道化の瞳
東宝
シアタークリエ(東京都)
2014/10/05 (日) ~ 2014/10/25 (土)公演終了
満足度★★★
頼みました
なにも情報を知らないままに行きました。
ストーリーは平凡と言えば平凡でしたが、歌もダンスも楽しめました。
まさか梶原さんが歌うとは(笑)。
御ゑん祭
バンダ・ラ・コンチャン
青山円形劇場(東京都)
2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
とても楽しい
各劇団の特色が分かれていて退屈しませんでした。
個人的な好き嫌いはやはりありますが、どの劇団も楽しい気分で観ることができ、観ていて幸せな気持ちになれました。
そしてやはり近藤さんは上手い、と再確認。
≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/04 (土)公演終了
満足度★★
なぜこの戯曲を選んだのか
面白いとは言えなかった。
上手くないのが問題ではない、もちろん上手い方がいいに決まっているが。
それよりも、台詞に、動きにどんな意味があるのか、自分が何者であるのか、それを分かって演技している者があの舞台上にいただろうか。
みんな一生懸命動いていた。動くことに合わせ台詞を言うことに頑張っていた。だがそれは演劇だろうか。
私には音楽も世界に合っているようには思えなかった。
近藤さんは何故この作品を題材に選んだのか、たとえコンドルズだったとしてもこの演目をやれたとは思えないのだが。
ビルのゲーツ
ヨーロッパ企画
西鉄ホール(福岡県)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
つまらなくはないが、飽きる。
つまらなくはない。
設定は面白そうだし、セットも興味深い。これもいつものこと。
しかし、ワンアイデアで最後まで持たせるにはやはり飽きてしまう。
時々趣向を変えてもやはり基本は同じ。ラストも、まあ、ああするしかないよな、となる。
出演しているキャストも基本は同じ演技。キャラクターの書き分けもない。
つまりはいつも通りということか。
朝日のような夕日をつれて2014
サードステージ
西鉄ホール(福岡県)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★
面白さはまだ保留
昔、第三舞台の同じ演目を観た時胸が熱くなったのを覚えている。
それは「ああ、この人たちは本当に芝居が好きなんだなぁ。」と実感できたからだ。ただし、カッコ内に「芝居は下手だけど」が付いていた。
今回は大高さん、小須田さんのお二人は昔に比べ随分こなれていた、そしてもちろん上手くもなっていた。ただ、あの時観たドキドキはもう帰ってこなかった。まあこれはただのセンチメンタルだろうと思う。
それからもう一つの悲しいこと、それは新しい三人が年配の二人よりも「温度」が低いこと。
もちろん一生懸命やっている。ただ、私がそう見えただけのこと。
この作品の面白さは実は私にはまだ私にはわからない。
ストーリーも大したことはないし、その時の流行りものを入れることも面白く感じない。
ただ、それ以外の部分には面白さを感じてはいる。
GIGANT~ギガント~
コンドルズ
イムズホール(福岡県)
2014/08/30 (土) ~ 2014/08/30 (土)公演終了
安田顕 ひとり語り2014~ギターの調べとともに。
TEAM NACS
イムズホール(福岡県)
2014/08/15 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★
頑張ったからといって面白いわけではない
先ずは会場にイムズを選んだのはどうかと思う。
あそこは舞台も低く、客席の傾斜もほとんどない、とても観辛い会場だ。
そこでしゃがんだりすることの多い芝居をやられたらますます見えなくなる。
確かに安田さんは力演していた。が、頑張れば芝居が面白くなるわけではない。
ストーリー自体も工夫がないとは言わないが、たいして面白くもなく、なにより一人芝居でやる意味はどこにあるのか。
一人で2時間近く持たせるためにはその為の仕掛けが必要になると思うのだが、それがなくても喜べるのはファンだけだろう。(これはファンの方に失礼な物言いですね、すみません。)
暗いところからやってくる
KAAT神奈川芸術劇場
大野城まどかぴあ(福岡県)
2014/08/09 (土) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★
満足
演出が前川さんでないことに少しの不安を覚えていた。
以前、他の方の演出でガッカリを味わっていたから。
しかし今回はそんなことは杞憂に終わった。
1時間ほどの芝居だが、仕掛けも芝居の面白さもたっぷりと感じさせてくれる舞台だった。
子供も大人も楽しめた舞台だったであろうと思われる。
万獣こわい
パルコ・プロデュース
福岡市民会館(福岡県)
2014/05/24 (土) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
飽きさせない
前回の『陰獣』がちょっと落ちて残念だったが、今回は楽しかった。
時間も長く感じず引き込まれた。
出演者全員良かった。
小池栄子を楽しみに行ったが、やはり抜群の安定感だった。
国民の映画
パルコ・プロデュース
福岡市民会館(福岡県)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★
つまらなかったし、長かった
とにかく長かった。
客席は6~7割程度しか埋まっていなかった。
前半はただ登場人物が登場するだけにすぎず、無駄としか思えない。
後半話はやっと転がり始めるが、これで賞を取ったのかと疑問ばかりが浮かんだ。
好きな役者さんは多いのだが、役に合ってないト感じる人もいたし、映画への愛を感じられないことにも不満が残った。
妥協点P
劇団うりんこ
イムズホール(福岡県)
2014/04/18 (金) ~ 2014/04/19 (土)公演終了
満足度★★
高校演劇の舞台で上演されたなら十分に誉めるレベル
感想はほぼ題名の通りです。
役者が下手で入り込めない、脚本も深みがなく、「そこで終わり?」と思ってしまう。
表現の問題を扱うならもっと深く抉るように表現するべきだったのではないか。もちろん表面上はコメディーとして上演していいとは思うが。
シャーロック ホームズ ~ アンダーソン家の秘密 ~
東宝芸能
キャナルシティ劇場(福岡県)
2014/02/08 (土) ~ 2014/02/08 (土)公演終了
満足度★★★
プラスマイナスゼロ、かな。
楽しい舞台だった。
特にキャストが生き生きしていてよかった。
ただ、ミュージカルなのに曲が印象に残らずつまらないこと、トリックが何もないこと、がとても残念だった。
夜更かしの女たち
直人と倉持の会
キャナルシティ劇場(福岡県)
2014/01/25 (土) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★
凡庸
ひたすらに凡庸としか言えない舞台だった。
前半のつまらない会話の断片も後半への興味を繋ぐ役には全く立たなかった。
15年前の男子生徒の死の謎を解くのかと思っていたが、観ているうちに段々とそれはどうでもいいものなのかと思えてきた。
前半は駅のホーム、後半はその駅の反対側で同じ時間に何が起こっていたのか見せるという趣向。
このアイデアは面白かったが、面白かったのはそれだけ。
話にも事件の伏線にも全く興味の湧かせようがないので、その時何が起こっていようがどうでもいいとしか思えない。
面白い役者さんをこんなに集めながらこんなにつまらない芝居を作ってしまうことにガッカリだった。
ブラザーブラザー
Doris & Orega Collection
キャナルシティ劇場(福岡県)
2013/12/21 (土) ~ 2013/12/21 (土)公演終了
満足度★
噴飯もの
久しぶりにイライラが止まらない舞台だった。
ストーリーについてはよくある話だし、もっと工夫は欲しいとは思うものの怒るようなことではない。
何に腹を立てるのかと言えば西村雅彦にだ。
とにかく酷い演技だった。
意味のないオーバーアクト、しかも下手。
その演技に本人も共演者も笑う統制の取れていない舞台。
楽しい舞台なら、雰囲気に合っていて客を充分温めている芝居なら、楽屋が覗けるような楽しみがあったかもしれないが、この芝居ではイライラするだけだった。
知らずに行ったが、これは彼のプロデュースらしい。
自分の実力に見合った芝居と配役にしてほしい。
客席も空席が多く、安売りされていた。
片鱗
イキウメ
西鉄ホール(福岡県)
2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
いつも通り、面白い。
いつもながら面白かった。
劇的効果や恐怖をしっかりわかった上で演出されていて心地よい。
これほどコンスタントに面白い作品を上演してくれるのに客席に空席が目立ったのが残念で仕方ない。
東京なら満席だと思うのだが。
「グリムのような物語」
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★
原作を知っているかで評価は分かれるか?
諸星大二郎ファンなので悩んだが行くことにした。
「やって欲しくない」と思っていた演出が満載で、演劇にする意味はどこにあるのか、とはっきり言うと噴飯ものだった。
原作の面白さを全く活かしていない。
演者と声を別でやらせるのはありきたり過ぎだし、声に合わせた動きでは物足りないだけだ。例えば、そのズレをもっと不自然にしないと世界のいびつさを表せないと思う。
ただし、原作を知らない人が見たら面白いのかもしれない。現に「面白かった」と言っていた人を何人か見た。
小学校の学芸会で見たなら「良かった。面白かった。」だが、大人がやるのでは「客を馬鹿にしてるのか」となる。
星一つは原作分。
建てましにつぐ建てましポルカ
ヨーロッパ企画
西鉄ホール(福岡県)
2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★
まあまあ
ヨーロッパ企画で普通に楽しめたのは初めて。
迷子だけで最後まで引っ張ったのは立派。
いつものことではあるが、別の役者さんが演じていればもっと楽しく面白い舞台になったことと思う。
仕方のないことではあるが、それが残念。
悪霊-下女の恋
森崎事務所M&Oplays
そぴあしんぐう(福岡県)
2013/09/28 (土) ~ 2013/09/28 (土)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
流石松尾スズキ。しっかり楽しませてもらった。
いや~な重い空気を漂わせ続けながらも、それを笑い飛ばすというか笑うしかない感じがいい。
小さなサプライズも楽しめた。
あかい壁の家
オフィス3〇〇
大野城まどかぴあ(福岡県)
2013/08/29 (木) ~ 2013/08/29 (木)公演終了
満足度★★
音楽劇?
音楽劇と銘打っている割にメインキャストはほぼ歌わない。
曲もあまり楽しくない。
内容も、面白くなりそうな要素をたくさん含んでいるのに全く活かせず、どうでもいい描写にばかり割かれてダレる一方。
ポンペイの最期と震災のイメージを重ねたのも安易すぎる。
これまでに震災に関する作品は嫌という程出てきたのだから、ただ重ねるだけでは観客は「またか」と思うだけだ。作者の自己満足にお金を出して付き合う義理はないのだ。
最後の緑魔子が歌ったところだけはとても良かった。
レ・ミゼラブル
東宝
博多座(福岡県)
2013/08/03 (土) ~ 2013/08/31 (土)公演終了
満足度★★★
キャラクターがない
私の観た回は、
ジャン・バルジャン=キム・ジュンヒョン、ジャベール=川口竜也、ファンテーヌ=知念里奈、エポニーヌ=平野綾、コゼット=若井久美子、マリウス=山崎育三郎、テナルディエ=駒田一、マダム・テナルディエ=森久美子
というキャスト。
時間は随分と短く、休憩込みで3時間10分。場転もサクサクと進み余韻もなく慌ただしい感じだった。
キャストに関しても、音は聞こえるけれど、セリフの内容は聞き取り辛いという状況。期待しすぎないようにとは思っていたが、やはりガッカリだ。
ジャン・バルジャンとジャベールの歌い方にあまり差がなく、ハッキリ言ってつまらない。ファンテーヌはあまりにも弱すぎる。
また、テナルディエとマダム・テナルディエの盛り上がるシーンは二人の力量差がありすぎ。テナルディエの駒田さんだけだと「普通」という感じだが、マダム・テナルディエの森さんが歌い始めるとグッとシーンが盛り上がる。可哀想なくらいだった。
以前海外キャストで観たとき、リトルコゼットの登場シーンにやられ、「これは天使か!」とまで感じてしまった。が、今回は「普通」。
唯一の拾いものは、ガブローシュの鈴木知憲君。しっかり声も通り頑張っていた。