キャベティーナ
劇団鋼鉄村松
d-倉庫(東京都)
2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★
役者力
ボス村松ワールド全開
話の筋はわからないけどキャベティーナというイベントを取り巻く人々を描いている。その人々の吐くセリフがまた素敵だ。
席に着くなり驚かされたのが席に置かれたキャベツ(にみたてた新聞紙)観客参加型ということで劇中そのキャベツを投げるのだ。
本来なら安すぎる小道具というのは引いてしまうのだが、ここまで堂々と見せつけるパワーは鋼鉄村松ならでわだ。
可愛さ満点の後藤のどかを中心としたムラマツベス、村松かずお、ママンスキーの鉄板の役者人には長年やってきたゆえの連携と一人一人の力量が見える。
また仮面をかぶって現れたたださんもそのワイルドでありながら小技の効いた演技が冴えていた。
今回を持ってムラマツベス、村松かずお、村松ママンスキーの三名が休団とのことで劇団力の低下が心配だが、その穴を村松中華丼さんが埋めてくれることを期待する
舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)
TAKE IT EASY!
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了
気持ちよかった
見て何よりも感じたのは駆け抜けた疾走感であった。
アニメの舞台化という二番煎じ的な要素が全くなかった。
むしろもともと舞台として書かれたのではないかと思うほど素晴らしかった。
舞台化する際にどうしてもアニメにしかできない表現というものが発生すると思うのだがそれを5人の役者たちを使って変質していた。
アニメの再現ではなく、原作から作りなおしたという感じさえした。
そして繰り返される疾走シーン。何度見ても飽きないのだ
照明・音響もすばらしい
アントンにおける闘争
アカネジレンマ
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
ソバットマン
月猿人
アドリブ小劇場(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★
裏の人たちが頑張ってた
話は僕はあまり好きじゃない。強制管理体制がどのような体制なのか把握できなかった。それがゆえに自由にあこがれる登場人物たちに感情移入できなくて見ててつらかった。せっかくつくった設定なのだからもっとそれで遊べたのではないか。
配役ももっとに合う配置があったような気がする。全体的にうまい芝居とは言えなかった分そこを考えたほうがよかったと思う。ギャグの部分でやりきれてないかんじを受け取ってしまったのは役者の中で何か空回りしているのではないか。
ここまで否定したが照明は美しかった。何度も転換される舞台をきれいにクロスして、それぞれの場面で特徴的な光の入れ方をしていた。私のお気に入りは登場人物たちが集まる場所の上手から光が入っているという設定が好きだった
ブルー・マンデイ(再演)
川崎インキュベーター
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★
身内?
率直な感想は面白くなかった
自分が書けないのに無理して書いた台本だったと思う。間延びした会話を騒がしく聞かされるのは苦痛以外の名のものでのなかった。
周りの客が笑っていたのは身内的なものであって役が面白いのではないと思う。
千秋楽を見たのだがそれゆえの自由さは限度があると思う