私は2才
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2015/08/03 (月) ~ 2015/08/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1559(15-248)
20:00の回(曇)
19:50会場着、19:54開場、20:13開演~21:11終演、~21:19トーク終了。
初日に続いて2回目、今夜は勅使川原さん、佐東さんお二人のダンス。
やはり暗転せず、下手から勅使川原さん。始まりはクラゲのように揺れながら、音楽にぴったり(まるで奏者のよう)あっています。途中で数度入れ替わり、微速から音速まで自在、キメのポーズがなかなかカッコいい。
客席には外国の方も多く盛況でした。
Memorable Moments 2013-2016
風雲かぼちゃの馬車
戸塚区民文化センターさくらプラザホール(神奈川県)
2015/08/09 (日) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1558(15-247)
17:30の回(晴)。
埼玉から戸塚へ大遠征。「青春スープレックス!?(2013/6@相鉄)」以来。
いつ来たか覚えていない戸塚駅前(西口)はすっかり変わっていました。会場は戸塚区総合庁舎の3階4階、17:10着。受付後中へ、全席指定で3列目中央席、前後が互い違いに配置されていてあまり傾斜はないものの比較的観やすい。
先日、江古田のカフェで遭遇した(元劇団ピアチェーレ)浅賀さんが再び客演しているので観に来ました。過去、上演したミュージカルのコンサート版+新作披露+殺陣。
17:35前説、17:40開演~19:19終演。前方席だったからかマイクの音量が揃っていないような気がしましたが、生声コーラス(巧い)はよく聴こえました。
私の死んだ暁には
牡丹茶房
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
無題1557(15-246)
13:00の回(晴)。
12:31受付、開場。12:55前説(アナウンス、120分)~15:01終演。高校の教室が舞台。前作「COCKROACH!(2015/3@バビロン)」に続いて2作目、望月さんは「少女博愛主義(2015/2@だるま座)」を観ました。
「曽根崎心中」からの発想のようですが、前作もそうだったように、劇中、なぜ、どうして、という点がほとんど語られないので、最後のシーンでの展開に効果(どうしてキャラクターはそのように行動したのか)があるようには思えませんでした。
また、結局、登場人物(劇中のキャラクター設定)が相互にどのような意味を持っているのかもよく分りませんでした...浮浪者、宗教家、男娼...。
先日みた学生演劇も舞台中央に高い部分、階段を設置していましたが、どうも動きが不自然に感じてしまいました。
パックンちょ
劇団K助
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/08/04 (火) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1556(15-245)
19:30の回(曇)。
18:45受付、整理券あり、19:00開場。
前回が「ゼロイチ(2010/12@エコー)」なので4年半ぶり。「ドアを開ければいつも(2014/10から)」を観ている天乃さん客演ということで観に来ました。
入って左に客席(椅子席+クッション)、舞台には小さなテーブルと椅子2つ、なぜか奥の壁に脚立。
19:32前説(80分)、19:38開演~20:56終演。
ネタばれ厳禁なのでぜひ会場でご体験ください。久しぶりに笑ってしまいました。
砂時計
しかくさんかく。
王子小劇場(東京都)
2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1555(15-244)
19:30の回(曇)。
18:45受付、整理券あり、階段で待ち、19:00開場。ぐるっと楽屋を回って客席へ(通常とは逆)。普通の椅子席と舞台(2つの階段と坂道)なのでどうしてだろうと思いましたが...。
客入れ中、BGMなし、蝉と蛙の声、夏。19:28前説、19:36開演~20:53終演。
終わってからスタッフの方にお訊きすると、桜美林2年生、初めての外部公演ということでした。桜美林では「カミグセ(つくにさん、嵯峨さん)」に続いて2つ目の劇団。
会場を縦横いっぱいに使っていましたが、もう少し整理してもよかったのではないかと思いました。また、3つのパート「かすみ」「かえで/ゆかり」「あかね/せいじ」に分かれるようですが、相互の関係が曖昧なまま終わってしまったような感がありました。
でも、なぜか自分が学生時代に持っていた/感じていたような「何か」を思わせるような作風でした(これはひとそれぞれでしょうが)。
照明の使い方は面白いと思いましたし、役者さんたちもよい印象で、それはスタッフの方々も同様。受付の方は、とても明るくはきはきした対応でした。
これからの伸び代分を取っておいて★4つで。
追記:USTREAM(王子小劇場)観ました。
ちなみに、自宅から淵野辺までは大変遠い…横浜と同じくらいかなと思って調べてみると、乗車時間は30分くらい違っていました。なのでダンス公演(ピュア魂2、先日のBaobab)2回しか行ったことがないのでした。
朗読会『高瀬舟』を読む
文京区立 森鷗外記念館
文京区立森鴎外記念館2階講座室(東京都)
2015/08/01 (土) ~ 2015/08/01 (土)公演終了
満足度★★★★★
「かたりと」 無題1554(15-243)
19:00の回(晴)。
18:30受付、開場。入った1Fエントランスが会場、ベンチシート席(自由席)、正面壁に鴎外のレリーフ、筝、語り、津軽三味線という並びで、3人揃ってというのは初めて(もちろんみなさん和服)。
天井が高く、響きもほどよく、ほとんど無音の客席に高瀬舟の情景が映り、筝と津軽三味線の音色が息吹くように流れてくるにつれ情感は高まり、空気はさらにピンと張りつめるのでした。
「かたりと」、次回は「旧安田楠雄邸庭園」9/26(土)。
COLONCH vol.5
COLONCH
ザムザ阿佐谷(東京都)
2015/08/01 (土) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1553(15-242)
14:00の回(猛暑)。
14:05開演~15:56、休憩、15:06~15:30終演。Vol.4からで2作目、長谷川さんはプロジェクト大山「をどるばか(2015/2@Bank)」を観ました。
入ると正面壁にアルミシート、空調に揺れ、照明が反射、床も妖しくうごめいています。「にわ」「モナド」「ベース」の3作品。作品によってはスローペースでやや単調に感じるところがありましたが、とても面白い発想だと思いました。
私は2才
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2015/08/03 (月) ~ 2015/08/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1552(15-241)
20:00の回(曇)。
19:57開場、ぼんやりとした薄明かりながらいつもと違って、床面が見え、BGMも雰囲気が違います。20:06開演~21:11終演、21:17トーク終了。
今夜は、佐東さん、鰐川さんの組み合わせ。
当パン「2nd Anniversary 2015.8.」には2年目の年間活動記録、アップデイト、特別レクチャー、上映会、BOUNEN、他の会場では、シアターX(シュルツの作品)、シアターイースト(U18)など、ワークショップを除いてかなり通いました。
鰐川さんのフレッシュなダンスで始まり、佐東さんの大熱演へと続きましたが、いろいろな組み合わせを考えていらっしゃるようです。
今夜はどういう訳か、しばし佐東さんの足元を観ていたのですが、踵を着けずに舞うシーンが多いことに気がつきました。ダンスそのものにスピードがあり、腕の振りも早く大きいのに、よく安定していられるものだと思いました。
into the shadow
EgHOST
バニラスタジオ(東中野)(東京都)
2015/07/31 (金) ~ 2015/08/03 (月)公演終了
満足度★★★★
無題1551(15-240)
11:00の回(晴)。
10:30受付、開場。此処(地下)は初めて、白い壁、真ん中に白い木の小さな椅子、入って右手に客席、おひとり客席にいらしたのはダンサー、10:45前説(定刻開始)、10:59開演~12:30終演。「ダンス+演劇」×2の構成。
観た公演:平吹さんは「ぴちぴちちゃぷちゃぷ~(2013/5@アートスクエア)」を観ていて、ニチジョつながりで、夜、d-倉庫(ダンスがみたい!)春の祭典「岩淵多喜子」に行ったのでした。
桜美林の3人は初めてですが、またどこかで観る機会があればいいなと思います(宮崎あかねさんも観たのはEgHOSTが初めてでした)。ちなみに春の祭典の舞監は桜美林卒の井草さん。
藍沢さんは「eeney meeney(2013/11@兎亭)」からで6作目。ちょうど1年前、某動物公園近くで激しく水没していた姿が忘れられません(因みに、今年は配役変わって8/15(土)開催予定)。
1話目の相対性理論や宇宙の始まりなどは好きなテーマで、イメージを膨らせながら観ていました。
ダンスがみたい!17
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2015/07/28 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1550(15-239) 岩淵多喜子
19:30の回(曇)。
18:35会場着、受付、18:58開場、19:32前説(45分)、19:35開演~20:12終演、最前列にミニ椅子が出て盛況。
小暮香帆、後藤海春、後藤ゆう、菅彩夏、永野沙紀、増田明日未、渡辺久美子のニチジョ7名。闘士を観ているような、壮絶な生存のための闘いを観ているような印象でした。
くちべにきって
劇団ゆらじしゃく
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1549(15-238)
13:30の回(晴、猛暑)。
13:04受付、13:08開場。前作を完売で観逃したので2作目です。13:15/13:32前説(120分)、13:35開演~15:33終演。
銀(冷)と赤(暖)、BARが舞台。ミュージカルの王道をゆくような大きな物語、キャラクターがみな際立っていて、特に主役の丸山さんは歌も芝居も見事。
「赤」を使い感情を表すタイミングが巧く、振り付けも個性的。
劇中「Starting over」のメロディが使われます。ジョンの死の少し前、1980年の曲なので高野さんが生れる前なのに、よく知っているものだと思いました。
赤いストラトに敬意を表して今日は「Fender」Tシャツで観劇。こんな言い方は失礼かもしれませんが、ちょっとみないうちにとても大きくなっていた...今日はそう感じました。
次は12月に。
県道43号線
モリンチュ
koenji HACO(東京都)
2015/07/30 (木) ~ 2015/08/01 (土)公演終了
無題1548(15-237)
20:00の回(曇)。
19:03受付、入り口側に椅子席。こちらは初めてですが、会場は4月に高校演劇「冗談だからね。」を観ていて2回目。夜なので<深夜>バージョンです。
お話は「説明」のとおりで、徐々に狂気の領域に浸食してゆきます。
会場の特性から客席がとても近いので、もう少し抑えた演技でも十分恐ろしさが伝わったのではないかと思いました。
観た公演:久保さん「トツゲキ倶楽部」
床の味
ビッケの一派
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1547(15-236)
19:30の回(曇)。18:45受付、18:59開場。
前方テーブル席4つ(椅子各3)、後方椅子席(2列)。舞台には低めのフローリング床、下手側にアナログTV、奥にコートハンガー、収納BOX(上に炊飯器)。
19:30前説(80分)、19:34開演20:56終演。終演後、台本を購入(茶封筒には安達さん直筆タイトル)。
観た公演:「観たい!」にも書きましたように安達さんのENBU公演福原クラス「青春残酷短編集(2012/3@笹塚)」を観ていて、今回、旗揚公演ということで観に来ました。岡本さんは「時々自動」「ぱぷりか」で、振付の阿部さんは「ぴちぴちちゃぷちゃぷ~(2014/2015@アートスクエア)」にお名前があるのでニチジョの方でしょうか?
登場人物同士の会話+モノローグ。短大時代の友人、会社の同期、耳かきサロンの面接担当など、4人による比較的静かな展開、登場人物たちの感情の揺れと最初はシンクロし辛かったのですが、中盤以降、しっくりしてきました。
道(持っていた志)を曲がらざるを得ないのか、そうではないのか。3年を経た今夜が公演初日。
会議の会話がとてもそれらしく可笑しい、つんのめり気味の心の高ぶりと突然の暴走、自分と向き合うときの感情表現なども素直に観ることができました。
振付はもう少し強調してもよかったかな、全体に少し硬さがあったかな、と思いました。
揺れる花。詠う羽
風鈴堂
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1546(15-235)
15:00の回(晴)
14:28受付、開場。入って右手、逆ハの字に客席、パイプ椅子にクッション。
全5演目。榑松朝子 (À La Claire)さん(直近では「Color barbar(2015/5@アゴラ)」)が出ていらっしゃるので観に来ました。
他の4演目はイメージが比較的はっきりしている感じなのに対して、榑松さんの作品は、想像力をかきたてられるものでした。
評価は総合で。
春の祭典 ※追加公演 7/29(水)21:00
マドモアゼル・シネマ
d-倉庫(東京都)
2015/07/29 (水) ~ 2015/07/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1544(15-233)、1545(15-234)
19:30の回、18:40会場着、受付(3回券)、18:58開場、19:30/19:33前説(40分)、
19:40開演~20:18終演。
追加公演21:00の回、終演後すぐ受付、整理番号券あり、20:35開場、21:06開演~21:45終演。
「刻のノート(2015/5@セッションハウス)」のメンバーによる驚異的なダンス。低い姿勢の舞はほとんど腕立て伏せに近いし、途切れることのない俊敏な動きや波状的に展開する振付は目をみはるばかり。
にもかかわらず終演後はやりきった、という満面の笑み。
水槽【ご来場誠にありがとうございました。次回は12月】
シアターノーチラス
新宿眼科画廊(東京都)
2015/07/24 (金) ~ 2015/07/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1544(15-232)
19:30の回(曇)。
18:50受付、開場。L字席、入口側4列、右壁側2列。右列奥のソファ前がお薦め。
「鳥は飛びながら夢をみる(2011/12@参宮橋)」以来なのでほとんど初めてに近い、19:21波の音、波打ち際らしい。19:26女性がひとり、ソファに座り、何かを見ている様子、19:29前説(75分)、19:32開演~20:49終演。
ストーリーは説明の通り、徐々に焙り出される「本性」、役者さんたちの張りつめた演技が見事で、終始緊張感を保ち続けたように感じました。
観た公演:八木麻さん「カナリヤ(2015/5@ここ)」、藤岡さん643ノゲッツー公演。
from ABSOLUTE ZERO 絶対零度より
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2015/07/20 (月) ~ 2015/07/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1543(15-231)
16:00の回(晴、猛暑)。
15:40会場着、受付(時間ができたので当日券で)、15:53開場、16:06開演~17:08終演、17:20トーク終了。
2回目で、佐東さん、勅使川原さんのソロの後に(本公演で初めて)お二人のデュエット。
静止...微動...無限の動きがいつものように楽曲と明暗(影)とを伴い独特の静謐さを醸し出しています。
ゆっくりと振り向く佐東さん、夜道で出会ったら腰を抜かしそう。
修羅と薔薇
多摩美術大学映像演劇学科3年表現ⅡAコース
多摩美術大学 上野毛キャンパス 演劇スタジオ(東京都)
2015/07/26 (日) ~ 2015/07/27 (月)公演終了
無題1542(15-230)
13:00の回(晴、猛暑)
12:20会場着、中庭の木陰で少し待ち、12:28受付、12:31開場、スタッフの方が「奥から詰めて...」と言っていますが、チケットにも「全席自由」と書かれているし、開演間近には追加席を出すのであれば、少なくとも開場後しばらくは「自由」に座らせればいいのにと思いました。
正門を入るとパンフレットを渡され、この2日間は「2015年度前期Field Trial」A~Cコースの発表会、作品展のようです。
此処は初めて、舞台は六角形を半分にしたようなカタチでモノトーン、左右対象のデザイン、パンフによると役者さん17名、(たぶん)みなさん初めて、「映像デザイン」としてお名前が載っている古澤さんは下北沢で一人芝居の超快作を観ました。
13:03開演~14:09終演。
なんとも不可思議な作品。導入部分の「事件」と後半とが結びつかず、何が何だかわからないまま終わりました。
勢いがあるのは買うとしても、聴き取りにくいアジテーション(ところどころ差別用語が含まれるのはなぜ?欠かせない理由がわかりませんでした)が空回りしているようにみえました。「演劇」という形式にとらわれる必要はないけど、わからない1時間はそれなりに厳しい。
「革命アイドル暴走ちゃん」もむちゃくちゃだけど、徹頭徹尾、突き抜けていると思います。
終演後、相当疲れているだろうに炎天下で並んで見送る姿、好感。
墓場、女子高生
ベッド&メイキングス
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/07/17 (金) ~ 2015/07/26 (日)公演終了
無題1541(15-229)
19:00の回(曇)。
18:30開場。3公演目になります。
2011/4@笹塚でのENBU卒業公演、2012/2@高円寺での旗揚げ公演。個人的には初めて観た公演が一番良かった、と改めて感じました。
18:45前説(アナウンス)、19:06開演~21:07終演。
旗揚げ公演では町田マリーさん、本公演では他の公演で観たことがある役者さんが多く豪華、中でも山田由梨さんは、先日、ユーロスペースで「みちていく」を観ていて(トークショーも)、それで観に来たわけですが、それでも「若さ故の過ち満載のお芝居」と書かれたENBU版は自分の中で理想化されているかもしれませんがNo.1に間違いはないようです。
あまりに明るさが強調された演出のように感じました。
同じように「さくら(土屋クラス、2011/3@笹塚)」、「Butterflies in my stomach(吉田クラス、2013/11@ゴールデン街)」も(初めて観た)クラスの方が一般公演等よりよかったと思います。
場内では笑い声、物販もにぎわっていたようです。
評価は自分でもよく分からないので...
変身
ttu【2017年5月末解散】
新宿眼科画廊(東京都)
2015/07/17 (金) ~ 2015/07/22 (水)公演終了
満足度★★★★
無題1540(15-228)
14:00の回(小雨)。
13:42受付、13:50開場(1F)、薄暗い部屋、中央にミニチュアの白い家、ぼんやりと内側がみえ、なにやら話し声が聴こえ、壁には月と星、夜、寝ている時間、夜明けと目覚めを待つ不安定な時間。
しばらくして地下へ移動、入って手前に座席(最前列は桟敷)、奥に机と椅子、手前に女性の靴がひとそろい。14:06開演~15:18終演。
たぶん9作目、会場に入ると「バートルビー(2012/5@途中だビル)」に似た造り。
カフカ関連では①「MODE特別公演(2015/4@parabolica)」②「アンドロイド版『変身』(2015/5@どらま館)」を観て、直前に③光文社版を読みました。「①」以外は少しも面白くありませんでした(すみません...)。
原作を読んでもどうも「虫」にリアリティがなく「理由(なぜ/どうして/どうやって)」を求めるすべもない。進化でも退化でも突然変異でも、宇宙からの来訪者でもなく地底人でもなく未来人でもなく、ましてや「アンドロイド」ではない存在。でも、生命(その生態)は必然ではないかと思うのです。
「光る眼」「幼年期の終り」などは別の意味で「生態」を変えた例かもしれません。
個人的にはもっと照明を絞って、消え行く絶滅種と残った種との対比があればよかったかなと思いました。
ひとことふたこと:
①客席に向けて箒を使うのはどうかなと(いつも)思います②受付(天候や並ぶ人数等)は改善できると思います。
観た公演:
KEKEさんは「フレームの日々が過ぎるまで(2015/6@セッションハウス)」、白井さん「Color babar(2015/5@アゴラ)」「ダンストライフル(2014/12@d-倉庫)」。