満足度★★★★
良かったです!
一作目から早半年、待ちに待った2作目の作品!
一作目では、物語の意外性や展開に工夫が感じられた部分と、
観劇し終わった後の後味の良さが好印象でしたが、
今回は、特に演出面が光っていた作品だと思いました。
勝巳の容態を終始背負いながらメインのストーリーが展開されていきましたが、
意外にもお笑いどころも満載で、
クライマックスでの涙を誘うシーンと相まって、全体的に「見せ場」のバランスを重視されていたように感じました。
作品として、切なさや、やるせなさで、自然と目頭が熱くなったのはこの2作目の方でした。
あとやはり、特筆すべき点は川口さんの脚本の素晴らしさ。
中盤までの解りやすいストーリー展開に加え、終盤に向け一気に見せ場を引き寄せる独特の脚本にとても魅力が感じられました。
すでに公演時期も決定している三作目もますます目が離せないです!