ふどくの観てきた!クチコミ一覧

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モスキート

モスキート

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

胃もたれするほどの梨木さんの濃厚さ
変化球が来ると思っていたら、直球ど真ん中だった。

ネタバレBOX

登場人物が少ないため、理詰めではなくミステリの文法から犯人の目星がついてしまうのは致し方ない。
もちろんそのことでこの舞台のおもしろさが減じることはない。
この世の楽園

この世の楽園

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

非現実の王国で
第二回公演「不滅」のアナザーストーリーと解釈できそう(創作されたのは今作の方が先のようですが)。


そう考えると、今回平山さんが出演されていなかったことに説明がつくよね。

パフォーマンス「目に殴られた」

パフォーマンス「目に殴られた」

二十二会

長島ビル6階お風呂場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★

乳首に見えてきたのは私の不徳の致すところです。
観客がひとりだけ、という作品はこれまでいくつか体験しているが、これまでのものは実のところ観客がひとりである必然性はなかったのに対し、今作は一対一でないと成立しないつくりとなっている。

きっと演出家は観客に対して、感じればいいんだよ、と言うだろうが、リテラシーが必要と感じた。

ニッポンヲトリモロス

ニッポンヲトリモロス

劇団チャリT企画

王子小劇場(東京都)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/30 (水)公演終了

満足度★★

あれ??
会話のセンスは好きだし、個々におもしろいところもあったが、全体としてまとまりがなかった。いやむしろ小さくまとめすぎて面白みに欠けていた。

勝手な推測ですが、何か手違いがあって本来のプランができなかったのではないか。

濡れた花弁と道徳の時間

濡れた花弁と道徳の時間

肯定座

明石スタジオ(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもよかった
とてもいい舞台でした。

次のエピソードへのつなぎ方とか、構成もうまい。

ネタバレBOX

陽太はいろいろ、反則。
陽太の靴下!
吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)によるワークショップ参加俳優たちの無料発表会

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)によるワークショップ参加俳優たちの無料発表会

浮間ベースプロジェクト

浮間ベース(東京都)

2013/10/19 (土) ~ 2013/10/19 (土)公演終了

満足度★★★

良企画
アフタートークで河西さんの演出の話が聞けて興味深かった。


SEX,LOVE&DEATH~ケラリーノ・サンドロヴィッチ短編三作によるオムニバス~

SEX,LOVE&DEATH~ケラリーノ・サンドロヴィッチ短編三作によるオムニバス~

公益社団法人日本劇団協議会

ザ・スズナリ(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/10/22 (火)公演終了

満足度★★★

フツー
普通。

いい意味でね。


危なっかしさがない。
良くも悪くも。

ロストセブンティーン

ロストセブンティーン

私立ルドビコ女学院

王子小劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

ルドビコルドビコ
前作でFINALとなった”聖ルドビコ学園”から今作より”私立ルドビコ女学園”へとモデルチェンジし、どう変わったのかな、と楽しみにしていたら、作品の印象はまったく同じだった。「ルドビコ学園」というパッケージを使用する以上、止むを得ないのかな。
だからダメだったというのではありません。作品自体はきっちりと作られていて、そのことも前作と同様。前作から話が続いているわけでも同じ地平の物語でもなく、でも世界観やキャラクタを継承している。「ガンダム」みたいな感じ。そういうシリーズとしてのおもしろさもあります。


ところで、「中野の処女がイクッ」と言うよりも「私立ルドビコ女学園」と発声する方がわたしは恥ずかしいです。

ネタバレBOX

役者さんも配役(キャラクタ)も前作とほとんど同じだったので、印象が同じなのは当然といえば当然。物語の構造も似ていた。「水戸黄門」や「男はつらいよ」の例を出すまでもなく定型化は決して悪いことではないが、わたしは飽きてしまうかもしれない。あ、でも、ダメ出しコーナーは毎回やってください。ダメ出しコーナー、好き。

桜木さやかさんの作品の根底にはルサンチマンを感じるが、桜木さん自身はとても美人で頭もいい人なのにこのモチベーションはどこから来るのだろうか。
セツナイカラダ'91

セツナイカラダ'91

Tricobo×ハイブリットハイジ座

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2013/10/15 (火) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

決意
Toricobo/ 成長著しく、非常に驚く。端正にして、濃密。
ハイジ座/ 独自のスタイルは出来上がっているので、今後どう展開させていくかが課題か。

卒業を控えた両劇団の主宰の決意がうかがえた。

卒業後も演劇を続けるのであれば間違いなくイバラの道なので、軽々しく無責任に「これからも演劇を続けてください。期待しています」とは言えないが、言わせてください。
今後も期待してますよ!

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

王子小劇場(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度★★★

こどもはみちゃだめ
女子小学生が観に来ていたことで話題のあんかけ11を観劇。

う〜ん、いまいち乗り切れなかったのは僕が男の子だからか。

ネタバレBOX

ネタバレではないが、小針改め転さんは化粧薄めのほうがいいな。
中野の処女がイクッ

中野の処女がイクッ

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

事件は現場で起きてるんじゃない、控室で起きてるんだ!
すばらしい。


恐るべし、ネモシュー。

ネタバレBOX

「今、出来る、精一杯」につづき今回も控室が舞台である。
女性の恐さであるとかネモシューの女性を見る目の冷徹さなどに震えながら、いつもの安定のネモシュー劇場ね、と思って観ていたらとんでもないところに連れてかれた!

突如として観客に形而上学的問題を突き付ける手際の鮮やかさはどうだ!
人の〈正しさ〉のうつろいを浮き彫りにする見事さよ!

あまりのことに、目の前のシーンが喜劇なのか悲劇なのか、その境界が曖昧になる。

大地震が描かれる場合、日常を崩壊させるものとして扱われることがほとんどだが、本作での描かれ方は、こういうアングルもあるのか!、と非常に感心した。

あくまで生活者の視点や日常的感覚を喪わず、それに根差して紡がれたドラマに心を奪われた。

人物(女性)の造形も他者の観察のみならず自分自身への深い省察が感じられた。

あっ、思い返せば「今、出来る、精一杯」も人の〈正しさ〉の物語だったな。

根本宗子、恐ろしい子。
どん底

どん底

江古田のガールズ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

小細工なしできっちりと俳優の芝居を見せ切ったことを評価する
なんて、偉そうなこと言ってすみません。


江古田のガールズの作品は一貫して自分の才能に対する不安と焦りと苛立ちとそして自負をテーマにしてきた(と僕は思っている)。

今作は山崎さんが高校時代の作品ということもあってか、テーマの表出が非常にストレートであった。
ヒリヒリした。

ネタバレBOX

小説家を目指している者が、あんなふうに軽々しく他人の作品に手を入れるなんて、また編集がそれを容認するなんてありえない。
手書き原稿をパソコンで打ち直す過程で自他の区別が曖昧になってきたのだと思うが、脚色事件はこの物語で最も重要なポイントなので、そのあたりもう少し丁寧に描く必要を感じた。
保健体育

保健体育

20歳の国

王子小劇場(東京都)

2013/10/03 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★

田舎、こわい。
やっぱり王子はいい劇場だなあ。とバナナ学園を思い出しながら客席に向かう。
劇団がやりたいことにとても協力的だ。



役柄に合わせて女優さんのパンツの色にも演出がされていたとのことですが、だったらパンツ、見たかった(真顔)

暗転セクロス

暗転セクロス

井関友香プロデュース公演

シアターKASSAI(東京都)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

良作
内容は寸分違わずタイトルどおりなんだけど、タイトルで損してるような気がした。

風俗嬢が出て来てもスワッピングがあってもまったく下品さはない。

役者さんもよかった。

上質のコメディー。  なのにタイトルがなあ。

ネタバレBOX

ピザ屋の愛ちゃんがもうちょっと活躍してもよかったかな。
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

傑作
去年観て、内容がわかっているけど何度観てもすばらしい作品。細部まで演出がなされているので、2回3回観るといろいろ気がついておもしろい。
今回は「下敷き」で扇ぐのやめたんですね。

花と盲目。

花と盲目。

中野坂上デーモンズ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

悪夢とファンタジーとハンディキャップと
中野坂上デーモンズの憂鬱でしか観られない舞台でおもしろかったが、前回公演の方が感情がもっとストレートに伝わってきたし、さらけ出すーー裸になることに説得力があった。とは言え、この劇団の作品は好きだし、三森さん浅見さんは相変わらず魅力的で、今後も期待しています。
今回もチケットが素敵。

【終演。ご来場ありがとうございました】Q& ~近藤プロデューサーの最後の問題~

【終演。ご来場ありがとうございました】Q& ~近藤プロデューサーの最後の問題~

RebornTrouperPassion企画

APOCシアター(東京都)

2013/08/28 (水) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!
とてもよく考えられた脚本で、おもしろかったです。

ネタバレBOX

【Qハコの中にあるモノを答えろ】  ← 公演の説明の文章にヒントが隠されていたんですね。
たけくらべ=TK Club

たけくらべ=TK Club

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2013/08/23 (金) ~ 2013/08/29 (木)公演終了

満足度★★★★

戦争と平和
役者さんが舞台を飛び降りて場内を駆ける。大勢いる役者さんの動きや配置がよく考えられていて見ごたえがありました。
デコラティヴかつ饒舌なセリフが心地よいリズムを産み出し、物語を押し進める。
本劇団の面目躍如たる歌と踊りも楽しい。
テンポがよく、躍動感がありとても楽しい舞台でした。

さて、物語では登場人物たちは戦争の悲劇を背負って描かれる。
どの人物もただただみんな懸命に生きている。

少女たちの魂魄が灯し火となって降りてくるシーンが印象的。

Fire pRay ―秋津悠理のためのリサイタル―

Fire pRay ―秋津悠理のためのリサイタル―

<火遊び>

ギャラリー悠玄(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/01 (月)公演終了

満足度★★★★

この黒沢佳奈がすごい
小中学校で起きるイジメや学級崩壊や不登校などの問題を解決するにはどうしたらよいか。
→→→ 学校を無くしちゃえばいいんじゃね。

その手があったか!
その発想はなかったわ。


いくら情報化が進んだからといってそれはどうだろうというシーンもあったが、そんなことは気にならないくらい役者さんたちの物語を引っ張る力が強かった。
特に黒沢佳奈さんがすごかった。魅入った。
小さな空間で、間近で観られる贅沢さよ!

劇場は狭い階段を下りた地下のギャラリーだったのだけど(新宿眼科画廊みたいな感じ)、大きな木製のベッドが使用されていて、一体どこからどうやっていれたんだろう?

大人が本当に怖いお化け屋敷 魍魎八景

大人が本当に怖いお化け屋敷 魍魎八景

ゴキブリコンビナート

ヴァニラ画廊(東京都)

2013/06/22 (土) ~ 2013/06/25 (火)公演終了

満足度★★★

君もゴキコンの一員になってみないか
参加型アトラクション。
女性の方は必ずズボン着用のこと。
ズボンの貸し出しもあるみたい。
整理券が出ますが、指定された時間からさらに2時間くらい待ちました。日曜日だったからかな。後に予定がある方はご注意。
お客さんの体重制限が必要かも。
いろいろ踏み外しそうで、そういう意味でもこわかったです。

怪我人が出ないことを祈ります。お客さんに。

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