及川佑の観てきた!クチコミ一覧

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東京裁判

東京裁判

言言(KotoKoto)

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2014/04/11 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい時間
戯曲の構造を見事に表出させた上演でした。俳優さん、皆さんとても素敵でした

『花鋏』『指先から少し血が流れ始めた』

『花鋏』『指先から少し血が流れ始めた』

三角フラスコ

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/16 (土)公演終了

満足度★★★★

完成度高い
プレビュー公演とは思えないくらいの、しっかりした骨太の作品2本に仕上がってました。戯曲も演出も俳優も魅力的でした。今日から始まる仙台公演が楽しみです。

三人姉妹

三人姉妹

三角フラスコ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2013/07/13 (土) ~ 2013/07/16 (火)公演終了

満足度★★★★

こちらはクール
若手の演出家さんが、果敢に挑んでいました。こちらの舞台美術はシンプルでかっこいい感じ。鳥屋『ワーニャ伯父さん』とはまた違ったチェーホフ劇でした。三角フラスコっぽいなあと思うのが、自分でも不思議です。ラスト美しかったです。

鳥屋のこてん1 ワーニャ伯父さん

鳥屋のこてん1 ワーニャ伯父さん

OtoOpresents/鳥屋

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

ポップで遊び満載
重くなりそうなストーリーを、ふんわりと柔らかく届けてくれました。俳優さんも自然体で良かったです。舞台美術もあたたかい感じでした。

音のいない世界で

音のいない世界で

新国立劇場

仙台市宮城野区文化センター・パトナシアター(宮城県)

2013/01/24 (木) ~ 2013/01/25 (金)公演終了

満足度★★★★★

4人で作り上げられた物語
ダンサーのお二人も含め、言葉のチカラが伝わってくる作品でした。目の前で起こる全てのことが身体と言葉を通じて客席に響く、弦楽四重奏のような良質な舞台でした。

「テヘランでロリータを読む」

「テヘランでロリータを読む」

時間堂

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/07 (木)公演終了

満足度★★★★

演劇でしか、なしえない空間
小説の世界とは違って、もう一つの『テヘランでロリータを読む』の世界が立ち上がっていました。女性がイランに暮らすことの葛藤をメインに物語る良作。衣装のセンスも良かったです。

アテンプツ・オン・ハー・ライフ

アテンプツ・オン・ハー・ライフ

エイチエムピー・シアターカンパニー(一般社団法人HMP)

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/11/03 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

くるくるまわる”アン”のイメージ
”アン”にまつわる様々な断片が、俳優たちによって語られる。美術が作品にマッチしてました。

futurama(仙台)

futurama(仙台)

二番目の庭

TURNAROUND(宮城県)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

映像とインタビュー
まさに「体感するインスタレーション」会場のGALLERYとの相性もいい作品でした。空間にあった作品。楽しみました。

キョウド町グローバリズム行進曲

キョウド町グローバリズム行進曲

シア・トリエ(旧:満塁鳥王一座)

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/10/20 (土) ~ 2012/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

グローバリズム
昨年の『キル兄にゃとU子さん』は凄い作品で観てきたもうまく書けなかったけど。次にこれをやるとは!大信さんの作品の中でも異色作なのではないでしょうか?風刺が効いていて楽しめるエンタテインメントに仕上がってました。

LOVE02

LOVE02

ロロ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/10/16 (火) ~ 2012/10/17 (水)公演終了

満足度★★★★

すごい
とにかくまるごと愛しい時間でした。様々なジャンルからの引用も効いている。俳優さんも魅力的。とにかく、今の仙台の24歳でここまでの戯曲を書ける人間はいるだろうか。

モザイクさんと、まち

モザイクさんと、まち

創るつながるプロジェクト

沼垂朝市場商店街(新潟市中央区沼垂東三丁目)(新潟県)

2012/09/22 (土) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

生と死の境目で
三角フラスコの魅力でもある生きることへの美しさも味わえつつ、小濱さんの世界観もくっきり見える作品になっていました。出演者である参加者の皆さんもすごく魅力的でした。複数のシーンがリフレインされる度に心のどこかに突き刺さるようで、ぐっと来ました。町のざわめきの中で、311の後に私が見た光景を心の中で思い出していました。終演後のトークによると、脚本はワークショップ参加者のエピソードを再構成したものであるということ。同じコンセプトで仙台の参加者で作ってもらいたいです。

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

青年団

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/22 (水)公演終了

満足度★★★★

完成度高い
小さな子どもまで夢中になってしまう。その魅力は計算された戯曲と俳優の演技の為せる技なのだと思います。1時間とは思えない、濃密な時間でした。生と死をめぐる原作を逸脱せず、美しい時間を奏でていました。

あやかし ~三題

あやかし ~三題

遊劇体

能-BOX(せんだい演劇工房10-BOX別館)(宮城県)

2012/06/30 (土) ~ 2012/07/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

涙ぐむ
祈りの時間。まるで儀式のような所作、発声が効果的だったと思います。本当に実力のあるカンパニー、ともすれば難解な戯曲をきちんと鎮魂の物語として成立させていました。阪神大震災と311、その狭間に今を生きる作家のメッセージが伝わってきて、涙ぐんでしまいました。

ローザ【全国ツアー!!】

ローザ【全国ツアー!!】

時間堂

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/07/24 (火) ~ 2012/07/25 (水)公演終了

満足度★★★★

満足感あり
すごくシンプルな空間なのにキッチリ成立していて、チラシから受ける印象と作品のバランスがとても良かったです。照明の使い方がすごく素敵でした。物語を伝える力を感じました。

ミチヅレ

ミチヅレ

Origin Waste

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

満足度★★

うーん
脚本も演出も俳優も魅力的なのに、どこか噛み合わない感じがしてしまいました。違和感を拭えないまま終演してしまった感じです。残念です。

「はなして」+「アマゾン」

「はなして」+「アマゾン」

三角フラスコ×ペピン結構設計

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/07/21 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

あの日からの時間、距離
三角フラスコ『はなして』2011年8月の初演から大阪・東京・札幌と再演を重ねてきたとのこと。安定感と高い完成度で胸に迫るものがある。ペピン結構設計『アマゾン』神話の世界のような手触り、すごく豊かな言葉・身体。また観たいと思わせてくれるような魅力に満ちていました。

「限定解除、今は何も語れない」+「あと少し待って」

「限定解除、今は何も語れない」+「あと少し待って」

A級MissingLink+三角フラスコ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/05/19 (土) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★★

傑作
大阪と仙台のカンパニー、2つの作品。一見関係がないように見えて、深いところでリンクしてる。二人の劇作家・演出家が311以降に何を上演するかについて、真摯に向き合った結果だと思う。東京公演頑張ってください!関東の方にもぜひ観ていただきたい作品だと思います。

これが現実だ-リーディング&yumboミニライブ-

これが現実だ-リーディング&yumboミニライブ-

三角フラスコ

book cafe 火星の庭(宮城県)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

楽しいイベント
新作戯曲のリーディングと音楽を担当するバンドのミニライブ。素敵なお店の雰囲気も美味しいドリンクも、トータルですごく楽しめました。プレビュー公演・本公演が楽しみになる、プレ企画でした!

ことりとアサガオ【舞台写真UPしました】

ことりとアサガオ【舞台写真UPしました】

三角フラスコ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2010/03/12 (金) ~ 2010/03/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

今日、ふっと思い出しました
不思議な作品でした。これまで観てきた三角フラスコさんとは、違うようで、でも変わらないものも確かにあって。観た直後は上手く言葉にできなかったのですが、あれから時間が流れて今日ふっとこの物語を思い出しました。時間がたっても記憶は細部まで鮮明で、あの時感じた「美しさ」は逆に増していて、今さらちょっぴり泣いてしまいました。オープニングのシーン。瀧原さんが微動だにせずに立ち尽くしている時間。身体は止まっているのに、空間がぐいぐい動いていたのを忘れません。時間が経つほどに、人の心の中に染み込んで輝きを放つ、まるで「骨董品」のような作品だと思います。これからずうっと、大事にしていける記憶をありがとうございました。

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