タロウの観てきた!クチコミ一覧

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真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん

KUDAN Project

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★

最終公演、千秋楽。
ラストシーン。あぁ、これで終わるんだなぁと。
海外完全バージョン用の字幕ボードは、多少気になるとこはありますが、独自の演出も加わり。
最終公演? という嬉しいような、な話も出てはいるようで。

ネタバレBOX

ネタバレということではないのですが、客席に恵まれず。線路が近いわけでもないのに、なんかゆれるなぁと思ってたら、隣の人のびんぼうゆすり…。
あと楽しんでるからだとは思いますが、言葉を発しちゃうお客さんって苦手なのです。「こわっ」とか、「びっくりした」とかは、まだいい方で。
「(あそこから・そろそろ)出てくるよ」とか、繰り返しシーンの台詞を言っちゃうとかは勘弁してほしいなぁと。
動物園物語

動物園物語

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2006/11/18 (土) ~ 2006/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

三条会な週末。
『源氏物語』に続いて、夜は『動物園物語』を。
坊主なジェリーとピーター(笑)

ネタバレBOX

一味違った新作と当日パンフにありますが、「構成演劇」ではなく、役者の熱のぶつかり合い。三条会らしいと言えば、らしい。
普通にストーリー、会話を追うことができました(笑)
ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

王子小劇場(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

2回目。
初日→4日目。くだらなさは倍に、構造はシンプルに。
1時間半を生きられない彼らが生きる一瞬一瞬が素敵。

俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

花まる学習会王子小劇場

王子小劇場(東京都)

2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

乗っかるような感覚で
入り込むというよりは、感情を委ねて乗っけて、高めてもらう押し上げてもらうというような感じ。うまいこと乗っかれたので、楽しく。確かに上演しやすい組み合わせだと思いますし、もっといろんな人の演出で観たい気も。

ネタバレBOX

寒い寒いと言いながら、軽く薄着なのが、少し気になったりならなかったり。
unlock#1

unlock#1

東京デスロック

アトリエ春風舎(東京都)

2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

Let's play 春風舎。
日々、創作のアトリエ公演。初日と違う部分もあるそうです。
「物語」の展開にではなく、空間にいることでわくわくする公演ってのもいいですね。楽しかったです。

花束を。

ネタバレBOX

今、書き込んでるのは完全逆ですが、Windowsデスクトップでした(笑)

移行を楽しみながら、人間に還る。2回転3回転…。

アトリエ紹介、公演情報がなんだかおかしくて笑いが止まりませんでした。春風舎と、青年団の俳優と、wiiをここまで魅力的に取り上げた作品は他にないです。

ISP(どれかは書かず)と、人⇔コンピューターと、疲労と、ラストはずっと笑ってました。ロボが、ロボが。
法王庁の避妊法

法王庁の避妊法

ハイリンド

「劇」小劇場(東京都)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

満喫。
当日券。開演10分前に到着で、キャンセル待ちでした。観れて良かったです。
上演され続けてほしい本の一つだなぁと改めて。また、こうやって作品を発表しているハイリンドの今後の活動も楽しみです。

ネタバレBOX

わかったうえで、そうしているのかもしれませんが、少し気になったことが。産婦人科(に限りませんが)の入り口に段があるのは、どうなのかなぁと。
顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

深い表面。
2時間半という時間を感じさせない大作。前回の本多劇場で感じた、空気の違和感も全くなく。過激さに逃げない強さが印象的。

どんとゆけ

どんとゆけ

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

なべげんならでは
発表のページにも書かれているように、グランプリ作品を決める審査の席で、なべげんに対し「劇作家・畑澤さんへの評価と劇団への評価のアンバランスさ」が話に出ていましたが、今作はその点を確かな足取りで乗り越えていった一本だったように感じました。

重たいモチーフを取り上げながら自然と笑いが生まれたり、違和感が表に見えてしまいそうな強烈な設定を物語世界に落ち着かせてしまうのは、なべげんの役者一人一人が持っている力強いキャラクターによるものだと思います。
なべげんだからこそ描ける作品だったのではないでしょうか。

ネタバレBOX

死刑囚と被害者家族が同席する場で行われる、トランプゲーム「ゴニンカン」。ルールが見えた段階でその先は予想できてしまうのですが、そのことがどうということではなく、「関係」するという言葉・状態を持つこのゲームを、この設定に持ってくるあたりに、エンターテイメントと演劇的おもしろさを保ちながら、鋭くモチーフを描く、なべげんらしさを感じるのです。

後方からだと全体を囲む白い家具が見えず、終演後に気付いたのは悔しいというか、もったいなさが残ります。ただ、それを生んだ満員の客席に「渡辺源四郎商店」の注目度の高さが客観的にも現れていると思いますので、是非今後も東京公演を定期的に行っていただければと。

もちろん、このなべげんの確かな足取りを支えるアトリエ・グリーンパークにも、また行こうと思います。
「どんと」進み続ける、これからのなべげんも楽しみにしています。
青い鳥

青い鳥

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2006/11/23 (木) ~ 2006/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★

トリップっとけば良かったか。
ぎりぎりな若割で観劇。
テクノでポップな「青い鳥」。

3演目通し券「トリップる」にしとけば良かったかなぁと。
コマ足らずですが。

14.√1.90

14.√1.90

toi

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/11/27 (火) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

3√41
です。

策に溺れず、演劇してる辺りがニクいです。人によってぎりぎりセーフ、ぎりぎりアウトのラインだとは思いますが。
エピソードの作り方も上手いので、今後物語一本に期待もしますが、そのやったもん勝ちの先に何を見つけるかも気になります。

ネタバレBOX

ZuQnZもそうですが、個人的に、入り口側を背に使うルデコは新鮮でした。
『鱈。』の(へ)

『鱈。』の(へ)

Hula-Hooper

7th FLOOR(東京都)

2007/12/10 (月) ~ 2007/12/20 (木)公演終了

満足度★★★★

カートゥーン・アニメな女の子演劇。
初日。可愛さと瞬発力と爆発力と。
観やすさを取るか、近さを取るかにもよると思いますが、おそらくあの会場のあちこちで「自分の席が一番良かった」(妄想)と感じさせたのではなかろうかと思われる隅々までの全力っぷり。
楽しかったです。

五月の桜

五月の桜

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/05 (水) ~ 2007/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

立ち姿が印象的(笑)
こぼれ出る一つ一つの言葉に体全体で集中。この戯曲×演出の出会いに拍手。

ネタバレBOX

個人的瞬間最高視聴率(?)は、牧田から一基への「一基も、お姉ちゃんに幸せになってほしいよね」なひと言の瞬間。っぁあー!ってなります。
田中さんの青空

田中さんの青空

演劇集団円

ステージ円(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかったです。
一話一話、一人一人の引力が凄い。浮かび上がる構造がもう少しシンプルだと、突き抜けそう。頭の中ぐるぐるしながら観るのも十分楽しいですが。

パパ・タラフマラの「シンデレラ」

パパ・タラフマラの「シンデレラ」

パパ・タラフマラ

SuperDeluxe(東京都)

2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

シンデレラ〜をつくりあげましょ〜♪
変身前はキュートで、変身後はかっこよく。シンデレラ役の白井さん、最高です。くるくる表情と、「ちょこん」からオーラ感までな身体。
魅せて遊べる、バカゴージャスポップ。ダンス、パフォーマンスの類は、ほとんどわからんのですが、パパタラは楽しめます。

楽しみにしていたクリスマスナイト。打ち上げのような感じでした。歌は素敵でしたが、チラシに書くほどではないかなぁと。
知ってたら、アフタートークのある回にしてました。

恋の渦

恋の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2006/11/29 (水) ~ 2006/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

恋ねぇ…。
途中、「もしかしたら観てて楽しいのは、恋をしていないからか?」という疑問がよぎり、一瞬落ち込むが、時間を感じることもなく満喫。
途中、女性三人のシーンがありますが、もう少しやり取りが観たかったり。まぁ、だから番外公演が活きてくるのですが。

ビューティ・クイーン オブ・リナーン

ビューティ・クイーン オブ・リナーン

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

リナーン三部作が観たいなぁと。
童話のようでもある、背後を感じる美術が素敵です。
公演として楽しむなら、こちらの二大女優で間違いないでしょう。クライマックスの引力はさすがです。ただどうしてもそこが見えてしまうので、円での上演時の方が、なんの先入観もなく物語を楽しめたような気も。
キャスト変更は無理があるようでいて、あの役をやれてしまう長塚さんの魅力勝ち。

ライン

ライン

青年団若手自主企画『西村企画』

アトリエ春風舎(東京都)

2007/10/31 (水) ~ 2007/11/06 (火)公演終了

満足度★★★★

6(火)まで。
日曜夜、オープニングパフォーマンス付き。
最前列ベンチシートということもあったとは思いますが、短編集+OPパフォーマンスで、ちょっと疲れてしまうくらい盛りだくさんでした。通常の本編は約一時間半。気軽に観れる、演劇的面白さの詰まった公演だと思います。
下手をすると力技なアイディアを成立させてしまう役者陣。それでいて上手さを感じるというよりは、ただ単純に魅力的なのは、観ていて気持ち良く。

ネタバレBOX

「タイムマシーン」の三人や「スヴィドリガイロフ」の鈴木智香子さんなど、切り替わりをさらりとやってのけるあたりは拍手。ころころ変わる表情も素敵です。
「ポルフィーリイ」やセットチェンジなど、楽しそうなのが印象的。
いやむしろわすれて草

いやむしろわすれて草

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/13 (火)公演終了

満足度★★★★

強烈な四姉妹。
五反田団版を観てると楽しさ2倍。当日パンフなどに、あらすじ程度はあって良い気も。千葉まで行かれる方の半数は観てるような気もしますが。

かなり楽しかったです。

ネタバレBOX

五反田団では見せていない「材木・木材」の扱いが秀逸でした。
煙の先

煙の先

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/01/16 (火) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

生活の一部にしたいのです。
脚本を土台にどれだけ、「遊ぶか」「楽しめるか」。そしてある意味「戦えるか」。どこまでフリーにしてるかはわかりませんが、一番刺激的なところにいるのは出演者達だと思います。なので、楽しめるかどうかは分かれるかと。
公演に毎日ってのは難しいですが、今後も贅が何かやるなら追いかけます。

ネタバレBOX

プレビューで気になった「携帯の電源」は、ああ来られると許しちゃいます。

奥寺というか内田さんというか、
花を食べようとした瞬間、サスペンスにもミステリーにも、物語が一気に広がっていくような感覚があり、「うぉ〜、どうなるんだ」、「あの娘はいったいなんなんだ」と、ストーリーに食いついたら、全く、一切、関係なかったです(笑)
棄憶~kioku~※『38℃』より演目変更

棄憶~kioku~※『38℃』より演目変更

G-up

ギャラリーSite(東京都)

2007/10/29 (月) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

芯となる重量感は残しつつ、エンターテイメントに。
未見の作品への演目変更だったことと、評判も良かったので。
開演前はどうしても『38℃』に合わせての会場だということを意識させてしまう空間、というか、壁。その中でここまで持っていった役者の力などなどに拍手。
野木脚本の強度を残したまま、エンターテイメントとして仕上げている点はプロデュース公演としても好印象。一つの成功例だと思います。
個人的に音楽はいらないと思いました。

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