+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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戦国MASARA!

戦国MASARA!

よろずやポーキーズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★

う~ん。。。
全体を通して、ストーリー、アクション、衣装、すべてにおいて。
これといって良くも悪くも、何も残るものがありませんでした。
久しぶりに、無でした。

協走組曲 -TOUR-

協走組曲 -TOUR-

ステージタイガー

松原市文化会館(大阪府)

2014/01/18 (土) ~ 2014/01/18 (土)公演終了

満足度★★★★

また変化を遂げた
初めての大舞台での協走組曲。
登場人物数がごくごく少ない作品ながら、役者は固定されておらず。
幾通りもの配役が存在する。
今回の配役で一番いつもと違う感を覚えたのは、わたしの中ではハジメで固定されていた白井さんがミライだったということでしたが。
そこはそれ、怪優っぷりをいかんなく発揮されておられました。

登場人物が少ない、ゆえにあの大きな舞台を、しかも素舞台ででカバーしきるのはなかなか難しそうで。
もういっそのこと、端から端まで使うよりも中央寄りでやってもよかったかも。
それでもあれだけ走り回って、尚且つ息切れすることも芝居がブレることもなくやりきれるのは、さすがタイガー魂!

今回はツアー、長崎と2都市公演。
願わくば・・・・長崎までついてゆきたかったですっ。

こりす池のともぞう

こりす池のともぞう

コトリ会議

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★

ちゅんちゅん
劇場に入った瞬間から、その素敵空間に、わぁ!と言ってしまいました。
場内、鳥のさえずりや羽ばたきが流れていて、とっても癒し空間。
これまで、比較的こじんまりとしたところでしか、コトリさん観たことなかったので。
今回芸創という比較的広めな空間で観るコトリさんは、どんなかな~?という期待感もあったのですが。
ど真ん中にでかでかと配置された池が!
広々空間を、せっかくだからと言わんばかりの使いっぷり(笑)


時代劇、コトリさんがやるとどんな時代劇になるのだろうと。
SF要素もあったり、彩る台詞はいつもの独特な面白さのある台詞回しで、コトリさんカラーあふれるオリジナリティのある不思議な感覚のする時代劇でした☆

惜しむらくは・・・少し長かった。
人の心と心のやり取りをしみじみ感じられるとても良いお芝居だったのですが・・・。
もう少し、ぎゅっとしてた方が集中して観られたかな~と思います。

のにさくはな

のにさくはな

桃園会

AI・HALL(兵庫県)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/10 (月)公演終了

満足度★★★

タイタス・アンドロニカス
なにひとつ、明確にされた事柄はない。すべてが曖昧。
観ていくうちに、脳内に今この目で観たものが蓄積されていって、カタチを成してゆく。
その感覚に、ライブ感を感じました。
ぼんやり観ていたのでは何もわからない、与えられるがままでは何も得るものはない、そんな演劇かなって。



ネタバレBOX

シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」
きっと、原点を知っているのと、知らないのとでは、見え方がまったく違う。
知らないわたしには、きっと流れてとどまらなかったものがあったに違いない。
それが、ちょっと心残り。
映画化もされているようなので、ぜひとも観たい。

広いアイホールの舞台を、綺麗に観せてました。
場面転換が、そのまま舞台上で、同時進行で。
大人数でもまったくごちゃごちゃ感なく、すっきり。

その大人数での、合唱。
これが・・・もう素晴らしく美しく。
歌いながら何かするわけでもなく、客席に向かってキャストがずらっと整列して虚空を見つめ、歌いあげる歌声が響きわたる。
合唱パートは芝居の合間合間に数回あり、それは素敵な時間でした。
ウチの親父が最強

ウチの親父が最強

梅棒

HEP HALL(大阪府)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしきダンスパフォーマンス
初めての梅棒本公演観劇でした。
すごいですね、あんなに最初から最後まで、ダンスダンスダンスだとは思ってませんでした。
日本一を獲った集団とは、かくも高度なものなのか!というのを、目の当たりに。
そこには、まさしくまぎれもなくダンサーしかいなかった。
素晴らしかったです!

最初からフルスロットルで飛ばしっぱなし。
その動きは、速く、かつ軽やかで。
ジャンプされると、それはあまりにもふわっと高く、まるで背中に羽根でも生えているかのよう。
速さは、神業の速さで、人間ってそんなに速く動けるんだ・・・って(笑)
しかも、冒頭からラストまでそのキレは変わらず、クライマックスのこんな終盤からまだそんな動きを見せてくれるのか!と驚いたほど。

気が付けば自然と涙が頬を伝っていて、舞台から発せられるパワーを全身で浴びた思いです。
ありがとうございました、最高に素敵な舞台でした。

ネタバレBOX

芝居とダンスパートが分かれて存在していたりはせず。
ある家族の歴史、ひとつの物語を、まったくセリフなしに、全てダンスで表現するというノンバーバル芝居。
しゃべらない、ということを徹底して貫いていて、その徹底ぷりは、一部挟むセリフは吹き替えしていたほど。

音楽の選曲がまた良かった!
いかにもダンス曲というものはほぼなく、タイトルがわかるものはごくごく一部だったのですが、どれも「あっこれ好き」って感じの曲ばかりでした。
そのうちの一曲を、おもむろに手にした買い物カゴから取り出した、まさかの長ネギに仕込んだマイクで生歌披露されていた今人さん、上手すぎて、サイコーでした(笑)

キャストは、正直、全キャスト、ハイレベルで素晴らしかった。
お名前とお顔が一致してないので、どなたのどこがどうとまでは述べられないのですが・・・。
小さい女の子、彼女、小学生くらいなのかと思っていたら・・・脅威の中2。
あまりにも表現豊かかつハイテクニックで、なるほど、と実年齢に納得(笑)

ネギマイク熱唱、エロ本争奪戦、ヤクザとの闘い・・・見どころは満載、というよりむしろ全シーンが見どころ。
その中でも、ポールダンスに圧倒されました!
あんなHEPの天井ギリの高さからの景色ってどんなんなんだろう。
そんな高所でもゆるぎないパフォーマンス、ポールを軸にしたポールとの一体感、それを支える筋肉。圧巻。

また、あの中に、大阪から旅立っていった永井さんが入っていた、というのがなんとも嬉しかったです。
舞台上の永井さんのダンス、久しぶりに観ました。
わたしが初めて永井さんのダンス観たのは、ダンス公演ではなく、芝居中の1シーン。
あの日もかっこよかったけれども、やっぱりかっこよかった。
大阪ではなかなかもう観られなくなってしまうのかもしれないけれども・・・観られて嬉しかったです。
暗闇のもぐら

暗闇のもぐら

イチハラ会

金毘羅 FreeStyleStudio(大阪府)

2014/01/17 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

秋葉原無差別殺傷事件
テレビでの報道を観て、こんなことが現実に起こるのか・・・と衝撃を受けた、6年前のあの事件。
あの事件が元になっているお芝居。
まだ二回目のイチハラ会観劇なのですが、過去公演でも実際に現実で起こった事件を、櫟原さん的に掘り下げている作品が多いらしく、今回も。
しかし、凄惨なばかりではなく、かなりの部分で遊び心が盛り込まれていて、緩急のバランスが良く。
特に米山さんオンステージ部分は、もう彼女はほんとうにイベントやったらいいのに、むしろやるべきだ、と思いました(笑)

ネタバレBOX

アイドル好きで広く知られている、米山さん。
その彼女が地下アイドルに扮し、チラシで着ているようなビラビラ衣装を着て歌い踊りMCをする姿。
来るべき時が来たな・・・と思いました(笑)

お芝居は、その地下アイドルのライブシーンから始まる。
そこに来ていた唯一の客が、突然包丁をアイドルに突きつける、殺傷事件の彼。
事件を起こす前、トラックで秋葉原の人混みに突っ込む直前のお話。
あれ、そういえば、なんであの男はライブに来たんだったっけか・・・思い出せない。

縛り上げ包丁を突きつけることがきっかけで、彼はアイドルと対話を始める、自分のやろうとしていること、抱えている心の傷などを語り始める。
このアイドルが、縛られ包丁つきつけられてるのに、強い。
彼が弱いところを見せ始めたとたん、キレて、方言で彼を罵倒し始める。
アイドルの怒りは、わたしの怒りでもある、アイドルだって本当は強いわけじゃない、でも頑張って生きてるんだ、最高に共感でした。
誰でも乗り越えて歯くいしばって生きてるんだよと。
うだうだ、うだうだ、自分だけ辛い、自分だけ可哀そうなんて思ってる人間、大嫌いだ。
わたしが彼に言ってやりたいこと、全部言ってくれたから、そりゃあもう拍手喝采したいくらい、すっきりしましたよ(笑)

最後、アイドルは彼に、友人になろうと言う。
優しい子だな・・・と思いました。
分かり合えた、分かった、そして分かってもらえた、その喜びでキラキラした笑顔で、人生賭けた彼女の初ライブの、唯一の客だった彼に、最期まで楽しんでいってくれとマイクを持つ。
その彼女に、彼は背を向けて去ってゆく、秋葉原へ事件を起こしに。
その出て行った無人のドアへ向けて独白する彼女の、あの表情がたまらなかった。

解釈は様々な部分なのですが・・・わたしは彼は事件を起こしたのだと思ってます。
最後に入ってきた客は、戻ってきた彼ではなく、別の人。
心を込めて伝えた思い、言葉は、それでも彼には届ききらず、彼はやはり行ってしまったのだと。
どんなに伝えたいと思っても、届かぬ想いがあるのだという哀しい現実。
それがたまらなく胸を締め付けられ、そしてリアルだとも思いました。


姫首輪

姫首輪

チャイカ

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2014/01/31 (金) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★

2作品観ました。
全部で5作品の短編が上演されている今回の公演。
そのうち、『皮膚と心』と『トイレの穴子さん』はどちらもインディペンデントトライル参戦時に観ていました。
ので、残り3作品の中でまだ観ていない作品を集中して観られ、うち絶対観たい作品が観られる日時を選択した結果、『来たぞジャイアン』『少女地獄』を観劇。

ネタバレBOX

『来たぞジャイアン』は、なんせジャイアンなので、アニメチックなコミカルなものを想像していたのですが、意外や意外、比較的落ち着いた感じの朗読劇でした。
あれは何線になるのかな、御堂筋線かな?
馴染みのある駅名が続々登場、電車沿線巡る芝居。
どうせなら、もう少し各駅の特色を盛り込んでも、旅情が出て面白かったかも。
いずれにしても、各駅に馴染みがないと、わからないのではありますが。

『少女地獄』、これを楽しみにしてました。
やはり、辻野さんは着物が似合う。
そして、『皮膚と心』でもそうなのですが、こういう妖艶な芝居が似合う。ド迫力。
さらにピアノの生演奏がお芝居の雰囲気を盛り上げていて。
音色がとても美しく、いつまでも、いついつまでも聴いていたい、そう思わされる素敵な演奏でした。
上田ダイゴ×泉寛介(baghdad cafe')トークライブ

上田ダイゴ×泉寛介(baghdad cafe')トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/01/28 (火) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

爆笑!!
普段の泉さんを知らない人は、バグのイメージだけでいらっしゃった方が、もしkたとしたら、とんでもない衝撃が走ったことでしょう。
いや~、おもしろかった!!
正直、相方をとっかえひっかえしてきたこのトークライブシリーズ中、今井さんに次ぐおもしろさ!
この人、作演なんですけどねぇ、芸人顔負けな腕前やった(笑)

各方面から期待をされ・・・いや、恐れられていた、ぶっこみトークはいっさいなし。
エロトークも、ごくごく、ごくごく、薄く控えめ。
主に、自身の身を切り笑いをとる、笑いとしては正統派。
しつこいようですが、作演とは思えない、サラリーマンとは思えない、笑いへの貪欲さがサイコーでした☆

次回の相方は、二朗松田さん。
次も楽しみだ!!

ネタバレBOX

泉さんのパブリックイメージとしましては、基本やはりエロ、変態が挙げられる。
いや、これも一部地域のことでか(笑)
わたし個人のイメージとしましては、とかく居心地の良い人、とても頭が良くて話しやすい人。
今回のトークライブで、そこに、思った以上に適当、思った以上に天然、という印象が加わりました(笑)

このライブで確立した持ちネタ、「山根」。
隣に山根となる人がいないと成り立たないという弱点があるので、その山根の役割は主にバグ3代目主宰が負うことになるのでしょうね☆
Lumiere Dungeon

Lumiere Dungeon

壱劇屋

門真市民文化会館ルミエールホール・大ホール(大阪府)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/24 (金)公演終了

満足度★★★★

まさしくダンジョン!
全部で3部構成、いやある意味4部構成!?
とかく楽しかったです、観劇をしに行ったというよりは、壱劇屋プレゼンツ・ルミエールホールアトラクションで遊んできたという感じ☆
あんなに劇場のありとあらゆる空間すべてを使い切ってる公演観たのは、初めてです!

ネタバレBOX

受付直後からもう始まってました。
ロビーにはびっしり立体巨大迷路が建て込んであり、遊園地みたい。
知り合いと一緒に、迷いながら探索しました。
ちなみにこのダンボール迷路、ホールさん所蔵のものだそうです。
なんで、こんなの所蔵してんだ。。。

迷路抜けると、受付で渡された番号札のカラー毎に、二手にグループ分け。
次の第1部を一緒に参加するグループの人々が全員迷路を抜け出ててくるまで、待機。
第1部は、案内人に扮した劇団員さんに先導され、ルミエールホール内をくまなく歩き回ります。
階段、廊下、大ホール2階席、わたしひとりなら迷子になれそうです。
大ホール2階席では、もう一方のグループとの遭遇もあったり、あぁ別のグループはどういうルートをたどったのか体験してみたかったなぁ。
普段、劇場をこんなに探索できることなんて、ない。
ましてやわたしは一般人なので、関係者以外立ち入り禁止区域など、絶対行くことはない。
貴重な体験。わくわくしました。

第2部は通された瞬間には、練習室的な場所なのかな?と思っていたのですが・・・。
なんとなんと、舞台上!
幕を下ろした舞台に客席が組んであって、舞台袖から入りました。
その舞台上で、ちょっとお芝居をして・・・確かこの第2部で合ってると思うのですが、記憶が曖昧ながら。
幕を上げて、次に舞台上から客席を観ることに。
あのひろ~いルミエール大ホールの客席を、裏方区域まで使ってくまなく駆け回ってました!
そこで終わりません、さらにみんな揃って大移動。

第3部はいよいよ、きちんと大ホール。
今度は観客が正しく客席に座り、舞台を観る。
つくずくすんごい使い方するもんだ・・・壱劇屋の攻め方、半端なし。
第3部で最大に印象的だったのは、ニンジャーライト!
ルミエールって、こんなもんまで備え付けてあるんだな・・・そしてそれをしっかり使う目のつけどころ!

ぶっちゃけ、ストーリー自体は心に残らない。
むしろもうお話は、もはや添え物状態で。
すべては、ルミエールホールをとことんどこまでも使い切ったユニークな壱劇屋プレゼンツショータイムが見事でした!
娘たちのうたわない歌

娘たちのうたわない歌

坂本企画

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2014/01/25 (土) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

初めての坂本企画さん
前々から気になっていた坂本企画さん、初めて観劇。
白い衣装を身にまとった娘たち。
何かを擬人化した姿なのかなと思ってみたのですが、どうやらちゃんと人間らしく。
白、とても象徴的でした。

ファンタジー、というよりは、神話のような雰囲気のお話。
高潔な理想を高らかにうたいあげながら、その裏の現実にも焦点があてられてて、お綺麗なだけじゃないのが良かった。

残念だったのは・・・ことば。
台詞が台詞なままで、胸に響いてこなかった。
音としても、何を言っているのか聞き取りにくい部分が多く、段取りめいていて、届いてきませんでした。

ネタバレBOX

三人の白をまとった娘たちが、とかく可愛かった。
若くて綺麗な姿というような劇中の台詞が、説得力のある姿(笑)
水木たねちゃんの、ドレスをまとい、腰に西洋風の剣を帯びた姿が、ヴァルキリーのようで、神々しく美しくかっこよかったです。
マクベス書き直し

マクベス書き直し

毛風

【閉館】カラビンカ(大阪府)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

マクベスのようで、マクベスでない
仮タイトルに、マクベスとあった。
でも観てみると、まったくマクベスではなかった。
でも後から聞くと、マクベス的要素はしっかり盛り込まれてはいたらしい。
しかし、観た後の印象としましては。
とくに内容はない、ただ4人の男女の雰囲気が会話が面白い芝居、そういう印象でした。

ネタバレBOX

開場から開演までの間、会場内では男がずっとノートパソコンでタイピングし続けている。
その光景を眺めながら、パソコンで何してるんだろ?何してる設定なんだろ?、どういう話になるのかな~マクベスってどんな話やったっけ~?など、ぼんやりこれから観る芝居について思いめぐらせて待つ。
その間に、はっ!と、タイトルを目の前の光景が繋がり、そうか!今この男は『マクベス』を書き直しているのか!と(笑)
そんなわけで、その書き直していた男、彗星マジックの小永井コーキさんだけ、本番長かったという。

劇中は、もうあれやこれや、やりたい放題。
実際にガスコンロで鍋で湯を沸かし、いろんな調味料、食材を放り込んで鍋を囲む。
会場内にはやたら良い匂いが漂い、食欲そそられる、そそられる。
鍋ってかほぼ湯豆腐でしたので、これのせいでわたしの中で湯豆腐ブームメントが巻き起こってしまって困りました。
でも予想はついている、あの良い匂いほどには、実際はおいしくはないはずだ。

その煮えたぎった鍋から熱湯撒き散らかしたり。
野球拳でパンイチになったり。
どこまでやったら叱られてしまうのか、への挑戦でもしているかのような、やらかしっぷり。

出演者4人中、3人が男性、1人が女性、4人は同じ演劇サークル所属。
どうやら女性はその3人全員と、そこそこややこしい間柄にあるような雰囲気らしく。
それはそれは可愛らしかったのですが、こういうのをサークラというのだそうです。
サークルクラッシャーを略してサークラ、この単語初めて知りました。

この4人のやり取りに、マクベス的要素が盛り込まれていたらしく。
実際マクベスの一節を劇中で読み合わせていたりもしましたが。
わたしにはいまひとつピンときてなかったのが、ちょっと悔しかったりでした。
上田ダイゴ×勝山修平(彗星マジック)トークライブ

上田ダイゴ×勝山修平(彗星マジック)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/09/24 (火) ~ 2013/09/24 (火)公演終了

満足度★★★

LOCKUP TALK企画始動!
そうですね、そういや~毎週ツイキャスを聴いてるおかげで、フリートークというものはよく聴いてる気がするのですが。
勝山さん、ちゃんとしたトークライブっていうのは初かも?
まぁ、いつも通りの勝山さんでした(笑)
ちょっと世情に疎い浦島さんなところがばれてしまったり。
ちょうど本公演前だったので、出演者ご一行が優しい援護射撃をしたり。
優しくないファンからは、むしろ爆弾を投げられたり。
とっても楽しい時間でした☆
来場者の声の中に、勝山くんのイメージが変わった、思ったよりブラックだった、という声があり。
むしろ逆に、そうではないと思われていたらしいということが、軽くカルチャーショックでした(笑)

上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/10/22 (火) ~ 2013/10/22 (火)公演終了

満足度★★★

劇団SE・TSU・NA
わたし、劇団SE・TSU・NAさんは一回しか観たことないのです。
なので、もちろんその作演の中神さんがどんなお方なのかも、存じ上げず。
いや~なんか、ブラックな人やなぁと(笑)
ダイゴさんとのトークライブは、すでに何度かこなされているだけあって、なかなか手慣れた感もありつつ。
やっぱ基本的に、作演される人って、頭良いよな~なんて思ったりしました。

上田ダイゴ×サリngROCK(突劇金魚)トークライブ

上田ダイゴ×サリngROCK(突劇金魚)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/11/26 (火) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★

突劇金魚の美人さん
基本、語尾が間延びするという話し方。
普段フリートークをしている姿など、そうそう拝見する機会などないので存じませんでしたが、確かにのびる、のびる(笑)
ただ、何か差し迫った状況になった時だけは語尾伸びない、それてリラックスするとやはり伸びる、それがあからさまでわかりやすくっておもしろかった☆
フリートークで、それだけ差し迫った状況に陥るということ自体、どうなんだろう?
なんか何やらダイゴさんに、無理やり女の子が好きキャラを設定されかけてましたが、その後どうなんでしょうね、目覚められたのでしょうかね~?(笑)

上田ダイゴ×鈴木径一郎(sputnik.)トークライブ

上田ダイゴ×鈴木径一郎(sputnik.)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/12/17 (火) ~ 2013/12/17 (火)公演終了

満足度★★★

ナイスキャラでした。
このトークライブの直前くらいに、鈴木さんが脚本をされた、毛風『マクベス書き直し』を観ました。
こんな芝居を作られるかたは、いったいどんな人なのか・・・と興味津々でのトークライブ。
鈴木さん、面白い人でした。
ニュートラルな表情が、基本ドヤ顔での微笑みというあたり、ただものではない。
所属劇団のsputnik.は、毎公演作家が変わるそうで。
観に行っても、必ずしも鈴木さんの作品というわけではないそうですが・・・。
それでもsputnik.本公演、いつか観に行きたい、と思わされました。
たぶん、火曜日のゲキジョウで一回観たことがあるだけだと思うのですが、本当にそうなのか、それすらもいささか記憶定かではないので(笑)

第6回公演「田所クライシス セカンドインパクト」

第6回公演「田所クライシス セカンドインパクト」

Artist Unit イカスケ

王寺町やわらぎ会館(奈良県)

2014/01/18 (土) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

田所さんって
田所さんって名字、どちらかといえばそんなにメジャーじゃない、と思うのですが。
あえての田所さん推し、田所さんという名字にいったいどんな思い入れがあるのだろうか。

そんなことはさておき(笑)
いきなり突拍子もない骨董無形な怪盗集団の解散会議から話は始まり。
そこからまさかの現在、過去、未来をまたにかけた、陰謀渦巻く壮大な物語に。
意表を突く展開につぐ展開だったにも関わらず、まったく話は破綻しておらず、しっかりまとまっていて。
しかもさすがコント職人でもある青木さんの作演、細かいところに放り込まれてくるネタがおもしろい、おもしろい。

あんなにおもしろい舞台やったのに・・・油断して途中何度か意識を失ってしまったのが悔やまれてなりませんっ。
王寺町やわらぎ会館、初めて行きましたが、めっちゃ良い劇場でした・・・ふかふかの椅子に寛ぎすぎました・・・。

Dear friends (大阪)

Dear friends (大阪)

劇団6番シード

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ほっこりあったかホームドラマコメディ
そこに集う住人は、家族ではない、赤の他人同士。
しかしまぎれもなく家族でした。
そんな一癖も二癖もある人々が織りなす、ドタバタホームドラマ。

その年毎の様々な春夏秋冬の季節、5年の月日が描かれていて。
その流れる時間、変わりゆくもの、変わらないものが、またなんともいえずせつない。
だいたい西暦2000年前後が舞台の時代設定だったのですが、その当時流行っていた歌が、各季節の最初に流れて。
自分のその時代を思い出したりもしつつ、「懐かしい」という感情が効果的に喚起されました。

カーテンコールの挨拶で、大阪と東京の笑いの違いを意識した、とおっしゃっておられまして。
その辺り、どう変化させたのか気になりつつ。
ツボ突かれるツッコミ満載で、とても面白かったです。

20周年か~長いですね。
わたしが6番シードさんを観始めたのは、わたしの浅い観劇歴に見合ったごく最近、ここ数年のことですが。
畳みかけるようなサスペンスコメディや、胸を突くシリアスストーリーなど、色々な作品があった中。
20周年記念の作品が、こういう各劇団員さんをじっくり堪能できる、そしてぬくもりのある幸せな舞台になったのは、なんだかしみじみ良かったなぁと。
そして大阪来てくださって良かったなぁ、観られてよかったなぁと思います。

れみぜやん

れみぜやん

ピースピット

ABCホール (大阪府)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★

リバースキャスト初日
いまさらながらに、そうか自分が観たのはリバース、裏返しの方だったのかと。。。
『れみぜやん』は、キャストが裏表対比入れ替わりのダブルキャスト。
根底から覆るタイプのダブルキャスト制に、予定の都合上リバースしか観られなかったのですが、どちらも観たかったような、でも脳が、心が、混乱してしまいそうな。
それくらい、役が生きてました。
実力派揃いの役者さん達の渾身の熱演は、舞台に各登場人物の人生を降臨させてました。

ピースピットといえば、やはり豪奢な演出が話題になりやすい。
しかし、今回は芝居を彩る様々な装飾は小ネタ等も含め、控えめ。
物語、芝居、そのものが真摯に突き詰められ丁寧に作られていた感がありました。

それでも、もう勘弁してほしい・・・ってくらい笑かされるネタもありましたが(笑)
特にあの大女優の、あんな姿、あっぱれすぎです、素敵すぎです。

本家レ・ミゼラブルとの相違、そこにメッセージが込められているように思います。
観終わった後でも、そのあたりに想いを馳せると、まだまだ、まだまだ深く深く潜れそうで。
とても響きました、3時間が苦になりませんでした。
ありがとうございました!

ネタバレBOX

ラストシーンの石原さんの熱演に、やられてしまいました。
あのお父さんを演られた石原さんが、トゥルースでは警部に。
そして、リバースでは警部だった山浦さんが、トゥルースではあのラストシーンを演じるのかと思うと・・・。
やはり心が混乱してしまいそう(笑)
『ギア-GEAR-』Ver.3.70

『ギア-GEAR-』Ver.3.70

ギア公演事務局

ギア専用劇場(京都府)

2013/11/01 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

憧れだった『ギア』
観劇時の挟み込みを見るだに、評判を聞くだに、いつか観てみたいと思い続けていた『ギア』
やっとやっと観られました!

まるで、テーマパークのアトラクションで観ているかのごとし異空間。
舞台美術、劇場の空間、もう観劇前から『ギア』の世界に連れて行かれてしまいました。

『ギア』は完全ノンバーバル演劇、台詞は一切なし。
ひとりのドール、彼女を取り巻く4人の機械人形、彼らがパフォーマンスのみで物語をつづります。

4人の機会人形は、それぞれ得意とするパフォーマンスがあり。
マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリング。
それらの技術は、こんなの他で観たことない!ってくらいのハイクオリティで、圧巻でした!

そして全てを彩るプロジェクションマッピング。
これがもう素敵で、綺麗で・・・。

とても感動しました、夢のような時間でした。
また必ずやいつか再訪したいです!

レンアイ罪

レンアイ罪

茶ばしら、

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/01/18 (土) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★

レンアイ=人生
日常会話劇なのかと思って観ていたら、意外や意外ファンタジーで。
そうかと思えば、実はSFで。
設定もおもしろかったけども、なされる会話もコミカルで楽しくって、ちょいちょいツボを突かれてクスクス笑いながら、するする~っと観られました。

女子が集まると、っていうか集まらなくっても、女子ってあぁなんですよね。
話題がビュンビュン飛んでゆく。
思いっきり、自身にも心当たりがあり、あぁ~あ~って感じでした(笑)

しかし共感できぬのは、何故にそんなにレンアイにイキルのか。
ドラマでも、漫画でも、映画でも、現実のニュースでも、溢れてる。
レンアイで人生狂わしたり精神病んだり、レンアイこそが全てな人。
わたしにはわからない、なんでレンアイでそうまでなってしまうのか。
そして興味が沸く、わたしがレンアイをすると、どうなるのか。

ネタバレBOX

さすがあの上質コメディ芝居なガバメンツ所属な西岡さん、安定のボケでした☆
突劇金魚の山田くん・・・彼はイケメンなんだけども、まぁどうして、あぁいうゆるゆるサイテー男を演らせたら、絶品ですね!

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