長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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もんぞもんぞ

もんぞもんぞ

ジャイアント・キリング

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

好みでした(杮落とし観劇)
こーゆーわかりやすくて楽しい芝居は大好きです(^^)
さまざまな性格付けの登場人物を役者さん方、嫌味無く演じられており。
立体的な舞台を上手に作って、効果のライトや音で盛り上げてました。
食事やお茶なども、ちゃんと本物食べ飲みしてるし。
(こーゆー小道具の配慮も好みです)
女優さん達も楽しげに無邪気な演技が明るくて良かった。
(まぁ男性からの欲目かな・・・)

薔薇とダイヤモンド

薔薇とダイヤモンド

架空畳

座・高円寺2(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/08 (木)公演終了

満足度

マシンガントークは凄かったケド・・・
内容が伴っていなく感じた、
テンションが一定すぎて眠気が生じた。
丸々2時間、役者さんの熱量は凄かった。
受付は今ひとつだった、
芝居の内容は、よくわからなかった・・・・。

仕込んでいこう!~新宿編~

仕込んでいこう!~新宿編~

円盤ライダー

SPACE107(東京都)

2011/09/06 (火) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

観客側の女子率の高さにビックリ!
95%は越えていたのでは・・・・?
それはさておき、舞台は素舞台以下(^^)。
そこで繰り広げられる群像劇かな。
上手な状況説明に、納得の濃い方々など。
インパクト+お約束+笑いなど上手に配した舞台でした。
楽しかったー。
(ヤワラちゃんが”砂ぼうず2号”みたいで面白かった)

劇団劇場~Act In Rule~vol.4

劇団劇場~Act In Rule~vol.4

劇団劇場製作委員会

Glad(東京都)

2011/09/04 (日) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

各団体の色が良く出ていた
その分、演目順序など開催側は気を使ったんだなぁって思った。
休憩挟む事と、最後の団体でのカタルシスは楽しめた。
連続して同じ舞台使うので、舞台セットなどに時間かけられない事を、
どう処理するか?決まりごとをどう入れるか?
頭の体操のような作品作りだったでしょう。
その分、こなれてる所と、精一杯なトコなどの陰影が楽しめました。

「やさしい機械」・「激突」

「やさしい機械」・「激突」

Ten*Project

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

たち位置を観客側へ!
SFは、ただでさえ設定が伝わらないと面白さが大きくダウンする。
もっと理解してくれという姿勢が欲しく思った。

交通事故の話は凝っていた、面白かったが。
技法に走って本題から滑っていた感じがしました。

残念な感じを否めなかった・・・・・

太陽のコトコト島

太陽のコトコト島

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/03 (土) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

進行役=語り部:ピエロが
欲しかった。カナ
家族で観れる、楽しいミュージカルでした。
子供の「突っ込み台詞」にも上手に対応して作品に反映させており。
巧かったが、歌としての歌詞の聞き取り難さがあったのと。
”こんな設定です、わかりますよね。”という感じにせず。
状況・設定を説明するナレーションでも、
進行役でもあったほうが、より観客には丁寧になったのでは?
と感じました。

Subway to Venus

Subway to Venus

ザッパー熱風隊

ワーサルシアター(東京都)

2011/08/26 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度

「しょーもないコント」と明言してましたが
う~ん、その通りだった。
劇場までの往復移動時間40分越える方には、
(徒歩でも自転車・電車などでもですが)
あまり薦められないかなー・・・。
ラップの好き嫌いなどもあるでしょうが、
カウチポテト(古いなー(^^)舞台って感じを受けました。

雨に唄えば

雨に唄えば

Seiren Musical Project

六行会ホール(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★

ライト感覚かな
名作をわかりやすく伝えるという点では、
衣装や舞台セット、頑張っていました。
楽しい雰囲気はよく伝わるのだが、
ヒロインの歌声に比べて、主人公が追いついていなかった。
ちと残念。
いろいろ時間おいてコナれていかせると、
いい塩梅になるのでは?
とノビシロを期待したくなる作品でした。

【千秋楽売り止め】かいじんぐるーのはなし【台本絶賛公開中】

【千秋楽売り止め】かいじんぐるーのはなし【台本絶賛公開中】

アメウズメ

STスポット(神奈川県)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度

設定は興味引いたけど・・・
観客を引き込みきれない(我だけだろうか?)
そんな印象を受けました。
小道具や舞台セットなども凝って用いられ、
役者さんも頑張ってはいましたが・・・。
原色絵の具をぼやかして混ぜていったら、
灰色になってしまった。
という感じでしょうか。

『Black Shooting Star』

『Black Shooting Star』

おぼんろ

Barまいどおおきに(渋谷区宇田川町34-6 W&Iビル4階)(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/20 (土)公演終了

満足度★★★★

16時からの回観劇
お好み焼き屋さんにて豚玉とドリンクいただいての観劇であり、
まさに大衆芸術でした。
前回の公演話やこのBARでやる事になった経緯や、
観劇上の注意・お願いポイントなどを前説で、
主宰がバーテンダー(いやホスト風かな(^^)よろしく、
楽しく解説してからの開演です。

楽しめましたが、やはり台詞などには配慮が必要かな?などと思いました。
前列にコアなコリッチユーザーが多くいた分、
雰囲気も独特なものになっていました。
一般のお客様とかはどうかな?とか考えたりもしましたが、
これからの知名度のUPや口コミでの評判は良いと思える作品でした。

ネタバレBOX

BARに巨大ゴキブリ”G”が出てくる話でした・・・・・
前説でのカッコ良いホスト風だった末原団長が、
真っ黒で煤けたイメージの衣装になり、
顔まで黒くして人語を解する”G”になって登場したのにはビックリでした(^^)

観客いじりも、BARの紹介も上手にこなし。
舞台との一体感のある作品で今回もますます上手にまとめていました。
お誕生日イベントなども、サプライズで入ったりして。
「おぼんろ」スタイルはうまく機能していました。

まさに江戸時代から続いているような大衆演劇の現代版みたいで良かった

け・ど・ね。
”G”くんが「うんこ」台詞連発するのはどうかなぁ、
せめて「残飯」とか「食べ残し」とかの方がまだソフトになると思ったです。
排泄物食すというのは自分”フンコロガシ”を連想するので、
違和感が強く感じられました。
(「食べ残しが、ちょうど良く腐敗始めた頃のが一番おいしい。」
とかの台詞の方が自分には納得できますので)

で”G”がメインでしたが飲食店では鼠の被害もあり、
”G”は毒餌仕込めばいいんですが、
鼠は毒にすると死骸が悪臭+感染源にもなり粘着シートぐらいしか使えないので、
そんな鼠の話も少し出しても良かったのでは?
(たしか”G”は鼠の捕食対象でもあり天敵とも言えましょうし)

保健所の方の背中ハーケンクロイツでしたが、
基本赤十字にして、2~3cmほどの鍵十字にした方が。
わかる人にはわかるという簡単なヒットラー似でよかったと思いました。

早口言葉対決とか、劇中アンケートもGOOD!
あとは”G”の駆除方法なども、河川の源流紹介みたく。
合わせて解説すると、観客に親切などでは?と感じました。

来月もあるそうで、観劇に行かれる方に一言。
「オケラやアメンボのイラストが、
さらっと描けるようにするといいかもしれません。」

でラスト。
「うんこ」台詞で少々引きましたので星ひとつマイナスです。
丹青の「井戸の茶わん」

丹青の「井戸の茶わん」

深川とっくり座

江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

骨組みのしっかりした
古典落語がベースな分、
奇をてらうことも無い舞台であり楽しめました。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★

期待感大きすぎたかな・・・
最初のOPは、凝った舞台装置との連携に合わせて。
ピアノの生演奏+美しい映像が大変素晴らしく。
続く本編に期待感が十分に高まったのですが・・・・。
タイトルのナスカにもSFらしさも、
舞台としての、わかりやすさも無かった。
綺麗な装丁の専門書ではあったろうが、
大衆娯楽と舞台芸術を考える自分にとっては、
手に取りやすく、様様な解釈が出来。
言葉少なく選ばれた子供向け絵本のような作品にあって欲しく思った。

べじたぶるーす

べじたぶるーす

劇団光希

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度

お話優先>リアリティ希少・・・
話はベタな群像恋愛ものでした。
丁寧に作ってるのはわかるけど・・、長いわ!
も少しつめて、現実世界にマッチした説得力持った現実感が欲しかった。
(感じられなかった・・・・)
=感性で、のみの芝居に感じました。
残念

ネタバレBOX

主人公とヒロイン。
好きあっていて、お互い不器用で、くっつかない!(=王道)
なのですが、大人なんで上手にできないっちゅうーとこ理解はするが。
学生時代の、両思いが周囲にのみバレバレとかの鉄板エピソードを、
台詞のみでも多く小出しにして、
観客に投げかける姿勢がもっとあってしかるべきでは?
なんか、メインのはずの話なのに。
そーゆー事で共感できなかったデス。

ヒロインの友人が遊びに来る。
これは理解できたが、2名とも社会人であり。
長期の休暇なのか、フリーターで時間は自己設定なのか?
(一人は会社の退職で逃避と判明=納得)
(でもせめてヒロインが薄々気づいて、
滞在期間の確認するとかするべきだと思いましたね!)
(もう一人は??家事手伝いでしたか?)
会社人間の休暇って、そうそう勝手に取れるものでは無いと思う。
そこんとこの説明はきちんとやって欲しかった。

農業に関しても、あまりに個人過ぎてた・・。
拘り持ったところは個人でも出来るけど、
基本土地が大きいと共同作業の部分も多くなり。
あぁは、いがみ合ったり出来ないのでは?
収穫物=収入の商業でしょ。
拘りもって実験するトコと、儲けを出すトコは異なると思うので。
土地の大きさや、国の補助金。JAからのシバリや強制参加イベント。
(順番性の店頭販売や、無人販売所とかの儲けの台詞とか。)
いろいろ台詞で、説明などするべきだと思っていたが。
まったく出ませんでしたね・・・。 (少しでもいいからと思っていたが)
なので、作地面積の想像も。村の規模も頭に描けず。
芝居世界に入り込めなかった。

昨今の農家は慢性的な高齢化に嫁不足と聞く、
その打開策として、女性誘致の体験農業イベントもリアルであったし。
そーゆー音頭とった人も出たけど、定期的に全国に呼びかけてとか、
台詞での説明もあって欲しかった。

主人公の無農薬に拘る姿勢の説明も欲しかったが、
(工場生産みたく室内での栽培ですが)
(この無菌農業を、ドロップアウトした元エリートサラリーマンにさせて欲しかった)
(土に塗れたいと転職した設定でしたが、儲けを出す農業と。)
(自分の納得できる農業を分けてやるべきだったのでは?)
(野菜枯らしたら無給ですよ!どうやって食べてくんですか?)
(蓄えの切り崩し?補助金の申請?)
(設定に生活感無さ過ぎ)
無菌・無洗浄野菜の市場は確定している!
その追従は?兄弟で土にまみれて作業する意味は?
ぜんぜん見えてこなかった・・・。
基本、農薬を低容量でも用いないと。
植物自体のアルカロイド含有率が増加し、安全に食せないといった事も。
説明など無くて、せめて農薬の使用量での言い争いとかでもしてくれれば、
納得できたが、無農薬・農薬使用野菜の区別しかなく残念でした。

時代も現代だと思ったが、(たしかケータイ使ってたし・・・)
いまどき、店に飛び込んで「事故にあった!」は無いでしょう!
全員のケータイが一斉にメールの着信音出すとか、
(音楽とか効果音は頑張っていましたしね)
ヒロインにのみ(または近しい人か店に)電話がくると思いますが?
演出が昭和ですかい!

頚椎の骨折=普通は死にそうですが、
まぁ無事だとしても、肩と頭蓋骨はボルト固定ですよ通常は?
近未来=高度な医療? えらい短期間に治りましたね。
元通りになるまで、かなり時間要したと演出あってもしかるべきでは?

と上記にあげた事項などが気になって気になって、
群像劇と恋愛話に、頭の焦点が合わずに残念な芝居に感じていました。

他の方々は大人なんでしょうね、高評価でしたし。
自分は正直に、次回に期待と思いました。

絆

劇団アルファー

座・高円寺2(東京都)

2011/08/08 (月) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★

新作「夏の朝」観劇
全国巡演作品である前日までの3作品と異なる、
今「絆」公演での新作でした。
(まぁ前の作品も見てないんですがね・・・)

世間に背を向けていた少年が、
突然現れた「天使」に導かれて、さまざまな人とのかかわり中で。
自己を確立してゆく再生の物語が。
休憩挟んだ2時間近い舞台で、見事に演じられていました。
(生演奏つき!)

主役の演技もよく感動できましたが・・。
会場が、ちと遠いーなーって思った。

ケージ

ケージ

ミームの心臓

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★

若さが溢れていました
何か大きくて重く嫌なものを、
自らの熱量で支え、弾き、打ち破りたい!
といった力の方向性が、垣間見れた作品でした。
やっぱり、若かったねって思った。

ネタバレBOX

すいません遅刻しました

さてタイトルの「ケージ」に2つの意味を持たせての落ちと。
舞台セットも鳥かご状に作成された場所での、室内会話劇。
タイムスリップものの定義もふまえたSFもので、
なんか、このあたりも青さを感じました。

過去は変えられないけど、未来はこれからいかようにでも変更できる!
十分考えた一歩を踏み出して、歩き続けることが重要という。
メッセージを受け取ったような作品でした。
JUDY

JUDY

グーフィー&メリーゴーランド

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

JUDY=日本海軍艦上爆撃機<彗星>
史実を基にした淡々とした物語であり、
抑揚や起伏が多くなく、ひたすら長い作品でした・・・・
(2時間20分予定→2時間30分!であった)
細かいエピソード等も再演ということもあり、
矛盾無く説得力強く納得できるものであったが。
芝居という性質上。
もう少しメリハリと起承転結を強く押し出して製作しても、
よいのではなかろうか?

ネタバレBOX

話の最初と最後が現代の話になっていて、
綺麗な落ちがついていて、感動もあったのだが。
当日のチラシにはさんでいる様な解説文を、
作中での現代の登場人物たちに、戦中での時代背景や。
物資や世情などの解説を入れたり、
作品を短く編集する方法として、
台詞での現代の解説という手法を取り入れれば、
作品に起伏が生じると思うが。いかがなものであろうか?

不勉強ですみませんが、
戦時中に「マスコット」という台詞は日本では使えなかったのでは?
ほら、カタカナとか外国語の禁止みたいなことしてませんでした?

長くはあったが、戦時中に特攻以外に。
ちゃんと攻撃という手段を冷静に考えて遂行していた部隊のリアルが、
よく伝わってきました。
この時期には、ふさわしか話でしたね。
君の為にシジョウの円卓

君の為にシジョウの円卓

劇団総合藝術会議

小劇場 楽園(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

<道化と花束>を観劇
進行する物語に、合間に挟まる男女二人のバレエ(踊りのパフォーマンス)。
全体に内容が、ちぐはぐで。
大雑把に感じて、何を観客に伝えたいのか?
よく理解できませんでした・・・。

ネタバレBOX

なんとなくは理解できそうでしたが、
ホントによくわかんなかった・・・。
ここまで理解に苦しんだのは、久しぶりな作品でした。

ある意味では”凄い”んでしょうねぇ

・・・・読解力不足・・申し訳ないです
愚鈍起承転浪漫譚

愚鈍起承転浪漫譚

シンクロナイズ・プロデュース

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

難しく長いタイトルでしたが
ドン・キホーテの物語を、
寿命の迫った役者の人生になぞらえての2重芝居でした。
原作にあわせての場面進行をするので、
物語を知らなくとも楽しめる作りになっており、
作品紹介というカタチとしても楽しめました。

ネタバレBOX

誇大妄想の主人公にふさわしい面白い鎧が気に入りました(^^)
バケツの兜に、物干し竿の槍。
ビールの空き缶で作った胸当てなどは秀作といえましょう。

主人公の妄想上は美しくとも、現実の描写で「口からの悪臭がする・・」、
などといったマイナス要因からヒロイン降りたがる役者さんとか。
馬やロバ役をやりたくなくて、ドンから一斉に目を逸らすシーンなど。
うまくコメディシーンなども取り入れており、退屈しなかった。

また劇中劇になるので、前上演作の小道具の話とか。
わかる人にはわかるという、小ネタの仕込みぶりにもクスリと笑えました。

ほとんど素舞台ながら、衣装や小道具。
前説などにて、上手に状況説明する巧みさは、わかり易くてGoodでした。
「瓶ヶ森の河童」

「瓶ヶ森の河童」

チーム石塚・新生ふるきゃら

三越劇場(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/06 (土)公演終了

満足度★★★

子供向けの感は否めない
が、休憩挟んでの長丁場。
なかなか良く出来ていました。
自然を大切に・共存共栄・みんな仲良く宇宙船地球号!
って感じでしょうか。
不変のテーマながら、日本古来の自然の象徴である妖怪=河童を
使った楽しいミュージカルでした。

それにつけても、三越は立派ですねぇ。
(ちと古いけど)

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★

やはり伊藤さんは良い(^o^)
弱弱しそうでいて、芯のしっかり入った主人公を見事演じられていました。
ランタンって言うから、ろうそくの明りでも使うのかと思ったら、
非常用のLED照明とかでしたね。
アパートの1室を模した骨組みだけの舞台に、
客席と分ける網ネットが下ろされて、
独特の芝居空間を演出した中での公演でした。
監視される主人公に、その人間関係。
徐々に露になる真実。
タイトルの意味にも引っかかる、
落としどころの難しい話を上手にケリつけてましたね。
いろいろと、人付き合いというものを考えさせられる作品でした。

ネタバレBOX

友人を助けるために行った過剰な暴力によって、
殺人未遂の前科を持つ主人公。
前科を隠しての付き合いが、
一人のジャーナリストの監視と暴露によって崩されます。
その監視にかかわった人間や、
主人公の前科によって歪められた日常を生きざるを得ない
家族や周囲の人間たち。
各々の行動などが、見事に作品として完成させてましたね。

落とし所が不安でしたが、
情報の提示を多くして、
観客の判断に任せたラストは含みが多く気に入りました。
コメディ要素も加えつつ、人死にも無かったのも評価高いです(^-^)。

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