
纏わるは、
秘密のユニット
エリア543(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/02/20 (水) 19:30
価格2,500円
初日を観劇。
新進気鋭の監督が撮った昔のピンク映画、という趣。映像っぽい脚本でありながら舞台でやるべき内容で、こんな本が書けるのが羨ましい。
役者も良い人が揃っている。

刑事物語
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
高田馬場ラビネスト(東京都)
2019/02/05 (火) ~ 2019/02/12 (火)公演終了
鑑賞日2019/02/06 (水) 19:00
価格3,500円
英語版を観劇。舞台というより映画の作りであり、字幕を追わせるというのもなかなか挑戦的。
凄惨な描写が山盛りで終始シリアスな筈なのだが、あのラストはどうリアクションしたらいいか悩んでしまう…
でも、とにかく良い役者さんが揃っている。鴻森久仁男さんは勿論、塚田詩織さんがよいのは知っていたが、今回初見の新早由季さんが特に良かった

迷路みたい
青色遊船まもなく出航
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/01/31 (木) ~ 2019/02/03 (日)公演終了
鑑賞日2019/01/31 (木) 19:00
価格3,500円
フライヤーのデザインに騙されたと思わせる、暗く重苦しい世界観。ですがそれを美しく描きます。綺麗だけど綺麗事ではない、生と死の物語

次回作!
SoloSoloProject
シアター風姿花伝(東京都)
2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/25 (金) 19:00
価格3,500円
Bチーム観劇。再演ということもあってか、話がまとまっていてわかりやすい。また、各登場人物のキャラも明確になっている。
惜しいのは、イイ人ばかりで対立構造がほとんど無かったことと、尺が長いこと。
主人公のいない群像劇のようなので、各人の方向性が同じではご都合主義に見えてしまう危険がある。
尺についても、各シーンをもっと短く表現できればよかったのにと思う

『天国への登り方』
アマヤドリ
あうるすぽっと(東京都)
2019/01/24 (木) ~ 2019/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/01/24 (木) 19:30
価格2,500円
初日に観劇。内容的に、もっとどんよりしたものを予想していたが、意外にライトでポップな雰囲気だった。あうるすぽっとという大きな劇場で、そのサイズに合った演技がなされ、群舞も含めよく出来た作品だったと思う

『死が二人を分かつまで愛し続けると誓います』 『二度目の蝶々は遠回りして帰る』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/01/17 (木) ~ 2019/01/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/01/18 (金) 19:00
価格4,000円
「二度目の蝶々は遠回りして帰る」初日を観劇。
初演はDVDで観たが、変更を加えながら色々と改良されている。これはなかなか難しいこと。なのにさらりとやってのけている(実際には大変なんだろうと想像)。
一見、本筋と関係無い話が始まっても、きちんと本線に戻ったり、前フリがあとから効いたり、短いシークェンスの中に多くの情報が詰め込まれていたりと、よくできたお芝居で勉強になる。
さすが3ヶ月前からチケット完売だっただけのことはある

島田のかなまら祭りDX
宇宙論☆講座
スタジオ空洞(東京都)
2018/12/28 (金) ~ 2018/12/30 (日)公演終了
価格2,000円
相変わらずの音楽を悪用した、あとに何も残らない芝居。
であるが、初日だったせいか今ひとつ突き抜けていないように感じた。
飲酒回を終えた後なら、出来は変わるのかもしれない

と呼ばないで
劇団テアトルジュンヌ
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/22 (土)公演終了

happiest
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/18 (火)公演終了
満足度★★★★
価格2,800円
”観劇おじさん”という、世間一般では認知度が低いであろう存在を題材に選んだのはチャレンジングでしたが、全体として丁寧に作られた芝居であり良い作品でした。役者さんの演技もしっかりしています。

揺れる中吊り
ガラ劇
明石スタジオ(東京都)
2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/12/01 (土) 14:00
価格3,800円
ガラ劇は初見なのですが、完全にやられました。凄いの一言。こんな芝居を毎回やっているだとしたら驚き。
昔ながらの小劇場テイストの演劇でありながら、ただ古いというわけではない、独自のテイストを持っています。
この感じの芝居をするのに、役者さん達が全員上手いというのも驚愕。生演奏の音楽の絡め方や照明効果など、演出に最早一部の隙も無くて見事でした

この星に生まれて
アンティークス
「劇」小劇場(東京都)
2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
鑑賞日2018/11/29 (木) 19:30
価格3,800円
Bプログラムを観劇。
何本かのオムニバスでしたが、オムニバスにする必然性があったのか少々疑問です。表題となる「この星で生まれて」の尺がやや短いため、他のエピソードをくっつけたという印象です。
役者陣そのものは特に問題無いのですが、人によってスキルを生かし切れていない役者さんがいるなと思うところは残念です。

センチメンタル・ジャーニーズ
guizillen
サンモールスタジオ(東京都)
2018/11/22 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/11/26 (月) 19:00
価格3,300円
Aチームを観劇。
とにかくパワーで押し切る力技で、確かに固定ファンがいるのも頷ける。
話の内容は似たような映画もあり古典的とも言えるが、役者の頑張りが光る演劇

動物倉庫
劇団サイドビジネス
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/10/12 (金) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
鑑賞日2018/10/12 (金) 19:30
価格2,200円
初日を観劇。
設定は現代らしいが作風は随分と昔風である。それを是とするか否とするかは観る人によって違うであろう。
鳥屋原理子さん、活躍していた

吸血鬼監査課 神威
劇団 FIREBALL
TACCS1179(東京都)
2018/10/11 (木) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
鑑賞日2018/10/11 (木) 19:00
価格3,300円
初日を観劇。吸血鬼が人間と共生している日本という、パラレルワールド・ファンタジー。殺陣もあり、盛りだくさんな内容。ただ、設定が色々あり過ぎて説明に時間を要したり、台詞だけでは結局わからないところがあったりしたのが惜しかった。
役者では稲森春陽さんが声もよく通り、立ち姿も良かった

想稿 銀河鉄道の夜
ことのはbox
新宿シアターモリエール(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
鑑賞日2018/10/10 (水) 19:00
座席F列13番
価格4,500円
初日を観劇。元は割とシュールで面白く作るのはなかなか難しそうな作品だが、本公演では歌とダンスを多く取り入れて観やすい舞台となっている。
ジョバンニ役の春名風花さん、丁寧な演技と、よく通る声で、良い役者さんだった。
少女役の碧月あいさんもはじけっぷりが良かった

ビューティーコロシアムの憂鬱
劇団森キリン
ライブハウス 新宿SAMURAI(東京都)
2018/09/27 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
鑑賞日2018/09/27 (木) 19:00
価格3,500円
初日を観劇。何とも言えぬ暗目でもやもやした話。誰かが主役というわけでなく群像劇っぽくなっているが、もう少し各登場人物の掘り下げが欲しかった。楽曲も、あと2曲ほどあって話の展開に合わせられればもっと良かったと思う。

「プロミスト・ランド」
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2018/09/13 (木) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
鑑賞日2018/09/14 (金) 19:00
価格3,800円
詩と演劇の融合、ファンタジーでありながら現実的という、二律背反を見事に結実させた。演出・日疋氏の手腕もさることながら、役者さん達の努力の賜物であろう。
初演も観ているが、印象は全く違う。洗練され、より観やすくなっている

さよならサムゴー 再会
サムゴーギャットモンテイプ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/08/29 (水) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/08/30 (木) 19:30
価格3,300円
面白い。良く出来た群像劇。構成が見事で、キャストが20人以上いるのに一人一人がきちんと描かれ、物語が破綻せずにきれいにまとまっている。過度にエモーショナルにならず、それでいて心動かされるのは役者陣が達者だからであろう。小劇場演劇の良いところが詰まった作品。

【当日券有〼】セメント・モリ
肉汁サイドストーリー
DustBunnyARAKAWA(八広)(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
鑑賞日2018/08/25 (土) 16:30
価格2,500円
会場のロケーション、周囲の雑音が音響がわりで、照明は自然光のみ、といった特質は舞台向けであったが、内容は多分に映像的である。映像で作ってしまうと即時性が失われるという意味では成功作と言えるが、各登場人物が劇中で変化しなかった(アベは変化したようだが、演技的には変化なし)のが少し物足りないところであった

『首無し乙女は万事快調と笑う』&『漂流ラクダよ、また会おう』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2018/08/10 (金) ~ 2018/08/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/08/10 (金) 19:00
座席Q列7番
価格5,000円
「首無し乙女は万事快調と笑う」初日を観劇。
良かった。130分という長尺を全く飽きさせない。
谷口賢志氏の硬軟切り替える見事な演技に驚愕。最後の姿は本当に胸を打つ。
全体的には非常にシリアスで重苦しい話なのに、ふざけたシーンが同居できるというのは全くもって不思議である