miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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MaNiPuLaTe

MaNiPuLaTe

MaMaNiMaNiMaNi

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/08 (土)公演終了

無題729(13-154)
16:00の回(晴、日向は暑い)。15:30受付、開場。下手に、赤いスチール製らしきテーブルと椅子、上手には大きそうな布。ピアノ曲が流れ、16:02前説(45分)、16:06開演~16:56終演。田山さんは「プロジェクト大山」でみていました。特大の布、ノート、繰り返されるパターンが少し長く感じられました。桟敷席の幅をもう少しだけでもとっていただけると楽になれると思います。

COLONCH vol.4 「コロラッタ」

COLONCH vol.4 「コロラッタ」

COLONCH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題728(13-153)
19:30の回(曇)。18:50会場着、上に上がってみると受付できるとのことでしたのでお願いし、そこで待ちます。19:05開場。何もない舞台、BOXでここまで何もないのは初めて、結構広いものでした。当パンをみますと「お茶の水女子大学」同期メンバーとありました。同大学は4/26に「第40回記念創作舞踊公演」@なかのZEROをみました。開演までずっと(マラカスのような)シャカシャカ鳴ってます。19:34前説、19:42開演~20:50終演。衣装、照明、表情もよく、手先のたおやかさ、あれほど転がることができるなんて。

ですが、受付はちょっとでした。たぶんダンサー別にチケットを分けているのだと思いますが、知り合いのいない私はメールで予約(夜の遅い時間なのに1時間もかからないうちに返信がありました)。受付でダンサーの名前を訊かれましたが当然いないので、メール予約したことを伝えスマホの画面をお見せする。ここまでしてもピンとこなかったようで、少し待てとのこと。ところが次のお客さんも同じで、さらにあとから来た方が先に受付...。結局、受付とは別のところにあったみたいで、明らかに準備不足。ダンサーのお一人が降板したことはここでも告知すべきだし、「サイト」も「チケット取扱」もURLが違っているので役にたたない。

ウーマン・ダイヤモンド・アワー

ウーマン・ダイヤモンド・アワー

イマカラメガネ

OFF OFFシアター(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

無題727(13-152)
19:30の回(曇)。18:31受付、19:00開場。10周年記念、受付時にガムをいただきました。箱に過去のチラシのイラストを採り入れているそうです(私のは「女の雨情」でした)。こちらは初めて。舞台は「萬丸館(漢方茶房)」、テナントビルの1Fに入っていて、常連、2F(占い)、3F(ヘッドスパサロン)のテナントオーナーが話に絡んできます。19:26前説(100分)、19:35開演~21:18終演。ナイスコンプレックスの藤田さんは、先日「斜い人」をみました。

ネタバレBOX

遅くなりました、以下、まったくの私見です。なぜかうまいこと焦点があわず、終始「?感」がありました。お話のポイントが「すれ違う想い」にあるのか、それにしては(観客にもしかして…と思わせるモノ)伏線らしきものが見えず、重なってゆくエピソードも単発で散漫。漢方茶坊らしさはどこに、人形がわめく意味は何、石を投げ込んでもお互いサバサバしている人間関係って、突然こぼれ出る「想い」はやはり唐突…。ギャグでもなく、コメディーでもなく、ぶっきらぼうなセリフで親しみを現しているのだと思うのですが、初見だからか雑な印象しか残りませんでした。
すだま

すだま

エムズクルー

「劇」小劇場(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題726(13-151)
19:30の回(晴)。18:31受付(チケットに整理番号あり)、19:00開場、開演までBGMなし、膝高、正方形の舞台、床面に道路地図のような模様、いたるところに木製の椅子か箱のようなもの(微妙に形が異なる)、正面奥、細木の格子、中央は開いていて、丸、菱形、掛軸のように長いもの…薄く透けてみえる布がかかっています。下手、奥に打楽器。19:32(前説2時間2分)、19:35奏者スタンバイ開演〜21:35終演。こちらは初めて。当パンによると「死神」に続くお話だそうで、みていないのですが、劇中、説明があるので大丈夫。男性1名、女性6名(デザインは違うけど同じ色の衣装)によるお芝居。「演じ分ける」手法は何作かみたことがありますが、初めて違和感なくみることができました。打楽器のいろんな音、椅子を組み合わせた場面転換、セリフがないシーンでの細やかな仕草、灯の使い方、とてもよかったです。

ネタバレBOX

初日だったからかセリフが少し硬いものの、舞台、奥、客席ギリギリと大きく使っている。飲み食い、うたた寝する後ろ姿もまた巧い。
息を止めるピノキオ

息を止めるピノキオ

劇団銀石

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/05/21 (火) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題725(13-150)
19:30の回(晴)。5Fです、19:00受付、開場、入って左壁側が客席、前列は座敷ですがクッションあり、正面の柱に椅子、左右にテーブル(本や新聞がある)と椅子、奥の壁には汚れた布がかけてある、19:26前説(105分)、19:33開演の挨拶、19:35暗転〜21:23終演。「ナスカ(2回みました)」からで2作目です。説明にあるように「人間と機械」のお話で特に難しいところはなく、それは(どこかに)ありそうなお話でもあったためですが、ロボット物も好きな私としては次回もみようと思ったのでした。

ネタバレBOX

「ピノキオ」と「エレナ」をみていて、「アン・サリバン」と「ヘレン・ケラー」のように感じ、自分の息子=ロボットは、アトムの頃からある設定で、アトムは機械でありながら悩む…いや、SFに登場するロボットの多くは悩み、惑う、それは「人間」が映り込んでいるから。

兵器としてのロボット開発は一人や二人ではできない…それだからこそ狙う者がやって来る、という設定としてもちょっと無理があるように感じました。

エレナのスカート、糸がほつれていました。
動機/デモ隊 + ショートコント4作

動機/デモ隊 + ショートコント4作

ギィ・フォワシィ・シアター

シアターX(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題724(13-149)
13:00の回(晴、風強い)。12:00受付(整理券あり)、ロビー開場、12:30開場。森下さんが出ていらっしゃるのでみにきました。そうでなければ「ギィ・フォアシィ氏のお芝居はみることないだろうな...」なんて思いながら当パンを眺めていると「チェロを弾く女(2011/4@新宿ゴールデン街劇場)」..もそうだったのですね。
短編2作+ショートコント4作+コンクール優秀賞1作。13:05前説(アナウンス)、開演~15:48終演。外国の戯曲モノはまずみないので貴重な機会、また「A.T.ラボ」、初めての役者さんたちのお芝居をみることができました。

ネタバレBOX

比較的ゆったりと進んでいたので、ペースをつかむのに少しかかってしまいました。移動した「バス亭」に紙片が貼り付けられていることに気づいていましたが、あれだと雨にぬれたりするのではないかと思ったり、ベンチの男性が(肝心な部分を)手に取ってみせたときの、待っていた二人の紙片に対するリアクションがもっとあるとわかりやすかった。
fashions!

fashions!

裏庭巣箱

Studio Do Deux Do(東京都)

2013/05/30 (木) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

無題723(13-148)
14:00の回(曇)。13:25(6F)会場着、受付は始まっていたようで開場まで待ちますが、狭い場所なのですぐにいっぱいに、少しおして13:40開場、靴を履いたまま中へ、縦長の設定で左右に2列ずつ椅子席(前列はミニ椅子)。舞台にはたくさんの衣服が長方形に(土手のように)並べてあります。正面にカーテン、
スライド映像が映っています。客席後ろの壁にもTシャツなどがかけられ埋もれているような感覚。そのため当パンに「マスク」が添えてあり、上演中着用するようにということでした。糸くずやほこりに敏感な方に親切(もちろん役者さんはしてません)。不思議なのは、入口と奥、対角線上にEギター(ストラトとテレキャスタイプ)が置いてあり、アンプがみえること、演奏するのか?此処もこちらも初めてです。ふとみると、カーテン前におひとり立っています。カタマッてます...開演までずっと。14:09開演~15:44終演。お話(自分(=にあった服で表現)を探し続けるということだろうか)...はよくわかりませんでしたが、みていて面白い舞台でした。

ネタバレBOX

最初のひとはどういう役回りだったのだろう、左頬の白は仮面?

見えない男、針金のようなもので見えるのは?

埋めるのも「服」ということは?

「ちがう」「こんなんじゃない」という意味は?

「勝負服」「いつも同じ服」...

余白

余白

ポーラは嘘をついた―Paralyzed Paula―

早稲田大学学生会館(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

無題722(13-147)
19:00の回(晴)。九段下経由で移動するも東西線が止まってしまい、タクシーで会場まで(チケット代の3倍かかった...爆)。こちらは初めて。先日の日曜日、B203でおこなわれた芝居をみに来ました。開場を待っていると、ある方(すみません、お名前は訊きませんでしたが、学生さんで、演出を目指していると)に声をかけられ、少しお話していたとき、本公演のことが話題になりました。それで今夜、みにきました。18:50なんとか会場着、受付で番号札を受け取り少し待ちます。すでに開場しているはずなのに2人ずつしか入れない...??

なんてことはありませんでした、中の狭いところで精算してました。席はかなり埋まっていたので、3列目(最後列)にしました。横長の舞台でL字の座席配置。ちょうど角のあたり。下手に部屋のセット、家具はほとんどなく、低めの収納棚と椅子がひとつ。白い部屋、会場の床も白系。本、バッグ、ぬいぐるみ、折りたたみ傘...。お客さんの多くは学生さんだろうか。

19:01前説(50分)、19:09開演~19:59終演(ピッタリ!)。
「IN HER TWENTIES」の時間版みたいなもの?

ネタバレBOX

正直なところ、観劇中...ほとんどわかりませんでした。セリフというより朗読のようなトーンで、会話的ではない。耳に届くものが舞台の上の人物のコトバ(心情)として聞こえませんでした。普段使わないような語彙、あえてそうしているのか平坦な語り口やパフォーマンスや映像。世代の違いなのでしょう、これらのどれか一つでも欠けたら芝居にならない...ようにはみえなかった。でも、このあたりは「気分ひとつ」のような気がしていて、なにかキッカケがあれば違っていたはず。

なので、終わってから、なぜかひきずる、気になる...次回、みてみないことには。
月の岬

月の岬

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題721(23-146)
19:30の回(曇、終演後は雨)。18:45受付(チケットに整理番号あり)、19:00開場。こちらは初めてで、この作品がどういうものかも知らずに観劇。途中から不思議な感覚が押し寄せ、目の前の輪郭がぼやけ、凝らしてみると「違う」ものがみえている…そんな印象。置き換わったのではなく初めからそうだったような気がする。聞こえるのは。セミの声、波の音。時間を置き忘れたような生活、お茶、つきまとう男、話がずれている学生たち、お茶、夫婦間の距離、水。またみてみたい作品でした。

ネタバレBOX

決して楽しそうでも、幸せそうでもない、噂話、教職、満月、満ち潮、男と女、姉と弟…。2回目からはまた印象が違ってくるのでしょうが、初回、整理が難しいと感じました。それは、前半部分で普通の生活が、普通に描かれているため、舞台に意識を固定するのに少し苦労した。さらに、そこで腰を落ち着けてしまっていたので、その後の変容に戸惑う。

登場人物を動かしているもの、それぞれが抱えているもの。

なぜ、避け、襲い、離れて行く…?

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★

無題720(13-145)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理番号付チケット)、19:00開場。舞台は寺、仏像が客席を眺め(ただの薄目ではなかろう)、ありがたそうな右指のフォルム。長い時を経た建物、黒ずんだ戸、掃除はゆき届いているようでゴミは落ちていないが、戸外から草葉が忍び込んでいる。チラシにはどぎついメイク、説明にある「妖怪不謹慎」そのままの100分。いつもはケンタウロスがいるのに、今日は2名…、30分座っているだけかと思ったら、19:10頃から始まりました。19:27前説〜21:12終演。終演後、舞台でパンフ(これが脚本付オールカラー)の物販があったので購入、なんとCR岡本物語さんがその場でサイン。

ネタバレBOX

前説は、その曲(邦楽)を聴いたことがないので、ソックリだからか、それともずれているので面白いのかわからず…(注)隣の3人組は笑い続けていましたし、会場もこのパフォーマンスで盛り上がっています。

妖怪たちがとてもよかったし、そのキャラクターにあった笑いでいっぱいでした。
BGMにKISS「Detroit Rock City」「Love Gun」。
宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

「戯れの会」

シアター711(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/05/30 (木)公演終了

満足度★★★★★

無題719(13-144)
20:00の回(曇、ちょっと雨)。19:00受付(整理券あり)、19:30開場、BGMなし。こちらは初めてです。舞台奥、ピアノ、金管木管楽器、入り口近くにあるのはドラでしょうか。ネットで調べてみるとコミックオペレット=短い滑稽な歌芝居という表現がありました。最前列にミニ椅子。客席左、通路にも椅子席..満席。19:45頃、役者が出きて横たわる。20:03前説(60分)、突然歌い出し開演~20:59終演。原作は青空文庫で読むことができました。劇中、お菓子の勲章はちゃん食べていました。本作のようなお芝居は初めてです、

ネタバレBOX

かりんとう、南部せんべい、クッキー、ピスケット、パイ、サンドイッチ(ハムたまご、チーズサンド)、ウエハース...バナナ。

当パンに14人と大勢(4人は奏者)。

検索すると他の劇団の動画あり。

1922年初演、賢治祭というのがあることを知りました。
Speciality

Speciality

P・Q・R

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/05/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題718(13-143)
19:30の回(曇)。18:45会場着受付(受付開始は18:30)、ドリンク注文。この時間に入ってすでに数名のお客さんが席に。舞台手前、下手にRolandのキーボードとマイクスタンド。P・Q・Rは3作目、「グッドモーニング~(2011&2012)」で2つ。調べたら朝倉さん「Hi-School」に出ていらしたのですね。斉藤さんも客演を何作かみています。今夜はお芝居だけではなく、歌、生演奏、落語、ダンス、バレエ、朗読と盛りだくさんで、万華鏡を覗き込んでいるかのような感覚。
19:38開演(暗転)~21:01終演。

ネタバレBOX

当パン「MENU」には12の演目。その中のひとつ、いしいしんじさんの作品(調律師のるみ子さん)が、斉藤さんの朗読と小林(真)さんのパフォーマンス(マイムに近いのかな...)で演じられました。伝わってくる何とも言えない情感。ずっと舞台をみていて、その指先の動きにあわせて「音」が聴こえましたが、それまですぐ横のキーボートが待機していたことに気が付きませんでした。

オシャレなステッキダンス、白いシャツにカラフルなパンツ、クラリネットとアコーディン、平易な英語の落語、多彩なメニューと多才な出演者、とっても楽しい80分でした。

これで斉藤さんのブログに、カラダを動かす話題がたくさん出てくることが理解できました。
笑うゼットン

笑うゼットン

トツゲキ倶楽部

王子小劇場(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/05/28 (火)公演終了

満足度★★★★

無題717(13-142)
13:00の回(晴)。12:00受付(整理券あり)、12:30開場。対面式の座席配置、奥、手前とも初めは3列、最前列、通路にも(当日券の方?)1列できました。ひな壇に段差があるのでどこからでもよく見え、奥でも、手前でも差はないように思えます。

下手、上手に丸テーブルと箱椅子(各4脚)。12:57前説(アンウンス、105分)、開演~14:47終演。制作に吉水さんのお名前があったのでみにきました。こちらは初めて。家に帰ってよくみますと演出の横森さん、8月「芝居屋風雷紡」に出演ですね。

「さらばウルトラマン」は放送時にみていますが、たしかに当時の子供たちはヒーローが敗れるとは思っていなかった….。脚本は金城さん、監督は一さん。ウルトラマンの「中」の古谷敏さんは、銀座シネパストで行われたひし美さんのイベントのゲストとしていらしていたのをみにいきました。

ネタバレBOX

核、北、諜報活動、憲法改正、いじめ、と扱うテーマの割には、カラッとした演出で少し物足りなさを感じました。大人数なのにお話が(強引だけど)ちゃんとまとまっていることに感心。小ネタに笑ってしまう。カムフラージュとしてマスコミ向けセンター(情報を集めています、という宣言だし…)を設置するのは逆効果のようにも思えるけど、裏の裏をかくということかな。

余談:ゼットンに倒されたからとTVを消すだろうか?消さなかった者としてそこがわからなかった…。
虹鱒ファンタスティカ

虹鱒ファンタスティカ

早稲田大学舞台美術研究会

早稲田大学学生会館(東京都)

2013/05/25 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

無題716(13-141)
14:00の回(晴)。13:20受付、13:30開場。ベンチシートはクッションが効いていました。舞台には原色のキューブが4ケ所に。13:45/13:58前説(65分)、14:05鐘の音のようなものが聴こえ開演~15:14終演。こちらは初めてです。お客さんも同年代の方だと思います。学生さんのお芝居は多くはみていませんが、お気に入りの劇団もあり、またやっぱりあわなかったものもありです。

ネタバレBOX

少し感じたことを書いてみます。一番感じるのは、役者さんに年齢差がないためキャラクターが均質なものにみえてしまったこと..これは他の劇団でも感じますが、それはわかっていることとして、どのようなお話を創るか、どう演出するのか、役者さんが表現するのか、見どころかもしれません。

ダンス、ラップ、日常会話的なセリフでは「工夫しているなぁ~」とは感じられませんでした。但し、客席には「笑」があったので、若い方々には身近なものとして受け取ることができるのでしょう。

そのような手段/手法ではなく、「自分免許」という制度が存在し、拡散してゆく(社会的な)理由をきちんと説明しないと、舞台の上の人たちが何をしているのか(ほとんど)わかりません。

65分という長くはない時間でお客さんに強い印象を与えるためには、もっと脚本に力を入れることが必要なのではないかと思いました。

やっていることの面白さ(たとえばきゅうり...それは物語の中心にあったのだろうか...)ではなく、お話の面白さが大切。
ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん'13

ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん'13

日本女子体育大学ダンスプロデュース研究部

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2013/05/25 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題715(13-140)
18:30の回(曇、今夜は隅田川沿いでTOKYO HOTARU FESTIVAL 2013)。18:00受付、開場。但し、その30分ほど前から入り口に並び始めています。スタッフの方2名が対応。向かって左が予約、招待者、右が当日券の方。待っている間、スタッフの方にお訊きしたところ、毎年5/25-6日頃に開催しているとのこと、また学内公演なども観劇可ということでしたのでこれからも出かけて行こうと思います。

2011年に初めてみました。昨年は開催に気がつくのが遅れ、2年経ってしまいました。なんと今年は「高襟」深見さんの振付...。18:30前説(マイク使用、2演目後に休憩有で90分)、18:34開演~20:13終演。3チーム、みな個性的。で、深見さん...やはり只者ではありませんでした。

ネタバレBOX

「じゅんじゅん/the World Techinique」「深見章代/猛烈浪漫狂詩曲」「遠田誠/ニチジョのイメージ」の3作品。深見さんは2番手...突然、下手2階に妖しい光...と太もも...、小さなライトで照らされた太ももが震えている...闇の中に浮かび上がるたくさんの太もも。突然の深見ワールドです。もちろん、真っ赤なハイヒール、口紅、ペディキュア。舞台では肉とポテトとサラダを皿まで食いつくし、お客さんを煽り、走る。黒い衣装に官能的な振り付けは異色であり、大人のムード。赤く染まったダークな世界。

2011の時は全体でひとつの印象を受けましたが、今回は違いました。
ノミの心臓

ノミの心臓

劇団サミシガリヤ

シアター711(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題714(13-139)
19:30の回(快晴)。いただいたメールに「受付は開演の30分前」とありましたが、それよりも前に始まっていたようです。時間になるのを待っていたのですがそのことに気がつきませんでしたし、窓口の方に声をかけていただけることもありませんでした。お客さんが一人でも劇場にきたら受け入れモード全開で対応すべきではないかと思っています。さて、19:00開場、舞台には白く薄いカーテンが引かれています。「ことこと」からで3作目です。本作、脚本/演出がはざわかこさん。すでに観てきた方々のコメントにあるように、私自身は、このサミシガリヤ、初めて見た1作目の(カフェ公演@同じ下北沢の西口)印象が強いのですが、今夜、作風は違ってパワフル、目のやり場に困ったり、思いっきり目線があったり。19:25前説(青木さん、110分)、アンケートにBGMクイズがあるのですが、邦楽には弱いので断念。19:34開演~21:25終演。ちゃんと調べてみると、武道館で最初にライヴをみたのは「Deep Purple(1985/5)」、(たぶん)最後は「COVERDALE・PAGE(1993/12)」。そのあとでも、イベントには2回行ったはずです。当パンをみると小口窓花さん「WORLD DANCE MIX2013」とあります。たしかに劇中の開脚具合は本格的でしたし、きっと脚を上げると頭より上なのでしょう。

ネタバレBOX

途中からどうやって武道館にたつのかあれこれ想像していました。ほんの数秒...おっー、このライヴ前のモヤッとくる音源は「LAST GIGS」ですね。終演後、青木さん、エハラさんにお訊きしてみる。邦楽は滅多に聴かないのにこのCD(旧盤)は持っているのでした。これは東京ドームのライヴだったと思いますが、一気にテンションがあがります。

そして舞台の奥、左右をみると大きな会場でみかけるヤグラ、そしてお揃いの衣装。

勅使河原と栗山、独り立ちするためには一度崖っぷちに立ってもがくことが必要だということ...怯むな栗山!、双方に、もう少し、そのあたりのニュアンスがでていたらよかったかなと思いました。

また次も行きましょう。
チェンジ・ザ・ワールド

チェンジ・ザ・ワールド

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題713(13-138)
19:30の回(晴)。18:35会場着、受付は18:30からなので5Fへ上がります。今夜は外にスタッフの方がいらして案内をしています。エレベータで上がり、受付、ピンクの整理番号札を受け取ります。私は30番台でしたが、5分前に並んだのは20番からでした。19:00開場、最前列はミニ椅子がでてました。ちゃんと背もたれがあり、舞台まで少し距離があるのでゆったりと足を伸ばすことができます。初日の今日、どうやら満席のようで、状況によっては左右の通路にザブトン席を設けます、と案内がありました。「13人のスピード!」からで3作目です。舞台は落書きだらけの部屋、数段上がったところにある奥のドアは戸外に通じ、上手のドアはステージに行くためのもの。ソファ、ベンチシート、テーブルに椅子、アサヒビールのビールケース、正面には着替え用の部屋。19:29前説(アナウンス、100分)、19:36開演~21:05終演。Eギターやベース(Barclay、ブラック)は本物、音はでませんでしたが、ついつい笑ってしまう楽しい内容でした。終演後、「日暮新聞(手書きの労作)」をいただきました。

ネタバレBOX

どこにでもあるような材料かもしれませんが、創意工夫と流れる汗次第で愉しいお芝居になるものですね。お芝居をみに行ったとき、新宿や渋谷で路上Liveを聴くことがあります。彼ら、彼女たちも大きな志を胸に歌っているのだと思います。「世界を変える」ことが音楽に一番求められるものだとは思えませんが、音楽が、好きなバンドが、好きな歌があったから頑張ることができた、という経験は少なくありません。
万お仕事承り〼 お仕事の参~若さのヒケツお捜しします~

万お仕事承り〼 お仕事の参~若さのヒケツお捜しします~

劇団岸野組

俳優座劇場(東京都)

2013/05/18 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

無題712(13-137)
19:00の回(曇)。18:40会場着(指定席)。18:45前説(アナウンス 100分)、19:05ブザー、開演~20:48終演。こちらは初めて、指定席&時代劇は滅多にみないのですが勤務先から徒歩数分なのでみにきました。のっけからラテンのリズムで踊っているのでビックリ。お話は軽めの物語で笑いを挟んで進みました。

※うしろのお客さんがアメを取り出して口に入れるので音が気になったのと、別の方は独り言を...

未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

王子小劇場(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題711(13-136)
18:00の回(パラパラと雨が)。17:15受付(階段中ほどに椅子が用意されていました)、17:30開場。17:56前説(2時間強)、18:04開演~20:08終演。こちらは初めて。このところ疲れが抜けないので今夜はできるだけ家に近い(北のほう)劇場がいいな、とそれだけの理由でみにきました、すみません。いつも、公演の案内をいただいていましたが、ようやくです。TVはニュースくらいしかみないのと、邦楽を聴かないのでモノマネ、パロディ物は苦手なのですが、いやいや、笑いました。いくつもネタがあったのでしょうが、エヴァはほとんどみていないし、ETも刑事ドラマもみないし、SFは好きだけどスペースオペラ苦手だし...とはいえ役者さんたちのほどよい外し方というのか、大真面目なところが可笑しかったです。物販でDVDあったのでしょうか、次回作のとき確認してみましょう。

蘭郁二郎 生誕百年記念 怪奇と幻想の世界

蘭郁二郎 生誕百年記念 怪奇と幻想の世界

ミステリー専門劇団 回路R

道楽亭Ryu’s Bar(東京都)

2013/05/19 (日) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

無題710(13-135)
14:00の回(晴)。13:30受付、開場。ここは2回目(ぴっかりさん、2012/3)で、こちらは初めて。SF好きなので海野十三のものはたしか2冊持っているはずですが、「蘭郁二郎」という名前は初めてです。14:01前説&開演~15:40終演。終演後、検索すると「青空文庫」で読むことができました。

かなりお客さんいらしてましたが、演者も椅子に腰掛けたほうがよかったのでは?お互いにリラックスした中で、耳をすませて朗読を聴く、それと、BGMはなしとしても、照明(キャンドルとか)を工夫することで「怪しい雰囲気」が醸し出されたのではないかなと思いました。

科学であり怪奇でもある作品を知るよい機会でした。

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