忍守シン(しのもり しん)の観てきた!クチコミ一覧

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いぶかりぼうや

いぶかりぼうや

劣等星人

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

意外なシュールさ
本番観られないので、無理言ってゲネを観させてもらった。
シュールなフランス映画(ルイス・ブニュエルとか)みたい。会話が微妙にズレた会話劇。作者はそのような意図は無かったかもしれないが、シュールさを更に追究すれば、他の劇団には無い独自の世界を作れるであろう。
旗揚げで色々苦労したであろうが、頑張って欲しい。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

結果
千秋楽に観劇。もはやPMC野郎は小劇場に収まり切れない。連日満員の盛況は実力に見合った結果なのだろう。
あらん限りの要素を詰め込み、笑いと涙の両方を追求し、これだけの作品に作り上げられる吹原氏の手腕。それに応える役者陣。PMC野郎の天下は当分続きそうである。

ネタバレBOX

ゴルバチョフの最期がややわかりにくかったのが唯一の惜しい点。(シヅ子をかばって爆弾をくらった、とかならわかりやすかった)
夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

pit北/区域(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

アングラだった
がっつりとアングラであった。
劇団初見のため毎回こうなのかは判断できないが、宗教劇団の名の通り、いささか新興宗教じみたテイストの演出。演劇という枠組みを破壊しようとする試みは昔からあったような既視感をおぼえるものの、とにかくやりたいことをやってやろうという姿勢はたいしたもの。どこからそのモチベーションが湧くのか知りたい。

ネタバレBOX

ゲスいネタを仕込むという噂は聞いていたが、衣装の下に仕込んであったペニバンを外してハンガーにかけるとは、どれだけの観客が気づいたであろうか。
BoyZ talk Zero~Illegal Function Call ・ BoyZ talk Ⅳ~導かれしクズ達

BoyZ talk Zero~Illegal Function Call ・ BoyZ talk Ⅳ~導かれしクズ達

劇団YAX直線

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

予想外の面白さ
よもやこんな面白いものを観せて頂けるとは、全くの予想外。小さめの舞台で大道具類は一切無しの素舞台。そこで役者だけが元気いっぱいに弾けまわり、話の内容も「あの娘が好きだ」だのごくごくくだらないもの。なのに単なる大味な芝居にならず、実は結構繊細でしっかりとした演技を随所に入れてきて、観る者の心を揺さぶる。これは本当に見事だと思う。

ネタバレBOX

リアル現役女子高生を女子高生役に起用するという卑怯な手は使っているが、魅力的でリアルな芝居を引き出していて、文句の言いようが無かった・・・。
ブラインドタッチ

ブラインドタッチ

ラズカルズ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

渾身
主演の手塚けだま氏、渾身の演技。主人公の切なさ、必死さがストレートに伝わってくる良い芝居であった。佐藤宙輝氏のAV男優役も良い。総じて、役者陣の演技、リアルな人間の描き方が良かった。
突拍子も無い話がありながらも話の展開に無理が無く、じゅうぶんに説得力のある物語。このような台本はなかなか書けるものではない。
さりげなく映像の技術が凄い(演技と映像を見事にシンクロさせていた)のだが、よくよくクレジットを見ると舞台芸術集団”地下空港”の人が関わっており、納得した。

ネタバレBOX

角膜移植は眼球全体を取り出すわけではないのに、なぜ義眼?と疑問に思ってしまった。
片目での運転も免許の更新が出来ないのではと思って調べてみたら、片目視力0.7でOKであった・・・
吾が魂の八犬伝

吾が魂の八犬伝

劇団ギルド

明石スタジオ(東京都)

2014/06/26 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

役者は板の上に立ちたいもの
芝居の中の世界と、それを演じる大衆演劇を取り巻く世界のリンクがよく描けた面白い台本。再演ということもあり、昭和11年を舞台にしながら現代でも通じる内容になっており、出演者たちの頑張りも含めて良い公演であった。
役者というのは板の上に立ちたいという痛切な思いを抱いているのである。

ネタバレBOX

色々な役者さんが良い所を出していたが、特に北村りささんの立ち姿が良かった。
『カナタ』

『カナタ』

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★

人柄の良さが表れる
全体的に人柄の良さが滲み出たような舞台。海の男達の話ではあるものの、そこに絡む女達も皆、表面上は悪ぶりながらも根は良い人ばかり。劇団のカラーとして暖かさが前面に出ており、主宰や劇団員の方々の人柄の良さが表れているのかと思う。
2時間という尺は若干長く感じたものの、登場人物たちの変化を表現するためにある程度は必要。途中、展開がスローになった箇所がもう少しテンポよければ、より観やすくなったかと思う。

ネタバレBOX

船の上での役者さんの動きがやや硬くなっていた。舞台美術の作り、構造の影響もあるかもしれない。
渇望フラッシュバックサマー

渇望フラッシュバックサマー

劇団ロンドン坊や

APOCシアター(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

欲張り全開
あらすじの文章は混沌としていたが、実際に観劇すると本当に混沌とした中から開始。それが徐々に”あっちの世界”と”こっちの世界”(どっちがどっちかはこの際どうでもよい)の話になり、やがては強引なまでにハートウォーミングの世界へ。こうした人情噺に弱い身としては、急所を突かれた形である。
時事ネタやダンスまでぶっ込んで、やりたいことを残らずやり尽くすという、欲張り全開な作品。

ネタバレBOX

前説で上演時間は120分と予告されていたが、実際には110分くらい。もしかすると展開が速く進んだのかもしれない。観ている側からすると、あと10分ほど尺を詰めたほうが観やすかったかもしれない。
Not Equal ≠

Not Equal ≠

劇団 FIREBALL

TACCS1179(東京都)

2014/06/13 (金) ~ 2014/06/16 (月)公演終了

この世に悪も正義も無い
ファンタジーでありながら、そこに抗争劇、陰謀、裏切りなどを盛り込んだ作品。
架空の世界を舞台にしているが故、説明の為の台詞が多くなってしまったのは避け難いことで、更に物語が進むと登場人物が心変わりしたりもするので、その瞬間瞬間の人物の感情を的確に把握するのはなかなか難しい。
言葉による説明のみならず所作・動作でいかに説明するかは、演劇表現自体のの課題として残り続けるであろう。

ネタバレBOX

観劇に際しては基本的に前提知識無しで観るようにしているため、入り組んだ設定の今作品を観始めると、最初はあれこれ想像を巡らせることになる。そのため各登場人物どうしの人間関係や組織・集団の目的・特性などは最初はよくわからず、徐々にわかってくるものであり、その過程で非公的機関の治安組織ラウフルが最も興味を引く対象となる。当然、この物語はラウフルを中心に回っていくことになる。
表面上は”正義”の具現者であるはずのラウフルが黒幕的役割を与えられることによって、今作品の基本的スタンス、すなわち「この世に絶対的な悪や正義は無い」ということを明確に表している。
サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

変わらぬクオリティ
変わらぬクオリティで芝居を作られるのが凄いです。今回も、あまり取り上げられることのない史実を題材に、濃密な世界が広がります。役者さんの演技は言うことなし。抜群の安定感です。
ただ、上演時間2時間15分という長さもさることながら、クライマックス(私としてはセルゲイの正体がわかるところが一番の盛り上がりでした)の後が長く続いたという印象です。これまでの作品と違い、強烈なインパクトのある登場人物がいなかったから、そのように感じたのかもしれません。

ネタバレBOX

時代は変われど、いつの世も人間の”業”が不幸を作り出すと思いました。
毒舌と正義

毒舌と正義

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/06/06 (金) ~ 2014/06/12 (木)公演終了

満足度★★★★

さすがという感じ
別に教育界の問題を捉えて云々といった内容ではなく、とある教師の意地の物語。修学旅行の宿泊先で起こった事件と、主人公の教師にまつわる案件が次第に絡まっていきます。
丁寧でしっかりとした台本、きちんとした演技、作りこまれた舞台美術など、高いレベルで見事です。さすが実績のある方々の芝居です。

惜しかったのは、肝心な所で台詞を噛むのが散見されたこと。自然な噛み方ならよかったのですが、ちょっと目立ってしまいました。とはいえ観劇したのが初日だったので、二日目以降は無くなると思います。

ネタバレBOX

生徒の起こした二つの事件が最後に阿久津教諭に結びつく展開は見事でした。ただ、教頭が人事権を持っているかのような描写は疑問符が付きます。体制側の人間として教頭しか出せなかったのでしょうが、本当は理事とかになるのでしょう。

複数の場所を同時に描写する手法は最近よく見かけますが(私がたまたま見るのか?)、惜しいと思ったのは鬼海教諭が途中から入って来たこと。どうせなら最初からベッドに寝ていたほうが、統一が取れました。
【無事終幕】「真 ハッピー・タイム 有&無」【次回は7月末】

【無事終幕】「真 ハッピー・タイム 有&無」【次回は7月末】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2014/05/17 (土) ~ 2014/05/27 (火)公演終了

常にチャレンジング
「有」を観劇。
この天使と悪魔のシリーズはフォーマットが決まっているので、その中で新しいものを作っていくことはチャレンジングな試み。

ネタバレBOX

「この人は、実は悪魔なのだろう」とか、「この人は、実は天使なのだろう」とか、予想がだいたい当たるようになった。
とける記憶

とける記憶

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

毒婦の物語
エンターテイメントという感じではなかったですが、良いお芝居でした。
脚本が良かったです。多くのエピソードを次々とテンポよく紡いでいき、過去と現在を多層的に積み上げていきます。ただ、上演時間が2時間を越えてしまったのは、もう少し短かいほうが観やすいでしょう。
単純な善悪など存在しないという描き方が良かったです。

役者さんの演技が抜群。演技に見入ってしまいました。まばたきする間も惜しいと思うくらい、役者の顔を凝視してしまいました。
何が良かったのかと分析してみましたが、様々な要因があるのでしょうがひとつ言えるのは、細かい動作・所作にリアリティがあったということです。

スナックの雰囲気、場末感も良かったです。

ネタバレBOX

冒頭の”馬の耳に念仏”にはやられました。いきなりの先制攻撃。それに続く場末感に、ニヤニヤしっぱなしでした。

総じてリアルな芝居でしたが、一箇所だけ気になったのは、収監中の富子がひも付きの靴を履いていたことです。自殺防止のため、おそらく紐は外されるかマジックテープの靴を履かされるはず。細かい所までよく出来ていた芝居なので、逆にこんなところが目立ってしましました。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2014/05/10 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

実力
さすが老舗劇団。実力を存分に見せつけられたといった感じです。どこにもスキがありません。
小劇場演劇ばかり観ている身には、久々の本多劇場は大きく感じます。が、その大きな劇場でも全く問題ない発声・滑舌は頭が下がります。セリフがちゃんと聞き取れるというのは基本なのでしょうが、なかなか出来ないことです。

話のテーマは現代では通じなくなってきていますが・・・。

ネタバレBOX

女性の解放というテーマは、今やすっかり女尊男卑の世の中となった現代では通用しなくなりました。
年間WS公演『ロミオとジュリエット』

年間WS公演『ロミオとジュリエット』

演劇企画集団THE・ガジラ

小劇場B1(東京都)

2014/05/08 (木) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★

破壊的。あとはバランス
破壊的な「ロミオとジュリエット」に仕上がっています。原作がもともと破滅的であったといえばそれまでですが、本作は更にパンク的な演出によって破滅度が増しています。

役者は熱演。演技が強烈なゆえ、役者間のバランスを取るのが難しかったように見えます。

ネタバレBOX

最初から最後までクライマックス並みの力の入れようで、結果的に平坦になってしまいました。
音響のボリュームが大きいので、音にびっくりさせられました。

演技スペースにはプロレスのリングのように細いロープが張られていましたが、冒頭は対決を現すかのように使われて効果的でした。その後はそれほど意味はなく、途中で1本切れてしまいました。結果的にはお芝居に支障は出なかったですが。

カッターナイフで人が死ぬでしょうか?(セリフでは「ナイフ」となっていましたが)カチカチ音を立てて刃を出す以上、カッターナイフです。
風雲!チキン野郎城3~そして伝説へ

風雲!チキン野郎城3~そして伝説へ

ポップンマッシュルームチキン野郎

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2014/05/05 (月) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

無尽蔵の企画力
4回開催されますが、おそらく内容は毎回違うでしょう。5月5日の夜の回に参加。
笑いは勿論、とにかく楽しめます。否、強引に楽しませられます。こんな企画をよく思いつくものだと感心するだけでなく、MC・出演者陣の当意即妙なやりとりに感服します。
観る側も心して臨むべし。

罪とハチミツ

罪とハチミツ

ザレ×ゴト

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★

シュールでナンセンス、で良い
シュールで、ナンセンスで、素敵なお芝居でした。
出だしから全く大統領に見えない大統領。それになんやかやとクセのある登場人物たち。各人それぞれの物語が描かれていて良かったです。
奇妙な設定の中であたかも普通のことのように芝居が進む。多少スベっているところはあったにせよ、役者さんたちはよく演じてました。できればもう少し年齢の高い演者さんが居たら、舞台はもっと引き締まったでしょう。
ともあれ、シュールさのさじ加減やダンスを入れた表現など、小劇場演劇の王道といった感じの作りになっています。

ネタバレBOX

大統領の飄々とした演技は、ともすれば棒演技に見える危険性がありましたが、結果的に問題無かったです。

上演時間が1時間50分とのことでしたが、実際には2時間を越えていました。千秋楽ということで間を取りすぎたのか、特に後半は長かった。少し削って1時間40分くらいに仕上がっているともっと良かったです。
クリームソーダ

クリームソーダ

こちらスーパーうさぎ帝国

OFF OFFシアター(東京都)

2014/04/29 (火) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★

クリームソーダは甘い
当劇団は初見です。10周年記念公演ということで期待して観に行きました。
皆さん、お芝居を楽しんで作っておられます。その楽しさが一般観客まで伝わるかどうか・・・。
話の内容はシンプルで、特に何かを考えさせるとか、若者の持つ悩みとか葛藤といった負の要素は全く入ることなく、楽しい青春模様を描くという感じになっています。リアルさよりもファンタジーを追求しているので、世知辛い世の中にスレてしまった観客はこの世界に入っていけないかも。

ネタバレBOX

誰も妨害することなく全員が一致団結して一組のカップルをくっつけるなど、そんな話があるのか?とか、「遠距離恋愛あるある」は実際遠距離恋愛をした者からするとほとんど当てはまらないとか、たった3億円で校舎が建つのか?(しかも1日や2日で・・・ハリボテなら可能だが、なら3億もかからない)とか、色々と疑問は沸きました。
リアリティを追求していないことは、ラストで年月を経るごとに歳をとっていくはずが変わらない、という点に出ています(そうかと思うと、栗村だけ急に歳をとりましたが)。あさみがキャバ嬢として出て来た時も、キャバ嬢の所作には見えないので、ハンカチを膝の上に置くなどのちょっとした工夫でよくなるはず。

舞台上には年を示すパネルがありましたが、西暦を表す「AC」というのは「AD」の間違い(少なくとも上手の観客席からは「AC」に見えた)。

細かいところまで気を回すことができれば、もっと良くなるはずです。
最凶ガール

最凶ガール

私立ルドビコ女学院

サンモールスタジオ(東京都)

2014/04/22 (火) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

進化していました
前回の公演では、アイドルのパフォーマンスなのか演劇なのか、中途半端な印象でしたが、今回はその両方がレベルアップしており、全体としてきっちりエンターテイメントになっていました。ダンスが上手くなっていたり、演技のキレが良くなっていたり。これは相当練習したんだなと思わせる動きでした。それは本編前のパフォーマンス(今回はモモクロ)でも垣間見られ、グダグダにならずに一気に本編へと引き込まれます。

演出もだいぶ考えられた様子がうかがわれ、特に第一幕はテンポ良く、飽きさせません。HR後の第二幕に入ったところで若干ダレてしまいましたが、最後はきれいにまとめて終演、その後に校歌斉唱・パフォーマンスと、フォーマットが完全に確立した感があります。

ネタバレBOX

第一幕で、主人公が何故「最凶ガール」なのかを丁寧に描写をしたところが良かったです。話に説得力が増しました。
鼻毛のくだりは見事でした。

第二幕の話がわかりにくくなってしまったのが惜しかったです。幾つかの謎を一気に解決に向かわせようとするところで、ややこしくなってしまいました。
ぬれぎぬ

ぬれぎぬ

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了

満足度★★★

なんとなくモヤモヤ感・・・
役者さんの演技がしっかりしているので、安心して観ていられます。
しかし、”特区”の設定の必要性がよくわかりませんでした。

ネタバレBOX

不倫に関して揉めるのであれば、浮気OKの”特区”の設定は不要では?また、民間が刑務所ビジネスに参入するには、別に”特区”である必然性は無いわけで、なぜこの設定になったのか・・・?
更に、ラスト10分になって新たな謎が入って、そしてそれを直ぐに収束という目まぐるしい展開が急すぎました。

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