黒木泰則の観てきた!クチコミ一覧

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幸福の黄色い放課後

幸福の黄色い放課後

キ上の空論

スタジオ空洞(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

例えるならオーケストラ
少しずつ登場する人物たちの、いくつものシーンが重なって、
最後に全体像が見えてくる様は、音楽でいえば個々の旋律が重なって
オーケストラへ姿を変えていくようなそんな感覚をおぼえました!

それだけで終わらず、変調パートや、ソロパートも忘れない
濃い(恋)高校生の物語でおもしろい。

面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】

面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー

新宿眼科画廊(東京都)

2015/04/21 (火) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

昭和チーム観劇
内容的には若い女性向けなんだと思いますが、仕事で悩んでる姿が自然すぎて本当に心配してしまいました。手書きの文字で少しでも相手を気に掛けることで、受け取った側は励まされるものだなと温かくなりました。

ラストの話しかける直前で終演するシーン、とてもドラマ的で好きです。

ネタバレBOX

かわわ(川原真衣さん)のいじわる上司役は嫌味感が3D的に飛び出してて面白い。でも後味悪かったりせず、とても楽しめました。

湯口光穂さんのコンビニ店員、スイカバーにチョコ入ってるくだりの間と言い方は秀逸◎ 
無表情や愛想笑いキャラで右に出るものはいませんね。

冬月ちきさんは佇まいや仕草とか、役が等身大に見えて、本当に心配させられてしまいました。 世の殿方が守ってあげたいと思ったことでしょう。
あと、新人のイケメン君と付き合わなかった点は男性に好感触です(笑)

小鶴璃奈さんは、トープレイメージがついてて“作・演”を越えてくる!と先入観あったのですが、深みのあるステキな大人の女性でした。
再攻撃 第一弾「まぼろし」

再攻撃 第一弾「まぼろし」

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/03/20 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

新生「まぼろし」
初演から再演までのリジッター企画の歩みが積み重なっての再攻撃、、負けず劣らずグロテスクはそのままに、より洗練され、身体表現も加わった新生「まぼろし」。あの衝撃は健在でよかった◎

初演から続投の馬渕史香さん、真嶋一歌さんは当時のインパクトは変わらず重みが増してよかった。さすがというべきか。 エロス役はあの御方が不在でどうなるのかと思いましたが、違うベクトルで存在感出ていて安心して観てられました。

終演後の物販にあったフテネコ(芦沢さんイラスト)ポストカード、ひとセットはまぼろしとコラボしていて、演目前半のコメディさと相まって微笑ましい◎

エビス朗読の会 終了

エビス朗読の会 終了

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

B深井&加藤チーム観ました
朗読劇だけど動きが見えて奥行きを感じる内容。
その上にメインの台詞が静かに主張し重厚な60分。

前半の物語、いい話なんだけどなんだかとても切ない。
あの後が気になります◎

プルーフ/証明(元田 演出ver.)

プルーフ/証明(元田 演出ver.)

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

若林さん&中村さんバージョン観劇
同日に元田さん 演出ver.を2つとも観劇。

同じ脚本なのに、メインのキャサリンの違いで受ける印象が異なり、
2時間40分の長丁場にもかかわらず、後から観たほうも新鮮に感じました。

「くろねこちゃんと・・・」もそうですが、大抵の人がとても身近な家族との
話なのに、ダルカラはとても深く見せてくれ、とても満足。

要所要所で姉への嫌悪と感謝と狂気を見せてた若林さんVer.、
中村さんVer.は嫌みのない屈託な笑顔と男前な憤怒が印象的◎

【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

新宿眼科画廊(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

1+1=5!
コメディタッチの笑いの中に、グサグサ刺さる要素が最後におとずれる。演者さんの出し惜しみないパワーが伝わってとても良かった◎

明け星の頃には ~セロ弾きのゴーシュ~

明け星の頃には ~セロ弾きのゴーシュ~

ゲンパビ

シアター風姿花伝(東京都)

2013/05/03 (金) ~ 2013/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★

金星音楽団
ゆったりとした音楽のもと「セロ弾きのゴーシュ」の朗読を聞きながら、くつろぎの空間を楽しむといった感じ(ゴーシュ自体は試練のお話ではありますが)。そして最後には気付きを与えてくれる。 しっかり堪能いたしました◎ 

ネタバレBOX

登場人物たちは中里秀明(ゴーシュ)演じる目崎さんの家を訪れ、何気なく会話していく様が、なにか目崎相談所のような感じがして、よい人柄がにじみ出ているなと改めて思いました。 今回の配役ベストだったかと。
アーサー・パイソン

アーサー・パイソン

.comet <ドットコメット>

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと懐かしいコメディ♪
本番中にアクシデントが発生して、なんとかムリクリ進めようとするドタバタコメディで、昔のお笑い番組とか思い出してしまいました。 

なんとかセリフを絞り出した結果、台本にない登場人物がワラワラ出てきて、観てる方はハラハラするところでしょうが少し弱かったかもしれません。 

終盤、堅物な財団の責任者演じる川船さんが、劇中劇の舞台上にあがってしまうところは面白い! 

裏方を走り回ってそうな演出助手役の山本舞美さん、ラストの語り部でしっかりとまとめあげていたのがいい。 それによりだいぶ全体の印象が良いものとなってました。 

実は友人の孫への贈り物だった展開に、ラストはこころ暖まる◎

猪突タッチアップ≪ご来場ありがとうございました!≫

猪突タッチアップ≪ご来場ありがとうございました!≫

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

猪突猛進!
野球少年マンガでおバカで熱血なヤツってありますが、まさにそれを具現化したようで、しかも女子がやってしまうところが面白い! 

時間堂の長瀬みなみさん出演の時点で、エヴァ冬月のセリフを借りれば「勝ったな。」という感じ。

マネージャーとファーストとの恋愛にまつわる鋭いボケ・ツッコミ、バッテリーのソフトボールにかける熱い友情、そして謎の顧問!!! と様々な要素が重なって、事態の根本は何も解決してないけど、明日に向かって突き進む、熱血・奔走部活動を体現していて、清々しく面白かった◎

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

「したごころ、」のゆくえは…
2013年バージョン「したごころ、」、話の内容は初演で知ってるのに新鮮に感じました◎ 

女性の真心に翻弄される、男達の哀愁感たっぷりなエビス駅前バーに今回も満足。 

でもやっぱり「下に心」ではhappyにはなれないのでしょうか? 
はやり「心は真ん中に」ということで笑

ネタバレBOX

楓子演じる根本さん、令嬢の雰囲気がとてもステキで街中歩いてたら振り返ってしまうと思われるほど(笑) 草平との別れ際、心情を絶妙なニュアンスで表現されていて、男性としてはちょっと救われます。 

正樹(まーくん)演じる伊丹さん、コワキャラがとてもフィットしてて、初めは嫌な人物だと感じさせますが、ラストは男性代表して男の哀愁を漂わせるといういいところ全部持っていってました!
DOLLY ~Faure:Dolly,op.56~

DOLLY ~Faure:Dolly,op.56~

年年有魚

RAFT(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

重奏により物語は濃厚に◎
女性の輪、女子会の楽しげな、かしましい雰囲気がとても自然で、どうやって台本つくられたのか気になるところ。 

ストーリーはシンプルなだけに女優陣の魅力が全面に引き出されていて客席へよりよく伝わっていたかと。

ピアノ演奏もとてもステキで観ていて楽しい公演◎

ブラック・サバンナ

ブラック・サバンナ

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

空間をも支配◎
郡舞は今回もスタイリッシュに!!! でもお話は浮世絵離れしていて、そしてラストは達成感があるようで実は冷酷! 

食物連鎖、弱肉強食、喰う者・喰われる者、人類とは?を問いかけた作品。 よい舞台を観ました◎  

ダルカラのえりっくさんは、目鼻立ちパッチリのベッピンさんですが、奥さまにするとコワイことが判明(笑)

夢のつづき

夢のつづき

(有)キィーワード

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/03/19 (火) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

実は、
当日パンフ見るまで、近藤サトさん出演なの知らず(笑) TVで拝見してた時はアナウンサーさんのなかでもクールでお堅いイメージだったのですが、舞台上ではサバサバした明るい女性を演じられてて意外性を感じとても好印象◎ 良いもの観ました! 形や道は違えど夢を追い続ける女性のたくましさが伝わるお芝居。

ネタバレBOX

ラストシーン、初見だからなのかもしれませんが“ここまではお芝居でした”と示唆しますが、そのまま終わった方がよかったように思いました。 

“芝居という夢はつづく”と表現したかったのでしょうか、演劇人でもない一般客からすると蛇足で何か陳腐に感じてしまいました。
ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

丁寧に丁寧に
抜そうな新人がステレオタイプを打ち破って、職場の事件を乗り越えるという王道なお話だけど、設定やストーリーが突拍子にならないよう丁寧に丁寧に描かれていて、役者さんも丁寧に演じてリアリティーがあり、とても面白かった! 

ラストシーンの“偽物を世に出した。でも私たち仕事したよね。”ってあの葛藤、、、モノをリリースしてる人達が一度は通る関門を描いていて、ハッピーエンドでなく現実的なところがまたいい。  自分の仕事と重ね合わせ何だか重苦しくはなってしまうけど笑

個性派遠慮なしな新人を演じた加藤なぎささん、持ち味を120%出していてとても良かった◎

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

3つの短編が溢れ出す
恋愛、友人、家族を題材にした3つの短編が、ラストにオトとコトバとカラダにより一気にあふれだして走馬灯のように駆けめぐるあの感覚、、、今回も神がかっていて凄い!!! 

ネタバレBOX

【あるコドバ】真嶋一歌さんの勢いにぴったりなコメディタッチな作品で中盤まではただただ面白く笑うばかり。 しかし終盤には失ったものの大切さにほろっとさせられる。 

【あるヒカリが在るケシキ】幼少から大人まで女子3人の友情物語。ギュッと凝縮しているにも関わらず、まいまい、きよちゃん、まるさん3人がホントに仲良く成長してきた感が出ていて、観ていてほほえましかった。 

【あるミライと、そのタもろもろ】とにかくお母さん演じる馬渕史香さんの“お母さんぷり”が半端無く出ていて、だから母は強いんだろうなと思わされたり。家族が不自然な理由や集まったわけが段々と明らかになっていく構成はよかった。

【あるオトによって生まれる、あるカラダがある】3つの短編の前後にもってくることで、後の本演目の濃さが観る人の想像をはるかに超越して、感動して涙すら出た。おいしい所を持っていく踊り手モーリーはさすがでした!
IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

王子小劇場(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

リアル回を観劇
明日誕生日とか30歳まであと4時間とか29歳役、冬月ちきさんのセリフがリアルな回を観劇。 

初演も観劇してますが、20歳から28歳までに積み重ねてきたものが29歳の彼女に折り重なり、そして29歳の彼女を後押ししてくれる様はやはり感動的。 

男女問わず、過去の自分に勇気づけられる作品かと。 

ネタバレBOX

24歳役斉藤麻衣子さん、勝気そうな雰囲気が20歳代なかばの波乱万丈な生活を思い巡らせるようでよかった。 

病気の28歳役土屋麻悠子さん、結婚式友人のあいさつがとても心に染みました。 

29歳役冬月ちきさん、凛とし過ぎずしかし落ち着いたたたずまいと、かすかに揺れる意中の人への想いが絶妙なバランスで、今回もステキでした◎
【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

【無事に終演しました】タイトル、拒絶【ご来場本当にありがとうございます】

ロ字ック

サンモールスタジオ(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇前に男性は心構えが必要か
今回もより一層女性の内面をギュッと凝縮したものを目の前に突き付けられ、男性としてはなんだかこころが苦しい。 ステキな男性が現れてハッピーエンドになるお芝居ではないけれど、そうなって欲しいな~と思うのは男のわがままですかね。 女性の独白を男性はもっと受け止められなければなと思わされたり。

とても泥くさい人間関係の舞台だけど、どの登場人物も嫌な感じがしなくて後味が悪くない。 それは良くも悪くもその人がその人なりの本音でぶつかっているからなのかも。 清々しいとまでは言わないけれど、力を出し切った感に包まれる。



【アフタームービー】「ワールド・ワールド・ワールド」  
劇団劇場で観た15分の劇とはまた違ったテイストで、いきなりラブホから始まらないところなんかは、なんだかドキュメンタリーを見てるよう。 
国分寺の大竹さんのキャラは強力☆ 

ネタバレBOX

マヒル役、堤千穂さんの笑ってなんとか生き抜いてやろうとする力強くも儚げな様は、その絶妙なバランスに目が釘付けに!!! 

桃尻犬主宰野田さん、20歳の国の国王竜史さんは矮小な男性がはまっててよかった! 

後ろを向いたままのシーンが多かったチカ役の大数みほさん、、ラストのシーンは光るものがありました◎ 

そして□字ック主宰、山レモンさんは自ら取っ組み合いの中心になったり、オープニングで露出なされたりと全力で、山田さんファンは大満足だったと思います!
^^ 
「テヘランでロリータを読む」

「テヘランでロリータを読む」

時間堂

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/01/19 (土) ~ 2013/01/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

四方はイスラム
少し昔のそれこそ昭和初期のような男尊女卑、表現の自由、貞操観念等々を背景に、男女がそれぞれの立場から自分の望むモノを主張してる姿には、革命を起こすかというほどのエネルギーを感じた! 

難しいけど良い舞台でした◎ 
しかし男はやはり、いつの時代もわがままなのかも(笑)

ヤーシー役の長瀬みなみさん、少し重たい劇中を声や雰囲気で
ホッと一息つかせてくれる嫌味のない可憐さが印象的。

魔法処女★えるざ(30)

魔法処女★えるざ(30)

劇団だるめしあん

タイニイアリス(東京都)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

新年から人肌脱ぎ!
新年早々、女性陣がビキニ姿とか華やかでいいですね☆ 

もちもん演目もライトにエッチででも直向きな、誰もが共感できて面白かった。 

猫役、丸石彩乃さんが秀逸◎

ゴリラと最終バス

ゴリラと最終バス

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

怒濤のごとくかつ颯爽と◎
年始から良いもの観ました! 

ガチャガチャ広げつつも、勢いよくリズミカルにコミカルに繋げていって、最後収まっていく感覚は鳥肌モノ◎ 

普段『観た方が良いよ』とか言わなのですが、今回は是非ご観劇を☆

ネタバレBOX

オープニングですが、暗転してから急に舞台上にキャストが現れるので「どうやってあの短い時間で登場したの???」と驚かされました!

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