miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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Step Up vol.48

Step Up vol.48

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/09/16 (月) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題827(13-266)
19:00の回(曇、強風)。18:28受付、18:31開場、19:03前説、開演〜20:37終演。5組(ソロ、グループ)、3〜4演目の間に休憩あり。池田さんのお二人は4回目、他の方は(たぶん)初めて。①〜19:21②〜19:35③〜19:47…休憩…④〜20:15⑤〜20:36。それぞれ趣向を凝らした振付。ダンサーによっては腕と上半身に頼りすぎかなと感じる部分がありましたが、みなさん、表情もよく、楽しい90分でした。今夜のメイン、池田さんは双子の姉妹、他者では演じることができない振付、二人の対称性を崩さず、360°、万華鏡のような、鮮やかなものでした。「COMBO」は後半、スピードが上がり、動きが大きくなって生き生きとしていました。

ScarTissueⅢ

ScarTissueⅢ

南阿豆

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/09/14 (土) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題826(13-265)
19:30の回(降ったりやんだり)。19:00受付、19:07開場(靴は脱ぎます)、此処は2回目。2011/7に「とうもろこし~」をみにいったのですが、いろいろあり実質的に本公演が初めて。

古い地層から発見された化石にもみえるチラシ、そこにある2つの目(始祖鳥の化石が1億数千年前、そんな永い時)、舞台には大きく丸く(直径2メートル超)厚手の布が敷かれ、聴こえてくるのは読経か...正面の壁にはたくさんの向日葵が描かれた絵(2枚)。ダンサーはその布の上でうつ伏せ、ときどきこちらに顔をみせ、そこにはチラシと同じ目が。

19:34前説(カメラ撮影あり)、19:37開演~20:47終演。ひとつひとつの動きはゆっくり、ただし、その一歩、振りに込められた力は計り知れないものがあるよう感じました。後半は上半身をはだけ、まるで(復活)生まれたばかりの命が立ち上がろうとするかのようでした。肉体に映える照明、汗に輝る照明、息をひそめる客席、たいへん力強いものでした。

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地

王子小劇場(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

無題825(13-264)
19:30の回(曇)。表に「18:45受付、19:00開場、19:30開演、21:10終演、途中休憩なし」の案内。さらに、ガラスドアには受付開始までお待ちください、とメモが貼ってあります。18:47受付、整理券あり、18:59開場。初演の時は3面(コの字)、今回は対面(3列)、入り口に近い席に座ります。高さ10センチほどの舞台を挟んだ座席、壁際に布(主に赤)で編まれた網様のものが天井まで、反対側には薄汚れた椅子、バケツ、網、浮き球、ポット、傘、クーラー、扇風機、こけし...。床面は四角いタイル模様。電球がぶら下がっています。19:31開演?~客入れ中、セミの声、19:32前説(120分)、3人の女カッターで細工(赤、青、黄)...。気が付くと扇風機が回っている。小さな漁村でのお話~21:26終演。初演(2011/7@バビロン)をみていまして、CASTも随分変わっているようです。初日だったためかセリフが硬く、ぎこちなさを感じました。また、照明が明るく設定してあったため、前回の「(不安、恐怖の源)闇」のような感覚が薄れたこと、小道具がリアルになったことにやや違和感を感じました。どうしても「比較」になってしまいますが...

清涼仮装現実

清涼仮装現実

Kuchico!

不思議地底窟 青の奇蹟(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題824(13-263)
19:00の回(今にも降り出しそうな空模様)。18:30受付、開場。入って奥が客席、入り口側が舞台、緑の床、黒い壁、壁には白い無地の手提げ紙袋、縦に5個、18列。クッションが3つ、とても小さなテーブルが中央に。19:04前説(清水さん、90分)、19:10開演~20:34終演。突然闖入する黒ずくめの2人組、一人、なぜか忍者みたいないでたちの方はこの狭い場所で1回転した…サングラス、凶悪犯かも、ハードボイルドアクション物かと思ってしまいました。マジックアワーでみた3人の役者さんのユニット。客席はギュゥと満席、ドキドキワクワクのお話に3人の芝居がぴったりはまっていました。あ~っ、楽しかった!

3人がそれぞれ「お題」に沿った即興の芝居をするなかで、ふとその当人の「現実」が(絶妙のタイミングで)迷い込むのですが、これが巧い。一瞬、場内が凍りついたような感覚に陥る。といっても、それを引きずることなく前を向き続ける3人。

終演後、佐藤さんにお聞きしたところ今後の予定は決まっていないということでしたが、ぜひ続けていただきたいと思うのでした。

これでも機嫌のいい顔です。

これでも機嫌のいい顔です。

キトキト企画

シアター711(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題823(13-262)
14:00の回(やや雲)。13:30受付、開場。受付開始前から待っていたけど、受付開始の声はかからず…気がついたら後から来た人が受付してた…目の前で待っているのだから…ねぇ。

ほぼ立方体の(箱)椅子、トップは人工芝、虫の声、13:56一人登場、14:00前説(80分、5分押し)、14:05開演〜15:19終演。4組(女×男)(女×女)の物語。

こちらは初めて、当パンをみると12月、新宿眼科画廊の番外公演は「せんがわ劇場演劇コンクール」受賞作。今年のコンクール、6月、みに行きましたが、持ち時間30分のなか、グランプリというのは相当なもの(今年はお目当ての「シアター・モーメンツ」が受賞)。

何でこんな男ばかりなんだろうと思いながら…が、それがすでに世代の違いなのかも。

お芝居を通して優しい手作り感、雰囲気はとてもよかったです。

番外公演、行けるようでしたら。

ネタバレBOX

手法としては「IN HER TWENTIES」のように一人の女性の人生を複数の年代を刻んで描いたもの、というのはほとんど終盤のセリフを聴くまで気がつきませんでした。どうして一人として描かなければならなかったのでしょうね、人生は繰り返しの輪として閉じられている、のではあまりに寂しい…。どうすればよかったのか悩むのが人生のような気もする。











プロタゴニスト

プロタゴニスト

ハグハグ共和国

テアトルBONBON(東京都)

2013/09/11 (水) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

無題822(13-261)
19:30の回(曇)。「19:00受付、開場、19:30開演、21:20終演、当日券あり、整理券配布なし」と張り紙。隣のhopeにも張り紙あり。19:01受付でした。今夜、初日、こちらは初めてで、そのせいかどうかお話の筋(構成)がわかりませんでした。19:29前説(アナウンス、105分)、19:37開演~21:23終演。開演時間をとうに過ぎているのに座席を決めかねているお客さん...。空調が効きすぎる時間帯が多かったです。

ネタバレBOX

5〜6くらいのシーンがあったと思いますが、これらはつながっていたのでしょうか。ドキュメンタリーはどこへいったのでしょう?時間と、それに空間位値も違うのか?女(主人公)の意識世界?

大きく一回りして戻ってきているような気がするのですが、きっかけをつかみ損ねたのでしょうか...。

冒頭のダンスシーンは人が多すぎてごちゃごちゃ感。また、もっと振付を揃えないと雑踏にしか見えないので...
なぜ ヘカベ

なぜ ヘカベ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/11 (水)公演終了

無題821(13-260)
19:00の回(曇)。18:30会場着、受付(整理番号券あり)、18:45開場。ここは「異邦人(2012/8)」以来。永い月日が経ったような舞台、触れると塵と崩れ去ってしまうような印象。これは時を超えた神話の世界でしょうか。前日、「リア王」をベースにしたお芝居をみて、今夜は神々のお話。どちらも「悲劇」…ではあっても普段の自分には馴染みのないところ(題材が海外だということもあるか…)。ですので物語部分はよくわかりませんでしたが、お芝居は、セット、衣装、舞の使い方が面白く楽しめるものでした。19:03開演〜20:14 (途中休憩)20:23〜21:41終演。客席が暗めなので当パンなど読みにくく、時々、空調がききすぎたように感じました。

失禁リア王

失禁リア王

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

無題820(13-259)
19:30の回(曇)。19:00会場着、受付(指定席)。「柿喰う客」は「露出狂」~「無差別」まで断続的にみてきました。でも「女体」シリーズはシェイクスピアが(苦手というより)嫌いなので「悩殺ハムレット」以後未見。ではなんで今回なのかというと、少し前ENBUの卒業公演(昼下りの岸田)をみて、ちょっとみてみようかなという気になりました。

なんとやはりお話の筋は面白くなかったのですが、お芝居は面白かったです。新良さんの歌がハマッていたのでサイトをみたら【音楽】「てらりすと」...なるほどです。

19:33開演~21:07終演~21:31アフタートーク終了…「リア王」、名作と言われているが、今、発表されたら面白くはないだろう…に頷く。

ネタバレBOX

天井にある蜘蛛の巣のような八角形のフレームはなんだろう…運命に囚われている者たち…は考えすぎか。

七味さんと、深谷さんに睨まれたのは、心のうちを見透かされたのか、この位置の特典か。

深谷さんは、いつみてもヘヴィ。

歌うシーン(すっとマイクを手渡す)、コミカルな演技、見得を切りまくるシーンなど満載。

舞台が高いので、前方寄りですと奥が見えませんが、あまり影響ないと思います。

髭の付け方..こうやるのか...。

3.11当日、新良さんのライヴ(@下北沢)に行く予定が行けなくて、久しぶりの歌声。

★-1は、原作が...なので
凹

生活図鑑

サブテレニアン(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題819(13-258)
13:00の回(小雨)。12:30受付、開場。昨日より右に座ります。犬の向きが変わっています。折り紙の鳥など内容をかえている。12:57前説(65分)、13:07開演〜14:13終演。

二日続けてですが、やはり好印象。キャラクターの切り替えは唐突だけど巧いし、自然。会話に加わっていない時、壁に向いている時、椅子に戻って座る時、どんな時も表情を忘れてはいない。セリフも聴きやすい。

次回はいつ頃になるのだろう。チラシに3年生の公演案内があった…ということは一般公開…?

このはなさくやひめ

このはなさくやひめ

開座

森下アトリエ(東京都)

2013/09/08 (日) ~ 2013/09/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題818(13-257)
19:30の回(雨)。19:00会場着、受付開場。今夜は奥が舞台、なんだか部屋が整理されています。このアトリエに来るのは久しぶり。先日、ザムザで「青森県のせむし男を」みたとき渡辺みかさんがいらしてたのでやってきました。七生さんの出演は急遽きまったそうで、大きなおなかでもうすぐご出産とのこと。19:39開演~20:50頃終演。

舞台には枯れた花、奥の部屋には咲いた花。お揃いの衣装(白系で少女という設定?)、白い顔の二人が出ては戻り…ゆっくり、花に埋もれる…。一方、全身黒に真っ赤な唇の七生さんは命を宿した存在として不思議な感覚。かき鳴らされるコントラバスは調和を求めない。

かっぽれ!〜夏〜

かっぽれ!〜夏〜

green flowers

あうるすぽっと(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題817(13-256)
16:00の回(雨)。15:30開場、舞台が高めでしたので真ん中あたりに座ります。本作で5作目。16:00前説(アナウンス)、16:08開演~17:54終演、終演後にDVDを予約。大きな会場に移ってどうなるんだろうと思っていましたが、あれよあれよという間に客席は埋まってゆきました。いつもの部屋が舞台の上にあります。随所でお客さんが笑い、拍手する。そんな楽しいお話。3作目ともなれば親しみも深まり、その分面白さも増します。受付には黒い文字で役者さんのお名前。色鮮やな姿のスタッフのみなさん。早めに着いて待っているとさとうゆいさんに声をかけていただく。「芸(エンターテイメント)」として一級品、ホントに楽しい時間でした。

ネタバレBOX

劇中に落語を織り込むのは今までもありましたが、それが本編のお話にもかかっていたのはよく考えたな~と思いました。この会場は2回目で(プロジェクト大山のダンス公演「ホルスタイン」2012/12)、もっと奥行きがあると思った...ら、ありました奥の方で...腹を抱えてしまう笑いが。

軽妙なセリフのやりとり、まじめな中に笑ってしまうセンスのよさ(脚本のよさでもあると思います)。

いつも感じるのはお辞儀の仕方、深々と…これが綺麗にできるから舞台がしまっているのかなと。

次回は2014/4、711の座席にゆったりと座って楽しみたいと思います。
ダンス花vol.19

ダンス花vol.19

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/09/07 (土) ~ 2013/09/07 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題816(13-255)
19:00の回(曇)。18:30受付、開場。この回、当日券はでなかったようです。追加席もできて大人数。19:03前説(演目3と4との間に休憩あり。19:07開演~①19:21②19:36③19:49---休憩---④20:04~20:21⑤20:40終演。どれも個性的。

4組目の「The Bambiest」は3作目。

凹

生活図鑑

サブテレニアン(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題815(13-254)
14:00の回(曇)。13:20会場着(整理券を受け取ります)、13:30受付、開場。入って手前側が客席、奥が舞台(半分くらい)。緑の芝生シート、少女が3人円く座ってカードゲーム、奥にサイコロ椅子、周囲には縄跳び、折り紙、赤いリボン、ゲーム機、紙製の小さな犬、東京タワー、ランドセル、両壁につたう緑の葉…子供達の世界。13:55前説(60分)、3人は位置を変え、折り紙、あやとり、昼寝。14:01開演、客席後方から登場〜15:08終演。濃密な人間関係、田舎での6ケ月、転校生、不思議な因習。気になったので、帰り際、スタッフの方にお聞きしたところ、日大芸術学部のみなさんだということ。旗揚げ公演ですが、演技にぎこちなさなどなく、とても爽やかな印象の役者さんたちでした。次にどんな作品を持って来るか、役者さんたちはどう表現するか、楽しみです。
で、もう一回みることにしました。いただいたチラシをみると、河合さん10月に公演がありますね、都合がつけばみに行きましょう。

ネタバレBOX

それで、お話のほうですが、実はよくわかりませんでした。「神隠し」「断食(日中)」、「生贄」、山は監獄で、東京は自由の街という対比、突然の和解、ゲーム。初めてみる者として、追いつくのが難しい。劇場で初めてみるお客さんが理解できる筋立てと、お話の世界の設定が重要だと思いました。

読書劇 テロならできるぜ

読書劇 テロならできるぜ

オフィス再生

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題814(13-253)
19:30の回(曇)。19:00受付、開場。入って右が客席、ベンチシートに座椅子4列。最前列、その目の前、全面に白い布、BGMにしわがれた歌声のフォークソング、足元に透明のビニールシート。上手にテーブル(これは前回みた「二十歳の原点」でも使っていたような気がします)、卓上ライト、飴、ガン(銃)、「テロならできるぜ銭湯は怖いよの子供達」。19:30開演、強烈なオープニング~21:01終演。濃厚な舞台、散らばった舞台、ヘヴィ(メタル)なBGM、あまりに異色。
喫煙シーンあり。

ネタバレBOX

劇中、「Child in Time」が流れる、スタジオバージョン、DP第二期。

囚われている有刺鉄線、鳥かごのようであり、釣鐘のようでもあり。

さらに赤い糸が巻かれるのは何かを象徴しているようにみえる。

子は賽の河原で石を積む、親はいつまでも想う。

書籍(知?)を積み上げると何が出来上がるのだろうか。

オープニングの2枚目の「幕」に真っ赤な文字が重なり、地の底から照らされているような灯りに浮かび上がる翳、文字を追う灯り、翳がうごめく。



団子の打ちかた教えます

団子の打ちかた教えます

サンハロンシアター

小劇場 楽園(東京都)

2013/09/03 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

無題813(13-252)
19:00の回(曇)。18:20会場着、ドアが開いているが外で待つ…と、小宮さんが上がってきて受付始めますということで18:25受付、18:30開場。そうです、今夜は(B)チーム、小宮さんは(A)チーム……すかさずお叱りを受けてしまうのでした(とほほ)…すみません、確認不足でした。

さて、入ろうとするとちょっと場違いな感じの男性(スーツに白い手袋)が場内の案内をしています。いつものように入って右。舞台はどうやら控えの部屋、中央にテーブル、壁際に椅子(2脚)、と少し小さなテーブル(グラスがいくつか)。18:59前説(90分)、19:05開演、入口のところで男(先の男性とは別)が挨拶〜20:33終演。

ネタバレBOX

男。今夜はその妻の葬儀、斎場、夏、蝉の声、大学時代の同級生、部下、認知症を患う老いた母と介護をする妹、30年を経て訪れるいろいろなこと、男の苦悩、悲しみ、女が団子を打ち続けた理由、遺されたものたち、誰にでも訪れるいろいろなこと…

たいへん良い雰囲気の90分でした。
板橋ビューネ

板橋ビューネ

サブテレニアン

サブテレニアン(東京都)

2013/08/27 (火) ~ 2013/09/04 (水)公演終了

満足度★★★★

無題812(13-251)
20:00の回(やや曇)。19:30受付、開場。横長対面式、2列ずつ。入って右、やや奧に座ります(先日とほぼ同じ)。正面、少し手前に暗幕があり、大きな窓(覗き窓、額縁にもみえる)が二つ、奥には男性(こしばさん?)が一人座っています。その前には白い布をかけられた椅子とテーブル。

「新版 青森県のせむし男(2013/8@ザムザ)」をみた風蝕異人街から公演の案内をいただき、先日、ここでの他の劇団の公演がとても個性的で好みでしたのでみにきました。

19:57前説(80分)、20:05開演〜20:52、三木さんの一人芝居+男性(上半身はみえない)の朗読。大きな旅行鞄、縁あり帽子、コート。白い椅子が4つ、テーブルには白いカップ。演目は(すみません…苦手な)「桜の園」。

きっと触れるとやけどするくらい熱いのだろう…と思ってしまうほどの眼力、会場の空気を変えてしまったその口調、感情の激しさに満ちた50分でした。

休憩後、20:57開演〜21:13終演、雲の劇団雨蛙「財産没収」…よくわかりませんでしたが(テネシー・ウイリアムズそのもののせいかも)、雰囲気は好きです。

男郎華(おとこえし)

男郎華(おとこえし)

Marmoset

俳優座劇場(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

無題811(13-250)
19:00の回(やや曇)。18:25会場着、受付(整理番号券あり)、18:30開場。イントレでしょうか、舞台上に2つ組まれていて、下手のものは薄い布で覆われ、上部にも小さな台部分があり、上手は上部に登る階段付。前説はなく19:05開演~21:12終演。お客さんの数はまずまずでしたが、お芝居は、セリフが出てこなかったり少しぎこちないものでした。こちらは初めて。映像を使うのは他でもみるのでもっと工夫があればと思いましたし、殺陣も全体として緩めだったのが残念です。終演時の挨拶なし。

ネタバレBOX

終わりまでお話の世界がまるでつかめませんでした。どちらかが明らかに「悪」でもなさそうで、多くの説明のためのセリフや正面のスクリーンに映る字幕も、理解の役には立ちませんでした(私だけかも)。

お芝居はシリアスに徹するものではなく、今風のネタを織り込んだり、男女の関係などをまぶしたりしてるのは劇団のカラーだとして、それでも本筋にまったく関係のないシーンや言葉遣い、モノマネが余計に「ココハドコナンダ」という思いを強めてしまったように感じました。

「人」とは別の種の闘争劇だったのでしょうか...

銃を超至近距離で撃たれても平気、よくわからないが(死んだのに)復活してしまう種族?

もう少し情に触れるものがあればよかったかなと思いました。
草莽の剣

草莽の剣

10・Quatre

テアトルBONBON(東京都)

2013/09/03 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題810(13-249)
19:00の回(やや曇)。18:10会場着、受付(18:00から。指定席)、18:31開場。C,D列がパイプ椅子、E列から劇場の椅子、F列に座ります。素の舞台、とくにセットらしいものはありません。BGMにロック調の三味線。18:45前説(120分)、19:05開演~21:01終演。

こちらは初めてですが、漢人さん「水辺のデッサン」に出ていらしたのをみていまして(2013/4@ルーサイト・ギャラリー)、その時、次回作をみに行こうと思い、先に、相手役だった、堀井さんは「祭よ、今宵だけは哀しげに(2013/5@兎亭)」をみに行きました。漢人さん、今夜ようやくの観劇でした。それぞれ、終演後、お二人に声をおかけすることができました。

時代劇ものはほとんどみないのですが、お客さんは長くみていらっしゃる方が多いような気がしました。アフターイベントがまた熱が入ったもの(大活劇)で、写真撮影、フラッシュOK、ポーズキメまくり。情感あふれ、滑稽さもあり、男と女、時代が変わるその時を重くなりすぎることなく演じ切っていたように思います。また次もみたい。

いやいや楽しかった!!

ネタバレBOX

道場の主、抜くと凄かった。

殺陣、どのシーンでも静と動の切り替えが巧く、最後まで勢いが衰えることはありませんでした。

劇中、効果音やBGMが流れ雰囲気を盛り上げていました。

開演直後、遅れた方が入って来ましたが、場面の切り替え時に誘導するなどしてはいかがでしょう。また、入口、階段の扉が閉まっていましたが(初めて)、解放すると何か不都合があったのでしょうか。
RE:1k 【公演終了!】

RE:1k 【公演終了!】

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/05 (木)公演終了

無題809(13-248)
20:00の回(曇)。19:31受付、19:40開場。対面式(椅子席1列と3列)、真ん中に白の小さなテーブル、角に冷蔵庫(丸いマグネット、シール)、アナログTV(上に乗っているのはまゆとろだな)。19:59前説(1時間45分)、20:05開演〜21:47終演。5人の脚本家さんたち+演出の池田さん(エビスでみたことがあります)。初日だったからか、会場の雰囲気のせいか、ずっと低空飛行のように感じました。

ネタバレBOX

冒頭から刺され倒れ、死にかけていてもトランプをする…ところから違和感を感じてしまい、挙句、仕組まれたことだった…で覚めてしまいました。
遺作

遺作

ENBUゼミナール

RAFT(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

無題808(13-237)
12:30の回(晴、暑)。12:00受付、開場。一人用の机と椅子が二つ。薬瓶、ペットボトル、聖書(辞書かと思った)。紙とペン、BGMにピアノ曲。12:18桟敷席の前にさらに桟敷席(最前列)が設置されました。通路側に遅れたお客さん用席。12:27前説(1時間45分)、12:32開演~14:13終演。芥川は読んだことがなく、また読む予定もないので本作品との関係具合などはさっぱりわからない。「かもめマシーン」でみていた井黒さん、ENBUの卒業公演をみた川田さんのお名前があったのでみにきました。つなぎのお話+3話、結構面白かったのですが、不勉強なもので芥川だった理由(鳥、ネズミ...ですかね)は最後までわかりませんでした。

11月に「羅生門」劇団ドクトペッパズとありますね。先日、「板橋ビューネ」でみて個性的な演出だっのでみてみたいと思います。

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