夢遊病 公演情報 ひろきとぺーたん「夢遊病」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    幻想的世界
    人里離れた集落で暮らす、呪われた人々のお話。
    呪い・・・というよりは、人類が欲する特殊能力のようなもので。
    ちらりとでも胸の内で望んだことが、全て現実になるという。
    その能力を有するのは集落でただひとりに限られ、死をもって引き継がれる。
    移る相手は、一番愛する人。

    ちょっと映画『リング』っぽくもあり。
    でもあんなおどろおどろしたものではなく。
    登場人物たちの想いが交差する、とても切なく、儚く、幻想的な世界でした。
    姉妹ふたりが可愛らしくて、透明感があって、とても世界に合っていて良かった。
    太海くんが、哀しかった。こんな役も良い。

    そして、照明がとてもとても美しかったです。うっとりでした。
    照明の効果がとても高く、布で仕切られたジャン トゥトゥクーの中が映像も駆使されていたりしたこともあり、まるで別世界で。
    別世界に紛れ込んでしまったかのような、面持ちに。
    最初の紅い灯りに照らされた瞬間から、もう引き込まれてました。

    ネタバレBOX

    わたしが観たのは初日でしたので、他の回がどうだったのかはわかりかねますが。
    あのゲストコーナーは、いらなかった・・・。今西さんは、好きなのですがっ(笑)
    観劇中の心情として、あのシーンは不必要、むしろ邪魔と感じてしまいました。
    ゲストコーナー、もう少し違う形で挟めたら良かったのにな。

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    2014/05/10 14:02

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