
第11回公演 「頭なら前からおかしい」
The Stone Age
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった❗人間は本当はいつでも変われるのに、変化を恐れなかなか変われない。心の声が聞けるツールが欲しい‼️こっちの選択をしたら、こうなるといった未来予想するツールが欲しい‼️でもこれがあると、人生楽しいかな…😒考えさせられる話でした‼️

だったらもう、どうにでもなれよ
知らない星
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/10 (木) ~ 2021/06/13 (日)公演終了
映像鑑賞
☆キャスト版から少し時間をおいて、今度は♢キャスト版を鑑賞。時間はこちらの方が1分程短いが、やっぱり面白い。でも最初に観た☆キャスト版の印象の方がどうしても強いかも。

病室
劇団普通
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2021/07/30 (金) ~ 2021/08/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
■約120分■
奇を衒った劇団名が引っ掛かって長年遠ざけてきたカンパニー。名前だけで毛嫌いしてきたこの団体の公演に私の足を運ばせたのは、ひとえにキャスティング。安川まり、小野寺ずる。この2名の名がチラシに載っていなければ、この団体の劇を観ることは生涯なかったかもしれない。そう考えると、キャスティングって重要。
内容は、大病院の入院病棟を舞台に描く、家族四態。ほぼ全編茨城弁ながら、茨城弁は口語でもあって、劇的言語を極力排したリアリズム志向の作風は、現代口語演劇を謳う青年団を彷彿させる。ただ、青年団の劇が“上演時間=劇世界での経過時間”なのに対し、回想が多用される本作は年単位の長い時間を扱っており、その分、各家族の物語が奥行きを伴って描かれる。
リアリズムを重んじたきめ細やかな脚本・演出は不安を抱える入院患者たちの心の襞、ひいては心配する家族と患者たちの関係の機微を緻密に描き、優しい家族に対する照れから本心とは裏腹なことを口走ったりする姿は入院中の身ではなくとも思い当たる節があって、胸がざわつくことたびたび。
それでも満点としなかったのは、時々起こる笑いの多くが茨城弁に、そして用松亮という役者に依存していると思えたから。笑いが好きで練りに練った笑いにこれまでたくさん触れてきただけに、標準語話者にとっては奇異で滑稽に感じられる地方イントネーションに大きく依存した安直な笑いに触れるとズルいと感じてしまう。一役者に過度に依存した笑いにも同様のことを感じてしまうのは私の度量が小さいせいか?
なお、このカンパニーが過去に上演した不条理小説の大家・カフカ原作の『変身』『城』などが本作同様リアリズム寄りの脚本・演出で上演されたのかは不明であり、リアリズム演劇というのが、あくまでも本作を観ての印象に過ぎないことを最後にお断りしておく。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
昔観たNHKドラマ [タイムトラベラー ]を思いだした。
当時、主人公の少女になった気分で、ハラハラドキドキしながら観ていたが
今回も、主人公は女性ではなかったけど、同じ感覚で観ていた。
観終わった後、温かいものを感じました。
とてもおもしろかった。満足でした。

がん患者だもの、みつを
うずめ劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

ぶれる境界
家で出来る演劇
北千住BUoY(東京都)
2021/10/01 (金) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#ぶれる境界
#家で出来る演劇
#北千住BUoY
出演
#日野あかり
#佛淵和哉
脚本
#善雄善雄
演出
#小崎愛美理
最近はタイトルも覚えぬまま観劇することが増えた。魅力的なキャストや演出家であればあるほど、その傾向が強い。公演を知った瞬間に観ると決めてしまうからに違いない。今回も例に違わず、タイトル含めて作品情報がほぼゼロの状態で観た。終演後に偶然、演出の小崎さんと言葉を交わせるタイミングがあったので「現実と黄泉の世界、作品と観客、そこにあるそれぞれの境界線を打ち破り世界を融合させるような作品で…素敵でした」と伝えた後でタイトルを知る……というか認識して、とても恥ずかしくなった。でも、タイトルを知らずに観たにも関わらず「境界」が見えたなんて、感じさせるなんて……凄い。本と演出と演技がちゃんとソレを伝えていた証。
現実の世界には、確かに残酷で思いもよらない出来事が転がっている。しかし、その度合いを比べても仕方ない。この世のすべての境界線をひっくり返せ。どこかにソレができるスイッチがあるはず。もしかしたら、飲めない珈琲☕️を飲むことが、開かない扉?を開けるのかもしれないし。でも、珈琲☕️を飲めないワタシが挑戦してもお腹を壊すだけだと知っているけれど。
幸せになってもいいのかな?
井上ひさし氏の名作『父と暮らせば』のように、幸せになる資格がないと考える彼に伝わったのならイイね。
あの銭形警部の名言が出た時には、なんだか運命を感じたのは秘密。
開演と終演の境界に梯子をかける日野あかりさん。綺麗なお姉さんがやっぱり好きです。

二代目はクリスチャン
9PROJECT
シアターX(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/10/09 (土) 13:00
座席1階
映画化もされたつかこうへいの著名な作品。これを、つか作品をやり続けるこの劇団がアレンジして新たな装いで舞台化した。神戸を仕切るやくざの親分が殺された。親分には、修道院に預けられて育った敬虔なクリスチャンである娘がいた。二代目を襲名した彼女だが、愛したのは自分の父親を殺した男だった、という展開である。
主演の高野愛は上演の時が流れるほど存在感を増し、ラストシーンになだれ込んでいく。組の親分であった父親を殺した男をつかこうへいの劇団でも出演した吉田智則が演じた。最初は多数の組員が入り乱れるようにして進んでいくが、終盤に近付くにつれ、この二人に物語が昇華していく。その筋立ては非常におもしろい。
特に、かよわい感じのした修道女の高野がその小柄で、細い体から猛烈な熱量を発出する後段は見逃せない。長い日本刀を使っての殺陣は、よく訓練されていると言っていい。飛び散る汗、つばき、そして涙。これが舞台上でキラキラ輝くのだから、その迫力には客席も満足だろう。
それぞれの役者が、つかこうへいが散りばめたと思われる印象深いせりふを発散していく。「なぜ? 大したことじゃありませんよ。ただ、気に入らねえだけです」というのは組員の一人だが、こうした脇役にも深いせりふを与えている、会話劇としてもいい感じで楽しめる舞台である。
舌っ足らずの関西弁はご愛敬か。

緋は退紅に燃ゆ
感謝の日々を
上野ストアハウス(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
スゴかったです。最高!!! 超おもしろかった。
正直なところ、こういうタイプのお芝居は、大ハズレか、大アタリのどちらかだと思っていた。
大当たりでした。
つまらなくて、死にそうな新選組を以前見たことがあったので、すごく心配していた。
しかし、今回は、脚本がおもしろく、最初から夢中になるくらいよかった。
どんな新選組でも、少し退屈なところはあるが、このお芝居は、全部おもしろくて釘付けになった。
本当にいいお芝居を観た。
二つばかり気になったことがあります。
ひとつは、もう、30分くらい短いほうがよかった。
周りを見ると、腰が痛くてバタバタしている人がいた。
もうひとつは、最後のクライマックス、新選組五人がポーズをとっているところ、私は、感動して涙がこぼれた。ウワー、つて心のなかで叫んでいた。
ここで、おしまいのほうがよかった。
イケメンの、土方歳三、沖田さん... 他にもカッコいい役者さんがいて、感激しました。
本当に素晴らしい、感動のお芝居で、満足でした。

いらないものだけ手に入る
兵庫県立ピッコロ劇団
ピッコロシアター (兵庫県)
2021/10/09 (土) ~ 2021/10/14 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/10/09 (土) 13:00
座席J列23番
価格3,500円
土田英生の新作なので観てきた、初日に。大変上質な会話劇でMONOではないがピッコロでも大変面白く観れた。場面展開に暗転を多用しなかったのは好感が持てた。設定もトッピだけど、自然に観れた。背景に流れている人種問題や差別などは複雑だけど、向き合わないといけない問題でもあるとこの作品を通して思った。
上演時間も2時間なく、集中して観れた。
変わったタイムテーブルなので、普通の人は土日に観ることをお勧めする。

スーパーポチ
コトリ会議
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/09/23 (木) ~ 2021/09/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
■75分強■
帰省して久々に会った兄夫婦が実家を捨てて旅立つ動機は? 元担任教師が実家に入り浸ってる理由って? そもそも先生の右手が如雨露になってるのは何故?
疑問を挙げたらキリがないが、思いがけない展開の連続で、とりあえず退屈せずに最後まで観られた。

未来からの手紙
アンティークス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2021/10/07 (木) 19:00
初見のユニットだが、作・演出の岡崎は役者として何度か観ていた。ファンタジーの再演と新作の短篇2本立てだが、面白い。
「ある日見た坂道で」は再演、45分。恋する男女の魂が入れ替わる話だが、単純な物語ではなく2重3重に反転する物語は巧み。展開はファンタジーだと思えば許せるか、という感じ。
「未来からの手紙」は新作、75分。マウスという感染症が流行する世界に戻ってしまった男の物語。やや込み入った展開が分かりやすくはないが、工夫されたファンタジー。
2作とも、ちょっと盛り込み過ぎな感じと展開が複雑な特徴があるのだが、実在しないだろう人物が登場するところなど、ファンタジーだと思うと不思議には思わない。言葉が練られていない感じが惜しい。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
途方もなく壮大なラブストーリー。
観劇後の複雑な感慨、後引く余韻を引きずりつつ「これ、めちゃ女子が泣ける奴~」と頷いてみた。
キャラメルボックスの作品は「誰もが観やすい」の代表格みたいなところがありますが、その水面下では、スピーディーな台詞を流れるように、メリハリきかせて、且つ表情・表現を自然な感じに乗っけて、更にコンビネーションはコンマ何秒レベルで緻密に等々・・・出演者全員に相当ハイレベルな技術を要求する作りになっているんだよなぁと再確認。
大人数の練習がリスキーな中、今回の公演においては皆さん大健闘でした。
更に余裕が増し演じられる域に達すれば、ちょっとした笑い、繊細なところまで、より敏感に反応できたのではないかと思ったのですが、これは欲張りな感想として。
「過去に戻って好意を寄せる女性を事故から助け出す」
実にシンプルな主題でありながら、なかなか一筋縄でいかないジレンマ、周囲を巻き込み変わっていく状況、主人公と共に焦る心。
感覚としては走り出したら止まらない絶妙なスピードのコースターに乗っているかの様。
禁断のスタートは時間を遡るマシーン「クロノス」の発動
原子力にも似た、人間には制御しきれない領域から来る不気味さ。
この不気味さも一緒に同乗しての出発進行!ノンストップのゴングが響きます。
感心するほどの感染対策。
すでに開幕前から公演に対する真摯な姿勢は伝わっていたのでした。

Cape jasmine
ニッポン放送/ぴあ
日本青年館ホール(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/07 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
■約85分■
根本宗子とニッポン放送のコラボ演劇にはロクなものがない。「目指したいのはミュージカルとライブの間です。決して「演劇」ではないものを作ろうとしています。」という意気込みとは裏腹に、出来上がったものは中途半端な演劇であり、中途半端なミュージカル。ニッチェ江上の図抜けたコメディエンヌぶりと意外な歌唱力、あっこゴリラの闊達な演技とラップ、耳目を惹かれたのはこれだけだった。

『砂の女』
キューブ
シアタートラム(東京都)
2021/08/22 (日) ~ 2021/09/05 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
配信うれしや。当然、うずめ劇場と比べている。うずめ版は狭いせんがわ劇場仕様、こちらはケラにしては狭いつってもトラム、十分広い。だが両者の共通点の多さに最初は驚く(どっちか参考にしたのでは?と思った程)。まずあばら家、四角の台上にひと間あり、奥にスダレ、その裏が台所(うずめ版は狭い廊下程度、ケラ版はひと間と同じ広さがあり180度回転して裏側にある)、下手端に小さな土間。他の演出では、土を搬出するロープが中央から下りる、昼間戸外に出た瞬間に鳴り出す音(強い日差しが頭を殴るような金属=鐘に近い音)、砂かきをボイコットした結果受ける攻撃?(あばら家が砂によって受ける衝撃音)のガーン!という音。そして人物形象は原作イメージが確固とあるとは言え、自分で意図せずとも重なり合って来る感覚があった。
他にも男女の他の4名の俳優に男女以外の役をコロス的に配し、うずめ版では舞台のあちこちからゲリラ的に登場、ケラ版では付加された場面(他役者による)がゲリラ的に登場、など。素人の目が見るニワハンミョウとカミキリムシの違い程度の差だ。
ケラによる独自演出は、男女(仲村トオル、緒川たまき)以外の役者(オクイシュージ、武谷公雄、吉増裕士、廣川三憲)が、例えば傀儡を操り、あるいは男の妻のいる東京の家の近所の交番で巡査や交番を訪れる人を演じ、時に男の前に突如現れて男を東京(回想)の場面に引きずり込むなど、書き加えられた部分。
あばらやの周囲には暗い色彩のシートが垂れ、砂の壁を表す。最初の夜、女が家の周りの砂をスコップで掬う「チャッ・・サッ・・チャッ・・サッ。」と動作に合わせてSEが鳴るのが時計の秒針の如くで、延々と続く時間を表して効果的。

beside U : わたしいましたわ
あまい洋々
新宿眼科画廊(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
タイゼツベシミル 華5つ☆ 新たな才能、発見! 暫くしたら拝見した演技・演出について追記予定
「甘い蜜の部屋」というタイトルを聞いて直ぐ何かが分かる人がどれだけ居るだろうか?

土のバッキャロー!!
株式会社Ask
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/12 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
面白い。開幕するや山形のぶどう園の幼馴染の青年二人の会話からスタート。これが説明口調の台詞の羅列、如何にもな大仰なリアクションの遣り取りが続き、わざとらしい空気感の醸成にげんなり。TVドラマ調の説明演技ばかりでリアリティーが感じられずこれは···、と思っていたのだがそれは杞憂ですぐに引っ繰り返る。
オガタワイナリーの社長である斉藤レイさんの登場だ。その地での日々の暮らしを纏った訛り、汚れたスニーカー、ずっと舞台を動き回り視線で空間を広げ会話の一つ一つに観客が気になるようなボールを投げ入れる高度なテクニック。一気にこの世界に引き込まれた。何かしら観客に感情移入させる取っ掛かりがあれば、話に入っていけるもの。
コメディ・リリーフの大林素子さんも大活躍。ちょっと痩せ過ぎなのが心配だが、彼女の登場で舞台がパッと明るくなる。國島直希氏演ずる狂気のシスコン男も観客を沸かせた。涎をダラダラ垂れ流ししつこく繰り返すボディタッチ、計算尽くなら天才的。妹役森崎りなさんは指原莉乃似で可愛かった。
山形県のワイナリーが舞台。次期後継者の娘(中右遥日〈なかうはるか〉さん)が四年間のワイン造りの研鑽の旅を終えて帰郷。その彼氏(杉江優篤〈まさひろ〉氏)は近くの果樹園を継いでいたが、退屈な日常からの脱出を思い描いている。そこに東京から見学に訪れる甲斐千尋さん。“ワイン馬鹿”の女達と”どうにか自分を変えたい“と願う人達のささやかな巡り合い。
兎に角観ているだけでワインについてかなり詳しくなった気が。異常なワイン人気の理由もどこかしら腑に落ちた。葡萄とワインの事だけで一年中頭がぐるぐる廻っている斉藤レイさんと中右遥日さん親子が羨ましくも思える。ずっとワインのつんと鼻を突く芳醇な香りと、舌の奥をもわっと刺激する濃厚な酸味が甘く漂っているような空間だ。品のある上質な会話劇。

SessionYoshiya 5stag
かわせみ座
プーク人形劇場(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/12 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を見てきました。毎回、人形が動き出すと、まるで命を吹き込まれたようで感動します。今回もとても楽しんできました。今年は5日間しかありませんが、ぜひたくさんの人に見て欲しいです。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
キャラメルボックスは未体験のままだったから、本作は原作しか知らない状態で鑑賞。うーん、こんな話だったっけ。いや、確かにこういう展開ではあるのだけど、主人公の感情一本槍で押しきる、最初に発表された短編の印象からすると、舞台用に増やした人物たちの設定とか、特に余計なギャグめいたセリフが出る度に、俺の好きな「吹原和彦の軌跡」とは何か違う…という思いも。とはいえ、研究員役の推し役者さんを堪能できたので☆1つ追加。

がん患者だもの、みつを
うずめ劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
内田春菊さんがそんなことになっていたなんて全然知りませんでした。内田さんの体験が元になっているのでしょうが、そこはいろいろ脚色され、乳がんになった人の話から始まり、女同士の微妙な関係も繰り広げられて面白かったです。
内田さんのサイン入り漫画本も売られていたので購入しました。

がん患者だもの、みつを
うずめ劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/10/06 (水) 14:00
座席1階
かつては宣告されたらもう人生おしまい、という病気だったが、今は二人に一人が患者となる時代。若くしてがんになった人も治癒して社会復帰している人もたくさんいる。それでもやっぱり、日本人の死因の1位であるだけに怖い病気だ。今作は、がんを患ってストーマ(人工肛門)をつけるようになった内田春菊さんが、劇団に書き下ろした快作である。
設定の妙というか。乳がんと診断されることになる職場の先輩と、励ましているのか迷惑がっているのかよくわからない後輩のアイドル系ユーチューバーという年が離れた二人の女性。これを軸にした舞台は、暗さをまったく感じさせないポップなムードで進んでいく。
大腸がんでストーマを造設した男性がこの二人の女性の間に入って微妙な三角関係を作っているというのもいい。笑える場面はたくさんあるが、先輩の女性がユーチューバーのオタク女性を「オタクだから生身の男性と付き合ったことなどないだろう、ましてリアルなセックスなど」と思い込んでいたのが、実は子どもまで作っていたという衝撃の場面だ。このほかにも、タイトルにあるように「がん患者だもの」という現実世界で「あるある」の小ネタがたくさんあって、飽きることはない。
初日だったので、内田春菊さんが舞台終了後に登場してミニライブをしてくれた。ちょっとしたお得感があった。不勉強だが、「うずめ劇場」は初めて見た。また、新しい注目劇団を見つけたぞ、というお得感もあった。