珍しい凡人
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2011/05/04 (水) ~ 2011/05/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
ドラスティックな切り口
震災の影響で非凡になってしまった日常の中で観るのは感慨深いものがありました。一般人とは似て非なる凡人を通してみる世界は歪んでいる感じがして、しかしながら歪んでいるのは世界なんだろうか人なんだろうか、それとも自分なんだろうかなんて考えさせられました。
Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)
feblaboプロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2011/05/03 (火) ~ 2011/05/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
何でも無いような事が・・・・
単なるガールズバーの開店前の一騒動と言えなくもない存外他愛のない話なのに、これがべらぼうに面白い。ドラマチックじゃないのにドラマと成り立っている。ファミレスでだべっているのが楽しかったのと似ている感じがしました。
日曜日よりの使者
石原正一ショー
エビス駅前バー(東京都)
2011/05/04 (水) ~ 2011/05/04 (水)公演終了
満足度★★★★★
芸達者
エビス駅前バーでの公演は初めてとのことでしたが、それを感じさせないのは経験と卓越した技術がなせる業なんでしょう。あの限られた空間の中時空を超えた話をとても丁寧な芝居で観させてもらいました。また観たいと思わせるのに充分な内容でした。
『そこで、ガムを噛めィ!』
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
テアトルBONBON(東京都)
2011/04/26 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
壮観で爽快
野球が題材のコメディ芝居で期待通りに面白かったです。
前半部のダメさ爆発の前日ミーティングは丁々発止に進んでいくさまがとても楽しかったです。そして後半のメンバーがユニフォームに着替えてからは躍動感溢れるパフォーマンスに感嘆しました。何よりキャスト全員が守備位置に並んだ時、女性陣はお綺麗なのですが、男性キャストのよくこれだけ種種雑多な面白フェイスもとい個性的な面相な方々を揃えたなあとその壮観さに感動しました。実力はさて置き、なんか某野球マンガ「ドカ○ン」に通じるなあ、そう言えばあのマンガもピッチャーは端正な顔をしていたなあ等と思ったりしながら、爽快なラストにまで大いに笑わせてもらいました。
パイナップルゴーストホテル
ダイタンプラネット
王子小劇場(東京都)
2011/04/20 (水) ~ 2011/04/25 (月)公演終了
満足度★
残念で悲しい
大変申し訳ないが、面白かったと言える舞台では有りませんでした。期待した分失望が大きかったのが原因なんですが、舞台前にパンフレットを読んでしまった自分が悪いのかもしれません・・・
裸の女を持つ男
クロムモリブデン
シアタートラム(東京都)
2011/04/16 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★★
毒々しい黒さ
記憶に新しい芸能界の某事件2件を下地にしているのは生々しく良い試みだと思ったのですが、出てくるシーンやキャラクターがどっかで見たことあるようなものばかりで興が醒めてしまいました。演出でパロディとして狙っていたとしたならば、元ネタの方が数倍インパクトあるためそちらに引き摺られてしまい、残念でした。
湯煙の頃に君を想う 舞台写真UPしました!!!
ホチキス
テアトルBONBON(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
単純に楽しませてもらいました
人情喜劇の要素もあり、ドタバタコメディの要素もあるサスペンス?に大いに笑わせてもらいました。
特に小玉久仁子さんと村上誠基さんの絡みは、何が何やらどう表現していいのかとにかく凄かったです。
グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》
KAKUTA
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
洗練された朗読劇
群青の夜を観ました。 そこはかとなく切なく、ほっこりとホンワカな話に感動させてもらいました。
こういった芝居を観たのは初めてで、この朗読劇がこんなにも秀逸なのは、原作自体がそもそも良かったからなのか、それを選んだことも含めた脚本演出が優れていたからなのか、役者の演技が卓越していたからなのか良くわかりませんが、恐らくと言うか、間違いなくその全てが素晴らしかったからだと思います。
15 Minutes Made TOUR
Mrs.fictions
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了
満足度★★★★
百花繚乱
東西交流と言った感じで、どの劇団も色合いが異なっていて楽しめました。
ただ、今後の活動に対する見本市としてみるなら、やはり関西の劇団は魅せ方が上手いなあと思いました。短い時間にも拘らず「自分達を売る」と言うアピールは特化していると感心しました。東京来た時は観たいなあと思わせてくれましたからねえ。
パラリンピックレコード
北京蝶々
シアタートラム(東京都)
2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了
満足度★★★★
単純に面白い
障害者と言う難しいテーマで表現規制をシニカルにブラックに描いた反体制的な脚本を「ええじゃないか」的なお祭り要素満載のキャラと演出で煮詰めた感じでとても楽しかったです。
まあ、江戸時代のええじゃないか現象も、政治運動としてというより、踊るのが楽しいからええじゃないかの精神の民衆運動だったらしいから、こんな形で社会に一石投じるのも良いのかもしれません。
無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)
MU
OFF OFFシアター(東京都)
2011/03/24 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了
満足度★★★★
『無い光』観てきました
重厚になりそうなテーマを軽くと言わないですがテンポ良く進めて様は見事で、少数精鋭で小ぢんまりしたセットだったと言うこともより疾走感を感じさせてくれ楽しめました。セリフの言い回しが物書きが主人公と言うことも有り、洒落て少しキザで良かったです。
さくら
ENBUゼミナール
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/03/26 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
清々しく馬鹿馬鹿しく美しく
卒業公演なるものを初めて観ましたが、楽しませてもらいました。シベ少の土屋さんの脚本・演出は期待通りで、役者陣が期待以上でした。正直学芸レベルでもしょうがないのかなと思ってましたが、とんでもなかったです。御見それしました。役者皆さんのセリフ一つ一つ、細かな仕草や表情にも真摯な必死さがひしひし伝わってきました。特に主役を演じた川田さんは、その演じた役や声や動きと相俟ってとてもキュートでした。
時間創造部
ワーサルシアター
ワーサルシアター(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了
満足度★★★★
嫌いじゃないです。
登場人物のキャラクター+プレゼン内容が幕の内弁当のようで楽しめました。とても面白い試みだと思うので、違うテーマでも観てみたいなと思いました。
ローヤの休日
ゲキバカ
王子小劇場(東京都)
2011/03/16 (水) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
破壊的なカッコ良さ
ゲキバカバージョンを観ました。その迫力満点のパフォーマンスが圧倒的にカッチョ良かったです。笑いも適度に散りばめられていながら、何とも言えない切ないストーリーにも感動しました。
レイ・ラヴェリータの記憶
メガバックスコレクション
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2011/03/11 (金) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
劣る人
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2011/03/16 (水) ~ 2011/03/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
不快な世界に堕とされました
歪んだ登場人物達の歪な世界に引き込まれると言うか引きずり込まれました。艶っぽさと凶気が入り混じった物語は、手放しに面白いとは言い難いですが、とても良かったです。
「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2011/02/25 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
鯔背でお洒落
大人の濃いめの恋バナなんですが、さっぱりしていてスット入ってくる感じが心地良かったです。そして、セリフの言い回し、役者の表情、そして何より料理が、とにかくお洒落でした。
テノヒラサイズの致命的誤謬
テノヒラサイズ
駅前劇場(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
ネズミ狩り
劇団チャリT企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
重厚かつ濃厚
硬派な話にグイグイと引き込まれ、見応え十分でした。暗くなりがちなテーマに笑いのエッセンスが随処で出てきて良い意味で光を当ており、それでいて悪ふざけになっておらず、とても誠実な舞台でした。
TRAVELING
東京グローブ座
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/03/02 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
非常にエンターテイメント性が高く、軽快なフットワークの効いた話で楽しませてもらいました。脇の俳優陣が主役の脇を固めるどころか脇を極めていたのが印象に残りました。