劇場といわんばかりの1公演3500円、こればかりは各団体が無理なくできる範囲のことをやってくれたら良いのであるが、のちのち見返したいものに限ってこうして映像が残らないというのは残念である。

ステインド グラス
空の驛舎
AI・HALL(兵庫県)
2019/11/29 (金) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★
千秋楽拝見しました。劇団らしいが出ていた反面、少し不完全燃焼でした。学校の大変さはとても上手く表現されていましたが、自分には身近でなく、役人(公務員)らしさを改めて残念に思いました。

キャッシュ・オン・デリバリー
合同会社シザーブリッツ
クラブeX(東京都)
2019/10/10 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
期待通りにクラシカルでおしゃれな劇空間。
ファルスらしいドタバタと優雅さとを兼ね備えた不思議な手触りの作品になっていた。
台風により10月12日の2公演が中止に。
ご関係者の皆さま、大変でしたね。
もろもろのお手続き、ありがとうございました。

最後の伝令 菊谷栄物語
劇団扉座
紀伊國屋ホール(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
シリアスなドラマと華麗なレビューが絶妙な配分で融合した極上のエンタメ作品。レビューがキラキラして楽しい分、ドラマがより切なく感じた。「やっぱ芝居って最高だな!」と素直に思わせてくれる一本。文句なしの星5つ。

ピラミッドのつくりかた
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
「芸術」が云々と面倒臭い話なのかと身構えてたら、とても面白い舞台で、別にあの人が出てくるからではないだろうけど、久々にこういう感じの舞台を観たなあという思いも。この劇団、前に観たときも思ったが、脇や後ろにいる演者さんも気を抜いてないのが感じられて好感度大。

私たちは何も知らない
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2019/11/29 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了
「青踏」編集部の女性たちの信条、生活との格闘を文字通り若い俳優が演じる群像劇。現代服の衣装が素晴らしい。今の日本人が結婚、堕胎、売春等について議論する場を見つめて涙した。私たちは本当に何も知らないのだ。作品自体が強烈な風刺だと思う。約2時間40分、休憩15分を含む。

FOOLS PARADISE~愚者の楽園
舞台芸術創造機関SAI
江古田兎亭&アトリエⅢプレイズ(東京都)
2019/11/22 (金) ~ 2019/12/02 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久しぶりに観るアングラ劇系、この劇団の紹介には「演劇の娯楽性と実験性の共存を追求」とあり、まさしく謳い文句通りの面白さと志向性が感じられた。まず舞台セットはダンボールの柱を始め新聞紙が天井や壁面を覆い、それらが散らばったゴミ屋敷のイメージであり、概観は妖しげであり退廃的な雰囲気を漂わす。物語は次々に変容し、そして破壊し再生するような変幻自在といった展開である。その壊して創るといった流れが実験性とも思える。公演は、狭い空間に役者の独特な演技スタイル、紙粉舞うような環境下、そこに舞台・客席といった明確な境界があるような無いような曖昧さ。もしかしたら接触するかもという、妙な緊張感や迫力を感じられるところが好みだ。演者9名、観客8名、超至近距離による濃密な公演、十分堪能した。
なお、この公演の独特な世界観は万人向けかどうかは…。
(上演時間1時間30分)2019.12.3追記

私たちは何も知らない
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2019/11/29 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

ただしヤクザを除く
笑の内閣
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かったです。アフタートーク聞きたかったが、次があって断念。人権をとても上手く表現されていました。日本の警察くそ食らえですね❗

空のトリカゴ ーBirdcage In The Skyー
遊劇体
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2019/11/21 (木) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
家族を通して生きていく上での
困難を乗り越えて成長していく姿を描いた作品
シーンの切り替えなどの演出も面白く
最後まで惹きつけられました!
タイトルには色々な意味が込められている様に感じました

てのひらに声
DOOR
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2019/11/28 (木) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
みんないい人、凄く温かい気持ちになれる作品!
人と向き合う事って仕事だけじゃなく誰でも経験する事なので色々と考えさせられました
ジーンとするところもあり、心が疲れていたので癒されました〜^_^
うえだひろしさんの演技なかなか面白い
役者さんに拍手!

Dear...私様
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
再再演ということで、いいお芝居なんだろうなぁ~と思っていました。
昭和の懐かしい風物詩?、音楽。
思わず微笑んでしまいました。
前半は声を出して笑っていましたが、後半は涙。
心に残る楽しい時間を過ごせました。

ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング
演劇集団関奈月
アトリエS-pace(大阪府)
2019/11/30 (土) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

ピラミッドのつくりかた
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
「芸術」という難しい内容をテーマにしていましたが、クレオパトラやピラミッド、陶芸家などを交え、楽しいストーリーでした。良い話なのですが、ちょっと賑やかすぎて、ふざけた印象になってしまう感があり(面白いのですけど)それが勿体ないかな・・と思いました。肩ひじ張らず楽しめる舞台でした。

近代能楽集
演劇集団よろずや
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/11/29 (金) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
三島由紀夫 談
「私としては、葵上が一番気に入つてゐる。
スリラー劇みたいな要素もあり、
主題はそんなに哲学的でなく、
観客にも受け入れられやすいと思ふ。
ただあくまで、六条御息所の位取りが大切で、
安つぽい嫉妬怨念劇であつてはならぬ。
俳優には、やりづらい芝居であらうと同情する。」
と あります。
今夜の大阪での舞台
近代能楽集 「葵上」 は
その意味では 完璧でした。
六条康子
妖しく この世のものではない雰囲気。
狂気に満ちた 強い眼力と
ふと魅せる視線を変える弱さ、はかなさ。
そして あくまでくずさない高貴さと 強さ。
妖艶な 立ち居振る舞い。
湖上でのヨットでの情景描写のみごとさ。
最後は 葵を 呪い殺すのですが、
能楽 「葵上」の 鬼女
六条の御息所の生霊を
みごとなまでに 演じたと感じました。
あまりの 凄まじさに 鳥肌が立ちました。
演出家の手腕も もちろんですが、
六条康子役の 入魂の演技だったと 思います。
本日の
千穐楽 頑張っていただきたいものです。
命をけずる演技に 心配でなりません。