ハッピー・スーサイド・カンパニー
エンターテイメントユニット・liberta
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了
満足度★★★★★
とても良かった!!
libertaの公演はすべて観劇しているわけではないですが、今まで観てきた作品の中では最も完成度の高い作品だと思いました。
凡人には到底思いつかないであろう物語の設定が絶妙でした。
特に藍田さんの作品は最後まで観て、「なるほど、、こういうことだったのかー」と感心しきり。
今回もそういった意味では期待を裏切らない作品ではあるのですが、
とにかく脚本が逸品でした!
今回は4話構成のオムニバスで、4話目でストーリーが2つに分かれているようでエンディングも2通りあったようです。
今回は1ストーリーしか観られなくて残念。。
libertaのお三方は今回は役割分担がはっきりしていたようでした。
町田さんに関しては、所要要所でダンスを主導されていて、その辺りも見所でした!
龍馬を殺した女たち
Unit Blueju
座・高円寺2(東京都)
2015/07/30 (木) ~ 2015/08/01 (土)公演終了
満足度★★★★
初日観てきました。
オリジナルの脚本による舞台ということで、非常に興味深く観劇させて頂きました。脚本のアイデアが面白いかも。役者さん同士の駆け引きが上手に表現されていて、とても見やすい舞台に仕上がっていました。
ピアノとドラムの生演奏が劇中のリアルな場面を引き立てている感じで、
時には台詞がアンサンブルしてるかのようで、ちょっと面白い効果が楽しめました!
薄い黄色のカーディガン~さらば、愛しの疑似家族~
東京カンカンブラザーズ
ザ・ポケット(東京都)
2014/09/17 (水) ~ 2014/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
観劇させて頂きました!
『東京カンカンブラザーズ』の舞台はvol.1からすべて観劇させて頂いていますが、
今回のvol.8は最も笑いに溢れていると感じました!
物語の本筋はカンカン路線を匂わすものの、観劇後は意外にもスカッとする作品に仕上がっています。
今までの作品より少し冒険してる感じはしました。
カンカンの舞台が初体験のお客さんなど、最初の入り口としてはとても入りやすい作品だと思います。
ピエロの涙とボクの羽根
東京カンカンブラザーズ
テアトルBONBON(東京都)
2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい作品に出会えました。
すでに2回観劇させて頂きました。
自然と目頭が熱くなり、涙がこぼれてしまった作品。
窮屈さを全く感じないストーリー展開と、
場がほぐれる適度な笑いが心地よくもありました。
大切なご友人を想いながらご覧になるとより一層作品の深みを感じられると思います。
雲心「満員御礼!ご来場ありがとうございました!」
東京カンカンブラザーズ
シアターブラッツ(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
良かったです!
一作目から早半年、待ちに待った2作目の作品!
一作目では、物語の意外性や展開に工夫が感じられた部分と、
観劇し終わった後の後味の良さが好印象でしたが、
今回は、特に演出面が光っていた作品だと思いました。
勝巳の容態を終始背負いながらメインのストーリーが展開されていきましたが、
意外にもお笑いどころも満載で、
クライマックスでの涙を誘うシーンと相まって、全体的に「見せ場」のバランスを重視されていたように感じました。
作品として、切なさや、やるせなさで、自然と目頭が熱くなったのはこの2作目の方でした。
あとやはり、特筆すべき点は川口さんの脚本の素晴らしさ。
中盤までの解りやすいストーリー展開に加え、終盤に向け一気に見せ場を引き寄せる独特の脚本にとても魅力が感じられました。
すでに公演時期も決定している三作目もますます目が離せないです!
ガレージのダンデライオン(無事千秋楽終えました!ご来場ありがとうございました!)
東京カンカンブラザーズ
サンモールスタジオ(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかったです!
川口さんの作品は「どて劇団」在籍時の第4回公演(2006年)からずっと観劇させて頂いております。
今作品は作、演出を手がけた前作品『月夕~光と影の約束』から約11ヶ月ぶりの公演。
さらに、満を持しての旗揚げ公演という事で、公演前から非常に楽しみにしておりました!
今作品、冒頭から一気に川口ワールドへと引き込まれました!
川口さんが独り立ちしてすべてのしがらみから解放された今、
本当の意味での川口作品を目の当たりにしたという印象でした!
素晴らしいの一言に尽きます!
同時に、川口さんご本人は全てひっくるめてこういった作品を作りたっかのかと、個人的に十二分に納得しました。
ストーリーはもちろんの事、演出、役者さん、全てにおいてバランスがとてもよく保たれていたのも特筆すべき点です。
ストーリー、演出においては特別横道に反れることもなく、難解な部分もなく、客観的に非常に観やすい構成になっておりました。
中盤はハラハラドキドキの連続ですが、同時にこの先どうなってしまうんだろう?と、
興味の尽きない展開に観る者の心を奪われます。
そしてエンディングはこの上ないハッピーエンド!
同時に人と人との暖かさに触れ、優しい気持ちになりました。
観る側の立場に立って造られてる感じがひしひしと伝わってくる素晴らしい作品でした!
旗揚げ公演ここまでクオリティーの高い作品を作り上げたことにまさに脱帽です!
返って2回目からどうなることやらと、余計な心配をしてしまうほどです。(笑)
次回公演も必ず観劇させて頂きます!
楽しみにしております!