毒舌と正義 公演情報 ワンツーワークス「毒舌と正義」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    さすがという感じ
    別に教育界の問題を捉えて云々といった内容ではなく、とある教師の意地の物語。修学旅行の宿泊先で起こった事件と、主人公の教師にまつわる案件が次第に絡まっていきます。
    丁寧でしっかりとした台本、きちんとした演技、作りこまれた舞台美術など、高いレベルで見事です。さすが実績のある方々の芝居です。

    惜しかったのは、肝心な所で台詞を噛むのが散見されたこと。自然な噛み方ならよかったのですが、ちょっと目立ってしまいました。とはいえ観劇したのが初日だったので、二日目以降は無くなると思います。

    ネタバレBOX

    生徒の起こした二つの事件が最後に阿久津教諭に結びつく展開は見事でした。ただ、教頭が人事権を持っているかのような描写は疑問符が付きます。体制側の人間として教頭しか出せなかったのでしょうが、本当は理事とかになるのでしょう。

    複数の場所を同時に描写する手法は最近よく見かけますが(私がたまたま見るのか?)、惜しいと思ったのは鬼海教諭が途中から入って来たこと。どうせなら最初からベッドに寝ていたほうが、統一が取れました。

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    2014/06/07 01:35

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