転勤族の観てきた!クチコミ一覧

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さすらいアジア

さすらいアジア

壱組印

ザ・スズナリ(東京都)

2011/06/22 (水) ~ 2011/06/29 (水)公演終了

満足度★★★

気軽に楽しく
2時間弱の間、飽きることなく舞台に惹きつけられた。
こんな豪華メンバーがあんな格好で、素晴らしいバカバカしさでした。
猿と関西弁。関西出身としては微妙ですが、しっくりくるなぁ。

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

岡田あがさ×須貝英

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

裏切らない
理知的で近寄りがたい雰囲気の須貝さんというのもいいですね。
岡田さんもさすが。
ただ、ここまで岡田さんを怖く(エキセントリックに)演出する必要はあったのでしょうか。倉本さんお得意の「喚く」「叫ぶ」のもキライです。

そのペン書けず。

そのペン書けず。

Theatre劇団子

駅前劇場(東京都)

2011/06/17 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

やさしいお話
優しすぎる軍部などあり得ない設定の一方で、戦中を舞台にした意味もあまり感じられない。
コメディにそこまで求める必要はないのかもしれないが、時代モノは設定などのアラが目立ってしまう。
登場人物の多くに更なる物語を感じるような上手い人物設定だが、ストーリーでは殆ど使われておらず勿体なさが残った。

桃色淑女

桃色淑女

渡辺源四郎商店工藤支店

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/17 (金) ~ 2011/06/19 (日)公演終了

満足度★★★

違和感?
ストーリーの展開なりには楽しめるのだが、何かしっくりこなかった。
白虎隊のストーリーや歌は必要だったのだろうか。

雨

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

上質の娯楽
素晴らしかった。
ストーリーや演出、役者陣の演技力はもちろん、セットや歌の出来(歌詞の聞こえやすさ)など、観客に見せることを前提に練り上げられたことが伝わってくる作品。
亀治郎さん、永作さんというキャスティングは大成功。
3時間30分があっという間でした。

いないいない

いないいない

ガレキの太鼓

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

モヤモヤ
震災を機に感じたこと、言いたいことがある。けれどそれを的確に抽出し磨き上げ舞台化することができなかったって感じ。
稽古をしていくなかで当初の構想とは設定などが大きく変化していったんじゃなかろうか。
過去の公演が良かったから勝手に期待してハードルを上げていたけど、ドキッとするセリフもあり、楽しめた部分もありました。
いい意味で若い、モヤモヤした感覚が伝わってきた作品でした。

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」

MCR

駅前劇場(東京都)

2011/06/13 (月) ~ 2011/06/14 (火)公演終了

満足度★★★

楽しかった
ツボに嵌ったセリフも多かったし楽しめたが、この完成度をどう評価するかは微妙。生の醍醐味としてアクシデント的に楽しめたところもあるが、グダグダ過ぎたかな。

IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

王子小劇場(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

堪能
取り立てて大きな出来事がある訳でもなく淡々と話は進むのに、ずっと釘付けにされてしまう。音楽の選曲・使い方も好みです。(照明の切り替えは気になってしまった。)
これだけ個性的で魅力的な女優10人も集めておいて70分強で終わらせる勇気(?)。繊細な演出も魅力ですが、大胆に削ぎ落とすことにより本質のみを残すというのが上野作品の肝なのかもと思ってしまった。

『パ・ド・ドゥ』【ご来場ありがとうございました!】

『パ・ド・ドゥ』【ご来場ありがとうございました!】

七里ガ浜オールスターズ

王子小劇場(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

推理小説のような
瀧川さん演じる元夫の視点で謎を解く感じで拝見しました。
伊東さんの演技は、序盤から中盤にかけてのイヤーな感じから、終盤の切なさまで惹きつけられっぱなしだった。
七里ガ浜オールスターズが次に何を持ってくるか楽しみです。

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃厚
熱演で空気まで薄くなったかのような濃厚な1時間。
浅野さん、葛木さんの感情が直接飛び込んできて、切なく重いが素晴らしかった。

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

千本桜ホール(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★

重いテーマ
自分が発症したら耐えられるか、家族がなったら耐えられるか。模範的な夫や子供だったので救いのある舞台だが、現実はどうだろうか。
暗転が多いのは好みではなかったです。

ネタバレBOX

「髪結う」仕草や母娘の関係がもっとクローズアップされるんだと思っていたので意外だった(拍子抜け?)。夫婦関係の方が目立っていた感じがあったので、題名とズレありかな。
戦争にはいきたくない

戦争にはいきたくない

らくだ工務店

駅前劇場(東京都)

2011/05/20 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

逃げたいね
役者の方々の安定感のある普通さ加減が素晴らしかった。町工場っていう感じが良く伝わってきました。
重いテーマを軽く、押し付けることなく表現していた脚本に、役者の軽い演技がピッタリ。

港町純情オセロ

港町純情オセロ

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2011/04/30 (土) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★

何だか・・・
消化不良でした。
役者の方々は素晴らしかったです。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが
代表作とのこと。初見ですがさすがの面白さでした。
着想が意表をついており、コメディタッチで進められるもののテーマは非常に深く、ラストも出来過ぎとはいえ非常に切なかった。
ただ、(再演を繰り返しているからか)何か上手く纏まっている感じがして、何となく物足りなさも残ってしまった。

漕ぐ

漕ぐ

ソラトビヨリst.

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

惜しい
江戸初期を舞台とした海賊モノ。かなりのセリフ量もきちんと使いこなしており、稽古を積んできた様子が窺え役者陣は好演だった。
一方、脚本・演出は残念ながらもう一工夫できた気がする。最後まで見るとそれまでの話が繋がり感動できる話だったのに、終盤まではその方向性が見えないためダラけてしまった。時代考証も殆どされてない気がした。
また、出演者が多かった上に、「役者全員に見せ場を作らなければ」という意図を感じてしまった。きつい言い方であるが、まだ観客に見せることよりも仲間内で楽しく演劇をやることが優先されているのかも。入場時の受付でも「紹介の役者名と予約のお名前を」と、役者から紹介されていることが前提のような受付方法は、サークル感覚の一例というのは言い過ぎだろうか。
ポテンシャルはあると思うので惜しい感じが強かったです。

たいこどんどん

たいこどんどん

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2011/05/02 (月) ~ 2011/05/26 (木)公演終了

満足度★★

うーん・・・
休憩を含めて上演時間3時間40分の大作。日本語の語感や韻を活かした膨大なセリフを、頭の回転が付いていかないほどのスピード感で繰り広げるとともに、随所に歌を交えながら衣装や舞台セットにも工夫を凝らすなど、面白くなる要素は満載。ただ何かしっくりこなかった。ストーリーも変化に富み、眠くなるようなこともなかったが、字幕を追わないと何を歌っているのかも聞き取れないなど、一つ一つの要素が粗かったからだろうか。いろんな要素を詰め込みすぎたのかもしれないが、満足度は低かった。

珍しい凡人

珍しい凡人

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

溢れ出す思い
練られたセリフに熱い思いが満載。終盤のセリフには考えさせられるテーマ、視点も多く、心地よい時間だった。熱い脚本に実力派の役者たち。非常に楽しい時間だった。

あしたはどっちだ

あしたはどっちだ

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★

続編の難しさ
「どんといけ」の2年後の設定。「どんといけ」を観ていなくても理解できる話だが、観ている人と観ていない人で受け方が全然違うのではなかろうか。
私は「どんといけ」から連続で見たことによりインパクトが薄れてしまった(損した)気もする。

ネタバレBOX

「どんといけ」から死刑執行方法が多様化したことにより非現実性を増してはいるものの、だからこそ死刑執行(殺人)のエグさが鮮明になっていたと思う。一方、「死刑を望む者に死刑でよいのか」という非常に難しいテーマや「反省しない加害者」、「犯罪による家庭崩壊」、「被害者遺族活動のライフワーク化」など、主題にできるようなテーマが目白押しで、詰め込みすぎたかも。
獄中結婚マニアのキャラの面白さ、展開の可能性を考えると、これで終わりではなくどこかでまた観たいです。
どんとゆけ

どんとゆけ

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2011/05/06 (金) ~ 2011/05/07 (土)公演終了

満足度★★★★★

唸るしかない
緻密に創りあげられた作品。被害者遺族の単純な応報感情を中心とした話かと想像していたが、そんな簡単なものではなかった。死刑が殺人であるというテーマのみを取り上げているのではなく、加害者の人権に対する配慮の厚さなど、取り上げているテーマは多い。荒唐無稽な設定とはいえ、かつては国家(裁判官)のみが果たしていた役割に市民参加という名目で裁判員制度が導入され、「国民の判断に委ねる」という昨今の(責任放棄とも取れる)流れを考えると、あながち「ない話ではないかも」とも思ってしまった。

平田オリザ・演劇展vol.1

平田オリザ・演劇展vol.1

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

走りながら眠れ
他愛のない会話しかしていないのに、その場、その場の夫婦らしい空気感が表現されているとともに、二人の過去の歴史や人間性までもが表現されている感じがした。観ていて非常に微笑ましかった。

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