HBKの観てきた!クチコミ一覧

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「3番目の恋人」(当日券あります!)

「3番目の恋人」(当日券あります!)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2016/05/02 (月) ~ 2016/05/13 (金)公演終了

満足度★★★★

大人のラブコメ
観ている最中は、ちょっと類型的な登場人物でオーバーアクト気味に感じましたが、観終わってみると、この会場とこの内容では丁度良かったなと思いました。

ネタバレBOX

安易にハッピーエンドにしないのも乙
保健体育B【終演しました!ご来場ありがとうございました!】

保健体育B【終演しました!ご来場ありがとうございました!】

20歳の国

駅前劇場(東京都)

2016/04/27 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★

扇情的
好きな台詞、印象に残るシーンは多々有るのですが、物語としては、何がどうなってどうなったのと首を捻らざるをえなかったです。
あと、歌とダンスのクオリティーをもう少し上げてもらえれば印象も違ったのかもなあとも思いました。

ネタバレBOX

結局、最終的な感想が「今まで観た芝居の中でキスシーンが一番多かったなあ」だったので、自分も味わえてないのも確かに悪いのですが、もっと味わせて欲しかったです。
忍者、女子高生(仮)

忍者、女子高生(仮)

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2016/04/23 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★

観たかったものとちょっと違った
私は、根本さんが描く自分が正しい(と思っている)女と話の通じない男の詰り合いが好きなもんで、各夫婦の口喧嘩はゾクゾクしたし、今回はそれに加えて母親の三男嫁に対するセクハラとマタハラとパワハラを合わせた様な口撃にあるような女?VS女も有り楽しみました。
が、その分、ラストでエンターテイメントに特化するのは良いとは思いますが、根本さんの自己愛がより強く出てて、嫁たちが不憫に思えてしまいました。

ネタバレBOX

母親のキャスト名が無いけど誰が演じるのかと思ったら、「そう来たか」と膝を打つキャスティング。しかしながら、その後、特に生かされず出落ち感が否めなかったです。逆に娘とは絡むシーンを完全に削って、根本さんが本人が演じても良かったのかなあとも思いました。
「あの日のふたりプレイ」

「あの日のふたりプレイ」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2016/03/08 (火) ~ 2016/03/17 (木)公演終了

満足度★★★★

軽妙コメディ
シチュエーションコメディなんだけど、きっちり台詞で笑わせる見事さ

ネタバレBOX

観終わって思ったのは、前に進んだ女性と停滞する男性の対比でちょっと凹んだ。最後は、結婚する元カノには「二度と来ない」と言って欲しかったかな。
マスターも引きずる系だったし・・・
ただ、自分なら初恋の人に会えるバーがあったらと行くかなと思い、私も進んでないのかも反省。
ホテル・ミラクル3

ホテル・ミラクル3

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

四者四様
好きな作品は一本目、面白かったのは二本目、登場人物(やくざ)が魅力的だった三本目、長編で見たかった四本目。

ネタバレBOX

もっとリンクさせても良かったのかなあとも思いました。
『BET』

『BET』

ラチェットレンチF

上野ストアハウス(東京都)

2016/03/09 (水) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

小気味よくて面白い
入れ子構想の劇中劇も本編もそれぞれ面白かったです。リンクしていく展開も見事でした。

ネタバレBOX

何よりも作家のキャラが好きにならずにはいられないです。あの人がいる事で、劇中劇の悲劇も緩和されるし、本編もぐいぐい引き込まれました。
他の方も指摘していた逆転裁判の様な所謂「芝居じみた」演出は、本来自分は好きじゃないのですが、今回は気にならないと言うか良かったですね。
脚本と演出が巧みです。


テレビサスペンスのノリになってしまった終盤に若干言いたいこともありますが、それまでの面白さと比べると微々たる点でした。
Stay of Execution

Stay of Execution

メガバックスコレクション

錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

祝活動再開
作り込まれたセットと練られた脚本で信頼のメガバックスコレクション。久々と言う事で不安でしたが、やはり満足できる内容でした。
独特の世界観は踏襲していましたが、震災後の渋谷が出てくると言う事で、何時もよりで刺さりましたね。

ネタバレBOX

新メンバーと言う事で、役者陣には、まだ演技の温度差があるかなあと感じました。次回以降に期待します。
ありがとねえ!

ありがとねえ!

梅舟惟永企画

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

四者四様
それぞれ面白かったのですが、何といっても巨大な中心、梅舟さんの凄味。可愛くて、面白くて、時より出てくるプチブス感も含めて最高でしたね。共演の女優さんとも丁丁発止にとにかく楽しそう演じられており、観てるこちらも楽しくなりました。

金の卵1960

金の卵1960

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2016/01/28 (木) ~ 2016/02/10 (水)公演終了

満足度★★★★

庶民生活文化史
新宿ドヤ外の工場内だけの舞台なのに、空間だけでなく時間の奥行きのあって面白かったです。また、登場人物描写も奥深く、それに見合った役者さんの演技も素晴らしかったです。

ネタバレBOX

刑事と工場長のくだりは、昨年映画「野火」を観ていたので、刺さりましたね。
ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

教育的には如何なものか
この公演をフルコース料理に例えると、前菜がいまいち、スープもいまいち、魚料理はまあまあ、メインの肉料理がめちゃくちゃ美味い、デザートが美味しくなかったって感じですかね。
物語主たる脅迫事件の顛末は、結論も含めて本当に良かったと思うのですが、いかんせんその他の部分が・・・・

ネタバレBOX

他の方も評しておりましたが、女性教師が居ない不自然さとLGBTへの配慮の無さと教師の性倫理は違和感だらけで100%は楽しめませんでした。
多分ですが、類型的で好きでは無いですけど性に奔放なギャル系女教師とオールドミスでLGBT風を匂わす女教師が居れば、そこらへんが浮き立つこともなく、有耶無耶に楽しくなりそうな気がします。

後、個人的には、最後に警察から連絡が来るあの二人の行動は、親の反対を押し切り駆け落ちしようとしたところを、職務質問の警察に保護された方が良いのかなあと。世間の差別とか憐みなんか関係なく、警察の腕を振り払ってでも走って逃げようとしている二人に愛と希望を感じると思うのですがどうでしょう

そして、最後の理科教師の件はごめんなさい、まったく要らないと思います。後々考えると、伏線的なものがありましたが特に巧いと思いませんし、ただ
ただ、後味が悪いだけでした。教師を犯人にするなら思想があって欲しいです。
値千金のキャバレー

値千金のキャバレー

ホチキス

座・高円寺1(東京都)

2016/01/23 (土) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

残念ながら乗り切れず
動き出しまで冗長に感じてしまい、動き出した後もミュージカル風に乗り切れませんでした。

ネタバレBOX

分析すると歌部分なのかと。私が考えるミュージカルの歌は、登場人物の感情表現としての歌や物語を進めるうえで必要な歌等、あくまで「物語のための歌」、つまり歌が物語に奉仕すると思うのですが、今回は物語が歌に奉仕しているようでした。

「物語のための歌」では無く「歌うための物語」の感じ、どこかで観たなと思っ
たら演歌歌手の歌謡ショー若しくは歌謡演劇と言うのでしょうかあれに近かったです。あれは、純粋なミュージカルと違い歌で物語を推進させることはなく、歌になると悉く物語が止まるのです。でも、そこは本職演歌歌手ですから「歌」自体に力が有り、歌自体が観客全員共有した有名曲ですから待ってました感が半端ないのです。
しかし、この演劇は、申し訳ないですが歌手が本業で無い方の初めて聞く曲では乗りようがなく、物語を止まるを煩わしく感じてしまったのだと思います。

とは、言うものの小玉女史の本当に御嬢張りの存在感と化け物感、片山嬢の歌唱力&キュートさ、良い年した男たちも含めたアイドルのホッピング技術?とタップダンスの華麗さやラッパー2人はまあ良しとして、やっぱり演者陣は素晴らしかったですし、何より生演奏は掛け値なしに素晴らしかったです。だから、何のかんの言っても、肌に合わなくても、今回も楽しめなかったわけでは無かったです。

ただ、最後に苦言として片山嬢の生歌で子守唄で魅了した後にクライマックスがあったからしょうがないのですが、同じ歌をマイクを通して歌うのはどうかなと思います。中身が変わったから意味合いが違うとは言え、演じる人は同じで片山嬢の凄さを観た後だと拍子抜けしてしまいました。
犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

GRahAMBox

小劇場 楽園(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

シュールと言うよりはベタでは無いコントと言った感じ
前評判がいまひとつであったので、ハードルを下げて言ったのが良かったのか、それなりに面白かったです。
劇団のアピールも観劇者評価もシュールコント押しみたいでしたが、自分の考えるシュールと言えるのは、「ズンベンマンション」ぐらいで後は普通に笑わせどころが何処なのか分かりましたし、理解できました。ただ、笑わせ処が分かったり理解できたからと言っても、それで笑えるかはまた別問題なんですが・・・・。

ネタバレBOX

映像の使い方や音楽とダンス等「見る」には退屈しないのですが、「観る」になるには拙い処が多いかなと思いました。拙さも含めた未完成感と試行錯誤したであろう演目が今現在の魅力なのかもと内容それ自体には暖かい目も出来ましたが、後から来る人の席案内、トイレに行く人への配慮、観劇前の注意、観劇後の客出しの導線確保等はシッカリして欲しかったです。
そういう意味では、内容も含めて今後が楽しみと言えなくはないかなと言う感想です。

おかゆ太郎氏は、あらびき団やしょんないTVで見たいたような「渡辺ラオウ」的破天荒さはなく、一番キチっとコントをしていて驚いたのと同時に、さすが達者だなと思いました。

ロリコンのすべて

ロリコンのすべて

NICE STALKER

王子小劇場(東京都)

2015/12/24 (木) ~ 2015/12/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

最低だけど最高
くだらなくてバカバカしいかもしれないけど、すごい誠実。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★

適温
豪華キャストによる某半島の悲劇を日本国に置き換えたであろうフィクションを、適度に笑いを織り交ぜつつシリアスかつ軽妙に語るエンターテイメントに特化した快作でした。

ネタバレBOX

ただし、いつものシリアスかつ重厚でハードコアなチョコレート演劇を求めていた私には温かったかなと。もちろん、開戦直後の緊張感、戦時下の得も言われぬ不安と疑心暗鬼で今までの隣人が敵と言うか不気味な存在になる怖さはびりびり伝わって来たのですが、結論があまりに牧歌的過ぎるかなと。少なくとも戦後、国境線は存在するわけだし、物語的に戦前とはズレてるようですし、困難の時代はまだまだ続くし、ナチスに協力したフランス人の様に戦後に発生する悲劇も出てくるわけですからね。
特に両国の軍人が「泣いた赤鬼」の青鬼よろしく家族を元通りにするために一芝居打ってめでたしは呑気かな。
あのくだりをしたのならば、ラストのラストは両国の自国裁判であの二人が処刑されると言うのが無情で非情な内戦の愚かさを表していたかなと思いました。
『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

今日までそして明日から
いくらでも暗くて重くなる題材を、締めるところは締めつつ全体的に明るく軽妙に描き切る見事さに脱帽です。明日からも生きていけます。

ネタバレBOX

私は初見だったので、正直、終演時間を見て、当日パンフレットの登場人物の「被害者」「加害者」の文字を見て、このテーマの話を長い時間観るのは苦痛かもな思いましたが、オープニングの舞台演出の創意工夫に惹きつけられ、その後は役者陣の凄みと卓越したストーリーテリングに魅了され時間を忘れて楽しませてもらいました。良い人と悪い人ではなく強い人と弱い人の生きる希望と再生を描いていて、胡散臭い言葉であまり使いたくないですが、本当に「癒し」の物語で気付いたら落涙している圧倒的に品が良い傑作だと思いました。
もっとも迷惑な客死

もっとも迷惑な客死

上野くん、電話です

スタジオ空洞(東京都)

2015/11/17 (火) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

おしゃれ過ぎたスパイもの
時間軸の使い方、スタイリッシュなシーン連続等が、非常に映画的に感じましたし、役者も格好良いし綺麗だしで、観ていて退屈とは皆無の快作だと思いました。が、しかし・・・以下ネタバレ

ネタバレBOX

が、しかし全体的としては粗が多すぎるかなと。スパイものに限らず、ミスリードを利用するミステリー、騙しあいサスペンスはロジックが物を言うと思うのですが、弱いかな。まず、裏切り者に最初から彼女の事言ってればこんなことにならなかったのに思いますし、でも民間人の前では普通に言っちゃうんだと言う違和感がありますし、あの最後の黒幕も無理やり詰め込んだ帳尻合わせ感がありますしが。あと、他の方も言っておられましたが、あのホテルの仕組みは某映画そのままですし、あちらは問答無用のアクションでストーリー上の神的な役割で必要でしたが、こちらは取って付けた感が否めなかったです。
ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

Aga-risk Entertainment

新宿FACE(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

完璧
自治と言う硬いテーマを屁理屈で笑わせる、かつての三谷幸喜の群像コメディをも彷彿させる内容で終始、顔は勿論、心と頭でも爆笑してしまいました。役者が魅力的、脚本が秀逸、演出が見事、音響、照明が素晴らしい等々と、芝居を形作る要素一つ一つに美辞麗句を並べても足らない傑作だと思います。全く個人的な事ですが、プロレス者としてあの会場自体嬉しいのですし、見事に演目とマッチしていて、ここを選んだセンスには唸りました。

ネタバレBOX

最後の、あの二人が向かい合い「こんなナイゲンがしたかった」は、恐らく年齢的にこの芝を出来る最後と言う想いと高校最後の文化祭の思いの現実と芝居がリンクする奇跡の瞬間だと思いました。特に千秋楽最終公演だったので、二人の何とも言えない表情にやられました。
仮面マタドール(レプリカ)

仮面マタドール(レプリカ)

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

カッコ良いとはこういう事
8年ぶり再演という事ですが古臭くも無く、ダンディでセクシーかつエロティック(小学5年レベル)で、楽しかったです。中盤以降、ぐいぐいストーリーに引き込まれ、最終的に張りぼての牛とコスプレ男の対決がカッコ良くみえるミラクルマジックにやられてしまいました。実は観る前までは、今まで主要キャストだった演者さんが今回はいない事でどうなるかなと思っていたが稀有な心配でした。相変わらず達者な役者さん揃いで安堵と満足を同時に味あわせて貰いました。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

面目躍如
これでもかと自分の好きな物を詰め込んだごった煮の様な話でした。倫理感とかジェンダーバランスとか問題が有るしオカシナことになってるけど、それ以上に狂乱な世界で楽しめたので良かったかなと。フィクションの優れている所は、「正しくない事を主張しても良い」所だと思っているので、まさしくそれだなと思いました。無論、詰まらなければ、その倫理観の無さも余計に鼻持ちならなくなるのですが、そんなことにはなってなく安心しました。

ネタバレBOX

自分的には一週間前に観た再演作よりも格段に良かったです。まず女性陣がキレキレの演技で、独白でも対人でも剥き出しの台詞を吐いているので本人から伝わる高揚感が半端なかったですし、「アイドル」の話という事も有ってか何よりも観客側を楽しませることにを意識的に奉仕しているのが素晴らしかったです。自分たちも楽しみつつ観客も楽しませるWinwinな関係だなと思いました。また、数少ない男性陣もクズだめぷりが良かったですが、宮下雄也氏、一週間前に観たダメ男とは異なるダメ男を演じる恐いくらいの演技力でした。
彼女にとって無敵の世界

彼女にとって無敵の世界

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

腑に落ちない=面白くないでは無い
「え~、まいどばかばかしいお笑いを一席」と言った感じで観劇前の注意事項から本編に入って行くのは、いつも通りなのですが、本編は少し勝手が違いましたかね。本編構造はネタバレに書きますが、タイトルにも書きましたが確かに腑に落ちない結末ではありますが、感想としては面白かったです。

ネタバレBOX

序盤から何か不穏な不安感が漂ってました。特にお父さんが語る合理的かつ現実的なおとぎ話に物語イン物語していくのが、非常にスムーズであるのでボーダーレスになっていくのが心地良い分、この物語の語り部である家族に漂う不安が増長していくように感じました。しかしながら、そんな話にも関わらずクダラナイ笑い(褒め言葉)を詰め込んでくるのは流石ですし、希望溢れる幸せな落とし前をつけるあたりも手練れだなあと感心させられました。

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