miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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ダンス・ダンス・ダンス!?-点と点-

ダンス・ダンス・ダンス!?-点と点-

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

無題448(12-191)
18:00の回(晴)、17:37受付開場。「ダンスがみたい!」を2日間みたのでこちらもと思い最終日にやって来ました。考えていたのとずいぶん違いましたが…パフォーマンスでしょうか。大きなBGM、映像、小道具。18:11シャッターがおりスタート、21:45終演。

ネタバレBOX

入ると上段の席を勧められました。最前列(左)は丸椅子、(右)には丸椅子がないので、背もたれのある椅子席にしたのですが、途中から前1列、丸椅子が追加されほとんど見えなくなってしまいました(段差がないので)、そういうことだったのですね、ならばハッキリ説明してくれればいいのに…。

開場、開演が大幅に遅れましたが説明あったのか、聞き漏らしたのか。

ポールダンスは初めて…鉄棒を縦にした演技、今夜一番の演目、ポール設置の様子や回転することなど「おーっ」と見惚れてしまいました。これはまたみたいです。

向日葵と夕凪

向日葵と夕凪

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2012/08/14 (火) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

無題447(12-190)
14:00の回(晴、猛暑)。13:30受付開場、BASEは2回目、入って右側に客席(2列)、前列はミニ椅子、後ろに座ります。カウンター、後方の棚にはボトルが隙間なく、下手、TVモニター、横にはCD、DVD(「狼たちの午後、」「ゴッドファーザー」「ブレードランナー」「時計じかけのオレンジ」…)、二人の教師、三人の生徒。ドアが開くたび強い日差しが薄暗い室内にも届いてきます、スピーカーからは波の音、いい雰囲気です。14:09開演〜15:09終演。

ネタバレBOX

ちょっと「結び目」っぽい話しかと思いましたがそうではありませんでした。役者さんはずっと立っての演技、「エビス」のお芝居では座るので少し違和感。物語は…(私の場合)普通でしたが、お芝居は面白かったです。
ダンスがみたい!14

ダンスがみたい!14

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2012/07/17 (火) ~ 2012/09/05 (水)公演終了

無題446(12-189)
19:30の回(曇、時々雨)。18:32会場着受付、19:00開場。今日は観劇なしの日でしたが、夕方時間が空いたので(比較的)近場で…王子か日暮里か…ということは芝居かダンスか…、先日、木村愛子さんをみた「ダンスがみたい!  14」にしました。外はすっかり暗くなっています。アフタートークをお聞きすると「崩れる身体」に対するアプローチはさまざま、そこがなかなか分からず。何か基準(基礎、基盤)があって「クズレてゆくもの=崩壊、崩落、雪崩」、「クズシてゆくもの=足を崩す、くずし字」。初め、ダンスだと後者かなと思っていましたが、どうだったのでしょう。

前方の集団、おひとりがダンスの最中にもかかわらず、ごそごそガサガサ…見ると、何か食べようとしていました。2演目、左側、最前列の前にミニ椅子が4脚出ました。わざわざそこに出さなくとも通路に出せばいいのに。

19:38開演〜22:19終演、21:48アフタートーク終了。

ネタバレBOX

「ふたりと5人」(分かる人にはわかるネタ)。高野さん(2名)、柴田さん(5名)の順。身体の見せ方、カラダの陰影、BGM、みな違います。リズムが違うように見え、でも、あるタイミングで重なったり、さすがに客席近くまで迫ってくると身体のもつ勢いが伝わってきます。

しかしなー、演技中に包みをごそごそさせて食べるかなー。
艶やかな骨

艶やかな骨

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/08/14 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

無題445(12-188)
20:00の回(晴 暑)、A version。LE DECOの4F、19:30受付開場。入って左側が客席、緑色が目に飛び込んできます。中央の柱には葉や茎が纏付き、ナス、きゅうり、人参(?)、林檎(?)、洋梨(?)、葡萄が実っています。正面奥には何かの実験なのか緑の植物が栽培され、上手デスクにはなぜか折り紙。舞台中央にも木製のテーブルと丸椅子2脚、本があってここにも折り紙が、見渡すと下手階段にも。理科の実験室みたい...よくみると顕微鏡、ロッカーに脚立。2作目になります。野菜を食べてアレルギー..今夜は珍しく早い段階で原因を推理...当たっていました。2017年夏、渋谷での物語。19:55前説、根村役の役者さんは舞台に、20:00開演~20:59終演。終演後台本を購入、スタッフの方に、折り紙で折っている「足のある魚」は1作目のですかとお聞きしたらそうですというお答えでした。

ネタバレBOX

雑記

1作目はSF系で好み、終演後DVDを予約、前作は予定が合わず2作目、こちらもSF短編のような味わいでした。科学技術と人類(地域社会や世代や環境や)とのバランス、それを維持するのはほとんどムリではないのかと思いながら観劇。台本を購入。

少し設定(アレルギー反応の発現時期)が強引な気もしますが、60分に収めるにはこうかなと...。

「NPO法人りんの会」は「凛の会」を連想させるのではないかな..と思いました。

ミクロの視点で眺めると食べ物にはいろんなものが付着しているし、それを前提として生物の機能が備わってきたのだろうし、それを無菌の状態にすることが「健康的」なのではないのでしょう。

劇中、上の音が聞こえてきますね。

根村が着用している「白衣」は料理専門学校の生徒さんが着ていたものとよく似ている...ポケットや襟の具合、長さ....。でも、実験室には素足で入らないんじゃないかな...(あっ、でも見ているぶんにはいいんですよ、涼しそうだし)。
ダンスがみたい!14

ダンスがみたい!14

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2012/07/17 (火) ~ 2012/09/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題444(12-187)
19:30の回(晴、暑)、18:48会場着受付、19:00開場、1列目はミニ椅子、舞台床面が若干高くなっていて座席とほとんど距離がなく膝が伸ばせません。今夜は木村愛子さんが出演、「温かい水 Ⅲ」からなので5作品目、白い衣装。中央通路にも追加席、19:33前説、19:39開演~20:19終演。アフタートークは
21:14~21:26。おしゃれなスタートシーン、パフォーマンスの間、木村さんのダンスは自然科学系ではないかと(余計なことを)考えていました。

ネタバレBOX

スタートは下手奥からぼんやりと照明を受け、大きな影が壁に姿を映す。ゆっくりと右手が上がり髪に…自分を確かめているように見え、感覚とカラダとのアンバランスが動きの源ではないかと(なぜか考える)。「落果」果実が成熟期前に枝から落ちること・・・それは自然の理。「崩れる身体」、崩れるのはなんだろう…身体の「型」「機能」「バランス」「法則」、上半身を伏せ、倒れ込み、反転し、静止と制止、ゆっくりと細かく、呻き戸惑い、啜る。

いつも思うのは、(個人的にですけど)木村さんの動きには自然を感じさせる要素が多く(なので、自然科学)、誕生(生命でも、星でも)と成長(進化の過程)の物語のような時間ということ…なのかな。

アフタートークでは、ガラッとかわり、ことばを「動き」の中から紡ぎ出そうとする様子が印象的でした。
【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

ロロ

王子小劇場(東京都)

2012/08/05 (日) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題443(12-186)
19:30の回(晴、暑)、18:45受付(整理券あり)、19:00開場、座席は入って奥。床面はベニヤ材でしょうか一面、左右の壁面、正面、キャットウォークまで覆っています、夏休みの工作のような舞台。1列目はミニ椅子、すぐ足元に照明。19:32通路に追加席、19:35開演〜21:36終演。ロロは4作目で、過去1勝2敗、今回で2勝2敗まで持ってきました。どこからどこへ行こうとしているのか、ひとりひとりは何を探し求めているのか、何となくそうかなと思うものの、よくはわからない。もっとわからないのは、なぜこんなに面白いのか…。

ネタバレBOX

「We are the」よく似ていた…、左ハンドルだった、おー「Born to Be Wild」、これは「Easy Rider」のイメージかな、地中でもダンベルで筋トレ、バージンロードから中野ブロードウェイにくるとは(天使グッズはここで揃えたのか?)、「マ」はちゃんとつながっていたのでビックリ、このセット何かあるんじゃないかと思っていたら…あった、大門が轟音とともに閉じ、取り残されるキッド、手には贈られたバット、壁(かなり近い…これは「The Wall」か…)を突き破り辿り着いたそこは旅の終点だったのかな。
CABARET ON THE SEA

CABARET ON THE SEA

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/08/08 (水) ~ 2012/08/15 (水)公演終了

満足度★★★★

無題442(12-185)
13:00の回(晴、暑)、12:30会場着、受付(全席指定)すぐ中へ。舞台は客船をイメージしたもの、救命浮環(白赤3つと赤白1つ)、舵を型どった背景、錨マーク、左右の上部にデッキ。ダンスと物語、太平洋戦争を挟んだ若い男女の想い。12:55前説(場内アナウンス)、13:00開演〜15:05終演、アフタートーク15:10〜15:24。戦争による別れが描かれているものの、重くならないように仕立ててあります。 

荒野1/7【全日程終了・ご来場いただきました皆様ありがとうございました!】

荒野1/7【全日程終了・ご来場いただきました皆様ありがとうございました!】

鵺的(ぬえてき)

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題441(12-184)
19:30の回(曇)、18:45会場着、もう階段に列、最終的に15人くらい並んだでしょうか、19:00受付(①チケットを持っている方②予約済の方とキャンセル待ちの方の順)、開場、満席、舞台左右の壁際に立ち見の方。入って左が客席(3列)、1列目はミニ椅子、目の前に木製の丸椅子が9脚、横一線に並んでいます、登場人物は7人の兄弟(4)姉妹(3)。役者は椅子に座り客席側の一点を見つめ語ります。劇中の移動はありませんが、毎回同じ位置なのかはわからず(但し、長男と末娘は常に中央…たぶん)、左右の幅が広く端同士の会話になると一方は完全に視界から消えます。始めはキョロキョロしていましたが長く続かず、必ずしも話している方を見る必要はない…と決め、あとは気の向くままに。「鵺的」は「不滅」からで続けての4作目。夏だし、暑いなと気を緩めていたのが間違い、やはり奥深くまで食い込む痛みに満ちたものでした。19:26前説、19:34開演〜20:50終演。

そうか「明けない夜」から1年経ちました。

ネタバレBOX

長男という血縁上のたったひとつの立場、父の子供という7人の立場、父とのみつがっているという立場、記憶がある者/薄い者/ない者、記憶の奥底にずっと隠し続けていた己の記憶、理解できる者/出来ない者、強い者/弱い者、覚悟を持つ者/持たない者。役者が一枚一枚積み重ねてゆく様子が見え、問われているのは自分なのか、とさえ思えてきます。見えるのは(位置により)、右の顔、正面の顔、左の顔だけ。目が動き、瞼を閉じ、頬が震え、涙が光り流れ、指先が動き、膝を抑え、強く拳を握る。自ら(弱さ)を認める時の感情の揺れ、思いがけない事実、それでも背負うのか/降りるのか。
クジラを救う旅

クジラを救う旅

柴犬ムツコ

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

無題440(12-183)
14:00の回(曇 風があります)。13:16受付(整理番号付チケット)、13:30開場。待っている間に隣から消防車が出動する。商店街を歩いてきましたが先日のお祭りとは違い超スピードで歩き抜けてしまいました。賑やかだった飾り物、キョロちゃんの張りぼてがひとつだけ店先にありました。13:55前説、14:01開演〜15:18終演。舞台は古風な会議室からスタート、殺風景、機能のみの机と椅子、ホワイトボード。書類にお茶をこぼし叱られる主人公「キムラクジラ」と「クジラ子」(着ぐるみ…暑かっただろうに…)の心の旅、だと思うのですが、よくわかりませんでした。演技というよりは会話を楽しむべきなのか…。始まってすぐ映像で役者名が映り、ひとりずつ登場。わざわざ英字表記しないで普通に役名と役者名を出せばいいのに、書類はPCで作っていそうだったので、またプリントすればいいのに…とか、すみません、あまり集中できませんでした。ナンセンスを基軸としている…意味がない、無意味、常識的な約束事や論理性を無視する…ならば何が残っていたのだろう、もっとも原始的な感情なのかな。

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題439(12-182)
19:30の回(曇)、18:35会場着、受付(今夜も半券割引)、19:00開場、昨夜は「口紅」の2回目、今夜も2回目で順序通り、①手紙→口紅②口紅→手紙、で4公演でした。19:37開演〜21:12終演。2012年夏、ずっと大切にしていきたいお芝居に出会うことができました。

ネタバレBOX

やはり①の逆のパターンですと何箇所かセリフの背景がわからず「工藤さん」とは誰だろう(説明はあるけど、なぜここで名前が?)、蓮のセリフ(7年前のものに重ねて)に込められているもの、なぜ蓮は最初…踊り場で(「知り合い?」「えっ?」)、あるいは、確かに「ラベル」は違う(教えていただかなければ気がつかない…もっと修行しなければ)、グラスはあの時のグラスでお話しはこのグラスの中へ閉じてゆく、この2番目の椅子であること、「口紅」と「手紙」はこのテーブル、海の思い出、母になろうとしたこと(役所の封筒)…、桃太郎で出会い(OPEN)、浦島太郎で時を隔てまた出会う(CLOSED)..そういう構造だったのか。

触れずともその手の温もりが伝わってくるようで、哀しさも、寂しさも、そして愛おしさも、自らのもののように全身に伝わり、やがてゆっくりと冷めてゆき、夏は終わった…そんなお芝居でした。

終演後、大西さんにお聞きしたところでは、8月末の上演を考えていらっしゃったそうで(劇場の都合でこの日程に)、もし、そうなっていたら8/31に(何回目であっても)みに行っただろうな、なんて想像。

長澤さんは両作品にご出演、今と過去/今と未来をつなぐキーワード的な役回りで、とにかく自然体、いつ目をやっても「由美」としてそこにいる...。

今夜は金重さんが、スタッフとして場内にいらしたので何気にみると、胸にかけているのは「口紅」と書かれたカード、これは各チームともそうなっていたのか...。

個人的にはですね、これから7年後をみてみたいなと思うのですね。7年前、蓮が真知子に言ったようになっているのだろうか...。
口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題438(12-181)
19:30の回(やや曇り)、18:45会場着、受付(半券割引していただきました)、19:00開場、一日おいて2回目です。「夏の終わり」ももう一回みるので計4回。今夜は向日葵が胡蝶蘭に変わっています(もっと違うところがある…と相原さんから「お題」をいただくも回答できず…いまだ思案中)。

演劇だけではなく、コンサートでも、スポーツの試合でも「LIVE」に同じものはなく、そこが映画、DVD、CDとの違いだと思っていますが、演劇の場合、みることができる機会は限られていて、一方、お気に入りの曲(CD)であれば何十年も聴き続けられる…今回、合わせて4回が精一杯。お気に入りの本をふと手にするように、いつでもまたみてみたいな…と思うもののかなわぬこと。
ならばこの2時間弱を切り取り。宝箱に入れ、いつまでも大切にしましょう、開けることなくとも鮮やかに感じ取れるまで大切にしましょう、このようなお芝居をみせて下さった皆様に深く感謝し大切にしましょう。

19:36開演〜21:20終演。

8/11追記:長澤さんは両公演でただひとり同じ役、「7年前」と「7年後」を結び付けお話しの中心(スナック「響子」)を表象しているように思え、思うほどに全編通して…ということに驚きながらも、温かさ、細やかさが優しく舞台を満たしているように感じるのでした。「7年間」を引きつけるチカラ(引力のような、磁力のような)があったから成り立ったのかもしれません。

8/12追記:真知子の感情の揺れ、戸惑い、己の記憶、小さき子への慈しみ、吉村さんがみせてくれたのは、カラダを流れる冷たいものが暖められてゆく様子、かじかんだ手を大きく包んでくれるような、そっとそこによりかかりたくなるような…感情に観客として同期する…のでした。

始まりのシーン、真知子の衣装が喪服で、指輪を外すのはそういうことなのかは2回目で気がつきました。いかに鈍いかです。

ネタバレBOX

2回目ですので、少し目線を変えてみました。普段は主にセリフを話している役者さんに目が行きますが、その反対の方...やはり、みなさんしっかりお芝居をしていらっしゃいます。

蓮が疲れて「桃太郎」の途中で寝入ってしまうシーン、先日は気がついたら真知子に寄りかかっていました。今夜は..細かい演技で、いかにも子供が眠気と戦って...でも寝てしまう...というところが上手にできていました。
【ご来場ありがとうございました!】西日、新車に直撃【舞台写真UPしてます】

【ご来場ありがとうございました!】西日、新車に直撃【舞台写真UPしてます】

トリコロールケーキ

シアター711(東京都)

2012/08/08 (水) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

無題437(12-180)
20:00の回(晴れ 暑)、19:30受付、開場。平日ですが遅い時間でしたのでやってきました。最前列はミニ椅子、2列目パイプ椅子。舞台との間隔はあまりありません。赤地に白玉はキノコのかさ、バームクーヘンみたいな(ちょっとヘンな表現)切り株、お菓子の森のような舞台。西日はささず、新車も出てこないけど、よく笑い…いい夜になりました。19:54前説、20:06開演〜暗転せず、明るくなり母の声〜暗転〜21:34終演。

モリサキさん(コーヒーと643で何回かみてます)が面白く(て、哀しくて)、お話自体も軽やかに飛び回り、楽しいものでした。あらすじ…んーと、違ってはいないけど、思いっきり蛇行し、真相は…で、また笑う。

で、「説明」に、受付開始は開演の60分前、と書かれていましたが、実際には30分前。

ネタバレBOX

みんな白いチョコバナナを半分にしたような「飾り」を左右にひとつずつ付けていたのは…鬼だったからか…。でも、1本になったらなぜ頭頂に移動したのだろう、ユニコーンか、簡単に取れちゃうものなのか(サイの角は再生するらしい)。

記憶を記録として外部媒体に保存すること、日記やこりっちのコメントもそういうものだと実感。

弁当箱の中身はマシュマロかな。

「ほろよい 冷やしあんず」「YEBISU」「氷結 キーウイフルーツ」「スーパードライ」、「角瓶」…ラッパ飲み。Chateau Sainte Colombe ?

「Santa Fe」懐かしい…調べたら91年刊。

宮田さん、ジ〜パンズ(「空から」以降の作品)でみていました。
口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題436(12-179)
こんばんは、先日の「夏の終わり」の後になってしまいましたが、本日みてきました。19:30の回(曇、暑)、18:55会場着、受付、19:00開場。舞台はほぼ同じ、違いは2つのハンガーとお皿くらいでしょうか。正面には夏を彩る向日葵。時は遡りもうひとつの物語。再演ですが、初見です。会場までの移動時、「口紅」→「夏の終わり」、その逆の場合、それぞれどのように思うのかな、と考え続けていました。どちらかひとつの選択しかないわけで、あとは余韻とともにいつまでも、このお芝居を思い出すたび、この今の気持ちが甦るのかもしれません。

観劇中、心の中で「夏の終わり」のシーンやセリフが重なってきます、それは時間を遡ることができる者だけが感じるものなのかも、氷を手でつかみ、指先でかき回す、少女は階段の踊り場で佇む(今と7年後)、テーブルと筆記洋具、ひとつのグラス、時を隔て繰り返されるものが沢山のことを語りかけてくるようです。

夏の夜、夜空に瞬く星、流れる雲、風がまといつき、全身にしみわたり巡る沢山の想い、膝を抱え、砂浜に腰をおろせば見えるのでしょう。

会場外、斉藤さんがいらしたので声をかけてしまいした「とてもよかったですよ」、その時の満面の笑み、またお芝居でお会いしたいですね。

今夜は光藤さんがスタッフとして会場にいらしていたのでちょっとお声がけさせていただきました。

続きものをひとつの公演でみるのは初めてです。

当パンは表がカラー刷りで稽古場風景あり。

桃太郎と浦島太郎..太郎つながりではなさそうだけど、どんどん脇道に入って…どこまで行くんだ…。

親が子へ、子が子へと、舞台の左と右、その間にはきっと沢山のものが詰まっている。

今夜も「鏡月」…満月なのかな、真夏の夜の夢...のような素敵なお芝居でした。

19:35開演~21:21終演。

The stray Moon

The stray Moon

ひこうき舞台

シアターシャイン(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

無題435(12-178)
18:00の回(晴、暑)。阿佐ヶ谷駅を降りるとそこは夏祭りでした…アーケード街は人、ひと、ヒト。それぞれお店の前に、かき氷、餃子、焼き鳥、唐揚げ、フランクフルト、塩きゅうり、チョコバナナ、リンゴ飴、ビール、テキーラ、金魚すくい、歩きながら食べる親子、ご夫婦、仲良し同士…、頭上には色鮮やかな七夕飾り、端から端まで。いつもの何倍もの時間をかけ会場へ。17:30受付、開場、全席椅子、舞台には何もありません。夏のこの時期にふさわしいお話。(個人的には)もっとお話やキャラクターを練り上げたほうがよくなると思ったし、メインとなる「見えていること」に絞り込んだり、もう少しわかりやすい展開(途中から何となくわかってくるけど、それまでがもどかしすぎる…)にしたり。でも、みに行ってよかったです。

ネタバレBOX

過去公演のコメントを参考にしながら
※いい内容持っていると感じたので敢えて書いておきます。

・18:09に場内アナウンスでの前説は遅すぎ、18:13開演、予定より10分以上遅れているし、何の説明もないのはどうかと思う。何か理由があるはず。

・配役と相関図と役者名が当パンに載っていない。せっかくいいなと思った役者さんがいるのにもったいない。春名さん=初音=霊(女性)?長井さん=りさこ?等々。

・関係者席みたいなのを最前列中央に作るのはどうかと思う(結局、使わなかったようだけど)

・冒頭、薄明かり、ぼんやりとしたオープニングは印象的でした。見えなくなってからのふたり(母と子)とふたり(友人)との対比も綺麗だった。最初からどことなく変わったふたり(母と子)とは感じたものの、なかなかわからなかったのは、それでよかったのか、それともただ鈍感だったからか。

・なぜふたり(母と子)は別れなければならないのだろう…セリフを聞き逃したのかな。「彼岸」と「此岸」との別れはあるだろうけど。

・島に半ば隠されたゴミ処理場…というのはちょっと設定に無理があるのではないかと思うのですが…ここで環境問題を持ち出さなくても、一人の女性の(挫折)(成長)でよかったようにも…勝手ですみません。

姫殺陣

姫殺陣

IDEALKINGDOM

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

無題434(12-177)
14:30の回(晴、猛暑)。途中、池袋で「ユリイカ」を購入(クリストファー・ノーランの特集だったので)、ついでに開催中の古書市をのぞいてみる、15万冊と書いてあったけど1冊も買わずに退却…眺めるのは大好き、持っている本を見つけると思わず相場を確認してしまうのでした。

会場着、とてもひなたでは待っていられないので向かい側の日陰にするがそれでも暑い…少しでも風があるときはまだいい、遠くに蝉の鳴き声が聞こえます。14:00受付(トランプがチケット)、開場。ここは5月の「定家」以来、コーラをいただき一息つく。

入口入って左(カウンター側)に客席。下手、客席横と入口右に大きな写真(販売可)、14:24前説(撮影可) 、14:34シャッターがおりる、14:38開演〜16:12終演。舞(殺陣、着物、ヴァイオリン)、いずれも初めてみるものばかり。パフォーマンスするチームの切替に時間を要するので、多少、流れが途切れる。お芝居では「時代劇もの」はみないので「殺陣」や「帯刀」などの知識0、なぜ鍔あり/なしがあるのだろう。ホンモノの刀は上野の博物館でみたことがあるくらいで、もちろん持ったことはありません(1mもので1-1.5kg?)が、目の前で演じているのでホンモノでないことはすぐわかってしまうのはやむなしとして、照明に反射、氷のように冷たくみえる素材があればいいなと思いました。続く

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題433(12-176)
19:30の回(晴、一時降ってましたが上がりました )。蒸し暑い晩です。21:15終演予定とあります。18:30受付(整理券あり「当日入場待ち整理券 NO.00」5分前までに戻るよう注意書きあり:ラミネート加工されたカード)、19:00開場。スナックが舞台。下手にカウンター、電話機、後ろの棚にはボトル、グラス、お皿、スツール(5脚)。正面奥には階段、登ってお店の入口。上手、ガラス製のテーブルとソファ(黒)。「口紅〜」は来週みる予定。19:25場内アナウンスによる前説、19:31開演~21:08終演。

いけません、本作は私が一番弱い「娘/父」物。ですので、個人的なフィルターを通じ、舞台はゆっくりと感情を溶かし込み、アルコールの作用によらない酔いがカラダを包むのでした。

柔かい照明、時に強く、時に悲しげ…場面転換の間も情心は続き、物語は途切れることなく最後のグラスにたどり着きます。いいお芝居をみた後、あの人はこれからどのような人生を歩むんだろう…この人は…なんて考えてしまいます。ひとりずつまっすぐ立ち上がり、正面(これは自身の人生のようにもみえました)を見据え、静かにこのスナックを後にする。
光藤さんが演じた、蓮、きっと寂しさを忘れない大人になるんだろうな...。

いろいろ思い出していて...もう一回みに行ってしまう気がする。

ネタバレBOX

数えてみると、光藤さん4作目。本劇団3作+遊戯ヱペチカトランデ1作。

最初のシーン、グラスの氷を指先でかき回し、「真夏の夜の夢」...悲しげなトーンと指輪を見つめるなんとも言えない表情。登場人物の関係が最初よくわからなかった部分あるものの「口紅」をみるとまた違ったものが見えてくるのではないかと思っています。

娘を持つ身として、高校生の娘という設定に感じるものが多い、というかなんというか、理屈ではなく...それも光藤さんが演じるとなると...だめですね、じっくりみようとか、そもそも演劇とは...なんてことはどこかに行ってしまうので。

五十嵐センセのボトルは、毎回、ちゃんとでてきた...。



B型の女たち

B型の女たち

三ツ星キッチン

小劇場 楽園(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

無題432(12-175)
13:00の回(曇のちときどき雨)。12:15会場着、12:30受付、開場。今日は入って左。舞台はマンションの一室。明るいグリーンのテーブル、ラグ、上にはTVのリモコンとティッシュ。ふたり掛けのゆったりソファ、クッション。下手はバスルーム、上手は玄関へ。ソファの後ろに絵が4枚、視力を計測するときの「Cマーク」、あとは花と葉。丸い小さなテーブルには観葉植物。会場入って左、アコースティックギターが2本、ひとつは「GUILD」、椅子に譜面台、舞台にも1本。劇中、4本のギターが音色を響かせます。よくみると天井にマイクがあって、声をひろっていますね。カラフルなB型女性3人、音楽とお芝居の男性1名、そして客席のみなさん。全員参加、チラシの写真そのままのパワフルで可笑しいお話と歌でした。13:00開演、伊藤さんの「声」、13:04初芝さん、弦を普通に弾いてのチューニング、歌で前説〜14:21終演。

ネタバレBOX

3人の歌とギター、1本は「タカミネ」、3フレットにカポ、とても綺麗なコーラス。ギターはみな型が違いますね。シンプルなコード進行ですがしっかり弾いています。なぜかヘッドにチューナーをつけたまま…。

客席との間合い、掛け合いがいいのでお客さんもノッテいます。終わりのトークも元気、個人的には小さな劇場のほうが好きなので楽しく観劇できました。

このシリーズは10年計画ということなので次回も。

誰もが胸の内に沈んで(沈めて)いるものを持っていて、それがときどき疼いたりします。そんなとき、3人(娘)のように一気に発散させ、泣いて、嘆いて、憤って、笑って…乗り越えて行きたいものです。
国民の生活

国民の生活

ミナモザ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

無題431(12-174)
19:30の回(晴、やや暑)。18:50会場着、受付、そのまま開場まで待ちます。19:03開場、正方形の舞台、コの字の座席(椅子+座布団2枚)。コの字型の|側が正面、開いている面には、本棚、衣装掛け、TV、PC、机に冷蔵庫、バスケット、急須…女性の部屋の様相。会場反対側の角にも衣装。舞台は膝くらいの高さ、最前列との間が狭いので、誰かが通るたび体をねじらなくてはなりません。本棚に目を凝らすも遠くて見えません…かろうじて手塚治虫漫画全集、1Q84、つかこうへい。単行本、雑誌、新書に文庫、辞書、CD…、終演後、近づいて眺めてしまいました。「幼年期の終わり」「火星年代記」、「千夜一夜」なんかも。ふたり芝居短編集。ときどきく「くすっ」と笑う場面がありましたが、全編通じて、なんとなく…でした。本作で3作目。

19:33予定時間を過ぎての前説(やけに短い)〜ところがここからが長すぎ〜19:40開演、なんの動きもないままじっと待つのみ、すみません、私、ここで退屈感がでてきました。初日だったからでしょうか。21:08終演。

初めは丸いテーブルと椅子(2脚)、これはチラシのものと同じでしょうかね。

ネタバレBOX

お話の組み合わせ、意味があるんだろうなと考えつつ、わからず。ブラッドベリはそうかもしれないけど、お芝居でみるお話としてはどうかな、普通すぎないかな。

ウクレレみたいなのは…あとで調べてみましょう…禁じられた遊びですね。※「6弦ウクレレ」ですね。

当パンをみると、オノマリコさん、小栗剛さん、モスクワカヌさん、林弥生さん..ほかにも沢山の方。

座席と舞台との間が狭いので、もう少し誘導をうまくやれば(机がある側を通ってもらうなど)いいのにと思いました。

「生活」「資本主義」「罪」「勇気」、PPTを聞いたらヒントがあったかも…
IST-イスト-

IST-イスト-

nitrock

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題430(12-173)
15:00の回(晴、猛暑)。ブロードウェイをざっとみて会場へ。初めてなので少し早目に。もう何人かいらして受付は始まっていました。整理券を受け取り、周辺の探索へ…が、猛烈に(もはや、暑い、ではなく)熱い。コンビニでカラダを冷やし、新井薬師に行ってみるとお祭りの準備中でした。

14:30開場、番号順に中へ、適当に座ろうと座席の上にあるチラシを手にすると…?…何か手ごたえが….CDがありました。Lucky!久保さんのアルバム、席にランダムに置いてあったそうです。

舞台は白黒の市松模様、フェルメールが描く床みたいで、下手の衝立て、歪んだ時計が3つ、上手はこれも歪んだ♡のような図柄、正面に扉、左右にf字型の取っ手、その左、照明が3段のラックに設置してあり、その上では「白雪姫」が調子外れのお芝居、そして右、階段。

座席はパイプ椅子に厚めのクッション(good!)。客入れ中、気になったのは、舞台と客席の間に置いてある照明、かなりの確率でお客さんが足を引っ掛ける、スタッフの方は、右側の劇場の階段下で誘導...そこで注意を促しても、お客さんは客席をみながら歩くので引っ掛ける。機材も大切ですけど、お客さんが怪我をしないようにすることのほうが優先されるのでは...初日からこうだったのではないかと思いながら、しばらくしたらスタッフの方、照明の横に移動。続く

パパはマジシャン

パパはマジシャン

劇団芸優座

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2012/07/29 (日) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題429(12-172)
14:00の回(晴、日中は猛暑)。知人にご紹介いただいての観劇です。第40回「夏休み(児童青少年)演劇フェスティバル」のひとつ、会場は子供さん連れの家族で満席、スペース・ゼロは初めて。13:05会場着、覗いてみると整理券を配っているとのことでいだたく。13:20会場に戻り整列、13:23開場、全席自由。今日は5列目に座ってみました。深紅の緞帳、座席も赤。13:55ブザーで開演の案内、14:00開演、14:56~休憩~15:05~15:58終演。お客さんの多くが子供さんとご家族、ですので客席は劇中でも多少ざわつきますが、その分、特に終盤、楽しんでいる様子がよく伝わってきます。

お話は、真っ直ぐで子供さんにもよくわかる平易なものだと思いますし、役者さんは小劇場のものとは異なり、多少大きな演技ですが、大人の私でもすぐに引き込まれるものでした。

劇中の場面転換で、家とホテル(マジックの舞台)が切り替わります。少し真っ暗な時間が長いなと感じたので、誘導灯をつけ、客席側にも少し明かりがあってもいいのではないかと思いました。

手品...よーーーく見ていましたが、ネタはわかりませんでした。

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