立夏の投稿したコメント

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- kazuoga5409様  いつもありがとうございます。立夏です。コメントありがとうございます。  コメントに頂いた通り、空騒ぎは以前公演の「オセロ[Othello the Shakespeare]」とちょうど対を成す作品として位置づけています。  ところで、「コメディ」「喜劇」と言う売り文句の舞台作品が私の目には「コント」に見えた事が何度かございます。劇場を揺らすような大爆笑の連続、それは勿論達成困難な素晴らしい事なのですが、笑いの量だけが喜劇の価値でないと言う点も私はあるだろうと考えております。  今回獣の仕業が上演する喜劇はシェイクスピアの豊かな物語をお借りして、また従来の獣の持ちうる全ての熱量・様式・疾走感を継承して、かつ今まで表現する事のなかった満面の笑顔や身の震えるような恋の喜びを…と思っています。喜劇は本当に難しいですね。仰る通り稽古場ではキャスト一同連日七転八倒しております。私もです。  手塚は勿論、小林も是非期待してお待ち下さい。恐らく新たな一面をお見せできる事と思います。
2014/06/29 10:08
miss_you miss_you miss_you様  コメント頂きありがとうございます。「はっきり言いますが、苦手です」の部分は心に刻みつけておきます…!  ここから先は雑談なのですが、シェイクスピアのどの辺りが苦手なのでしょうか?個人的には私達の公演をご覧になった方々がこれを機にシェイクスピアに興味を持って下さったり、お手にとって頂ければ嬉しいなと言うのもありまして、苦手な方のご意見もぜひに拝聴したいです。いつかお会いできたときにお聞かせ頂けたら嬉しいです。
2014/04/06 20:38
-  ご来場いただきありがとうございます。また、コメントを頂きましてありがとうございました!  まずは客席の席間についてですが、窮屈な思いをされてしまったかと思います。大変申し訳ありません。実はほかのステージについてもほぼ同じような状態でございました。そのような中tetrapack様をはじめ観客の皆様にはたくさんのご協力を頂きまして本当に頭が上がりません。  次回の公演では、客席の環境についても一層の配慮をしたいと思います。  今回の公演ではとにかく麻生ふるえの心に寄り添って徹頭徹尾作っていこうと思っていました。  群像劇でありながら、それらはすべてふるえの体や心を通して語られるいわば「ふるえの書いた物語」の世界です。頂いたご感想嬉しい限りです。  上記のような物語または朗読といった面を持っていたがゆえにご指摘いただいた通り特に後半で動きが少なくなっていました。  今回目指したような静かに心の深淵を除くような空気感とオセロのような熱量を併せ持ったような作品を作ることが次回の目標です。  最後になりますが、オセロに引き続きご来場いただけたこと、まことに嬉しく思います。  もしよろしければ今後ともお付き合いいただけましたら幸いです。
2013/10/30 02:15
-  ご来場いただき誠にありがとうございます。またたくさんのコメント頂きましてありがとうございます。  (今回も負けずにたくさん書きます)    ストーリーに関しては分かりやすいと今回は大多数の方に言って頂けました。実は獣の仕業のアンケートでは徐々に「分からなかった」というご意見が減ってきておりまして嬉しい限りです。  これは自分たちの研鑽よりは観客の皆様が獣の仕業を見慣れて来て下さってきているというのも多分にあると思っておりまして、こちらについてはこれからも精進が必要なことだと思います。  「見えない何かを表現」というのが獣の仕業にとっては大きなテーマのひとつです。ですから、kazuoga5409さんにもそのように感じて頂けたことは参加者皆とても嬉しく感じております。そして個人的には「見えない何かを表現する」よりもkazuoga5409さんの書いた「見えない何かを表現 しようとする意志」と言う「意志」の部分が、実は私達の表現精神の根底にある物なのではないだろうか…と思いました。役者達が感じた見えない気配があって、それを表現したいと思い振る舞うこと…。  また、感想の中で述べて下さいました言葉が重なっているために誰か誰なのか分かりづらいという部分につきましては、確かにご指摘頂いたようなご意見も少なくなく、こちらは次回以降の公演での改善点と認識しています。稽古では秒単位もしくは台詞の文字単位で台詞のスタート位置を決めて本番に挑んだのですが、どっちを聞けば?というお気持ちにさせてしまったかも知れません。もっと台詞の強弱を付ければ改善できたかも知れません。  一方、部分的には誰が誰だか分からなくなるように作っている部分もありそれはkazuoga5409さんがもう一カ所指摘されている役者Aの心情を役者Bが発話するような構造の部分で、これは今回の作品の「群集」ひいては、自分と他者の境目がなくなるような作りをするための仕掛けのひとつとして今回の作品から取り入れてみた手法です。  こちらについては前述した通り誰が誰だか分かりづらくなる半面、今回の物語のテーマのひとつである自意識の肥大や、作品のモチーフである「誰かの物語」「私の物語」という部分に一役買っていたのではないかと自負しております。  ただ、分からなくてもいいと言う事と、分かりづらいと感じさせて良いと言う事は似て非なることであるとも思っておりますので、これはいずれ「分からないことが面白い」に変化できるように、これからも邁進していく所存です。  クライマックスの役者たちの表情は、私もこの公演での一番のお気に入りです。  特に目の輝きが好きでした。本領ではない爽やかさに挑戦したクライマックスのシーンでしたが、彼らのきらきらした瞳を客席や稽古場で見ることができたのは演出家としてもひとりの人間としても私の宝物ですし、この公演を上演できて本当によかったと思う要因の一つです。  またその雰囲気に多大な助力をしたのは音響の阿部氏と照明家の寺田氏の手腕によるところが大きいと言う事をこの場で記しておきます。  また、Twitterでの発言についてですが、「これが「冷しゃぶごまだれ」だとすると…」の「…」の後に続く言葉がとても気になります…!「だとすると…ほかの劇団(の爽やかさ)は上質なスパークリングワインだ!」なのか「だとすると…獣の仕業の爽やかさはここが底のようだ」なのか…。  今回の公演を通じて思ったのは爽やかさとはなんと難度の高い事なのだろうかと…。稽古中にはやってもやっても空々しくなってしまってやっぱりドロドロにしようかと何度も挫けそうになったのが記憶に新しいです。  ほかの劇団さんの身震いするような爽やかさには到底かないそうにもありません。やっぱり性に合わないのかもしれません。ですが、あともう少しだけ粘りたいと思います笑。次の作品になるとは限りませんが、また懲りずに挑戦しますので厳しく見守っていただければ幸いです。  最後になりますが、kazuoga5409さんいつもありがとうございます。  来ていただけれるたびにたくさんのお言葉を頂けて、またそこには必ず「ここが良くなかった」「こうすればいいのでは」というものが入っていて劇団員一同kazuoga5409さんのご感想に真剣に目を通しております。  kazuoga5409さんの書くような獣らしさを大切にしつつこれからも毎公演新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っております。  これからも末永くよろしくお願いいたします。
2013/10/30 01:46
-  ご来場いただき誠にありがとうございます。またコメント頂きましてありがとうございます。  タイヤの怪獣はそうですね…実物はさすがに劇場に入れることが出来ませんでした笑。(ちなみに実物は某蒲田駅の近くで見ることができます。モデルのひとつとなった沿線の電車の窓からも見ることができます。お近くにお立ち寄りの際はぜひに♪  セットや小道具がないのは自分たちの活動上の制限であり、また自分たちの拘りでもあります。  オヤジ♪さんに届かなかった部分については自分たちのこれからの精進にさせて下さい。  また宜しくお願いします。 
2013/10/30 00:56
-  ご来場いただき誠にありがとうございます。またコメント頂きましてありがとうございます。  初めてご覧頂いた獣の仕業はいかがだったでしょうか?  自分たちとしては自分たちの団体が特に変わった表現をしているとは普段は考えておりませんがいわゆる「会話劇」ではないかもしれません。  身体にも重きを置いた劇団がたくさんあります。この機会に他の劇団についてもご覧頂けたら嬉しいです。(私のページからお気に入り登録している団体様などです)  また宜しくお願いします。
2013/10/30 00:49
- オヤジ♪様  コメントありがとうございます。立夏です。  昨年の忘年会以来でございますね、覚えていらっしゃいますでしょうか?  ついにオヤジ♪様の音符が獣の仕業のコメント欄に登場することとなりまして感無量です。  さて、怪獣とは一体何のことなのか、劇場にてお確かめ頂ければと思います。  参加者一同心より、ご来場をお待ちしております。
2013/09/29 00:47
- ミドル英二様  コメント頂きましてありがとうございます。立夏です。  Twitterでも宣伝頂きましてありがとうございました。  思春期の自意識は炸裂しております。本日初日だったのですが、それはもう、炸裂しておりました。  もしご都合など諸々よろしければご来場頂けましたら幸いです。  団員一同、ご来場を心よりお待ちしております。
2013/09/29 00:45
- tetorapack様  コメントと演出ノートもご覧頂きましてありがとうございます。立夏です。  「オセロ」からちょうど一年後の現在、オセロが熱と地に這うどろりとした手触りの作品だったのに対して、こちらはtetorapackさんにもご注目頂いているとおり、とても爽やかな作品です。  これまでの創作において爽やかな作品には無縁の人間だったものですから、脱稿直後にはあまりの振り幅に少々戸惑ったものでした。獣はずっとドロロな作品ばかり発表していたので一般的に求められる絶対的な爽やか指数がいくつかは測り知れませんが、前回とは違った味わいはお見せできることと思います。  ご来場、お待ちしております。
2013/09/26 01:28
ハンダラ ハンダラ ハンダラ様  コメントありがとうございます。立夏です。  エスパーになる訓練とはどのようなものでしょうか、大変興味があります。私が小学校の頃には超能力を持った双子の姉妹のアニメが大人気でテレパシーが使えたらいいのにと思っていました。  小さい頃(中学生くらいでしょうか)私は、言葉を尽くせばいつか思いは届くと思っていました。そしてそれが分からない人達は何かがおかしいのだろうと勝手に思い込んでいました。  今は、「私はこの人のことが分からない」と思うと、とても愛おしいような気持ちになります。わかり合えないと言うことを大事にして行けたらと思う次第です。    劇場にて参加者一同、心よりお待ちしております。
2013/09/26 01:16
- kazuoga5409様 いつもありがとうございます。立夏です。 食べ物喩えの件は…これは私のTwitterからですね、ご覧頂きましてありがとうございます。ちょっとネタだったので少し照れてしまいます。 (大丈夫です。虚偽はございませんので) 自分は爽やかな作風とは一生無縁だと思っていたのですが、五年前の自分の作品と、当時の縁者の皆々の様子などが頭の中にフラッシュバックしまして、過去の自分たちに背中を押して貰ったような気分です。 今思えばあの頃はまだ青春の渦中にいたのだなあと思いました(少なくとも私は) EgofiLterの年代氏は様々な方面で活躍しておられるのでご存じの方が多いと思います。 今回は文字通り胸をお借りして稽古している次第です。
2013/08/19 02:54
miss_you miss_you いつもありがとうございます。立夏です。 コメント頂きまして、恐縮です。 言葉も勿論とても嬉しいですが、(たとえば仮に無理に)言葉にして頂かなくても、もしそれがmiss_youさんの心に少しでも残ってくれるなら、私達はそれが何より嬉しいことです。(と、こりっちで言ってしまうのは少し矛盾も感じますが。。) 客演陣は様々な場所で活躍してきた御人ばかりですので、また新しい獣の仕業の一面をお見せできるかと思います。 ご来場お待ちしております。
2013/08/19 02:47
miss_you miss_you miss_you様  いつもありがとうございます。立夏です。  月末は皆さんお忙しいですよね…!  劇場でお会いできる事を楽しみにしております。
2013/05/19 19:32
よこたたかお よこたたかお よこた様  コメント頂きましてありがとうございます。立夏です。Twitterからこちらにもコメントいただきまして感謝いたします。お時間頂きまして恐縮です。  過不足ないと仰るので次の公演ではそれ以上になるよう一同精進いたします。「ちょうどいいところ」のような芝居を目指しているわけではないですし、「過」がたくさんある芝居を作り手個人としては提供したいものです。チケット代については、安いのがちの売りのひとつです。  こりっちで頂いた感想ではなくTwitterの方なので少し脱線しますが、パンフレットに演出家の言葉が余計だと書かれていた件。まずそのことについて書いていただいたのがよこた様だけだったので大変嬉しかったです。ありがとうございます。  また、余計だとのことでしたが、私は余計だとは思っていません。観客としての私は作家が思っていることや作品に対する同期を望むことがあります。また今回のオセロについてはパンフレットに書いた言葉自体・あれを土台した演劇の作り方を私がしているのです。私にとってはあれは作品の事のひとつでした。いわゆる核の部分であり、観客の皆様にはあの文章をオセロの導入として読んでいただきたかったと言う思いです。  ただ上記の意見に自分で反論してしまうと、「誰も裁かないこと」という物語のテーマにいくまでの私個人の近況のような段落については、今思うと少し感情的な部分で書いてしまっていたのかもしれないと思っています。  それよりはおそらくよこた様が指摘の中で提案されていたような「作品についてのこと」、例えば坪内逍遥訳を選択するにあたっての事や、戯曲に対する切り口・解釈についての部分に行数を割いたほうが色々な観点で作品を楽しんでいただけたかもしれないと思いました。  観客が求めているのは「作品」であるので作家は引っ込んでろと言うのも、仰る通りかと。  現在では自分のパーソナルな部分・それに隣接した部分を載せるとしても、作品に関係ないことを書いていると思われないような・工夫が必要だったのだろうと思っています。パンフレットも作品のひとつであり、自分の演出としての配慮が浅かったのだと言う認識です。  ご来場いただきありがとうございます。また劇場でお会いできることを楽しみにしております。   立夏 拝
2013/01/04 16:28
miss_you miss_you miss_you様  ご感想記載下さいまして誠にありがとうございます。主宰の立夏と申します。お返事をずっと差し上げたいと思っていたのですが、遅くなっていまい申し訳ありません。  前回から引き続きのご観劇、深く感謝致します。頂いたご感想にお返事申し上げます。 シェイクスピアについて:  私とシェイクスピア戯曲との出会いは大学時代の頃で同窓の藤長と同じゼミにて(偶然ですが)学んだのがこの"Othello"でした。それともうひとつリア王は原語で学んだのですがそれ以外は日本語です。原語で学んだ際の原作の持つ力強さ、特に人間の普遍的な感情である嫉妬にこれだけ厚みのあるストーリーを載せている事…その懐の深さに感銘を受けました。今回の公演でOthelloをやりたいと言ったのは藤長なのですが、ぜひIagoをやってみたいと彼女にしては珍しく強う異主張があり、それに応えてみたいと構想を始めたのが本公演のきっかけです。  訳は有名な福田訳を含めて5翻訳通読しましたが、坪内訳の声に出したときの迫力と音韻の良さ、また原文に最も忠実という点で個人的に飛び抜けておりました。 演出について:  前回公演「せかいでいちばんきれいなものに」では内容と、また女優比率の高さからバレエのような重心の高い動きを採用していました。また、これまでも私が少しバレエをかじっていた事からそのようなアッパーの動きが多かったのですが、オセロで「死の世界」に接続するにあたって・また獣を進化させるにいたって、書いて頂いたような日本の伝統的な身の振り方を取り入れました。結果、過去の公演とは異なった地の底からずるっと這うような迫力の展開が見え、これからの創作にも大きく影響を与える事となると思います。 緑の眼玉の化け物について:  目に見えない物、音にならない物、それでも私達の心に影響を与える物があると、個人的に信じておりまして、学生の頃から虚実の合間の存在を訳にする事が多かったのですが、今回の「オセロ」は、そんな今まで培ってきた物の集大成のような作りでした。  これには客演頂いていた舞台芸術創造機関SAIの倉垣氏の芝居からインスピレーションを受けている面も多く、これまでやりたくても出来なかった事を氏にはほぼすべて託す事が出来た為、彼の力によるところが大きい事を記させて頂きます。  また、原作の解釈の観点から申し上げますと、気高い軍人のオセロが嫉妬に駆られ別人のようになっていく様は原作の時点で若干急であり、正に豹変の体です。それは何故なのか?と考えたときに、更に、上演時間を80分に短縮しその部分が観客に皆様に違和感なく見て頂けるかと懸念も合った為、「化け物の介入・または憑依」という表現を採りました。 余談:  エジプトの死者の書を私が知ったのも実は上野です…。  否定告白の内容が正に「オセロ」に内包される罰を網羅していると感じ、即決しました。  映像ですが、レビューに書いて頂いた通り本公演では映像の撮影がありました。  DVDなどでの販売については未定ですが、もし販売のめどが立ちましたら、お知らせ申し上げます。DVDになったら…と書いて頂いた事、本当に嬉しく思います。 最後になりますが、この度はご来場いただき誠にありがとうございます。 頂いたお言葉を忘れることなく、今後とも精進して参りますのでよろしくお願いします。
2012/11/16 01:15
- tetorapack様  ご観劇頂きまして、また、多くのお時間を使ってこちらにお言葉を賜りまして誠にありがとうございます。獣の仕業の立夏です。  お返事遅くなってしまいましたがtetorapack様から頂いたご感想・ご指摘にお返事をさせて頂こうかと思います。乱筆お許しください。  開演時刻に関するご指摘について:  まずは、日ごろからtetorapack様が小劇場演劇について感じていることについて、私どもの公演の感想欄に記載を下さったことについて、つまり私どもに届く場所にそれをお書きくださったことについて、心より御礼申し上げます。  また、開演時間が遅れてしまったこと(恐らく12~15分押しと記憶しております)、tetorapack様を始め当該公演のお客様を長らくお待たせしてしまったこと、大変申し訳ありません。    以下は開演時刻についてはわたくしの考えてきたこと、今考えていることを記載します。  開演時刻については、わたくしも何度も考えたことがございます。tetorapack様の仰るとおり、マナーを守って下さる方をお待たせしてしまうこと・・・これはよくないことです(tetorapack様は記載されませんでしたが、「遅れてくるお客様のために席を移動してまたは詰めていただくようなこと」これも、早く来たお客様が自由な席でご観劇できない観衆のひとつかと思います─全席自由席を謳っているのにも関わらず、です)  tetorapack様もご存知の通り、開演を遅らせることにはメリットもあるかと思います。これは代表としてではなく、一個人の観客となったときの思いですが、開演後に自分の前を遅れてきたお客様が通ったり、最前列を通られるときに観客としての自分の集中力が著しく途切れてしまうのです・・・。しかし同時に開場時間が遅れ、寒空の下で開演ぎりぎりまで待たされたこともあります。  tetorapack様におかれましては「開演は5分推しまでは・・・」と書かれている通り、恐らく開演時刻に関しては上記のようなジレンマがあり、許容できるのは5分前後とお書きくださった、と推察しております。  また、上演側のポリシーとしてはどんなにお客様がいらっしゃっていなくとも本公演の限度は10分遅れでした。これが「10分を過ぎても始まる気配がない」ということになってしまったのは、私の受付およびお客様案内の不手際や効率の悪さによるものであり、今後必ず改善する次第です。  最後に、tetorapack様のお言葉を受けて今私が考えていることを記載します。  tetorapack様がい「一義には観客のモラルの問題だ」と書いてくださったことがとても心に刺さりました。開演時間については、主催側・視聴者側、双方が考えるべき問題であること─  主催者側には、作品のメッセージと同じように、伝えることがあるのだと思いました。  もし私たちが遅れてきた方を待ち続け、これからも開演を遅らせ続けたらどうなのでしょう。  「獣の仕業の舞台は10分くらい遅れても平気だから」とお客様が思い始めたらどうなるのでしょう。「開演時間」の意味は、いつしかほとんどなくなってしまうのかもしれません。そして、いつしか定刻に来てくださるお客様は居なくなってしまうのかもしれません・・・。そのようなことを考えました。  いろいろなご意見があり、すべての人が100%満足する答えはないのかもしれません。でも私たちが応えたい気持ちは、遅れてきた方を待つことだけではない、それが今の私の一番の思いです。  芝居のご感想につきましても、たくさんのメッセージをありがとうございました。  心より感謝するとともに、これからの公演でそれを形にしていきます。
2012/10/08 19:35
- kazuoga5409様  お返事頂きありがとうございます。立夏です。  申し訳ありません。始めに記載したような意図があったものとして記載を致しましたが、kazuoga5409様がそのように違和感や納得できないと思われた事自体はこちらの実力不足に由来する物である事を強く感じております。  また、お客様が感じた事について、すべてそのまま大切にしてくれましたら、演劇製作者としてこれ以上の幸せはございません。  また足を運んで頂けるような・その時に、来て良かったと思って頂けるような作品を作り続けられるよう、より一層精進して参ります。  この度はご来場頂き、また沢山のお言葉を頂き誠にありがとうございます。心より、御礼申し上げます。
2012/10/02 09:14
- kazuoga5409様  この度はご来場いただき、またこの場にご感想を頂きましてありがとうございます。獣の仕業の立夏と申します。頂いた内容についてお返事致します。  最後に記載されております、オセロと鞆音の解釈について私の演出意図を申し上げます。  率直に申し上げますと、オセロについては私の演出としての力量不足が多く、鞆音についてはその9割が演出にて意図的に行った物です。    オセロについては:  原作のオセロでも気高い軍人であるオセロがあっと言う間に嫉妬に絡め取られ別人のように狂っていることはご存じかと思います。実際、「これがあのオセロとは思えない」(と言うような※1)台詞もあり、原作が元々かなり豹変の体をなして居る事は事実です。これに対してシェイクスピアは時間軸を経過させる単語※2を多用するなどしてまるで長い時間を掛けて狂ったかのような戯曲を緻密に構成しております。また実際の物理的な上演時間もテキストフルで行うと長いと言う事もあります。  これに対して獣版はランタイム80~90分・密度の濃い緊張感の高い作品を目標とする故、上記の「時間軸を経過させる単語」やむしろオセロが軍事を行うシーンを丸ごと削ってしまっています。 その為「軍人としてのオセロ」を十分に見せる時間は獣版では殆どなかった事は事実です。  豹変の部分は緑眼玉との人格のスイッチのような演出に託されており「突然狂う」という印象は殆ど解消されているかと思いますが、それでもオセロの気高さや雄々しさを芝居に託す事はできたはずでよってこれは「演出の力不足」の結論と現在感じております。  鞆音につきましては演出意図として鞆音は清廉潔白ではありませんでした。  遊びでカシオと不備密通をしていた、と言うのが私のオセロの解釈です。今回の獣版オセロは裁判および葬儀のシーン以外台詞の「追加をしていない」のですが、それでも鞆音は「私はカシオと寝ていない」とは一度も申し上げておりません。「貴方を愛おしいと思う以外何もしちゃあいません」「(カシオに)物なんかあげたことは一度もありません」これは坪内の台詞のママです。  今回の獣版オセロの解釈または演出の特徴は「緑眼玉」「夜光」が特に目立ちますが、劇団内では通称「デスデモーナ売女説」という物があり、それであの見得のような演出となっています。清廉潔白の悲劇のヒロインデズデモーナを、毒の花のように美しくかつ純真で残酷な幼児性の高い「鞆音」に変身させる事、かつそれを台詞を一切追加することなく見せる事が演出としての目的でした。  その他:  エジプトの死者の書については不勉強ながら実は半年ほど前にその存在を知ったのですが、その普遍性に心惹かれました。現在の語り継がれる多くの古典戯曲そしてシェイクスピア作品の普遍性との関連を感じて、本公演脚本への引用を決めました。また劇中にはその他のエジプトの言い伝えを採用しました。  和名については「まあ日本人なのにカタカナ名だと稽古中笑ってしまうかもしれん」程度の軽いノリだったのですが、結果メンバーも愛着が湧き、kazuoga5409さん以外の方にも和名についてはご感想いただきまして、良かったと思っております。  夜光は同じ人間だと理解して頂けるか、はじめのその一点が勝負だったのですが、こうして言葉頂き報われる思いです。  なかなか言葉が上手くまとまりませんでした。乱筆ご容赦下さい。  不明点有りましたら、お問い合わせ下さいませ。  この度はご来場いただき誠にありがとうございます。  心より御礼申し上げます。 ※1 正確な台詞がどこにあったかは失念していまいました、出典がなく申し訳ありません。 ※2 「何度も何度も」「ずっと前に」など物理時間の長さを示す言葉の事を個人的にそう呼んでいます
2012/10/01 17:27
miss_you miss_you 前回はありがとうございます。そして今日はびっくりしました笑。逍遥訳は、ええ、確かに現代の訳文に比べると言葉遣いがまったく異なっております。私個人としては、現代風にトランスレイトという「フィルタ」を掛けられた現代和訳よりも、シェイクスピアも坪内も古典として同じカテゴリで読む事ができ、すんなり入ってきましたが、これは本当に人それぞれかと思います。しかし、どの訳も本当にすばらしいと思いますので、お手にとって頂ければ幸いです。
2012/08/24 23:43
けーすけ けーすけ いつもコメントありがとうございます。そのままやるわけがないと言われてしまうとすっごくハードルが上がりますが…期待に応えたいと思います。劇場でお待ちしております。
2012/08/17 21:37

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