かざかみパンチ
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっと考えてしまう
カムカムは2回目。さすがのクオリティで創ってあるけど前回観た「水際パン屋」の方が話はわかりやすくて良かったかな。今回はちょっと長く感じたのと、どうしても後半が消化不良で辛かった。でもこれだけの人たちがこの値段で舞台をやり続けているのはすごく嬉しいし、広がっていってほしいと思う。あと、すごく消化不良な点は、ネタバレにて。
海辺の日々
弘前劇場
新宿シアターモリエール(東京都)
2011/11/04 (金) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった!
前から気になっていた劇団。初観劇。方言を、おそらく誰にでも聞き取りやすくやわらげてセリフにしているのかな?特に特に大きな事件が起こるわけではないけど、そこで生きている人が今抱えている問題を丁寧に描いていく。とてもしっかりした作品で、また観たいと思った。名前を控え損なったけどバスの運転手役の方面白すぎて、抱えているものもしっかりと伝える。とても好きな役者さんでした。また観て面白かったら、きっと名前を覚える。
ラフカット2011
プラチナ・ペーパーズ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★
無難な
若い人たちの力試しの場、ということでたくさんの役者さん達がいたけど良くも悪くも目につく役者さんはあまりいません(数人気になる方はいたけど)。でも皆楽しそうで、観ていてこちらも気持ち良くなりました。
劇場が良いのはあるけど、どの話もそんなに舞台装置もなく、力試しの場(観てもらう場)であればもうちょっと安くして欲しいなと。受付も役者の知り合いが来る前提の対応だし。。。学校の発表会じゃないんだから。。。
個人的には芸人のNONSTYLE石田さんが芝居の本を書かれるのか、と思っていたらベタなコント台本でしかも客席が静まり返っていたのが、ちょっと面白く。あと第4話を書かれていた堤泰之さんの本が素晴らしかった。
「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★
無理でした。。。
初ゴジゲン。
私には無理でしたわ。。。
「どうしようもない人たち」みたいなフレーズに弱いので楽しみにしてたが。
他の方が書かれてるような愛しかったり切なかったりという感情をどこで持てばいいのかわからなかった。持つ気持ち満タンで行ったのに。
否定してるけど、変態じゃない?犯罪者じゃない?
プルートとか舎弟くんが少し愛しい要素あったけど。。。
この公演が「次代の芸術家を創造する育成事業」らしいんですが。えー。文化庁えー。
Sometimes Caffe
Island
上野ストアハウス(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/09 (日)公演終了
満足度★★
清々しさには好感
学生演劇のような、純粋に演劇が好きで取り組んでいるような団体。「こういう芝居がやりたい」てはっきりしててそこらへんの清々しさに好感が持てた。
舞台美術や音響・照明・当日パンフレットまで、お金をかけてしっかり作っていてそこも好印象。
しかし肝心の役者さんがついてこれてない。表面上の演技を追いかけすぎて、感情を説明している感じ。
作品は、ドタバタ。なるほど。
現実にはありえない大企業やヤクザの詰めの甘さだったり、日の経過を表す転換が音と照明の動きと役者の動きがミスマッチだったり、もうちょっと頑張れたんじゃないかなと思うものの、上記の純粋さに応援をしたくなる芝居だった。
若い人が多かったし、これからに期待。
コントロールZ
劇団お魚レモンパイ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/09 (日)公演終了
満足度★
コメディ?
まず会場整理の対応の悪さに不満。受け入れる側の姿勢の甘さにがっかり。そういうところからちゃんとしてほしい。
話は、コメディ要素はコントみたいなストーリーと関係ないネタと男優だけが楽しんでるような下ネタ。残念ながら1回も笑わなかった。
主役以外も群像劇として見せたいのは伝わったけど各キャラの話の核がポンといきなり出てきて感情移入出来ず。
もうちょっと詰めて作品作っていただきたいなと。
キネマの天地
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2011/09/05 (月) ~ 2011/10/01 (土)公演終了
満足度★★★★
これぞ役者
私には本の良さとかそういうのは伝わらなかったです。長いなぁ失敗したなぁと思いながら休憩中を悶々と過ごしましたが、後半の木場さんに一気に引き込まれました。もう心を鷲掴みにされ揺さぶられて、このためだけにチケット代払ったって満足できる。。。これぞ役者だなって。そう思ったら本の愛情もほんのり後から伝わってきて、最終的に満足でした。