Around my world~私の中の斉天大聖《《全日程終了!ありがとうございました!》》
GAIA_crew
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/03/17 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了
満足度★★★★
感動!
何に感動したかというと、当パンに差し込まれた「ご来場の皆さまへ」と題された地震対応のご案内。A4用紙の両面を使用して、劇場の耐震性、地震対策、上演中に地震が起きた時の対応などがこと細かに記載されている。実にすばらしい。会場であるシアターグリーンの耐震設計のことまで書いてあって実によくできているのでてっきりシアターグリーン側から出されたものかと思ったら、劇団の制作さんが作成されたものとのこと。
ちょうど同日、先日優秀スタッフ部門でコリッチ賞を獲得された荒川チョモランマの本山さんのすばらしいお仕事ぶりを見てきたところだったのですが、個人的にGAIA_crewのスタッフさんにも最優秀スタッフ賞を差し上げたい気分です。
また、このような状況で観に来たくてもこれない人もいるだろうと、当初の予定を変更して全公演をUstream配信されたサービス精神にも感動。
お芝居の方ですが、乗っ取られたときに同時にセリフを行ったり、同じ動作をするのですが、3組の役者さんともそれがぴったりと合っていて(しゃべり出しをあわせるのなんかとても難しいでしょうに)、感心しました。
エビス:プレステ
ENBUゼミナール
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/02/26 (土) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★
これからだ
お芝居の内容が生徒さんたちにとってとてもふさわしいものだった。
演劇界に生まれ出た(出ようとしている)君たち、すべてはこれからだ。
がんばれっ!
効率の優先
城山羊の会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/06/07 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
山内式ピタゴラスイッチ
ピタゴラスイッチのようにひとつひとつの積み重ねが効いてくる、構成の妙。
会社勤めの人は観るべき。
笑いながらも笑えなかった。社畜おそるべし。
社畜のアンチテーゼは愛欲ということか。
ドクターバードが飛んでった!
映像・舞台企画集団ハルベリー
Geki地下Liberty(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
若者たちがはつらつとお芝居をしている姿は気持ちがよいものでした。
いっぱい笑いました。
千葉茜さんが気に入りました。
次回公演も観たいと思います。
東京裁判
パラドックス定数
pit北/区域(東京都)
2012/07/31 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
第2回ブス会*「淑女」
ブス会*
リトルモア地下(東京都)
2011/04/17 (日) ~ 2011/05/03 (火)公演終了
バラシて終わりと思うなよ
劇団フルタ丸
「劇」小劇場(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった
バラシで舞台の裏側が露わになっていくと同時に、劇団の裏側も露わになっていく様(さま)がおもしろい。
劇団あるあるや小ネタもおもしろかった。
90分をカウントダウンするタイマーがとても効果的だった。
そして彼女はいなくなった
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/02/11 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了
モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
獣のための倫理学
十七戦地
LIFT(東京都)
2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
真摯
推理劇っぽいものを観るとまず間違いなくがっかりさせられるのでなるべく観ないようにしているのですが、この舞台は観たいと思いました。それは(1)タイトルに惹かれたから(2)制作過程を公開しているブログが非常に内容があって充実していたからです。
ブログでは、ここまで手の内を明かしていいの?と思うくらい脚本を練り上げていく過程が公開されていてとても興味深かったです。またブログに掲載されている写真もどれも素敵。劇団のブログでここまで内容の充実したものは初めて見たかもしれません。真摯に取り組んでいる姿がとてもよく伝わってきました。
客席はステージをはさんで向かい合わせになっていて、わたしの席の正面には作・演の柳井さんが座られました。舞台に集中しながらも時折、気になってちらちらと柳井さんを伺うと、熱心にメモを取っていたり笑いながら楽しそうにお芝居をご覧になっていて、そういうのも含めて真摯ないい舞台でした。
キャッチャーインザ闇
悪い芝居
王子小劇場(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/26 (火)公演終了
満足度★★★★
闇の向こう側
チラシがいい。語呂の悪いタイトルもいい。
大阪、新潟とまわってきているので、かなりこなれていたと思います。タイミングを合わせるのが難しいシーンも良い出来でした。背景の美術がシンプルながら力強くて好みです。照明もよかったです。
吉川さん四宮さん退団直後の公演「キョム!」は気迫とともに痛々しさを伴った作品だったと思います。その後も劇団員の退団を経験しながら公演を続けてきた「悪い芝居」の作品はある種の苦悩をモチベーションに創作活動がなされてきたのではないかと推測しています。
しかしここ何作かはその闇の中から抜け出してきた印象です。今作はいい具合に肩の力がぬけて、山崎さんの抱えるあれやこれやがうまく作品化できていたと思います。と同時に演劇をすることの、演劇をし続けていくことの決意を感じました。
去年京都に行ったとき街中で、自転車に乗った大川原さんとすれ違いました。ま、それだけの話なんですけど。
連続おともだち事件
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★★
安定のおもしろ
安定のおもしろである。2回観たが、2回目もどんなおもしろが行われるかわかっているのに、おもしろが減じない。
青木氏の書くセリフはもはやアフォリズムの域に達している。
くちびるぱんつ
ぬいぐるみハンター
王子小劇場(東京都)
2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了
よ~いドン!!死神くん
ポップンマッシュルームチキン野郎
吉祥寺シアター(東京都)
2011/04/29 (金) ~ 2011/05/02 (月)公演終了
満足度★★★★
笑えた
前説から、いや前説前から楽しませてくれた。
初見の劇団だが、あのケンタウロスはおなじみのキャラなのだろうか?
ケンタウロスにしても舞台美術にしても何気に結構お金がかかっているなあ。
コロンバイン先生はオバQ的メイクをしているわけですが、にもかかわらず豊かに表情が、感情が伝わってきた。
公演内容に比して吉祥寺シアターは空間がちょっと大きかったのではないかと思う。もう少し小規模の劇場で観たいお芝居であった。
終演後ロビーで横を見ると大物俳優がいておどろく。
Lust -ラスト [色欲]- 【再演】
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/03/04 (金) ~ 2011/03/08 (火)公演終了
満足度★★★★
超満員でした。
本来は販売予定のパンフレットの無料配布をはじめ、本劇団のサービス精神の旺盛さを随所に感じた。
セリフとして観客に提示される情報量のおそろしいまでの多さにびっくり。
停止した状態でのお芝居が多く、躍動感があまり感じられなかったことがちょっと残念。
Project BUNGAKU 太宰治
Project BUNGAKU
ワーサルシアター(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★
関係者様へお願い
アフタートークがすごくよかったです。充実の内容でした。
しかし、アフタートークのメンバーの豪華なこと。
全部の回のアフタートークが聞きたい!!
撮影されていたようなので動画をネットで流していただけるとほんとうにありがたいです。
え?DVDの特典映像ですか?
うーん、ええ、ああ、買いますとも、DVD。
箱入り彼女博覧会
NICE STALKER
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★
・・だけじゃない
「水着」とか「出会い系」とか、ちょっと(あえて)キワモノっぽい宣伝をしていますが、演劇として本もお芝居もよくできていてとても楽しめました。
わたしは2番目と3番目のお話が好みでした。
あと、客入れの時、座席の増設を伊藤さんが自ら行っていたのですが、ちゃんと自分で座って視界を確認されていたのには感心しました。
想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】
タマコロ
高田馬場ラビネスト(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★★★
胸と目頭が熱く
汚辱にまみれた大人になった今の自分から見たら、小学生の頃っていうのはほんとうに“パラダイス”だったと言っても過言ではない。
そんなパラダイスが素舞台の上に現前していた。
ノスタルジックな話は苦手だ。
胸が苦しくなるから。
思い出はいつだって、美しい。
けれども美しいだけのものなんて存在しない。
存在しているように見えるならそれは、まやかし。
子供のころだって嫌なことも悪いことも不条理なこともいつもすぐそばにあった。
軽くだけれど、そこもちゃんと描かれる。
そして、パラダイス的存在である子供っていうのはそういうのも平気で乗り越えてしまう。
友達や姉妹の力を借りながら。
何より、子供たちは無条件に元気いっぱいだ。
そしてこの物語の売れない漫画家の二女はそんな子供時代を夢に見る(回想する)ことで生きる力へと変える。--- 夢による自己治癒 ---
コロさん(男前だなあ)にドヤされても、歩み始める。
というような、なんだかもう胸と目頭が熱くなるようなお芝居でした。
元気いっぱいの女優さんたちが最高でした。
「男の60分」をリライトした女性版ということだけど、女優さんと役がぴったりで、あて書きのようでした。
タマコロ主催のおふたりが脇役っていうのもつつましくて好感もてます。
次回も観に行きます。
…あれ? もしかして次回は来年の12月ですか?
1年待てってことですか?
カフェテリア叙情詩
ノアノオモチャバコ
小劇場 楽園(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
すてきな舞台美術でした。
謎めいたストーリー展開で楽しめました。
楽園というクセのある劇場をとてもうまく使っていた。
左右の客席のどちらからも見切れが少ない2つのエリアをメインとサブのように使用し、いつも邪魔に感じていた柱は非常にじょうずにセットに組み込まれていて、実にスマートな舞台設計であった。
小道具にも神経が行き届いており、物語に説得力を持たせていた。
ポジション
ナカゴー
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2013/05/03 (金) ~ 2013/05/05 (日)公演終了
満足度★★★★
満足、あるいはスジャータ
おもしろいけど怖い、怖いけどおもしろい。人間の暗黒面への光の当て方が巧み。
タイトル「ポジション」は重要なキーワード。