満足度★★★★
発想のスタートは、「ゴドーを待ちながら」ですかね?登場人物の多い作品も観たくなりました。
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2012/12/15 23:42
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2012/12/17 01:44
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ご観劇いただきありがとうございました!
ゴドーを待ちながらのパロディではないか、とのご感想を多数いただいております。ゴドーを待ちながらの影響下にあるのは確かで、執筆中もなんども翻訳戯曲を読みましたが、実は、ゴドーのパロディの、パロディというのが正確なところかと思います。別役実氏は、ゴドーの戯曲にある「田舎道、一本の木」という場の設定をとりあげ、それを日本にあてはめるものとして「電信柱のある風景」をあげています。今回の「バス停」という場の設定は、直接にはその「電信柱」へのオマージュのつもりで書いていました。
とはいえ、執筆中は別役氏の戯曲は実は一度も読むことがなく(笑)ゴドーばかりを読み返していたので、知らず知らずのうちにたくさん影響が出ているのかもしれません。そういうところも、芝居の面白いところだと思います。
僕はこれからも他者の言葉を拒否し、自分たちの言葉を武器に芝居を続けていこうと思っています。よろしければまた、次回、足をお運びください。劇場でお待ち申し上げております。
劇団肋骨蜜柑同好会
フジタタイセイ