ピンポン、のような[07再演版]
時間堂
王子小劇場(東京都)
2007/04/26 (木) ~ 2007/04/30 (月)公演終了
紅の舞う丘
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2007/04/04 (水) ~ 2007/04/11 (水)公演終了
「成功」面をもっと具体的に見たい
松岡洋子さんは僭越ながら相変わらず可憐でした。化粧品会社の「成功」が描かれていて、よく小劇場である「衰退」まで欲張らなかったのは良かったのですが、なら「成功」をもっと具体的に見たい、と欲張ってしまうのは物語に仮想敵が存在しないからかな、と。成功面オンリーで二時間の場合、障害がもっと形として現れて欲しい。例えば日替わりのゲストが夜逃げする社長さんなのですが、非常に魅力があり、やはりもうちょっと絡んで欲しいと日替わりゲストにねだってしまう(笑)
(相対評価を避けるため★はどの公演にも付けてはいません)
大部屋女優 浜子~宴の華~
危婦人
北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)
2007/04/10 (火) ~ 2007/04/11 (水)公演終了
Adam:ski
スロウライダー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
とぐろ
ブルドッキングヘッドロック
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
とぐろ
山乃花絵嬢は女子高生でパンクでした。舞台は登場人物がとぐろを巻いて行くような、そういうグランドホテル形式が渦巻きみたいな感じでした。主宰の喜安浩平さんはもちろん、女教師役の永井幸子さんがかなり気になる存在でした。事件を俯瞰ではなく、拒絶してるポジションって新しいと思いました。
(相対評価を避けるため★はどの公演にも付けていません)
ミセモノ
トノチョ´
ザ・ポケット(東京都)
2007/02/28 (水) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
なまけもの百科事典
経済とH
王子小劇場(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/05 (月)公演終了
肉食という憎悪
マリッヂブルー
シアターPOO(東京都)
2007/02/23 (金) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
ユーモア×アクシデント=愛
大人計画とサモアリナンズなどの遺伝子が流れ着いて、ぐるぐるした世界。三人の男女が見知らぬ部屋で目を覚ますと、一体の遺体を発見。遺体の処理の擦り付け合いをしているうちに、回転を始め踊り狂い三人の渦のような回想劇が始まる。
<A>「文学的な無駄な自意識が故に風俗を始めた女」とハイテンションな店長。客で来た福岡弁のおばちゃんが逃走。
<B>「生きているだけでもめんどくさいレンタルビデオ屋の
店員」が、エロ妄想で頭のおかしい同僚の女の家に招かれる。そこには妄想馬鹿の姉を庇う為に、さらに馬鹿になりきっている弟が暴走しだして、また逃亡。
<C>「ベッドに下に住み着いた小人に困った男」が、小人を見つけ叱責していると、小人の婚約者までもが姿を現す。小さな夫婦漫才ののち、2人は痴話喧嘩を始め、部屋の男と小人男を「フィアンセチェンジ」した小人女は米俵をかついで逃亡。
三組の逃亡した男女は、1人三役×3を繰り返すうちに、演劇の着替えと言う段取りすらバラバラになり、混ざり合い、アクシデントに笑いつつ、再び回転してどろどろに溶けてゆく。
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ストーリー的にはもっとヒントやサジェスチョンが必要だが、構成自体は90年代の演劇への敬意とアクシデントと熱が渦巻いている。実際に洗濯機のなかで回転しているようなクライマックスが、演劇に対して適度なユーモアと「愛」を感じる。
マリッヂブルーという団体の本公演も何度か見ているが、たった三人のみのこの公演は、絞れていて好きです。この路線を断固支持します。
(相対評価を避けるため★はどの公演にもつけていません)
日本の女
阿佐ヶ谷スパイダース
ザ・スズナリ(東京都)
2001/11/07 (水) ~ 2001/11/18 (日)公演終了
一番好きです
前半だけでいいのに、後半戦に続くところとか。そういうところも含めて好きです。昔沢山見ましたが、一番好きです。思い出の作品。
「はたらくおとこ」では男性視点の美学が多かったのですが、こちらは女性を嫌悪する愛憎から、愛が零れ落ちるのが美しかったです。
(相対評価を避けるために★はどの公演にもつけていません)
肖像 オフィーリア
シアターオルト Theatre Ort
自由学園明日館 講堂(東京都)
2007/02/01 (木) ~ 2007/02/04 (日)公演終了
恋人たち
ブラジル
王子小劇場(東京都)
2006/11/29 (水) ~ 2006/12/05 (火)公演終了
総集編
ブラジル総集編の勢い。既視感は若干ありつつも、それすらもベスト盤の風格が。佐藤佐吉賞は手堅いんじゃないでしょうか。
主人公の四畳半のボニー&クライドたちは、心中という「無い未来」でしか繋がれない逆説カップル。その顛末は、勇気よりも結局事故によって後押しされるというリアルさがよかった。
(相対評価を避けるため★はどの公演にも付けていません)
UFOcm(ユーフォーセンチメートル)
あひるなんちゃら
王子小劇場(東京都)
2007/02/09 (金) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
わお
いままでよりユルみ度がアップしてた(笑)もうちょい、ユルい手前が僕好みのユル度かも。そろそろ笑いか哲学がどちらかに振り切れちゃっていい頃かと胸キュンします。
(相対評価を避ける為、どの公演にも★は付けていません)
ぬけがら
横浜未来演劇人シアター
相鉄本多劇場(神奈川県)
2007/02/08 (木) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
恐縮ですが
出演者の方とご縁があり、観劇しました。堅実な演出で安定して観劇出来ました。ダンスの選曲が有名過ぎたのでちょっとご配慮頂ければ、とそこだけ感じたり。イキウメも良いのですが岩本幸子さんの演技は等身大で魅力的。
(相対評価を避けているので★はどの公演にも付けていません)