女の罪
ブス会*
リトルモア地下(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了
満足度★★★★
やるな
出演は5人の女性。男との関係でいろいろな状況にある5人が夜中のスナックで繰り広げる話。出ている役者さんは皆さん個性的で、うまく役を演じてられました。面白かったです。
あと、オフ会で、出演者のトークがありましたが、そこでペヤングマキさんも登場されていましたが、シャイな感じで控えめな感じとお見受けしました。その彼女がこの作品を作られるとは、女性は見た目ではわかりませんね
また逢おうと竜馬は言った
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/07/10 (土) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★
熱演
空組みでした。元気みなぎる力いっぱいの演劇でした。ただストーリーが懲りすぎというかもひとつしっくりいきませんでした。川上隆也が客演の次回作に期待。
天才バカボン
男子はだまってなさいよ!
本多劇場(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
バカボンの実写版
オムニバスコント。バカボン、バカボンパパ、バカボンママ、うなぎ犬、レレレのおじさん、目のつながったおまわりさんと懐かしいキャラクター総出演。ばかばかしいけれど笑わせてくれた。
くちづけ
東京セレソンデラックス
シアターサンモール(東京都)
2010/07/07 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
後半にかけて話は
前半はおちゃらけた陽気な展開。後半になると一転してうるうるさてくれる。
初見の劇団ですが、いい芝居でした。ただ、観客で一人甲高い声で笑っていて、しかも一歩ずれている人がいて、癇に触りました
Goodwill~王子支店~
spacenoid
王子小劇場(東京都)
2010/07/20 (火) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
悲哀
派遣会社のひとつの支店で展開する話。社員も派遣社員もそれぞれの立場で会社関わっている。でも会社は非情である。労働者からピンはねすることで成り立っていたがその会社はもうない。
観ていて「あるある」と納得する場面が多々あり。時代を反映していたのですね。あの当時の労働者はどうしているのかなとふと感じ入りました。
幸福な職場
劇団 東京フェスティバル
小劇場 楽園(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
よかった
テーマは障害者雇用についだが、高度成長期の日本で小さな町工場が舞台。
愛されること・褒められること。役に立つこと・必要とされることが人にとってはもっとも生きがいになる。これは健常者、障害者に関わらず同じである
専務役の滝さん、採用に積極的だった久我役の高槻さん、障害者役の古地さん、若きエンジニア役の池田さん、住職役の松村さん、そして養護学校の先生役の中村さん、本当にいい芝居をなさっていた。
心から湧き出る喜びを感じました。どうもありがとうございました。
ファウストの悲劇
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/07/04 (日) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★
見ごたえあり
和のテイストを取り入れた作品。拍子木、三味線、笛などが随所に使われ、能や、歌舞伎をイメージさせられる。照明の使い方も巧みで、特に赤の色彩が強く印象に残った。
野村さんはやはりいい。勝村さんとの掛け合いも楽しく観たれた。全体的に華美な印象を受けた、これも蜷川演出のなせる技か。満足であった。
ラクダ
範宙遊泳
王子小劇場(東京都)
2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了
Wannabe
柿喰う客
アトリエ春風舎(東京都)
2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了
満足度★★★
アジアの小劇団
中国、韓国、と柿のメンバーによるコラボ。今回は交流がメインなのか柿のメンバーが少し控えめ。国は違っても演劇は共通、言葉が英語がメインだったので細かいところはわからなかったが、なかなか楽しめた。外国(アジア)の劇団の芝居を観たくなった。
2番目、或いは3番目
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了
満足度★★★
どうなんですかね
この劇団は熱狂的なファンが多いようですね。せりふのたびの黄色い笑い声(歓声)が上がっていました。役者さんはそれぞれご自身のカラーをだしていてしっかりと演じられていました。ただ、この雰囲気にたいして自分は浮いているいるように感じてしまい疎外感を味わってしまいました。
エネミイ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
クオリティの高い作品
人はなぜ戦うのかをテーマにした作品をこの劇場ではやっていて、シェークスピア、井上ひさし原作も見たが、今回も過去の作品と比較しても引けをとらない良作。
60年安保世代の父親と突然現れた昔の仲間、それに家族(妻・娘・息子)が絡んで話が展開していく。ストリーは淡々と進んでいくが、そこに世代間の考えの違いや、社会情勢の変化などがギャップとして描かれていく。娘役(高橋由美子さん)がコミカルで、息子役(高橋一生さん)が草食系男子で今の現代っ子をうまく演じそのバランスがよかった。
8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
ART THEATER かもめ座(東京都)
2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しみな劇団
この劇団は初見であり、今回は番外公演であったが十分楽しませてくれました。次回は本公演を観るつもりです。
欲の整理術は最初、これはついていけないなあと感じましたが、見ているうちにじわじわと効いてきました。
ガハハで顎を痛めた日は、社会人から教員へなる人たちが、学校で起こりそうなことを先生役と生徒役になってシミュレーションを繰り広げる話。面白く観させていただきました。
ダモイ
トム・プロジェクト
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了
満足度★★★★
帰還できず
第二次大戦でのシベリアに抑留されて、帰還がかなわなかった山本幡男さんの抑留日記。(ノンフィクション)
絶望的な状況でも希望を失わず、周りに対しても明るく振るまい、最後まであきらめなかった姿を下條アトムが好演。
今こうして平和な世の中で暮らしていけるということはありがたいことであり、戦渦を受けた、われらの先輩たちに対して頭が下がる思いである。平和を当前として生きてているが、現在でも戦争中の地域は世界ではあまたある。平和のすばらしさを改めて実感した。
ザ・キャラクター
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★
説明しにくい
観た感想をどう表現していいのか難しい。出演している役者さんはそれぞれの役をうまくこなしている。効果音、照明等、演出も悪くない。ただどうもストライクゾーンから少しはずれている。脚本がしっくりこのいのか。うまくまとめられない。
身替座禅
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2010/07/03 (土) ~ 2010/07/24 (土)公演終了
満足度★★★★★
歌舞伎教室はお得、お勧め
今回の若手役者による解説は中村 壱太郎さんと中村 隼人さんのお二人。ポップ調でビジュアルな解説はとてもわかりやすいです。さて芝居の身替座禅ですが、夫婦をテーマにしたにした話で、ユーモアあふれる演技はわかりやすく楽しめました。初心者でなくても十分に楽しめる内容だと思います。お勧めです。
醜男
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/12 (月)公演終了
王女メディア
劇団新和座
アドリブ小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
熱演
ならリえさんのメディア鬼気迫る演技で魅了されました。イアソン役の北村空さんも堂々と演じられていました。ただ、その他女性役(8名か9名)のせりふを複数人でそろえて発するのは少しずれがでていました。この点が残念。が、初見ですが力のある劇団だと感じました。
女ともだち
劇団競泳水着
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了
満足度★★★
じわっとしみいる
前作とは違い、じっくり女性を描いている。現在と過去を取り混ぜ派手さはないが、漢方薬のようにじわっとしみいるの芝居。主人公が素敵
男と女と浮わついた遺伝子
熱海五郎一座
サンシャイン劇場(東京都)
2010/06/18 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
いや面白かった
前回は伊藤四朗一座公演とのジョイント?でも拝見しましたが、ここの一座の公演は楽しませてくれます。今回は少しラブストーリーをからめていましたが、相変わらずの面白さでした。この公演はどこまでが台本どおりでどこからがアドリブなのかの境目がなく、また、それが楽しみであったりします。三宅さん、渡辺さん、小倉、東さん、昇太さんの掛け合いは観ていて飽きることがありません。大変面白かったです。あと東貴博さんは親父さんにも引けを足らないコメディアンですね。次回も楽しみ
スタア
劇団昴
俳優座劇場(東京都)
2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
筒井康隆か
原作は数十年前に読んだような記憶があり、それで観にいくことにしました。しかし冒頭はさっぱり思えだせず、新作を見るような感じで芝居を観ていました。が、話が進むにつれだんだんと気持ちが乗ってき、後半になるとまさに筒井康隆ならではのスラップショットな猛烈な展開となり、ターザンはでるは白熊はでるはののなんでもありのもうお祭り騒ぎでした。イアや参りました。