落合由人の観てきた!クチコミ一覧

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レンアイ罪

レンアイ罪

茶ばしら、

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/01/18 (土) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

茶ばしら「レンアイ罪」
茶ばしら、初見。

ネタバレBOX

日常からSFへのなだれこみが気持ちよかったですね。
また、女性のうち、一人だけ東京言葉ということの扱い方にしびれました。
野良猫の首輪

野良猫の首輪

sons wo:

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/01/11 (土) ~ 2014/01/13 (月)公演終了

sons wo:「野良猫の首輪」
sons wo:を初めて拝見しました。

ネタバレBOX

友人2名はとても気に入っていたが、私の好みでは無い作品でした。

でも、
サイモン&ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water (邦題:明日に架ける橋)」を、こんなに美しく聞いたのは初めてだ。

この先、どんな作品を生み出していくのか、気になります。
おてあげラプソディー

おてあげラプソディー

春の日ボタン

「劇」小劇場(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/23 (月)公演終了

「おてあげラプソディー」
5本のオムニバスが最後に収束するこの形式はとても見やすい。

ネタバレBOX

見終わって振り返ると、
「人の話を聞かない人に振り回される」
ことが、自分はとても嫌いなんだなと気付いた。(仕事で苦労したから...)

だから「コンミスと司会」の話は笑えなかった。
心の中で「コンミス、なぜひるむ!こんなやつはクビにしなさい」と現実モードに入ってしまった...。
周りで、笑っているお客さんもいたから、私が固いのだろうが、
コンミスが司会の言うことを聞かなければならない事情を、もう少したててくれると、私も楽しめたのかもしれない。

他のお話は楽しかった。
第一話で、二人の執事が回想シーンで色々な人に成り代って演じるのも好きです。
お伽草紙/戯曲

お伽草紙/戯曲

劇団うりんこ

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

「お伽草紙/戯曲」
役者の身体も発声もしっかりしていて、テキストや演出を見事に受け止めていた。名古屋のうりんこ劇場での初演を見られなかったことが、返す返す残念である。

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズ

南大塚ホール(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★

「テノヒラサイズの人生大車輪2011」
面白かった!冒頭こそコテコテの大阪コントかと思って引いてしまったが、登場人物の過去を振り返るシーンが始まると、そこに描かれた人の喜びや悲しみと、椅子を使ったフィジカル表現に、ぐぐぐっとひきずりこまれた。これは見て損の無い作品だと思った。

ネタバレBOX

各キャラのエピソードを観ながら、これをどう収拾するのかなと思っていたが、そうくるかとうなった。
しかし、最終的に宇宙連合(だったかな、銀河連盟だっけ)に入れてもらえたのかが、すごく気になる。
青い夏、エピローグ

青い夏、エピローグ

けったマシーン

タイニイアリス(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

「青い夏、エピローグ」
劇団けったマシーンは初見。チラシのイラストを見て、爽やかな青春群像を勝手に想像していたが、違いました。
生徒のシーンでは会話のテンポが上々で、楽しく見られました。
望月智和の身のこなし(柔らかい下半身)が気に入った。
他の役者も今後の活躍が楽しみ。

ネタバレBOX


教師役の高山五月の滑舌の悪いしゃべりは、役にあわせての演技だろうか?
garnet

garnet

プラザソルショーケースイベント

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

プラザソルショーケースイベント「garnet」
1/10の途中から
即興パフォーマンスチームPlatform
舞人-munin-
to R mansion
を観劇。
to R mansionは楽しい!次週22,23日に座・高円寺2でフランス凱旋公演「無礼講 Break"0"」あり。

愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

柿喰う客「愉快犯」
柿の俳優陣の身体力がますますアップしている。柿に客演を考えている俳優は今から身体を鍛え始めた方がいいでしょう。

愛と嘘っぱち

愛と嘘っぱち

流山児★事務所

座・高円寺2(東京都)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/03 (水)公演終了

「愛と嘘っぱち」
鹿目由紀は流山児と相性がいいと思う。
流山児★事務所ファンはこういうのは好きなのかな?

俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】

俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】

七里ガ浜オールスターズ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

「俺の屍を越えていけ」
いい役者が揃ったいい舞台だったねえ。

いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校

いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校

ロロ

新宿眼科画廊(東京都)

2010/10/17 (日) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★

「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校」
ロロ初見。良かった。

ネタバレBOX

「第三小学校」を見間違えて、小学三年生の芝居だと思っていたが、六年生でした。

大人への階段を登る途中で、不可思議なもの・人に出会い別れる。

喜び、孤独、死、生。

NHK少年SFドラマシリーズをなんとなく彷彿させるような懐かしさ。

見ている途中で、

初期の山の手事情社や劇団青い鳥を見たときのことを思い出していた。


新宿眼科画廊という小さな空間であることも良かった。

蛇足だが、北川麗が昔の会社の同僚に似ていて、せつなさ二倍だった。
15 Minutes Made Volume8

15 Minutes Made Volume8

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★

「15 Minutes Made Volume8」
vol.2以来の久しぶりの観劇でしたが、ずいぶんと洗練された催し物になりましたね。各作品を包み込む大枠としての美術・映像・音楽がとても心地よいものでした。とくに、途中休憩が終わる前に入った音楽(1ベルの代わり?)と黄色がかった映像が印象的でした。

ネタバレBOX


■国道五十八号戦線「さっき終わったはずの世界」

起承転結の転のあたりで、照明が消えて真っ暗の中芝居が続く。
明かりが点いたときに、とんでもない光景になるのかと思い見ていると、
真っ暗のなか、客席からペンライトを灯して「すみませーん」と言いながら男が舞台へと向かう。
男は、主催者の今村氏。なんと、照明トラブルとのことで、復旧まで10分程度中断するとのこと。
客席は「これも演出なのでは?」とざわめくが、特別な体験が出来て儲かったと思うお客さんが多いのか、あたたかくトラブルを受け入れ休憩タイムに移行。

真っ暗になる少し前のシーンから再開。
二度演じていることをネタにしたり、ちょっとセリフを足すことで客席をどっと盛り上げて、観客を劇中に見事に引きもどした。
トラブルで真っ暗の中、芝居を続けていた役者さんたちの心中は計り知れないが、中断・再開でよくぞやりきった。

さて、中断劇により「笑い」が大きくなった気がするが、
笑いでつつみながらも、人の欲のえげつないところをいやらしく見せられた気がする。たしかに「人類が滅ぶに1票」だな。

■芋屋「てめぇは草食ってろ」
磯矢拓麻の表情のキレの良さが心に残る。

■時間堂「池袋から日暮里まで」
事前にシナリオを読んでからの観劇。
自分の頭の中で作られた映画とは、異なるキャスト、異なる美術のなかで同じ話が進んでいくことに不思議な感覚を覚えた。

■Mrs.fictions「Yankee Go Home」
こういう宇宙人もいるだろうし、宇宙人とのこういう関係もあるんだろうね。

■PLAT-formance「R.F.D」
複数の登場人物を二人で演じ分けるようにきっちりと構成されていて美しい。
コントユニットだそうですが、本公演では、どの程度キャラクターを描くのかが気になる。

■TOKYO PLAYERS COLLECTION「TOKYOが始まる」
すれ違いにぶつかった人から東京を擬人化し、最後にまた人に戻す構成にはまった。奇跡を信じたくなる作品。

第13回公演 「匂衣(におい)」ご来場ありがとうございました!

第13回公演 「匂衣(におい)」ご来場ありがとうございました!

劇団印象-indian elephant-

シアター711(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

「匂衣」
シンプルな作りながら、心に残る作品でした。

ネタバレBOX


韓国人女優が入っていることで、「文化を超えてつながることは出来るのか」という視点を、自分は持ちました。
この拡大した視点で見ると、愛犬との決別、恋人との決別も、「過去と清算して、未来に向かう」という国と国(国民と国民)とのあり方と感じることも出来、面白かったです。
誰ガタメノ剣

誰ガタメノ剣

シアターキューブリック

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

シアターキューブリック「誰ガタメノ剣」
初演から大幅に成長した作品。脚本や俳優の成長を見て取れて、とてもうれしかった。

ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

BATIK(黒田育世)「ソコバケツノソコ」
大音量の音楽、激しい動き、叫び。そこに「祈り」を感じた。

光る河

光る河

てがみ座

「劇」小劇場(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/11 (月)公演終了

てがみ座「光る河」
当事者にとって、傍観者にとって、リアルとは何か?を問う構成、と解釈できなくもない。

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

アマヤドリ

シアタートラム(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

ひょっとこ乱舞『モンキー・チョップ・ブルックナー!!』
自分の中にある見たくない部分に気づき、そのブルーな気持ちが最後に浄化される。そんな作品でした。

ネタバレBOX


■舞台美術


通常のシアタートラムの舞台の奥側の部分にも客席が設けられ、舞台を客席がはさむ形になっている。

奥側の客席に行くには、舞台を横切らねばならない。

「ならない」という言い方は正しくないね。

手前側の席の人も、舞台におりて、歩いてみたらいいと思う。


舞台が客席と地続きになっているこの作品は、「観る」というよりも「目撃する」という感覚を抱いた。

もしくは「加担する」。

  「加担する」 --誰に?



■物語りとか


「監禁」されていて逃げてきたという少女を保護するところから物語が始まる。

保護を始めた青年の「保護」という行為がエスカレートし、「監禁」に変容していく。

そこで語られる言葉に嫌悪感を抱きながらも、

その行為や心情が自分の中にもあることに気づき、うっすらと汗をかく。

 私が「加担する」対象が入れ替わっていく...。



■動きとか


芸術劇場で見た『旅がはてしない』のダンスで、ひょっとこ乱舞にハートを鷲掴みされた私だが、今回はそんな激しいダンスはなかった。

しかし、日常のしぐさを少し変形させた動きやスローモーションは素敵だったな。


うん、そうか、ひょっとこ乱舞は私にとって、目に残るカンパニーなんだな。

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

柿喰う客「悪趣味」
柿喰う客の代表作になると感じた。ネタバレBOXにて

ネタバレBOX

アフタートークで中屋敷氏が「これで引退してもいい」と言った言葉に象徴されていると思うのだが、脚本・演出・俳優が互いに負けずに高いレベルで戦っていて、見ごたえのある素敵な作品だと感じた。2008年1月の「サバンナの掟」は物足りなかったが、今回はシアタートラムという空間を、堂々とねじ伏せたな、と。
舞台美術が助けている面もあるが、俳優陣の、舞台に立つ力・存在力が一つレベルを超えたなとも感じた。これからの多方面での活躍に期待したい。
若干、照明について何箇所かで「ほかにベターな光の当て方があるのでは?」と思うことがあった。
あゆみ

あゆみ

toi

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/06/18 (水) ~ 2008/06/24 (火)公演終了

toi「あゆみ」
人生の断片をこれだけ数多く提示すれば、見ている者の頭の中には、はっきりしたストーリーが浮かびあがる。当日パンフレットの中で作者が「とくにストーリーはない」といった趣旨のことを書いていたが、それは多分「見た人によって異なるストーリーとして受け止められる」、そんな観点から出たコメントだろう。創造力を小気味よく喚起する芝居でした。

ネタバレBOX

主人公の女の子がこどもを生んで母親になる。そして母親の母親が死んでしまうシーンで、私は「母親が死ぬとき、はじめてこどもでなくなるんだな」と感じた。

最後の全員のダンスシーンは余分でしたね。
髪結いの女たち

髪結いの女たち

ユニット美人

吉祥寺シアター(東京都)

2008/05/01 (木) ~ 2008/05/01 (木)公演終了

ユニット美人「髪結いの女たち」
「ブルマ上げてこ!」のフレーズが、今も耳から離れない!

クライマックスの髪結いシーンは、世代的に私のツボを直撃。自分の頭の中で10倍以上壮大なシーンに変換されました。

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