おじいちゃんの投稿したコメント

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naisen424 naisen424 naisen424様  ご観劇いただきありがとうございました!  ごみ箱を被っていたのにはいくつかの理由がありますが、やはり「作演出出演」という歪みを不問に付すため、というのが最初の発想でした。僕が出演しないほうがよかった、というのはまったくその通りと思いますが、ほかにやる人がいなかったというよりは(まあそれもあるのですけれど)、やはりこの役は、僕がやらなければならないと感じていたことも事実です。作中の男は自らをごみ箱に突っ込むことで、「誰でもない男」として舞台に上がります。それは、作演出の僕が、自らに課した「足かせ」のようなもののつもりでした。  今回のご意見、ご感想は、すべて基本的に目を通させていただいております。今後の活動の参考にさせていただきますので、よろしければまた、次回、足をお運びいただければ幸いです。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:49
uz uz uz様  ご観劇いただきありがとうございました!  ゴドーを待ちながらのパロディではないか、とのご感想を多数いただいております。ゴドーを待ちながらの影響下にあるのは確かで、執筆中もなんども翻訳戯曲を読みましたが、実は、ゴドーのパロディの、パロディというのが正確なところかと思います。別役実氏は、ゴドーの戯曲にある「田舎道、一本の木」という場の設定をとりあげ、それを日本にあてはめるものとして「電信柱のある風景」をあげています。今回の「バス停」という場の設定は、直接にはその「電信柱」へのオマージュのつもりで書いていました。  とはいえ、執筆中は別役氏の戯曲は実は一度も読むことがなく(笑)ゴドーばかりを読み返していたので、知らず知らずのうちにたくさん影響が出ているのかもしれません。そういうところも、芝居の面白いところだと思います。  僕はこれからも他者の言葉を拒否し、自分たちの言葉を武器に芝居を続けていこうと思っています。よろしければまた、次回、足をお運びください。劇場でお待ち申し上げております。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:44
miss_you miss_you miss_you様  ご観劇いただきありがとうございました!  ベートーヴェンは僕も大好きな作曲家の一人です。今回の劇中音楽はすべてベートーヴェンで統一しました。今回ベートーヴェンを起用したのは、彼の音楽の中に「対話性」を感じたからです。複数の主題が折り重なるように響き、不協和音を奏でたりしながら最終的には言いたいことをすべて言い切り、歓喜の高みへと怒涛のように駆け上がる。力強い音楽。芝居の推進力としてその力を借りようと考えたのです。  楽しんでいただけたようでなによりです。次回以降も、今回のご感想を参考に、精進してまいりますので、もしご都合が合いましたら、ぜひご来場いただければと思います。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:37
たらい たらい たらい様  ご観劇いただきありがとうございました。  エピローグで会社を辞めてしまうことに関しては、初演の際も、多くの方から「なにかちがう」というご感想をいただいておりまして、そのことに関しては僕自身も然もありなんと首肯するのであります。  しかし、これは方便かもしれませんが、男は「逃げ続けるという不毛」を肯定し、「逃げ続ける」という戦いを選択したのですから、目の前に現れた仕事という壁から逃避するのは必然かと思われます。男が会社を辞めず、働きながら小説を書き続けるというエンディングは確かに美しいですが、それは本脚本の意図とは矛盾するように思ったため、今回はそのエンディングを回避する形となりました。  楽しくご観劇いただけたようで大変うれしいです。  ぜひまた、次回以降も足をお運びください。劇場でお待ちしております。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:31
- ミドル英二様  ご観劇いただきありがとうございます!  私がごみ箱を被っていたのにはいくつかの理由がありますが、最初にそうしようと思った発想の原点は、「作演出出演」という作品世界の歪みを不問に付すための苦肉の作でした。僕は、演劇というのは「脚本、演出」をはじめとする「言葉」と、「俳優」という「(身体を持った)人間」の全裸の格闘技である、と解釈しています。俳優と演出家は喧嘩しなければいけないのです。その先に、芝居はかがやくのだと思います。だから今回、僕が出演するということになったとき、非常に困りました。僕と僕が喧嘩する、というプロレスでいうところの「しょっぱい試合」みたいなことになってしまうからです。そして考えに考えた挙句、僕が出した結論が、「舞台上にいる僕が、僕でなくなればいい」というものでした。男は、自分の人間性、人生観、その他「僕であること」のすべてをごみ箱に捨て、「僕であること」から逃避しました。自分で自分をごみ箱に突っ込んだわけです。そして舞台に上がる時、僕は僕ではなく、「男」になっていました。この儀式を経てはじめて、僕は、作演出出演という「驕り」が許されるのではないかと考えたのです。  僕の顔で一番僕らしいのはやっぱり目と眉だと思います。だからそれを隠すことは、僕でなくなることの必須条件だと思いました。そういう意味では、正解ですね。  長々とすみません。芝居が終わった後にこんなことを書くのはなかなかかっこわるいですね。  ご意見ご感想は基本的にはすべて目を通させていただいております。次回以降参考にさせていただきたいと思います。  よろしければ、またご来場ください。お待ちしております。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:24
雨模様 雨模様 雨模様様  ご観劇いただきありがとうございます!  箸の持ち方についてですが、そういう細部こそ重要なのであり大事にしていくべきということ、まったくその通りと思います。  言い訳がましく聞こえてしまうかもしれませんが、僕の中でのあの「女優」は、「子供」というイメージで一貫していました。子供のような純粋さ、不器用さ、下手さ、そういうものをすべて持ったまま体だけ大人になってしまった。そういういびつなイメージを持って終始演出していました。そのことが、関係しているのかもしれません。貴重なご意見、ありがとうございます。  カリブロという野菜の歴史は古く、古代ローマあたりからある野菜のようです。  世界は僕たちが思っているよりも、ずっと整然としているのだろうと感じさせられます。  ご意見ご感想にはすべて目を通しております。次回以降参考にさせていただきます。よろしければまた、足をお運びいただければ幸いです。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:13
化石の森 化石の森 化石の森様  ご観劇いただきありがとうございました!  本作品の所謂「オチ」に関しては、いろいろな解釈というか、考え方ができると思っています。  あの舞台の上で行われた不毛な会話が、はたして「夢」だったのか、「現実」だったのか、「芝居」だったのか、それとも?それはだれにもわからないのです。だけど、あのときあのバス停には確かに二人の人間がいて、不毛な会話で時間を浪費していた。その事実だけは揺るがないものと思いたいです。たとえそれが「夢」であったとしても。  さまざまなご感想をいただいております。アンケートをはじめとして基本的にすべて目を通しております。今後の活動の参考にさせていただきます。  もしよろしければ、次回以降も足をお運びいただければと思います。  ありがとうございました。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 01:03
ぱち太 ぱち太 ぱち太様  ご観劇いただきありがとうございます!  アヒル口に関しては完全に意図の範囲外でした(笑)  演劇というのは、俳優という身体が、脚本家の言葉によって定義される過程、その身体と言葉のせめぎあいのようなものが垣間見えるとき、一番輝くものと僕は思っています。彼女がだんだんアヒルに似ていくというのは、もしかしたら、田中渚という女優の身体と、僕の言葉に折り合いをつけようとして無意識に生まれた、新しい演出の境地なのかもしれません。というのは、好意的すぎる解釈でしょうか。  とにもかくにも、さまざまなご感想が僕の耳にも届いています。ありがたく拝見させていただき、今後の活動の参考にさせていただく所存です。  次回以降も、もしお時間等ございましたら、ぜひ足をお運びください。  ありがとうございました。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 00:59
unicorn unicorn unicorn様  ご観劇いただきありがとうございました!  最後の一見蛇足に見えるエピローグを付け足したのにはいくつかの理由があります。一つは、僕が所謂「綺麗な」エンディングがあんまり好きじゃないという理由。もうひとつは、女の「戦い続ける(演じ続ける)不毛」に対して、男が「逃げ続ける不毛」を自ら選びとったのだ、ということを明示したかったという理由です。とはいえ、多くの方から、あのエピローグはやはり蛇足だったとか、あるいは、仕事を辞めなければよかったのに、とかご感想いただいているのも事実。そしてそれもまた、一理あるなあと感じるのであります。  今回は、美しいエンディングを回避し、ドラマティックな感傷に浸ることなく過剰なまでに潔癖に、異化(逃避)を追求していきましたが、それが観てくださった方々の目にどう映ったのか、興味深く感想を拝見させていただいております。  次回以降、いろいろ参考にさせていただきたいと思います。またご来場いただければ幸いです。  ありがとうございました。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/17 00:49
ロングくび ロングくび ロングくび様  コメントありがとうございます!本日初日ですが、まだお席に余裕あります。当日券も全ステージで出る予定ですので、もし少しでもご予定が開きましたら、ぜひ王子小劇場までおこしください!身を粉にしてお待ちしております。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/14 06:04
ぱち太 ぱち太 ぱち太様  コメント、チケットのご予約、ありがとうございます!なんか知らんけど劇場でお待ちしております!勢いは大事です。僕たちはいつも地面をはいずるように芝居を作っていますが、もっと勢いがほしいと思うこともあります。ご期待に添えるよう、精一杯やらせていただきます。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/12 23:57
ハンダラ ハンダラ ハンダラ様  初演に引き続き観たい!コメントにご投稿いただき、ありがとうございます!人生の不毛、世界の不条理に負けない劇団、肋骨蜜柑同好会です。表現の原点、それはコミュニケーション、なのかもしれません。僕とあなたの間にある溝が、いったいどれほどのものなのか、僕には知る由もございません。しかしそれでも僕は叫ぶのです。今度は王子小劇場から。お待ちしております。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/03 00:33
垣根の猫 垣根の猫 垣根の猫様  コメントありがとうございます!そうなんですよね、バスとか電車とか、いろんな人がいて、いろんな人生が、生活がある。僕たちは常に出会いと別れを繰り返し、なんとかかんとか、コミュニケーションを成立させようと躍起になっているわけです。下手くそな僕らの下手くそな人生劇場。大傑作か、三文芝居か、ご判断はお任せ致します。僕たちはただ、断崖絶壁から愛を叫ぶことしかできないのです。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/03 00:30
雨模様 雨模様 雨模様様  コメントありがとうございます!3kmというのは、北池袋から王子まで、ということでしょうか。思えば遠くに来たものです。しかし、どこにいようとも、僕たちは僕たちにできることを、いえ、僕たちにしかできないことを、精一杯やるだけです。是非、劇場でご覧下さい。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/03 00:26
流れ星 流れ星 流れ星様  コメントありがとうございます!ハードルがここ数時間の間に天空高く舞い上がりました。震えているのは寒さのせいだろ、怖いんじゃないねと井上陽水がラジカセからわめく中、劇団員一同恐怖におののき、いえ、武者震いというやつです。大丈夫、きっとおもしろい。僕たちは僕たちのできることを、精一杯やるだけです。宜しくお願い致します。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/03 00:24
バート バート バート様  コメントありがとうございます!はい。すごい話になっているのです。自分たちが一番驚いています。何なんでしょうか。世界の速度についていけません。でも大丈夫。世界の不条理に負けない、我ら肋骨蜜柑同好会です。よろしくお願い致します。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/03 00:20
- ミドル英二様  コメントありがとうございます!ツイッターでもフォローさせていただいております。この劇団の名前は、学生時代、飲み会の席で夜中に決まりました。特に意味はありませんが、気に入っています。全体的にそんな感じでお送りしておりますので、玉山様からお声をかけていただいた時は、まさに青天の霹靂でございました。肋骨と蜜柑の共時的美意識により、僕らの言葉は解体される。劇場でお会いできるのを、楽しみにしています。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/02 12:27
たから たから たかの様  コメントありがとうございます!おもしろそうと言っていただき、一同身の引き締まる思いです。血反吐を吐いて泥沼に足を踏み出す僕たち、劇団肋骨蜜柑同好会、名前だけでもぜひ、覚えていただければ幸いです。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/02 01:54
uz uz uz様  コメントありがとうございます!ハードルはもう天高く上がって銀河系のかなたまで。しかし僕らは跳ぶのです。跳べるかどうかは問題ではない、ただ、跳ぶのだ、そういう意志だけが、僕らを突き動かします。あなたのもとに、はたしてたどり着けますかどうか。ぜひ劇場で、確かめてみてください。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/12/01 04:02
たか たか たか様  コメントありがとうございます!提示部展開部再現部の三部構成からなる……とまで言えるかどうかわかりませんが、とにかくソナタ形式でお送りしております。ヘーゲルの弁証法とベートーベンの交響曲の同時代性を舞台の上で現前させる試み、ぜひ劇場でご覧下さい。 劇団肋骨蜜柑同好会 フジタタイセイ
2012/11/30 11:29

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