長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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グッバイ ロビンソン

グッバイ ロビンソン

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/10/26 (水) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

基本 素舞台風で
木の椅子が3つ位と
舞台周囲に座れる木のBOXが配されたセットで
群像的会話劇かな~ほぼ満席でしたわ

いろいろと捻りも加えて楽しめた
基本1時間35分の作品
全席指定っす

場内ではマスクして
会話は出来るだけ控えてという説明ありきも
なかなか守れない方々が多々いて
迷惑だなぁとは感じました
暗転スタートではなく
舞台に役者さんが出てきても会話を優先してた方々には
ただただ閉口っす

ネタバレBOX

開演時間で男が一人椅子に座って本を読む・・・
徐々に人が入ってきて
内の3人がシリトリを始めて
タイトルのロビンソンに触れ=スピッツの歌詞に
座した男も絡んでチョイ怖い解釈を展開したりする

そうして会話が進んでいき
様々な登場人物が出てきて作品世界での日常を
舞台上で垣間見せてゆく展開デス

個人の背景をモノローグ風に語るときには
舞台中央に立ってスポットライトを当てられて
心情や状況を説明します

どうやら ゆる~い感じの方々は警察の職員さんらしい
んで警邏とか犯罪者の話をするのですが・・・・

この世界=どうやら終末世界らしい=
あと6ヶ月でロビンソンと名付けられた小惑星が地球に衝突するらしい・・・
もうすでに暴虐の時期は過ぎてしまい
基本今はあきらめムードの生活をしている様相です
過去にあった暴動=ここの近くでは
ホームセンターでいろいろとあったようで
近しい人を亡くしたり暴力をふるった事を悩んだりと
様々な影を落としてます

職員である妹にバイクで会いに来た姉とか
寝たきりになってた母を殺めた兄が
職員になってた妹に会いに来て=バレて捕まり
嘱託殺人ではなかったのか・・と
仕切り屋の臨時雇いの職員さんが
皆を集めて裁判する話がメインで
犬の名前の呼び方が・・と
いろいろとサスペンスな盛り上がりもあり
Drキリコみたいな人物もいるらしいとか
(町田から来たトンプーとかいうの)
盛り込みが普通に楽しめました(^-^)

ラストは真面目なスーツくんが
気になっていた女性に告白をしますが・・と
暗転して結末は観客の皆さまで想像してね の
オープンエンドで終演デス

なんか1957年にネヴィル・シュートによって書かれた
小説「渚にて」みたいな感じが出てて
好みの終末SFな話でもあり
心に残ったなー と
まぁ『幼年期の終り』=イギリスのSF作家
アーサー・C・クラークの作品での終末観も
割と好みですけど~♪
(オーバーロードのカレルレンの設定良いですのよ(^-^)
マンガだと~花と奥たん~が近しい?

まぁリアルに考えると
ライフラインがしっかり出来てなく
半年も理性的に普通っぽい生活とかは出来ないだろうなー
とは思えんるんですけどねー
小惑星だと地球にストライクは
なかなか難しいとか思う・・・
核使って軌道とかは反らせそうな気がするけどねぇ
まーそーゆーのはB級(ともいえないかな~)の映画とかで
たくさんやってきてたしね=ほんとに多いな=ググると・・・・・
EX:小惑星 衝突 映画 で
ご主人!出番です

ご主人!出番です

市民劇場TAMA

多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)

2022/10/09 (日) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ほのぼのとしたコメディであるが
ストレートな王道路線でもあり
レトロかなぁ とー
上演時間が65分かな

ネタバレBOX

小道具としての衣装とか
各人の性格設定とか説得力とかは強かった が
まぁ 話が捻れない=王道だし・・・
某国民的アニメの感じとでもいいましょうか
自分的には も少しイロイロと入れて欲しかったかなぁ とも

毒舌系もとい無茶ぶり系のユーチューバーさんの語りで初めて
語りで締めるのは まとめ方が巧かったが
チャラ系の兄さんでなく
普通に郷土とか地元のシャッター商店街の宣伝とか
してる感じでの設定の方が作品の雰囲気にはあってたのでは?とか思えたなぁ
天然で毒を吐く感じにしたら~とかも自分的には思えたデス
リアルに和菓子をつまんでるのは
なかなか高評可(^-^)

ボス潜入とか
水戸黄門みたいな話が合いそうな劇団さんかなーとも
NO GOAL -HOMELESS WORLDCUP-

NO GOAL -HOMELESS WORLDCUP-

青春事情

駅前劇場(東京都)

2022/09/30 (金) ~ 2022/10/04 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前回がー’14ってー8年前なんだわねぇ・・・
話は同じで=当たり前だが
ホームレスサッカーの日本代表チームが
いろいろな困難・苦難等を乗り越えて
メキシコ大会出場を目指すスポコン(古いなぁ・・・死語だよなぁ・・)デス
2時間の話ですが
集中力途切れることなく観劇でき
話の引き込み方は巧いなぁと感じました~♪

ネタバレBOX

主軸はチームにボランティアで参加してる女子大生が
自身の研究対象としてのレポート発表のような形式での
ナレーションを入れて
わかりやすく時系列に沿って進んでゆく大会までの半年間の話としてまとまってます

チームの参加は自主的なものであり
決して強制されるものではなく
サポートの方々も踏み込みの間合いとかを常に気にかけてる感じで
先の女子大生さんがチームを知るきっかけになった人物は
すでにチームには来なくなってたりとーわりとダークさも
リアイティよく出せてました

ホームレスらしい服装の汚れ方とか
小道具もしっかりとされてて
物語としての説得力は充分でした

海外渡航のためのパスポート取得で
戸籍の無い話とか
苦しい資金ぐり聞いて
ついつい封印していたギャンブルに手を出す話とか
なんか納得できる話は共感も強く出来ました

ホームレスになってしまった経緯とか
ボランティアさんの過去話とか
いといろと人の人生ってやつは―と思えるエピソードの
配し方も上手で納得で
旅館の女将さんのコメディ感とか
キチンとした着物の着付けに着替えとか
服装がしっかりしてて話に深みを与えていたよなぁとも
自分的に高評可な作品でありました(^-^)

惜しむらくは
中座した方が戻ってこなくて
いい話なのに残念でしたねーとか思った位です

世界大会へは出場出来たんですけどー
当然勝てない・・・
各国のホームレス事情とかの情報が特色出ていて
納得で=世界は広いなぁ~って思えたですわ
途上国ではホームレスサッカーチームが多くて
リーグになるほどとかーお国事情の話は
世知辛かったかしら・・・ねぇ

サッカー経験者=チーム内唯一の方ー
波乱の合宿で
怖いから=怖いの苦手で
夜の走り込み出来なくて
ひたすらUPしていたという会話が
なんかリアルで可笑しくて可愛かったかなぁ(^-^)
陽炎

陽炎

劇団アルファー

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/09/29 (木) ~ 2022/10/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

戦後の日本の元気の良い女性たちの群像劇みたいな~お話であります
朝ドラとか新聞の連載小説みたいな感じでしょうか
明るい「この世界の片隅で」みたいな印象を受けた
2時間超えの作品=途中10分間の休憩あり

ネタバレBOX

後半空調が いまひとつな感じがしたかなぁ=暑くなったさ

戦後に焼けた東京の家を守る女性を中心とした復興の話で
絡んでくるヤクザさんや
憎めない感じの親分さん(先のやーさんとは別口の方)
銀座の立ちんぼ・・赤線は廃したんだよなぁ・・・
(サキさんは歌上手でした)
土地の区画整理が立ち退きがーって話が
やんわりと有耶無耶に借金話に切り替わってたりするのが
なんか話が緩いなぁ~って感じました

また戦後の焼け出された浮浪児が
衣服とか妙に綺麗なのも・・・顔とかも煤汚れとかさせたり
服も長丁場な芝居でマメに着替えたりしてたんだから
こ汚い服が だんだんと綺麗におしゃれになってゆくような見せ方をした方が
良かったのではなかろうか?と強く思えたっす
石鹸の欠片でも貴重だったろうし
小奇麗な服装は物語最初では=浮浪児さんとかは
特にウェザリング強くしたほうがーと思えたなぁ・・・・

基本マンガ的な
オーバーな表現とかも多めで
そのせいで明るい短時間連続ドラマ風に思えたかしら
話もレトロで昭和な感じは舞台設定が
まんま戦後の話で合ってたかなぁ(^-^)

なんとなく
今一つ感が拭えなかったかなぁと
我は思えたが
まぁ東京駅の駅員さんの
朝一番の仕事が
構内で死んだ浮浪児の死体処理という出だしよりは
充分に明るい戦後復興話だったんでーまぁいいかなーと

で結局立ち退きとかは
うやむやになって
無事 純喫茶 陽炎 を開店出来て
借金は主人公に惚れた男親分さんが肩代わりして
分割返済でOKとなりーと
都合よくハッピーエンド・・・ちと甘いなぁーとかは思ったよ
も少し親分さんの恋心とかを
上手に伏線で話に織り込んで欲しかったなぁ~って
大団円としたし力技でも
明るい感じは好ましかったので
星数はおまけしたです
三年前のリフレイン

三年前のリフレイン

劇団東京座

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/09/16 (金) ~ 2022/09/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

ボクシングにて時間を止めて勝ち進む主人公に
色々絡んでくるSFなのだがー・・・
どうにも何ともいえない軽さが感じられて
面白味が失せてた感強かったなぁ~と
なんでも盛り込めばいいもんじゃなく
減じたりするのも重要だよなーと感じた約2時間の作品
途中10分間の休憩あり

ネタバレBOX

前半でひたすら大きな溜息をついてた方が
休憩時間にて抜けたんですけど・・・正解だったと思えたデス

開演も15分~受付も同じように遅れるし・・・

SF定義をボヤ~っとした感じにしてしまい
主人公が光速(=高速ではない=説明では光速ね)で動けるという設定で
これが時間に関与して過去とか未来とかが関わるんだがー
その説明が不足だし説得力に欠けてたわい

タイムカード式のタイムマシンとか出てくるので
コメディ調も噛ませているんだが
上手くできてない=いっそのこと黒子さんを配して
突然にホワイトボードとか持ち込んで時間跳躍説明とかした方が
理解が高まるし受けると思ったなぁ・・・

台詞のについても聞き取りは易いんだが
単調な大声が多くて抑揚が無く
会話のリズムとかも無かったなぁ

主人公さんとかライバルとか身体が絞れてて
見事な肉体美はあったので努力はソコ認められるのだが

主人公が能力上昇の切っ掛けになる
元トレーナーさんの自刃シーンは
よくわからんかった=すっきりさせるか
他の方向・方法でもーと思えた

舞台を前後に分けて
前を牧神とか日常で後ろをSFチックにしていたのは高評可できるが
トラック突っ込みシーンでのライトとか組み込むのはーと思えたね
音=効果音と演技でも表現は楽に出来たハズだしなぁと感じた
CDとかの裏の並べはキラキラして綺麗でユニークな舞台美術発想でしたが
レトロな感じのSFさが何か今一つでした

SFしたかったら
原作物で「七夕の国」とかは似合いそうな感じですね

主人公と組織の女性との恋愛ものに重きを置けず
組織に囚われてくる主人公可愛そうって
子犬とかが段ボール内で雨に震えてるんじゃなかろうに・・・
それで好きですとか・・ねぇ
時間跳躍の設定もいまひとつで
なんとも中途半端な感じを受けた話でした

映画「ジャンパー」みたいな感じのラストでしたが
そんな爽快感も貰えんかったなぁーと
笑顔の砦

笑顔の砦

庭劇団ペニノ

吉祥寺シアター(東京都)

2022/09/10 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

座席から向かって左が漁師さんらの部屋で
右が開始当初は空き部屋な介護老人の入居する部屋となります
まーレトロでよく作り込まれていましたー
中央は間仕切り壁ですが筒抜けしてまする

なんか生活観の表現がすさまじくて
本当に人の人生を覗き見ている感じが凄かった2時間の作品

ネタバレBOX

ネタバレは
ずばり=メシテロ話です!
リアルに飲み食いして料理作ってます=両部屋
腹がすいてる時に見てはいけません(^-^;)
あーそれと
禁煙とかされてる方にも毒です
=漁師さんらがスパスパしてるから~デス(^-^;)

作中は11月でストーブが各部屋で灯っていました
コロナの影響も無くて誰ひとりマスクもせずに
口角泡を飛ばしても気にしない感じが
まさにレトロ観高いですー

OPの飯から幕が下りての暗転からー
船長さん=主人公のモノローグで
知らぬうちに隣に認知症の母親をかかえた役場の中年さんが
娘を手伝いに引っ越してきます・・・・
海が見たいと母親が言うので海の近くの
この部屋に越してきたのですが・・
認知症が進んでしまい一人息子の顔も忘れてしまって
せっかく海が見れると越してきた部屋からも
家に帰りたいと泣いてしまう母親に・・・
結局OPのモノローグの繰り返しで
船長さんの知らぬうちに
再び引っ越してしまい空き部屋になります
ラストは桜咲く春に
大漁の船盛りを前に
抜けた先輩の穴をバイトとして入っていた元学生さんが
新規の漁船メンバーに加入してのENDなのですが
ラストの演出で中央の壁が分かれてスキマを見せてのワンシーンがあり
いろいろと考えさせられる話となっておりました

ひたすら飲んで食ってモクやって
ドタバタと生きてる漁師さんらと対照的に
暗い感じの介護部屋は
いろいろと身につまされました

始終不機嫌で父親に反発しつつ
渋々祖母の介護を手伝っていた感じの娘さんが
学校を休学しても介護手伝おうかと言ってきたのには
家族だなぁ~と思えたデス

ちなみにチラシは船長さんですね-コレ
コラソンのかぎしっぽ

コラソンのかぎしっぽ

コラソンのあんよ企画

APOCシアター(東京都)

2022/09/09 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

休憩は場面転換風に語りで繋いでのー
休憩ではなかった=感じ的には
主宰さんが説明した通りに
あなたの知らない世界のストーリーテラー的な世界観でした

猫だし短編だしと甘く考えていたら
ものすごく深くてシリアスな展開される話たちでした・・・
2時間でしたなー

ネタバレBOX

OPの猫写真にはBGMがトラブルで付かなかった

#1 騙されてAVに出てしまった姉のせいで
誹謗中傷が向けられた家族に人の良い父が連帯保証人で借金を負わされ
崩壊しているんだが結婚報告で父の元を久しぶりに訪れた姉と
いろいろと許せない長男との関係を描いた話
・・・重いなぁ・・暗いなぁ・・・悲しいなぁの
3拍子揃った暗めの話でした
後天的に曲げられた猫の尻尾話ということなのかなぁ・・

#2 高齢になり結婚に不安を持つものの
式場などを選ぶのに親友と待ち合わせしていた女性が
カフェネコにて大声で言い争い→プロレスに発展しつつ
なんとか収まる話~突然のプロレス技の応酬と背景に
技の説明が写真付きで投影されるのが大変面白かった~♪
キャットファイトの表現かしら?

#3 顎鬚の立派なクオーターさんが
拾った財布で知った同名のリーマンさんと掛け合いする
会話劇=実はリーマンさんは自殺しに来たんだが・・・・・
明るく再会を約束して去ったクオーターさんにラストはからまず
無事?に首を吊れたんだが・・・枝が折れて失敗したよとラスト!
でも またやるかはオープンエンド=観客の想像にまかせますってデス
途中に言い争いで
再びプロレス技展開になるのだがー
自分的には続けて同じ感じにするのではなく
やるなら相撲とかボクシングとかテコンドーとか
別種の格闘技とかにして欲しかったかなぁ と希望
A.R.Pフェスティバル

A.R.Pフェスティバル

A.R.P

二子玉川ライズ スタジオ & ホール(東京都)

2022/09/06 (火) ~ 2022/09/08 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

OPのダンスと短編
ラストが長めの話でまとめた
お祭り公演でした
ほんにラストの
風が吹けば桶屋が儲かる的な話は
多少強引さは感じられたが
楽しく見られれる話となっておりました(^-^)

ネタバレBOX

基本明るく終わる短編なのですが
割とオーソドックスでレトロな感じが
抜け切れていなかったかんぁーと
最後の話が綺麗に大団円でまとめていたから
もっと先の短編らはハッチャケてても良かった気がー

自分的には「結婚前夜」が
次々と訪れる人物連鎖が楽しかったな~♪
おちも好みでした
大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ドラマチックでしたわー(^-^)
昼メロの圧縮みたいな話だったなぁって
いろいろと盛り込んでいながら
綺麗に全部回収できててオチがスパッと決まってたなーと感じた
2時間30分近い大作でありました~♪

ネタバレBOX

ちゃんとライバルの家があって競ってて
家を継ぐ話とか
空き巣狙いの少女とか
2つの家の執事たちの話とか
ロミジュリみたいな感じの話とか
盛り盛りでしたー

メキシカンでタコスな話は
ライバル家の奥さまの「タコス!」が
とっても印象的で耳に残りました(^-^)

舞台セットのギミックも
ラブホの受付とか窓の設定とかが
巧みで好みでありました~♪
ティファニーで朝食を4 横浜公演

ティファニーで朝食を4 横浜公演

THE REDFACE

横浜関内ホール(神奈川県)

2022/09/01 (木) ~ 2022/09/01 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

男女2名での朗読会ですが
効果音とか小道具での鳥かごをリアルに出したりと
細かな演出が上手なうえに熱演さてれて
大変感動出来た作品とあいなっておりました

ただねぇ
開演してもスマホいじって光害出す方や
開演前では場内でマスク無しでの大声での会話など
観客のマナーが悪かったなぁ・・残念

ネタバレBOX

朗読は声のみでの演義なので
身体が動かせないので普通の舞台よりも1.5倍疲れると
女優さんが申しておりました=お疲れ様です

原作に忠実なヒロイン・・・玉の輿狙いが露骨で
あまし付き合いたい感じの方には思えなかったー
ラストは男性主人公から入手した
ブラジルの高額所得者名簿を握りしめて飛んでっチャウ・・・
う~んアグレッシブ

4つ目のりんご物語

4つ目のりんご物語

Capella2.5企画

つつじヶ丘児童館ホール(東京都)

2022/08/27 (土) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

シナノチーム千秋楽観劇
劇場は児童館ホールで名前通りに
雰囲気が体育館で文化祭演劇風に思えました

基本素舞台風な
小道具としては椅子がメインぐらいかしら

全体的には絵本的な展開で
リアリティよりも雰囲気とかを楽しむ感じでしょうか
70分という小品なとこも
それを押すかなぁと思えたっす

ネタバレBOX

リンゴを抽象的に出してと思ったら
登場人物たちには見えないマントの人物が
メッセージ性のあるリンゴをリアルに落としていくのです
イブのリンゴ→ニュートンのリンゴ→ジョブスの象徴としてのアップル
という繋がりでの出し方は面白かったが
宇宙人さんまで出てきての展開はビックリでした

自分としてはブギーポップ的なものを期待していたんだがなぁ・・と

ホール近くにリサイクルショップを発見して
ちょい ありがたかったー(^-^)
カレーと村民

カレーと村民

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/08/26 (金) ~ 2022/08/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

うーむPCの調子がーどころか壊れた―・・・
というのが観劇感想のUP遅れでありまする・・・すいません

さてお話は民家の軒先という感じの舞台セットで
小道具の湯のみとかが妙に綺麗な枯れ葉色とかで統一されてて
印象に強く残りました=(^-^)

日露戦争終結後の講和話を新聞で読み上げる
地方有力者の旦那さん
講和条件に憤り大阪に抗議集会に行こうとする集落の皆・・・
紆余曲折あって日常が繰り返されるようになりって感じの話なんですけどー
政府とかの応対とかは現在と変わらんなぁと
納得させられてしまった作品でありました

ネタバレBOX

作中でも言われていたが
日露戦争の終結は絶妙なタイミングであり
あの時期をあの時期を逃していたら
日本は勝ち逃げは出来なかったそうですよねー
魔ガサス幻想-MAGASASU FANTASY-

魔ガサス幻想-MAGASASU FANTASY-

エンターテインメント風集団 秘密兵器

「劇」小劇場(東京都)

2022/08/13 (土) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ポップンマッシュルームチキン野郎さんに
似た感じがしなくとも・・なんとも(^ー^;)

開演15分前からの前説で本編に流れて
そのまま怒涛に2時間20分舞台で暴れまくってましたー
熱量が凄いですわ

コント3つに長い話1つ付けるも
それぞれが独立しているようで
全て繋がってるのが作りが上手でした

基本が素舞台でしたが
妙に床に蛍光シールが多いなぁと思っていたら
完全暗転な幕間にシークレットウェポンのアイキャッチコーラス入れての
小道具展開=暗い中でキッチリとー凄いです!!

しんみりシットリとした良い話の本編ラストに・・・
余興が爆発してましたー対抗できるのは
TAROUMANぐらいしか思いつかないデス

パワフルで楽しい舞台でした(^ー^)
ただ人によってはー合う合わないが強く出るかなぁとも感じました

ネタバレBOX

ラストの余興が股間にスワンヘッドの衣装・・・
おじさま達だけかと思っていたら女優さんらも・・・
笑い涙が止まりませんでしたわ

基本アイドル系のコメディ路線だったので
タイトルにかけての聖闘士OPが無かったのが
チョイ残念だったかしら・・
プラネット・ドリーム

プラネット・ドリーム

夢団

川崎市幸市民館(神奈川県)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/19 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

まさに王道のストーリー展開でした
夏休みの子供向けの感じでしたが
ちゃんと生き死にを明確にしていたところは
よかったかなぁと
わかりやすさも重ねて表現が理解しやすかったなぁ とも
15分の休憩入れつつの
長丁場でしたが飽きさせず展開もテンポよかった(^ー^)

ネタバレBOX

人型AIロボ=スーパーヒューマノイドとの呼称は
レトロチックで楽しかった=R田中一郎くんを思い出しました
惑星探査型は7体・・レインボー戦隊みたいだがー
サイボーグだとスーパー1的な・・・感じが・・・
自分たちがサボるために探査船のコンピューターをばらして
自動探査装置つくって任せて寝てしまうのは展開驚かされたわー

で見つけた移住可能なほしの原住民と
会話が普通にできて・・S-1星・・?
決裂して兵器型のヒューマノイドが5体出てきてー
ニードルコレクション・・・みたいー
探査型が友人となった現地人を守ろうとするも
一蹴されてしまうところがチョイとリアルに思えたなぁ
メカは最新型には勝てない と

でネタバレで
猿の惑星オチで
原住民は植物型ベースで光合成で復活~みたいな話で
10年探査のはずが100年経過で
地球はその探査船出発後の10年後に
最終型ヒューマノイド アダムによって人類滅ぼされて
植物型新人類作って繁栄~今回の侵略~アダム再登場=兵器型殲滅
で和解~再生で〆です

全体的に話の構築がレトロでしたが
自分的には好みだったー
ただ惑星探査よりも火星とか金星のテラフォーミングの方が
10年100年単位の設定だと
らしさが増したのでは~とかは思った

荒唐無稽さでいうなら宇宙にしなくとも
地底探検とかで地下の国との話~とかでも合いそうな感ありますねー
今は昔、栄養映画館

今は昔、栄養映画館

みやのりのかい

OFF OFFシアター(東京都)

2022/08/12 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ナンセンスコメディかなー
とある映画館内のホールにて
監督賞?受賞するらしい男が
いろいろテンパって
「あと5分 あと5分・・・」と言い続けて
終演まで引っ張る話でしたわ

ネタバレBOX

登場人物は男性2名のみで
電話でのやり取りとかでも応答は舞台上のみであす

台詞に いろいろと各種映画のタイトルやら何やら入れたりと
映画好きの心もクスグッテ下さいました

後半から終盤にかけて
電話連絡で受賞祝いの会に参加する人数が
べらぼうに増えたりするらしいのだが
外は雨らしく来場者が集まってはいないみたい

何とか落ち着いて
普通にやるぞーで暗転して終幕だと思ったら
ふたりの立場が逆転したらしいセリフが出てきて
妄想?夢落ち?ただ人まねしてた?

さは本当の処は皆さんの心の内に答えがあります=の
オープンエンドな〆方でした

天の秤 【13/14日分 公演中止】

天の秤 【13/14日分 公演中止】

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2022/08/10 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

実際の事件を演劇という肉付けをしての上演でしたが
時系列に沿った展開と
様々な登場人物を巧く出しての表現は良かったデス
ただ始終緊張感の溢れる感じが何とも~でしたが
小さくも笑いを入れたりと楽しませていただきました
1時間50分の作品

ネタバレBOX

狭く感じる劇場内を(満席でしたしー)
飛行機内の客室に見立てた感のある演出は功を奏していました
開演前の前説が機内アナウンスの体をしていたりとか
象徴的な電話子機(500ml缶よりでかい円筒形)とか
らしく丁寧に作られた当時のJALの制服とか
舞台奥に投影される映像とか経過時間表記とか
緊迫感とかが い~い塩梅だったなぁ と
基本は飛行機内の操縦席風な舞台を
各登場人物たちが
それぞれの持ち場で会話しての
ユニ~クな場面転換も良かった
ほんに見事なドキュメンタリータッチの芝居だったデス
わかりやすく事件を知ることができました~大変勉強になりました~

丁度観劇日は8月12日、
1985年に日本航空123便が群馬県多野郡上野村の山中ヘ
墜落した航空事故の日でもあり
何か航空機繋がりを感じたりもしました
明日ハレルヤ

明日ハレルヤ

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2022/07/21 (木) ~ 2022/07/23 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

なかなかの力技での明るいコメディでしたが
リアリティには欠けてた感が強かったけど
職場の雰囲気とか人間関係の微妙なところは上手に表現されていたなぁ と

ただ商品開発では正しいと思っての社内試食ですけど
実際に購入するのは=お客さまーですよね
試食とかは小さく会社内でやらずに外に意見を求めるのがーって思った
まぁ社長とかが神の舌でも持ってて
社長が認めれば世間でも大評判で商品がジャンジャン売れるという
ジンクスでも持ってるなら別だけどねー

ネタバレBOX

白衣の着こなし方とかに個性が出ていて
それはリアルにらしさが出ていて好ましかった~♪

女ったらしの子供を産んでしまう謎と
息子がモロッコで娘になってしまうのが
何とも・・・とかは思いましたわ
冷凍室は普通に中からは容易に開けられるようにしてるんで
それを開かない・・としたのも・・・リアリティが・・とか感じたっす
ことし、さいあくだった人

ことし、さいあくだった人

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/07/14 (木) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作品上は年末進行で
ホントに今年の末での話で
さいあくだったなーというコメディ作でした(^ー^)
楽しく笑えた80分

ネタバレBOX

閑古鳥の鳴き声が大きそうな
都会の片隅のバーの中が舞台セットで再現されてて
出来もしないのに大人の恋愛小説を書こうとする女と
仕方ないなぁと協力するバーの店長
ネタにされるバーの常連客等の関係者
王道な進み方で修羅場の連続・相乗効果と
登場人物皆大殺界らしく
ハチャメチャに進んでゆく恋愛ドロドロ修羅場(^ー^;)
人の不幸は蜜の味とー
芝居だから安心して笑えました

ついでながらアニメの異世界おじさんも年末の話で重なって
自分的に楽しかった~♪

ビッチでトラブルメイカーな
小説ネタに困らない綺麗なお姉さんは
役者さんが役に盛ったのか
近くで軽く香水の香りがしたのが印象に残りました
最前列に座れたからかなーと(^ー^)

因みに話は
無事バーの客をネタにして小説を書き上げるんだが
当事者たちはモロばれの修羅場で
行く末は想像に任せるといった感でした
ラストに出てきたのは先の当事者ではないよなぁーと
オープンエンドでの幕引きでした
きゃんと、すたんどみー、なう。

きゃんと、すたんどみー、なう。

やしゃご

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

開場時から舞台上には役者さんが配され
軽~トークなどもしておりまして
早めの入場をと勧めますね~♪

重たい話と
生きるのが辛そうな方々が多いかなぁーと思える話でしたが
笑いも多めに取り込まれてて
バランスが良かったかしら~と感じた2時間超える作品
=開場時からを入れると2時間半だねぇ

終演から5分後にスタートした
アフタートークはゲスト:松本哲也さん(小松台東 主宰)でして
作・演出:伊藤毅氏が司会(風)の
ふたりトークが25分程でした=割とグダグダ感(失礼)な
トークタイムでした=満席でしたがアフターには8割ほどの方々が残ってましたわ
初演とか他作とか本書きとかのネタバレ的な話は
割と面白く聞けました~♪

ネタバレBOX

関東圏郊外。三人姉妹が住む一軒家。
舞台セットは10畳の和室=居間を中心に奥に縁側~庭~勝手口が配されてます
長女は、知的障がい者である。=作中では話の進行で半ばまではわからないデス
親はもう亡く、主に三女が家を仕切っている。=というのも
何となくでしか作中は伝わってこなかったー
次女が結婚し、夫と建てた新居への引っ越し日。=とも最初は
よくわかんなかったー
引っ越し業者とともに作業をするつもりの姉妹たち・・・・。
であったが何かゴタついてるらしく業者の男女が
舞台奥の縁側で2時間以上待たされてて。
居間の手前のトコには姉妹を手伝うつもりで来た漫画家さんが寝て待ってる状態。
開場時の設定ですねー
ゼロアワーで諸注意アナウンスが入って
そのまま段々と客席照明が暗くなって舞台スタートです!

いろいろと詰め込まれた設定が徐々に開示されて
生き辛そうな登場人物たちが
それでも生きてく様子を覗き見るような芝居でありました

後半に出てくる次女の夫の研究室助手さんが説明する
生命は最初に口と肛門ができる管状態でー
食べて排泄するのが基本と言うのが
なんか作者の言いたいコトかなぁ~とか思えたデスよ
いろいろと考えさせられた舞台でした

ちなみに長女の結婚相手も施設で出会った知的障害な男性で
役者さん演技上手やわぁと思ったデス
とりあえず説得されて直ぐに結婚とかは無しにというので
次女の夫くんが彼の自宅に送る最中に
車道に飛び出して車に跳ねられたという連絡を次女が受け
次に鳴った電話を取れずに問題を先延ばしにする間は巧かったー
彼氏の生死は・・とオープンエンドで結末は観客の想像に任せて
舞台上では長女の結婚に姉妹が賛成して
次女が喜ぶ長女に綺麗に化粧をしてあげるシーンで終演です
暗転も無しでアナウンスでの終演でしたが・・
いろいろと続いてゆくのがあるんだろうなーと思わせての話ですよねー
う~む姉妹側だけでこの長文

引っ越し業者側も いろいろあるんだが・・・
月の金魚

月の金魚

鵺の宴

内幸町ホール(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

月組の回を観劇

和風ファンタジーな話で
人の思いのベクトルが多方向に向いてる感じが
はちみつとクローバーなどを連想しましたが
自分が小さい神様だと自覚してる縁結びの神様が
なんか良い味だしてたなぁ~と
 2時間10分超えの作品でした

ネタバレBOX

ヒロインの恋金魚が神様と並んでラストに出たのは
夢か現化って感じは好みだったなー

なんとなく登場人物が平均的に纏まってしまっている感あり
も少し尖ったりした個性などを持たせたキャラ作ってもーとかは思ったデス

色々な設定の出し方も
まだ改良に余地があったかなーとも・・・

寺の後継ぎさんは個人的に好きでした=神様と同列でー

作風的に
初恋ゾンビとか似合いそうかなーとか感じました

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