mamomyaの観てきた!クチコミ一覧

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虚像の礎

虚像の礎

TRASHMASTERS

座・高円寺1(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

脱フォーマット?
さて何だかんだでこちらは4回目になります。
かなり質の良い芝居をされるとは知りつつ、過去の3回とも物語の作りが全く同じだったので自分の観劇欲の微妙なところをさ迷っていました。

※過去観たものは三時間越え休憩なし、途中の幕間で大転換有り、二幕目から未来に飛ぶ。
ここまでフォーマットが出来上がっていた。

逆に今回はその特徴的なフォーマットでは無くて時間も2時間20分とこちらにしては短く、転換も無し。
時系列的な動きはありましたが凄い未来に飛ぶわけでもなくという。
それが今回だけなのかどうかも分かりませんが、ちょっと実験的な公演だったのかなあ。
アンケートも時間とか気にしてたみたいだし。

気になっていたのは前段階でそう言った情報を展開してるのかなーと。
多分、あのフォーマットを期待して来るお客もいると思うのですよね。
※知らずに来てびっくりした客も逆にいましたが。

自分も何だかんだで期待してた部分があった様で。

ちなみに今回はむしろ長く感じてしまった。
入り込めなかった。
結局、時間が長く感じるか短く感じるかは内容次第かと思います。

舞台面が低い割りに座ったりしゃがみ込んだりの芝居が多くて、あれと思ってしまった。
節介、広い会場なのだからもうちょっとどの席からも見えやすい様に作れていたら良かった。


一つ言えば、今日は隣に座っていた客が大ハズレだったのでこちらの集中力がかなり乱れていたせいもあるかもしれない。
席繋がっているんだから隣で気になるほど揺れていたり(貧乏揺すり?)、前かがみになっていたりと自由だ。。

劇団・団体側に求めたい事ってのは色々あるけれど、客側もやはり最低限のマナーを守る必要があるよなぁ。
何か良い方法を考えたいものです。

『Spring』

『Spring』

Reciters 朗読会

ラ・グロット(東京都)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

8日(土)16時00分の回
満足度で言うとこうなりますね、うん。

8日(土)16時00分の回 前田綾香さん、松本真菜実さん、窪田智美さん、東谷千絢さんの回に行ってきました。

いやー、3月だと言うのに寒いは雪は降るわで辟易していたのですが、今年初めて春を感じられた気がします!

会場に入ると演者の皆さんピシッとした格好でお出迎え(何て言う格好と言えばいいでしょうか、バ、バーテンダーさん?と言って正しいでしょうか)
更にドリンクのサービスまであり。

会場内寒いことを覚悟していたのですが(年末年始に来た時は足元にストーブが置かれていました)日中ということもあり、微妙に絶妙に効いた暖房が丁度春の陽気の様に感じました。
さすがにそこまで計算してやったわけではないと思いますが(笑)


こういった試みが各役者さんの糧になっていくのだろうな。
そう思うと皆さんの次の活躍が楽しみでなりません!

ネタバレBOX

今回は四人の演者さんがいたので、交代して出てくるのかなと思ったら全員で掛け合う様に詩の朗読した後、一人一人小説の朗読へ。
しかもその時も全員残ったまま、姿勢をキープして待っているという!
動かないのって実はかなり大変ですよね。
気楽に観てる方でさえ、身動ぎするし、鼻の頭がかゆくなったりしますもん(笑)

よく考えると普通の芝居よりも注目される時間が長いですよねぇ。


小説部分、多分目で追えば一瞬なんですよね。
ただちゃんと読むと少ない文字に見えてたっぷり時間が掛かるもの、掛けられるものなんだなあ。
自分は最前列の下手端に座っていたのですが、真横から覗き込む様な形で台本の文字がちらと目に入りました故。
それぐらい目の前なんですよねー。


ちなみに冒頭で横一列に並ばれている時は正に真横からで、もしその場で立ち上がったら五人目の立ち位置になれるぞ!
というくらい(何のために)


それでいて、小説の時の並びは無理なく全体が目に入って何だか不思議な席でした。
そういう会場ならではの席とか本当大好きです!


凄く当たり前の事ですが、お一人お一人の声って違うんだなあと。
人って不思議ー、人って素敵ーとそんな何でもない事に思いを馳せておりました。
ゴーストライターズ!!

ゴーストライターズ!!

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

2時間25分、面白い芝居ならば丁度良い!
制作マニア?な自分ならではのツボは、観劇当日朝にくれる案内のメール。
体調すぐれない場合は出入口付近の席へも可能という案内、これ凄いと思うんです。
どれだけ余裕があると言うのか!
余裕が無いとこういう気遣いは言えないよなぁ。。

団体として好きなので、ほとんど出演者のかたをチェックせずに劇場に来るのですが、意外に出演されていない劇団員のかたが多い。
ただ、物販にいたり、前説やアフタートークに出てきたりと貢献されている。
本当に層が厚いんですよね。

出演者は多く、ゲストの割合も多いのに、ボクラ団義の公演として成り立っているのは流石。
どこよりも劇団としての力がある、そういう風に感じます。


前説は賛否ある様ですが、自分は良いと思いますよ。
何かやっててくれるならばそれにこしたことはない。

大神さんが出演されていないことにその前説で気がついてびっくりしました。
日程被る様に他所に出演されているのですね。
中心メンバーが外に出て戻ってくる、それも良いことだ。

大神さんのおばあちゃんのネタは正直面白かったけど、事情を知らない客の立場で考えると、芝居中に客席で喋ってしまうのはならば、もっとケアができないものか、少なくともネタとして話すのはよろしくない、と感じた。

ネタバレBOX

ストーリーがやはり秀逸。
オチが二段構えと言うか、三段構えと言うか。
多分、他所で同じ様な話があったとして、一段目の時点で終わってもおかしくない様な。

凄い荒唐無稽な話ではあるんだけど、それがここまで纏まりのある作品になっているのがある意味不思議。

舞台全体に対してマイクが使われていましたが、個人的には使わずにできないものかと。
アフタートークでほとんどの人が手持ちマイクを鬱陶しがってもいましたし(舞台のマイクが生きていたからかもですが)、必要ないんじゃないかなー。
確かに声が細いかたもいたので、効果的ではあったかもしれませんが。
開演直後、自分の席から丁度死角になる位置に役者さんが一人座っていて、マイクを通した声が舞台外からの様に聞こえて舞台上に居るのしばらく気がつかなかったりしました。


どっちみちさんが父娘に対して頭を下げる場面、ごめんなさいと共に自分の娘を想って。。
と考えるとまあ泣けましたわ!


定規で戦うのとか、笑えるネタも勿論面白かった!
もの2けの姫

もの2けの姫

ノーコンタクツ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

メガネのたくさんいる良い森だ
自分はパロディが大好きだし、全員で色々なものを表現しようと言うやり方も大好きなので、結果、やはり波長が合うなあと毎回思うのですよね。

こちらの劇団は前より笑わせる事に遠慮が無くなってきてる気がします。
いやー楽しい楽しい。
面白かった!

ネタバレBOX

ヤッコロの表情すごい面白いな!
表情見てるだけで笑ってしまった。

ネタのせいか、センが世俗的な雰囲気になっていて、でもこれはこれで有りです!
ヨシタカとの絡みがよく考えると少なかった気がしますが。
でも本家もこんなもんでしたっけ。
ウテンとサテンとの繋がりの方が当たり前に考えれば濃いですよね。
人型をしてるから余計にそう見える。
なるほどなー。



本役が皆さん有りながらモブとか壁(謎)とか、その都度全員で演じるので主人公級のかたもよく混じってて面白い。
最初は細かく着替えていてラストのスピード感重視の時は本役の衣装のままで、その使い分けは何気にワザではないか。

あ、前田さんの自動人形の動きがすごい印象に残ってます!


ちなみにパロディではあるのですが、この台詞は入ってくるだろうな、という本家の名言は絶対にちょっと外した使い方をしていて、その辺りのひねくれかたも大好きです!
「メガネのたくさんいる良い森だ」とかも字面にした時のわけのわからなさが非常に好みです。

毎回必ずねじ込んでくるメガネアイドルネタとか、門番ネタとか、テッパンのネタがあるのも良い。
客席からはじまる前から笑いが。。!

そして次回公演、興味津々ですヽ('ー`)ノ
星ガール

星ガール

多少婦人

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/17 (月)公演終了

満足度★★★★

観劇欲
例えば観劇欲が増大してしまったりするんだろうか。
それこそ閉鎖空間に居たら発狂してしまいそう。。!!

ネタバレBOX

星ガールってそういう意味なのですね。
それぞれの欲が狂った感じ、面白かったです。


空間に対して人数が多すぎてしまった様には感じた。
人数少ない方が、狂った感じが出てきた時にスピード感が出るだろうし、毎日同じ顔としか会わない閉塞感が出たと思う。

あと、ラストのイッキ食いも辛くなかったと思う(笑)

それが面白くもあったけど、あの間があれば全力で止められただろう、とかも思えてしまうので。


食欲が出てくるならば睡眠、性欲の三大欲求も全面に出てくるのではないか、とは思った。
ダークナイトライジング

ダークナイトライジング

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/18 (火)公演終了

満足度★★★★

悪の秘密結社(うっとり)
自分はカプセル兵団の入りがアベンジャーズからだったので、その悪の組織版、ということで楽しみでした。

タバコ演出有りでマスクを配っていました(前回もそうでしたが)
自分はタバコ吸わないですが、そのやり方は良いと思う。
ただ、万全を帰すならば指定席でない方が良かった。
本当に苦手な人は前の方には座りたくないのでないかと思うので選択できたらなと。

どうしても本物のタバコを使いたいという雰囲気は良くわかる。


面白いなあ、会話の中に例であげられるネタは知ってるものもあれば、知らないものまで。
知らなくても楽しめる様に気を遣われているのでヒーロー戦隊モノと言われて少しでもモヤモヤと思い浮かぶレベルならば誰でもOKでしょう。

ネタバレBOX

ゲストパートは延びに延びましたが、それでトータル2時間ほど。
多分、雰囲気的に一番延びるゲストのかたなのかな。
予定から30分超で本来は駄目な事でしょうけどまあ予定調和なのかと。
ゲラゲラ笑えたので良いんじゃないでしょうか!

ふと思ったのですが青木さんが金メダル取ってたらラストシーンが台無しだったのではないだろうか(笑)

アベンジャーズの時にヒーローをやられてたかたも多く、それだけで笑える。


ただ会話劇にしては台詞噛みがかなり多く感じてしまったので減点。
もったいない、しっかり!
ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

X-QUEST

王子小劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

現実の問題(主に雪)と時間忘れてトリップしてきました!
※2月15日(土)書き込み更新
2月8日 18:00 1回目観劇 大雪!
2月9日 14:00 2回目観劇
2月15日 14:00 3回目観劇 未明まで前回よりも大雪が!
2月15日 18:00 4回目観劇

※※※2月15日(土)追記分
なんでしょう雪まみれ。。!
そんな中ではありますが、同じ演目を4回観たのってはじめてです。

こちらは昔から一番好きな劇団です。
初見が1999QUEST時代なのでどう計算しても15年以上前とは。
最近は自分にしては観劇量というのは増えていて、ライバルは沢山あるはずなんですが。
それでもなおX-QUESTが一番と改めて思える芝居を観させていただきました。

今回は主に雪にやられてイレギュラー対応が多かったのだと思いますが、制作のかたがた含めて感謝を。

ちなみにメルマガ登録プラスハシゴ割という制度を使うと各公演が1000円安く観れます。
こりっちに書き込みしてると500円割引とか、色々お得な制度が用意されています。
超コスパ良くなるのでオススメ。
※※※2月15日(土)追記分


あまり自分は同じ演目を複数回観ない方なのですが(色々なもの観たい!)、大分気に入った様子。また次の週末行く予定です。


とても面白かった、とても楽しかった!
いやー、基本的にX-QUESTは好きなのですが、これは素晴らしい!
自分的には今までで一番かも知れない。
こう言うのが自分は見たいんですよ(興奮気味)!

大雪で大分遠回りして帰る事になりましたが後悔は無し。
来て良かった。

ネタバレBOX

※※※2月15日(土)追記分
さて3回目は入って左手奥の正面ぐらいから観させていただきました。
1、2回目はわざと同じ席から観てしまったので、はじめて別角度から観たことになります。

基本的にどの角度から観ても楽しめるようにかなり考えられて作られていると思うのですが、もしかしたら

もしかしたら多分、座る席ごとに感想変わってくるんじゃないだろうか。
角度によって目に入る表情や耳に入ってきやすいセリフが変わってくる。
突き詰めれば目立つ役者も変わってくる。
特に声は基本、どこにいても同じ様に聞こえると思ってたので、意外に指向性が強く向いてる方向によって違うことに気がつきました。

出来るならば全ての席で見比べてみたい。
それこそ何度も何度もループしてしまえばいいんだ!

オープニングダンスの時、真・沙悟浄のSUMIOさんが目の前で、この時点で既に独特のうねうねが入っていて先ず鳥肌が立ちました(笑)
勿論、単に気持ち悪いと言っているのではなく(爆)
あの人間離れした動きはやっぱり凄いと思う。
誰よりも一番モノノケだった。

オープニングへの入りの音好き。
ところで音響、あれタイミング合わせて入れてるわけですよね、超絶技巧な気がしてならないです。


今回のメンバーの座組好きですがX-QUESTのレギュラーメンバーがやはり特別良いと感じた。
新規の客演が何人かいる中、特にX-QUESTを体現出来るメンバーが必ず舞台上にいるように、かなり計算されて作られている様に感じています。
実は大昔の公演で客演しか舞台上にいない場面が多くて、唯一明らかに不満に思った事があるのですが、確実に進化してるんだ、と勝手に嬉しく思っていたり。

野地さんがいないバージョンになりましたが、基本、野地さんが出てた部分が減っただけなので、そこは野地さんがいた方が明らかに良かった。
「フェラーリ」
は音声に残しておくべきでした!
ただ、こういった場合、Wキャストになりがちですが、野地さんだけで良かったとも思う。


4回目は入って奥側の最前列、舞台に対しては真ん中に座ってみました。

基本、この作りだと最前に座ってしまう(そもそもシアター1010と比べたら一回り狭い様で、入って両サイドは一列しかないのもある)、目線に役者の踵が入ってくるので冷静に考えると変な芝居。
ただ見上げて首が痛いとかは勿論無い。


既に4回目ですが、笑う場面ではやはり笑わせられるし、ラスト周辺では感動させられる。


西遊記モノで例えば三蔵が女性だったとか、多分間違いなくどこかがやっているでしょう(具体的に浮かんだわけではないですが)

決してそういう訳ではないのですが、三蔵と悟空の確かに愛の形の物語なんだと思う。
塩崎さんと大野さんでそんな雰囲気を作れるのが凄くないか。
安易に男×男に見えるわけでもなく、妖怪と人なんだよなあ。
※※※2月15日(土)追記分

リングサイドを役者が走り回るため、客席の足元には「ここから足はみ出さないでね」と線が引いてあるのですが、超爪先ぎりぎり(笑)
本当に目の前で、舞台に駆け上がる時に顔の近くを足が通りすぎることも。
これ以上の臨場感を求めたらもう当たるしかないかと!?

高田さんの沙悟浄、男から見てもセクシー過ぎる。
カッパ面白すぎる!

誰かが一人上手で滔々と語っていると周りはしゃがんで眺めているのですが、その時の表情が好き。
呆れていたり、半笑いであったり。

客演では白虎の野中さん、笑顔が非常に印象的。
歯を出した笑いが本当に似合う人だ。
舞台の対岸に顔だけ出て見える場面があって、満面の笑顔の生首に見えてびびった(失礼)

今日(9日)の写真撮影タイムでは橋本さんがかなり悪ふざけてて笑った。

そういえばカーテンコールで全員お辞儀する時、釈迦市川さんだけ打点が高い。。
腰が。。!
本当に悪いんだろうなあ。


※※※以下、8日(土)の書き込み

購入したパンフレットの中に(抜粋失礼)

――観てる間は取りあえず現実の問題とか時間とか一旦忘れちゃって~(中略)トリップできる時間と空間を創造したいです。


と書かれていましたが、その事にブレなし。
なるほどなー。

にやにやしながら観れて、非常におススメです。
声出して笑いながら観させていただきました。


「ムサ・コジ」とかシアターミニ1010でやっていた四角いリングを客が囲む形で、これも自分の大好物。
出演されているかたがたが全員素敵だった。
レギュラーの皆さんも勿論(白い悟空とかかっけえ)、初めて観るかたがたも。

特にツボだったのは真・猪八戒をされた、なしお成さん。
わー猪八戒だ!(清水さんのスリム猪八戒も面白かったけど)
でもかわいい!
そしてすっげぇ良い声してるんですよね。
運動量もX-QUESTレベルに引けを取らなかったですし、凄い。

やはり殺陣も素晴らしく、ここで殺陣を観ると他所で殺陣を観たく無くなるので困る。
ムサ・コジほどでは無いのでしょうけど、よく考えたらあの分量の殺陣をやって間延びしないのは尋常な事ではないと思う。


今回は女性陣も結構出ていて(美女たち:笑 でもネタにしてただけで確かに美女たちだったな)バランスも良かった。

ところで野地さんが不定期出演との事ですが、いない日はどうするんだろう??
その辺も興味が尽きない。


カーテンコール時、写真撮影OKになるのですが、今日は寒さで携帯の充電がやられてしまって撮れなかったorz
うーん、やっぱりまた来るしかないね。

終演後、会場を出る時にやはり全員プレゼントをいただけた。
ホッカイロだ!(+バッチ)
心意気が本当に嬉しい。
テンション上がって、駅まで雪道を何故か走った(笑)

まだまだ公演続くので関係者のかたがたこそ気をつけていただきたい。
Girls, be a mother【アンケート即日公開】

Girls, be a mother【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

良い芝居だった!
面白かった、これは良く出来ている。

また今回だけではないのですが、こちらの劇団はお客に対してのホスピタリティを本当によく感じます。
終演後、劇団員の愛梨さんがエレベーター前に張っていて何かなーと思ったらお客全員にお土産を配っていた。
毎日やってるのかな?
もしくは雪の日特典?
そう言うのに弱いです(笑)


送り出すところまで精一杯。
とても良い事だと思う。

ネタバレBOX

人は能力次第で評価をされる。
男女の差は確実にあるのだから、そこを考えずに男女平等とうたっても何か違うと自分は思う。
どうしても家庭・育児が下に見られるのがいけないのではないか。
とても有能な女性の方々がいると言うのも知っています。
そういった方々が今は社会に出ると言うことは、昔と比べて教育が疎かになってしまうのではないか、って考えた事があります。
うまいテーマを持ってきたなぁと。

与謝野晶子を主軸に、二人の男女を主人公にした形は別に奇抜なやり方では無いとは思うが、うまくはまっていた気がします。
多分、時代とかを当時の設定でやっていたら薄っぺらくなる可能性すらあったと思う。

静止した舞台上で与謝野晶子だけ動けるのが妙であったり。

本筋もさることながら枝葉のエピソードも面白かった。
ただ、割と本筋重視で枝葉の部分は一瞬のネタで終わっている印象で、もう少し掘り下げて貰いたかったという欲求はあった。
特に劇団員演じていたニートの娘(郵便局で働いていましたが)や音声は個人的にはもっと活躍して欲しかった。
音声録音していて一発逆転はかっこいいですよね!

他のかたが指摘されている前半部分の展開の緩さは自分は感じなかったのですが、もうちょっと人数絞って掘り下げる部分を絞ってももいいかな、とは思った。
しのび足のカリン

しのび足のカリン

ロリータ男爵

OFF OFFシアター(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★

アクの強い劇団に
かなり気に入っている劇団なのですが、今回は芝居以外の部分で気になってしまったとこあり。

実はちょっと予想していたのですが、受付・特に会場案内が大混乱。
自分も開演ぎりぎりに滑り込んだので申し訳なかったですが。

案内の人が明らかに不慣れな雰囲気でどう動かなきゃいけないかを理解していなかった様子。
もう少し、オペレーションのオリエンをしっかりやった方が良いなあ。

また、開演してからスタッフの人が入ってきたり、遅れてきたお客の案内がかなりダラダラやってる様に見えたのもいけない。

そして、入り口入ってすぐ左手のところは段差がかなり高くて危ないのですが(劇場の作りなので仕方ないのはある)、終演後誰もスタッフがつかない&折り畳みイスが無造作に置かれていてこれは流石にダメ、何とかこれだけでも修正をお願いしたい。


さて内容!
いつものごとく、アクが強く、その分、決して上等な感じではないのですが、ただ面白い。
エセミュージカルとしか言い様がないこの雰囲気が大好きです。

ネタバレBOX

今回は主演をオーディションで決めたとのこと。
正直、劇団のアクがかなり強い中、真っ当なかたを引っ張ってきたという印象。
若い故に色に染まっていないと言うか。。
語彙が無くてうまく表現できないのですが。
今までの公演では主演は特に強烈な役が多かったので、大分大人しく感じてしまった。

また声が根本的に出ていなかったり。これは経験値だよなあ。。
例えば、ラスト間際、かなり周りがうるさい中、台詞を言わなければいけない場面。
あれは徐々に声を上げていかなければいけなかったと思うのですが、一定量からは変わらず平坦になってしまっていた。
本人はそうしたい、と思っているんだろう事は勿論伝わりましたが。

カーテンコール時のいっぱいいっぱいな感じの表情は好感が持てた。

一緒に行った、何度かこちらの芝居を観ている友人は全体的にも声が聞き取りにくいと言っていた。
よく出演されている役者のかたがもう何人か出てフォローしてくれていたらまた変わった様に思う。

初めての試みとかはやはり難しい!
ブラックホールの出来事

ブラックホールの出来事

とくお組

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/01/14 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇初めでした
キャパ40で、その分期間長めできっちり客席埋めて、これは有りだと思う。

思い返すとチラシにしっかり書いてあったのですが、有り得ない設定の使い方が面白かった。
他所で有り得ない事を重ねすぎていて面白くなくなってしまっている芝居に何度か当たった事がありますが、
これこれ、有り得ない事やるならばこういう風に最大限面白くなる様に使って欲しい、こういうのが観たいんですよ、と!

ネタバレBOX

ラブホテルという場所なのに野郎しか登場しない雰囲気も好き。
男しかいないけど、男女の再現をしようとか、分かっていても面白い。

推理が荒いのは正直どうでもいい部分。
と言うか、荒いがゆえに他の可能性や言ってしまえばパラレルワールドの可能性も残って良いんじゃないかなー。
幽霊の刑事たちがいる時点でそもそも現実と=ではないかもしれない。

正解は示されていないので結末は観ている人の考え方次第。
その辺りは物語として結構王道なのかもしれない。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

受け入れやすさ
内容については沢山のかたが触れているので程ほどに。

芝居が面白いところは芝居以外のところもしっかりしている、やはり。
席誘導の仕方とか、開演遅れた時にごめんなさいが言えるかとか。
書くとなんでもない様な事ですが、団体によって大きく違うと自分は思う。
そういう部分って芝居のクオリティにも連動するとも思う。


席の問題ですが下手側の壁際はかなり電車の音が聞こえちゃうんですねー。
指定席ではじめてその辺りに座って気がつきましたが、そこは残念。
特に指定席の都合上仕方ないですが、結構空き席があったのでああ、あの席とか使えたらなーとか思ったのはあった。
舞台の作り上は下手後方は悪い席ではなかったですけど(結構頻繁に使われる花道?が無理なく目に入るので)

ネタバレBOX

時代の短さもあるのでしょうけど、大正というこの時代を取り上げた作品をはじめて観た気がします。
そういうものを引っ張り出してきてくれたのが先ず良し。

ストイックに芝居だけをある意味淡々とこなしていくイメージ。
時代物って下手すると難解に作られて辟易する事もあったりしますが、すとんと入って来る。
この分かりやすさと言うか、受け入れやすさはなんだろう。
自分はここの劇団を観始めたばかりだけど、その辺りに人気の秘密がありそう。


なので、感想にも小難しい事は書きたくない。

…まぁ、書けないのもありますが(笑)
アシュラ

アシュラ

平熱43度

ワーサルシアター(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

「一人二役!」「小道具なし!」「転換スピード脅威の0秒!」
ちょっと脱線した話をすると自分はフライヤーをほとんど見ません。
というか、チラシには芝居の面白さは載っていないものと捉えているので、芝居を観るための判断材料にしません。
随分な話ですが。。
抽象的な事しか書いてないんですもん。
性質からして芝居が出来上がっていない段階で作られるから、というのが原因かと思いますが。


なのでどんな芝居をするの?
って聞いたら「一人二役!」「小道具なし!」「転換スピード脅威の0秒!」とキャッチーに説明出きるのは素晴らしい。
広告の正しいありかただと思う。

ネタバレBOX

観せたいものが明確なとこは強い。
ワケわからなくなる可能性も危惧していたのですが、思った以上に面白かった。
自分との戦いとかもっとあるんだろうとは考えていましたが。
でもバランス的にあれ以上多かったら間延びしてしまったかもしれない。

なのでその辺りも想像以上に考えられているんだと思う。

何より良かったと思うのが、きっとこれはやってる側も楽しいに違いない。
勿論、やってる側だけ楽しかったら何か違うけど、客を楽しませた上なのだから。

スモークはたきすぎかなー。
役者に影響を与えるならなおさら。
小道具ゼロだから照明、音響は大事だろうけど、極論、役者の身一つ舞台にあれば良い、という趣旨ではないか。
あと自分は後ろの方の席だったからなんだけど、苦手な人は客にもいると思うので。

あ、黒人と言い切ったり子供!(特にお兄ちゃん)と言い切ったりの潔さは良し!
間宮汽船

間宮汽船

立体再生ロロネッツ

上野ストアハウス(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

台本かなぁ
開演前、「携帯電話はまだしまわなくて大丈夫です」というアナウンスは面白い。
楽屋での出来事を役者がツイッターで呟いているということ。
ただ、小屋が地下なのでアイフォンは圏外でした、惜しい。
上野ストアハウス、ホームグラウンドの様に毎回ここを使ってるみたいですが、もし、これが本当にやりたいことなのであれば小屋を変える検討もするべきだと思う。
また、開演直前にその緩さは大丈夫かな?
と客側からしたら思ってしまう部分ではある。

ネタバレBOX

物語なのだからあり得ない事が起こるのはいい。
ただあり得ない事にあり得ない事を重ねていると、いざ見せたいだろう不思議な事が起こっても感動は薄くなっちゃう。

例えば目撃者なく船から落ちたら普通は助からない。
そういうあり得なさは排除したほうがいい。


話少し飛びますがファンタジーの物語って難しいのは「なんでもありなんだろ」って客に思わせてしまうと途端に緊張感が無くなってしまうわけで、同じ理由かなと。


物語の主軸となるマツウラさんとの各人物の関係性をラスト落ち着いてから取ってつけた様にただ、言葉で説明していてよろしくない。

またそれぞれが何故船に乗ってるかの理由付けも希薄。


進行中に盛り込めないのであれば正直厳しい。


仕掛け側はともかく、招待客の方はエピソードを盛り込める程度の人数にするとか有効でないか。
例えば曾孫設定の人物とか勿体無い。
一人だけ無関係の人がいた、というのも面白いはずが他の客と同じに見えてしまった。


作演出が物語のセオリーを知らなすぎる印象を受けました。
セオリーがちがちで面白いかはまた別問題だけど、知識としてはもっと知っとくべきでは。
ただ途中に挟んだダンスとかは良い感じに味があったので頑張って!
と思う。
Dear friends (東京)

Dear friends (東京)

劇団6番シード

劇場MOMO(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

十数年ぶりの観劇
20周年の公演みたいでしたが、今回、十数年ぶりの観劇となります。
おそらくメンバーはその時から総入れ替えしてるみたいですが。

ネタバレBOX

日替わりゲスト以外は劇団員という色濃い形で良かったと思う。

なかなかバランス良く個性的なメンバーの集合になれているのではないか。
この先、どこまで同じメンバーでやれるかちょっと追ってみたい(勿論、増えたりもあるでしょうけど)

ダブルコールの全く慣れてない感じが初々しく、そこは20周年を迎える団体には見えなかった(笑)
正直、まだまだ客を呼べてない事を吐露してしまっていましたが(特に大阪公演)、少なくとも自分は前回公演の評判がかなり良かったので来た感じです(前回は行けませんでしたが)
同じ様に積み重ねていければ結果はついてくるのではないでしょうか。
ホテル・アムール

ホテル・アムール

ナカゴー

あさくさ劇亭(東京都)

2013/11/21 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

365日やってて欲しい芝居
キャンセル待ちだったので心配でしたが。
入れました!
早く行き過ぎて、受付の番をしていたお姉さんを慌てさせてしまった、ごめんなさい。
対応ありがとうございます!


コスパ最高、なるほどなーこれは面白い。
無理を言うと、こういう芝居、365日やってて欲しい。

ネタバレBOX

実際にこんなやりとりを間違っても自分はしたいとは思わないけど、覗き見してる分にはにやにやしてしまう。

ラストの問答が茶番としか言い様がない、それが全てを物語っている。
茶番だけど、あれ、実際に使っても通用しそうじゃないか。
人間ってそんなもんだよね。
浮気されても・しても分かれないカップルって本当、こんななのかも。。


生き霊とか、あり得ないぶっ飛んだ設定が出てくるけど、自分はリアリティが無いとは思わなかった。


一部の台詞が知ってる人の話し方と凄い似ててそこでもにやり。
Eternal Malice ~英雄の作り方~

Eternal Malice ~英雄の作り方~

劇団C2

萬劇場(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

型の多さぴか一!
ファンタジーって言っても指輪物語ばりに本格な物もあれば、RPGゲームの様な雰囲気のものまで案外色々ありますが。
言葉悪く言うと中二病寄りのファンタジーに思えました。

字面だと全く誉めてないのですが、だがそれが良いんじゃんと!

ネタバレBOX

ファンタジーモノはどうしても言葉が耳に入りにくいので、一部のかたのカツゼツは注意。

特に冒頭の辺りは重要、低い声は本来、聞き取りやすい方の部類に入るはず。



殺陣の多彩さは、今まで自分が目にしたものの中で一番かもしれない。
あれだけの分量、そして人数がいたので正直個々の技量にはかなりのばらつきはあったかとは思います。
どうしても相手の動きを待ってしまう瞬間とかある。
殺陣はまあ難しい。
でも観ていて楽しくはあったと思います。
例えばヒロインの殺陣とか、正直もっさりしていましたが戦隊ヒーローショーの様な華があった様に思う。

そういう方面の楽しさは確かにある。
ナギナタに重さを感じられたのも個人的に○

陣営を表現するのに黒と灰色で、しかもほとんど変わらない見た目にしたのは良かったと思う。

ちょっとビニールビニールしていたのが難ですが。
そういえば魔物側が女子、人間側が男子の組み合わせばかりでしたが、逆のパターンが無かったのは意図有りかな?



割りと笑いも散りばめられていて良いバランスと思ったのですが、ツッコミは割りとタンパクだった気がしました。
スキズキでしかない部分ですけど、例えばあの団体だったらもっと被せてくるだろうな(笑)
と思ったりとか。

もし笑わせたい、と言う事であればもっと欲を掛けた、とは思った。
やっぱり劇団・団体の違いとかはあるものだなと。
折神【ご来場、誠にありがとうございました!!】

折神【ご来場、誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー

劇場HOPE(東京都)

2013/12/03 (火) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

気遣いのある劇団
X-QUESTの高田淳さんが出演しているのでいつか行きたいと思っていたのですが、今回初見です。

オーソドックスな綺麗な芝居をされるとこなんだなあ。


客席には一席一席に荷物入れが用意されており、
また当日パンフと一緒に観劇マナーについての紙が添えられていたり、
その辺りの心遣いは非常にツボです!

ネタバレBOX

役者に感じるイメージというのはかなり強くて、高田さんの役はもっと何か重大な企みを持ってるに違いない、と思いながら見ていましたが、ミスディレクションでした(勝手に:笑)

降板や配役入れ替えが重なったみたいですが、そんな事は感じさせなかった。


水槽の舞台美術は綺麗だったけどそこに込められている物がなんなのかを知りたくなった。

物語的には「花」の方がキーかと思うので。
まあだからこそ、花を視覚的に使わなかったのでしょうけれども。
虹色の涙 鋼色の月

虹色の涙 鋼色の月

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

団体としてやはり良い
いきなり脱線しますが、何度か開演前に客席に座っていると案内の人のアナウンスがうるさく感じてしまう、と言うことを書いた事がありますが、こちらは明らかに意識した抑えた声で、かつ聞き取りやすい声でやっていて嬉しく思いました。
これこれ、ちゃんとしてて良いなあ。
勿論本番舞台でもそうですが、抑えた声量でも通る声というのは技術としてちゃんとある。
こじつけの様に飛びますが、開場と同時に入れば30分、その人の声を聞くことになる。
これって下手したら端役の役者より出番?多くなるって事だよな。
やっぱり舞台に出ないメンバーも大事。
まあ、こちらの芝居は3時間くらいあるので出演者のかたの稼働半端ないかと思いますが!

今回、ノンストップで3時間15分ほどあった気がします。
予定より長引いていたのかな?
開場と同時に入っていたので4時間近く座ってた事に!
さすがに尻が痛いレベルでしたが。。

ネタバレBOX

普通の芝居ならばもうすぐラストなんだろうな、というタイミングで話が動き出してびっくりした。

舞台としてはもう少しコンパクトにまとめた方がいいのかもしれない。
ただどこをどう削ったらいいのかは思い付かない。
長い芝居を観ると、あの辺は無くてもよかったんじゃないかなあと思ったりしがちですが、そういう風には思わなかった。
とても長い小説を読んでいる気分?
小説ならばそれは長過ぎる小説なのではなく、その長さの小説、と言えるでしょうから。

大真面目に舟に乗ってるシーンはとても紙一重だと思う。
少しでも気を緩めれば、滑稽に見えるだけだもんな。

今年は、過去の再演をするプレイアゲイを含む5回の公演があったことになり、その事自体、かなり評価しているのですが、プレイアゲイをやること自体に意味を持たせて来たのはさすがだと思う。


沖野さんがゴキブリの様なイメージでのたうち回ってるとこ好き。

住んでいた場所を捨て新天地へという流れは、捨てたからといって争いが無くなるのかと考えるとだいぶ危ういですが。
どちらかというとあの一団が新天地での火種になりかねない。
でもそういった移民とか昔はあったんだろうな。

自分は観る専門ですがここの座組みはとてもうらやましく目に映る。
ゆびに のこる かおり

ゆびに のこる かおり

大人の麦茶

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっとだけ詰め込みすぎ、でも面白かったです。
こちらの劇団は2度目。
ただし、前回は「ネムレナイト2008」の時なので、え、5年前と言う事!?

正直、当時の内容はあまり印象に残っておらず、
友人と二人で当日券を求めて5時間くらい並んでた時の会話がとても楽しかった想い出の方が強いです。
当時並ぶ必要があったのかは覚えておらず。。

ネタバレBOX

ちょっとだけ詰め込みすぎ、でも面白かったです。
個性的なキャラクターたちが沢山で、(なので最初頭に入ってくるまでが少し不安でしたが)
この人物たちで一本の物語を作ろうとした事が興味深い。
主人公が複数いる様な作品は自分は好きですが。

タイトルに掛かってくる方の話の方がどちらかと言うとおまけの様に感じた。
それぞれの話ごとに一本の作品にしても通じる、と言うかもしかしたらそちらの方がすっきりして良かったかもしれない。

後半の展開が非常に良い。
止むに止まれず!

止むに止まれず!

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

丁寧な積み重ね
今日は家で大人しくしている予定でしたが評判がだいぶ良いのでこちらに。


なるほど、お茶の間コメディという形で楽しめました。

ネタバレBOX

喜劇のネタ的にはまぁベタな部分がスタートなのですが、兎に角、丁寧に積み重ねている印象で、台本がかなり良かった様に思う。
それぞれの人物の誤解の度合いがまちまちで面白い。
また言葉にすると結構複雑なのですが、観ていて混乱しない程度に分かりやすいのも良かったところ。
ベタなのも悪くない。
ストレス無く笑えた気がします。


誤解が誤解を産んでいく、話のスピード感が素敵だったので、いざネタバラシ?の時に少し引っ張ったのはもっとサクッとやっても良かったかもとは思った。

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