タカキの観てきた!クチコミ一覧

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W-W-W

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PaingSoe<パインソー>

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2017/10/07 (土) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/09 (月) 13:00

テーマは戦争なんだろうな。
戦争が始まるまでの各国の状況を学生生活に例えて笑いで持ってくる。
最高に面白かったです。
ともすると深刻に暗くなりがちなテーマではあるが、それを思いっきり笑いでぶち壊し、すがすがしく見れるお芝居に変えていました。
最後の終わり方も好き。いい感じですっきりくるお芝居でした。

ゆめのーと

ゆめのーと

grAzie

マルチスペース・エフ(北海道)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

満足度★★★★

純粋にいいなーと思える芝居でした。
起承転結の流れがきれいで、どんどん芝居の中にひきこまれていく。
そしてほんのりあったかくなる。
1時間という短い芝居でしたがほっこりできました。
はじめから最後まで理想通りなお芝居。幸せな気分になりました。

ネタバレBOX

見ていてクマちゃんほしかったなっと。
クマがマイムじゃなくて本物があったらもっとほっこりできたんじゃないかなーっと。ふと思いました。
誰そ彼時

誰そ彼時

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

ウラの裏はオモテ
芝居見たい!ということで当日突撃で見てきました!
会場に入るとまず目に入る散らかった部屋。
いいですね。これだけで想像力が掻き立てられます。
あれ?でも、なんか遠いぞ。
その前に舞台がある。そして目につく階段。
コンカリの箱全体を利用した複雑な舞台に、これは芝居作るの難しそうだなあ…と。
この複雑な舞台構造をうまく利用して素敵な舞台を作っていました!

ネタバレBOX

早くに妻を亡くし、痴呆になった父と家を捨て、東京で女優をするねねこの物語。
いきなり叩きつけられる重いテーマに嫌な予感が…
その予感は的中し、ズブズブと深刻な状況に…。
妻が死ぬ前の幸せな状況でかけられた言葉が、妻が死んだあとの深刻な状況で繰り返しかけられることでどんどんずぶずぶと追い込まれていきます。
不幸のアリ地獄の中にどんどん引き込まれていく感じは爽快だが、心の片隅でハッピーエンドを期待する。というか、この芝居はハッピーであってほしい!
この作家のうまいところは、深刻な状況の中に「ちゃんと」ハッピーにする余白を残しておくことなんだなあ。
最後はほんのり心あったまる芝居に。そして繰り返される言葉。
幸せな状況ではかれた「言葉」が不幸になって、また幸せになる。同じ言葉なのに裏返すと不幸になり、また裏返すと幸せに。同じ言葉でこれほど心に響き方が違う芝居を見たことがなかった!
朝まで生ゴヅラ 2020

朝まで生ゴヅラ 2020

笑の内閣

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

社会を皮肉るニコニコ劇団
前に見たのるてちゃんよりわかりやすく、笑えました!
社会と政治を皮肉る芝居作りは今回も健在!でも、今回は右臭が弱めだったので安心して見れたというか、じっくりみれました。
構成がしっかりしているのでストーリーがどんどん入ってくる。伏線のかけ方と外し方が好き!久しぶりに見ていてこの先の展開にワクワクしました!
面白かった!この劇団の社会と政治をおもちゃにしている感じ好きです。
それにしても今回はニコニコ臭が強かったですねー。

ワンダーラスト

ワンダーラスト

同人演劇団「想演」

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

同人演劇とはいうものの
中身はハードなSFストーリー
同人演劇というとオタクチックなのかなあと思っていたがそんなことはない。しっかりとしたストーリーで2時間があっという間でした。
こういうお話好きです。
台本即買いでした。

ネタバレBOX

城ケ崎の人間的なところとそれによってアシュレイ(どう見てもミク)が人間的になってくるところは見ていてほっこりとする。
最後の方の拳銃を構えたところはぞくっとします。
エンディングも想像とは違ったものの、後から考えてみると「あり」。

演劇技法的にはまだ幼いところはあるものの、これからの成長にぜひ期待したいです。
面白かった!
8人の法則

8人の法則

I/o

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2015/08/27 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

映像的でも舞台でしか表せない舞台
なんとなく芝居みたいなーということで、初見、当日突撃で見てきました。
演出や作品構成は舞台というより映像的。
場転が多かったりエンディングロールがあったりと映像っぽい演出。
その一方で同じ舞台に生と死をのせるあたりは舞台的。
映像っぽいけど映像じゃない。
舞台っぽいけど舞台じゃない。
演出さんは両方のいいところを表現しつつ、映像と舞台の中間をつかむのがうまいんだろうな。

ネタバレBOX

話は祖父の死をめぐる家族の話と、子どもが生まれる家族の話が交互に場転しながら転回されていく。
死というと暗くバッドな印象をうける。
生というと明るくグッドな印象を受ける。
生と死を一つのベッドにのせた演出はグッときた!
バッドっぽいけどバッドじゃない
グッドっぽいけどグッドじゃない
相反するものを一つの舞台にのせて中間をせめるあたりにセンスを感じます。
面白かった!
+51 アビアシオン,サンボルハ

+51 アビアシオン,サンボルハ

岡崎藝術座

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2015/07/04 (土) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

難しいでも興味深い
沖縄、ペルーに取材に行ってそこで感じたことをそのまま舞台に乗っけた感じ。
演出家さんはきっとアンテナが鋭い人なんだろうなーっと。
ただ、鋭すぎて凡人の僕にはいまいち伝わらなかった。
ただ見た後の後味の良さは好きでした。
難しいでも興味深い。不思議な感覚になるお芝居。

ポリグラフ―嘘発見器―

ポリグラフ―嘘発見器―

東京芸術劇場

札幌市教育文化会館・大ホール(北海道)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白かったー
しみじみと面白かった!
映像、役者、音楽が作る一つ一つのシーンがすごくきれい
そんなきれいなパズルのピースが少しずつ組み合わさっていって
だんだんストーリーの本質の絵が完成される
全てが計算されて演じられているのがさすがだな
とにかくすごかった!

衝突と分裂、あるいは融合

衝突と分裂、あるいは融合

時間堂

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2014/11/08 (土) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇の中での実験
東海村の臨界事故(この芝居はこっちが舞台?)3.11と原子力の事故によって
原子力=怖いものというのは誰しも考えること。
原子力=悪?
そう考える人がいるのも事実。

ではもしここに「正義の味方」がいたら?という過去を変えた場合の実験。
作者の黒澤さんの描く日本人がすごくリアル。日本人のきれいな部分もきたない部分もしっかり表現してくれているのでこの実験がどんどんリアルになっていきます。
ありうる。つーか、こうなるよねー。そうなるとこうなるから。結果は?
過去が変わっても現在、そして未来は変わらない。ということは…

「正義の味方」っていったいなんなのか?わからなくなりました。

ポンコツ車と五人の紳士

ポンコツ車と五人の紳士

劇団オガワ

レッドベリースタジオ(北海道)

2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

不条理だけど
最近ベケットの「ゴトーを待ちながら」を読んだからだろうか。
とてもかぶるものがありました。

わけがわからない会話がただ淡々と流れていく不条理演劇。
今までに何本か見たことはありますが、どうも「うーん」で終わってしまうことが多いんだよな。
そんななかでは今回は結構すっきり楽しめた方。
会話のわからなさ具合がわかりやすかったというのもある。
役者の配置がきれいで全体的に見やすかったというのもある。
きちんと作られているからわかりやすいんだろうな。
不条理が苦手という人は一度見てみたらいかがでしょうか?新たな発見があるかもしれません。

深爪に愛。

深爪に愛。

劇団パーソンズ

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/20 (土)公演終了

満足度★★★★

死を目の前に迎えた人たち
いろいろあって芝居見たい!ということでこりっち見て突撃当日券で見てきました。
大丈夫?と言いたくなるほどの狂気的な作品。全体的に暗いというかブラック。ブレーキをかけることなくアクセル全開で暗い路線を突き進んでいきます。よくここまで暗く作ったなあと思うくらいの暗さ。作家さんの身が心配になります。この人はどんな気持ちでこれを作ったのだろう?病んでいないかしら?と
セリフは多少説明セリフが多く、若い印象でしたが、それぞれのセリフに作家さんそして役者の心がこもっている。だからこそぐりぐりと心をえぐっていきます。それぞれの役者がそれぞれ「役割」を持っており、きちんとその役割をこなしてくれるので作者の思いが伝わってくるんですよね。そして、SEの使い方が絶妙。震えが止まりません!
あまり見たことのない芝居だけに面白かった!もう一度見たいなあ。でも怖いなあ。

教文短編演劇祭2014【決勝戦】 ≪春よ来いマジで本当に頼むから≫ 

教文短編演劇祭2014【決勝戦】 ≪春よ来いマジで本当に頼むから≫ 

yhs

札幌市教育文化会館・小ホール(北海道)

2014/08/17 (日) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

初見!
教育文化会館短編演劇祭のページがないのでこっちに書いていいのだろうか?
主催さんーこりっちにあげてくださいよー。

すべての劇団が初見というまっさらな状態で見てきました☆
20分芝居というとなかなか満足できる劇団さんに出会えないことが多いのですが、今回の4団体とも面白かった!
欲を言うと、テーマの「ワナ」要素が全体的に薄かったなーっと。どんなワナに会えるのかなーと楽しみにしていたのですが、そこのところは残念。
ただ、次も見たい!と思える劇団に多く出会えたのはよかったです。

それぞれの劇団の感想はネタバレで

ネタバレBOX

☆オトコカオル
ダンスユニットによる演劇。芝居のほとんどが無声(声は笑い声のみ)で行われるため、緊張感が心地よい。
本を開くと開いた人にいろいろなことが起こる、閉じると止まるというシンプルな設定。設定がわかりやすかったので、すぐに楽しんでみることができました。
さすがダンスユニットだけあって、身体表現はピカイチ。「頭が重くなる」というシンプルな動作なのに、なんか面白いんだなー。個々のパフォーマンスの中でいろいろな人間の関わりが生まれ集団となっていく。その辺がダンスから演劇に変わっていく感じ。何もない中にある人間ドラマを想像しながら見るのが楽しい。一番想像力が掻き立てられる芝居でした。

☆yhs
酒を飲みながら面白おかしく語る男女。つらい状況を一人で抱える男。酒に酔い、歌う先生。基本は天丼のループで構成されている芝居。ループの中で人が成長し、だけれども状況は変わらないという状況がエンドレスで行われる設定はよくあるが、テンポが悪くないのでどう落とすか期待が高まる。
最後に先生が死んだあとも状況が変わらずにエンドレスで話が進んでいくところは「おっ」と思ったが、そこでエンドレスを終わらせて話をきれいに持っていく方向にいってしまったのは残念。みんなつらい生活を送っているんだという方向に話を持っていくにはちょっと話が軽すぎるんだよなー。
ただ、役者の皆さんが作りこまれていて一番演劇っぽい芝居でした。

☆刈馬演劇設計社
愛知を本拠地とした劇団。見た感じは愛知っぽいなーと。いい感じでオイスターズの影響を受けています。
ストレートな会話劇。しかし、テーマが気持ち悪く深い。虫の音が鳴るあたりはぶるっときたが、もっとしびらせてほしかった。夢なのか現実なのかとか、気持ち悪いけど面白い人間を表現するには20分では足りないなーと。こういう芝居はやっぱり90分くらいかけてじわりじわりとえぐってほしい。小劇場とかでじっくりとみたい芝居です。
20分芝居というとみなさん、お笑いの軽い方向に持っていきがちですが、ストレートな深いテーマに挑戦したのはよかった。このスタイルを貫いて本公演が見たいですね。

☆星くずロンリネス
今回の覇者。ここの主催さんは絶対ラーメンズ好きだろーと思ったら、普段からお笑い系なんですね。サ行が話せなくなるという設定のスライドをおりまぜながらの言葉遊び芝居。
言葉遊びが巧みでコントっぽい芝居ですが、めちゃくちゃ笑わせていただきました。こういうの好きです。
最後のオチは芝居の最初の方で明らかに伏線がかけられていたので「月がきれいですね」で来るとは予想できました。本当にその通りでしたね。最初に伏線をかけるときに客席の方を向いて意識してセリフを言っていたのでわかってしまったのですが、もう少しわかりにくい方が好みではあります。でも、キデ、キダさんのあたりはキラーパスで笑えた。このくらい自然な伏線のかけ方の方が演劇ではいいのかもしれません。
台本がしっかり練られていたので楽しかった。汚い笑いではなく、きれいな笑いは芸術といってもいいでしょう。
よく聞く

よく聞く

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2012/11/29 (木) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

よく見る
よく見ればよく見るほどしっかりと作りこまれた舞台。
カウンセリングルームを舞台にした推理ものドタバタコメディー。
推理ものということで、いたるところに伏線がかけられているのだが、その伏線のかけ方がとにかく綺麗。細かいところまでしっかりと作りこまれているから、芝居を見終わったあとも思い返してみれば見るほど、あー。あそこの場面はこういう意味があったのねと関心させられる。
カウンセリングに関しても、きちんと調べられた上で、台本を作っているから、リアルであるし、そのリアルさが推理もののこの舞台にさらによいスパイスとなって面白さを作り出している。
結末、ストーリーはぜひ舞台を見て感じて欲しいので、ネタバレはしません。ダブルキャストということで、2度見るとさらに楽しめる舞台であること間違いなし!よく見れば見るほど深く、楽しい舞台でした!

INDEPENDENT:12

INDEPENDENT:12

インディペンデントシアタープロデュース

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

それにしてもあのDJノリノリである
会場に入ると、DJの男女がノリノリで踊っている。
それを見ているだけで楽しくなりました!こういう演出もいいですね。
入口、会場にミラーボールと楽しい雰囲気がそこらかしこにあるので、芝居が始まる前からワクワクします。
そんな楽しい雰囲気とは一転して、芝居は深く真面目な内容の一人芝居×3本。どの芝居も役者、ストーリー共にうまく、安心して楽しんで見られました。
それぞれの芝居の感想はネタバレで

ネタバレBOX

[a]「悪徳商人レヴォリューション」
しがない善商人が、一冊の本を拾うことで悪徳商人になっていく商人の一生を追った作品。本に悪徳商人が死ぬまでの様子が書かれていて、そのようにストーリーが進んでいく。そこに気がつくも、変えられずに死への道を進んでいくところが面白い。なぜかデスノートを思い出してしまった。テンポが良く、笑いもあって男性の熱演に魅入らされました。

[d]「紅 べに」
売れない売女の話。最初は世界観にイマイチ入っていけなかったんですが、どんどん辛い女の世界観に引きずり込まれました。プライドだけで保っている女がどんどん怒り狂っていく様は圧巻!前の芝居がバットエンドだったので、今回もバットかな?と思いつつ、最後にほんのりと明るいエンドに持っていってくれたのはよかったが、ちょっと明るいエンドへのもって行き方が、無理があるというか焦った感じがあったのがちょいと心残り。

[b]「世界を終えるための、アイ」
高羽彩って理系でしたっけ?ちょいと難しく、消化不良。未来の愛の作り方をテーマにしたSFテイストのお芝居。前二つがキャラクターがはっきりしていた一方で、キャラがはっきりとつかめなかった。というか、ブレがあったような気がする。結構、いい感じで難しい言葉が並べられて、頭がいいことはわかるんだ。でも、それが使いこなせてない?最後だから疲れていたのかなあ?ちょいとはてなマークが並んでしまった。
ロールシャッハ

ロールシャッハ

KKP

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

さすがコバケン
言葉の使い方や、視点のつけ方が面白い。
ストーリーもわかりやすく、気軽な感じで見れて、たくさん笑える敷居が低く気軽に見れる芝居。
軽さを持ちながら、薄っぺらいかというと、そうではなく、そこらかしこに散らばったネタが深く、きちんと意味を持っているので、なるほどな!と関心させられる。そのへんのネタの作り方が才能なんだろうなーっと。

ネタバレBOX

世界観、名前などそこらじゅうに左右対称が散りばめられている。
特に、名前が左右対称だと言うのは驚いた。ここに目をつけるとは!といった感じ。
ネタのうまさはうまいんだけど、その一方で、そのネタがストーリーに絡まりきれていない感じを受けました。壁の向こうの世界をほんのりと見せることで左右対称にもっと深みが出てくるような気がします。ファンタジーにつくりつつ、世にも奇妙なみたいな不思議な世界も作ることができたような気がします。
それぞれのネタは素晴らしいだけに、それらをしっかりとつないでくれるダシが薄かったかなあーっと。そこが残念。左右対称はわかるんだけど、左右対称が何の意味をもっているの?と思ってしまった。
スーパー・ファイナルファンタジー・デラックス

スーパー・ファイナルファンタジー・デラックス

KOP

G/Pit(愛知県)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

グダグダなゲームの世界
RPGの勇者はかっこいい。
でも、この芝居の勇者はカッコ悪く、グダグダだ。
そのギャップが面白いんだろうけど・・・
視点は面白く、スライムはかわいっかったんだけど・・・
どうも芝居自体がグダグダに見えてしまった。グダグダをグダグダに見せない技術があれば!
でも、それが難しいんだろうなー

霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

ハイバイ

三重県文化会館(三重県)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

映像と芝居の融合
というより、映像がメインで芝居がサブといった感じ。
でも、芝居の空気感が映像に妙にマッチしているので面白い。
もともと芝居の作風が映像的だからか?とにかく違和感なく、新しい感じで入り込めました。
中身はとにかくシュール。
シュールな笑いの中でだんだん明らかになっていく切ないストーリー。
僕は好きです。

サラサラとぶとぶ

サラサラとぶとぶ

東京天然デザート

遊空間がざびぃ(東京都)

2012/10/26 (金) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★

恐ろしい芝居
狂気的な恐ろしさを感じた。
とりあえず、登場人物は皆、変人だ。変人が宇宙人がいると本気で信じている。
そしてその変人さが洗脳するようにじわじわと観客の心に入っていく。
役者はもっと入っていくのだろう。
深いところまで追求していけば、この芝居に関わった人皆が変人になり、抜け出せなくなりそうである。
怖い。狂気的な恐ろしさを感じる。
んが、東京天然デザートの役者人はそこまで洗脳されなかったようだ。
うん。安心したというべきか、がっかりしたと言うべきか。

音楽劇「ファンファーレ」

音楽劇「ファンファーレ」

音楽劇「ファンファーレ」

三重県文化会館(三重県)

2012/10/20 (土) ~ 2012/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ファとレがおりなすハーモニー
ファとレだけなのになんでこんなに美しいんだろう。
きっとそれは、この芝居にストーリーがあり、ファーレに歴史があり、この不思議な世界観があるからなんだろう。
個々の役者はどこかおかしく、彼らが生きている世界もどこかおかしい。でも、それが素敵なハーモニーとなって、じわじわと僕たちに染み込んでいく。変な世界なのに、でもそれでいい。だってここはファンタジーの世界だから。
そんな変な世界で生きているファーレ。その歴史を役者を変えながら追っていく。
最後に3人が同じ舞台に立ち、歌ったとき、震えが止まらなかった。なぜかわからないが、とにかく美しすぎる!!
不思議な世界観を十分に感じることができた音楽劇でした。
あー。あの歌がまだ頭から離れない!!

鳥山ふさ子とベネディクトたち

鳥山ふさ子とベネディクトたち

ナカゴー

元・立誠小学校(京都府)

2012/10/02 (火) ~ 2012/10/05 (金)公演終了

満足度★★★★

ナカゴーはやっぱりナカゴーだった
意味不明の不条理劇団ナカゴー
最初は珍しくストーリーが進んでいく。
おいおいこのままストーリーが進んでいくのかい?と思っていたら案の定意味不明な方向にどんどん進んでいく。
で、終わってみると結局なんだったんだろー?
それがナカゴーですw

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