長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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ランの宝物

ランの宝物

+ new Company

成城ホール(東京都)

2022/12/10 (土) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

若い子が元気に飛び跳ねてる姿を見るのは
よいものです~はぐれ雲風に~

腕白坊主が旅をして
成長するお話です=80分

ネタバレBOX

森のはずれでイキっていた風の精霊が
ふた山越えたところにある花の蜜を取ってくるように
おつかいを頼まれて
道中出会う連中に もまれて成長する話です
『千年に1度の奇跡』というシリーズもののファーストエピソードで
あと2つ後ろに続くそうです(過去作で上演済み)

子供向けではあるものの
道中出会って一緒に行動する口のきけない少女の過去話で
少女の両親が切り殺されるシーンがズんバラリと入っていたりと
わりと凄いことしてるなぁと思ったデス
で その時両親同様に死んだと思われた少女の兄が重傷で生かされてて
(なんか トキノチカラ というのを使えるらしいので)
採ってきた蜜が怪我や病を治すと聞いて主人公は
少女に蜜を渡して兄を助けるように送り出し
おつかいは そういうわけで完遂できなかったと
正直に話して成長を褒められて終演であります
まぁ チョイ尻切れトンボ感ありますが
3部作のひとつだし
タイトル通りだし いいかなーって
星はオマケしました

脚本家さんは
海老名で小学生がイジメで自殺した話を知り
話を聞くだけでも
味方になってくれる人がいるんだよと
伝えたくて話を書いたと
9ヶ月の身重で舞台に立って説明されてました
辛いことからは逃げるのも一つの手だと思うなぁ
それを示唆してくれる存在に当たらんといかんし
いろいろと出会いは必要であろうなぁと
いろいろと考えさせられました
超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)

超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)

劇団鋼鉄村松

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

上手に観客の想像を引き出しての臨場感とか
らしさが楽しめた~♪
カプセル兵団さんみたいな感じとも近しいかなぁ
基本 素舞台風に赤ラインと椅子2脚で
あそこまで雰囲気を感じさせるとは凄いなぁーって思いました
ただ 今風に何か倍速みたいな感じに進み具合を思えたのは
自分だけかなぁ・・・も少し台詞の間とかタイミングとってもーとかも
思えたっすねー

ネタバレBOX

作品世界観は毎年単位で悪の結社がヒーロー組織に倒される世界
TDFです=正義の味方=地球防衛軍ですよー(^-^)

怪人は動物と家電を掛け合わせたモノで
タイガー炊飯ジャー「炊きたて」・・・知らないんですね・・・
客席・・・笑いが起こらなかった・・・世代を感じたなぁ

OPでは怪人との戦闘の解説でTV放送形式でした
怪人を見かけたら
画面下の番号か
詳しい情報は画面のQRコードからって
台詞は入れて欲しかったかなぁ と

主人公さんがファミレスで働く姿は
なんか「君が望む永遠」ってゲームの主人公思い出したわー
(鬱ゲーです 耐性の無い方は やらんことを奨めます)

怪人はひたすら音声のみだったり
No.1のヒーローも声だけだったりと
なかなか楽しい作りで
舞台も後方の通路とかはワザと見せてたりと
チープ感も使い倒す演出は面白かった

キーアイテムともなってた炊飯器は
黒ベースでしたが
白いビニルテープをギザギザにして
虎模様風にしても楽しかったかもー

ラストの盛り上がりは良かった
次代に託すヒーローの意思とか
悪の総統になった大学同期の話とか
(まほろまてっくみたいな感じね)
悪の女幹部さんは印象強かったなぁ
いろいろとー

ただ最後にタイトルともなっていて
主人公の無力感に止めを刺した
システムエラーで暴走し地球圏を離脱したスーパーホークが
0.3光年離れた宇宙で地球に似た星に着陸したという下りは
感動は出来るんだが
エラー起こして無人飛行してる機械なんだから
作中で何らかの説明台詞入れて
せっかく外宇宙に出るからと
天文班とかがスーパーホークのシステムに探査プログラム仕込んだ
とか いろいろと説明加えて欲しかったなぁーって思えたデス

強化服とか情報担当の職員さんとの色恋とか
TROUMANみたいなレトロ感も良かったなぁ~♪

地球防衛組織に勧誘された日から
毎日欠かさず続けてきた腕立て伏せが出来なくなり
失恋よりもヒーローになれなくなった事よりも
強く喪失感を感じるシーンは共感強く出来ました
キンモクセイの頃

キンモクセイの頃

アダチコレクション

ユーロライブ(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/08 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台芸術だからー長くても
映像とコントは半々ぐらいと思っていたら
映像の方が長かったー

でも映像の登場人物たちが
そのまま後のコントで登場して
生舞台での映画の続きって感じは新鮮さが
チョイ感じられて面白かった

ネタバレBOX

タイトルのキンモクセイとか
劇団のポスター貼りとか
常連さんとか
ニオイとキオクの話とか
散りばめられたエピソードが印象強く残りました

劇場は完全なミニシアターだったなぁ~とも感想をば
椅子にドリンクホルダー付っす
2222年の雨宿り

2222年の雨宿り

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2022/11/30 (水) ~ 2022/12/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

SF設定は良く作り込まれていたかなぁ と
でも話の膨らませ方が
自分の思っていたのと違ったかなー

舞台セットとか効果音とかは
巧みな感じはしました
1時間30分の作品

珍しくミニペンと
紙アンケートが付いてました

ネタバレBOX

隕石落下で住めなくなった
地球から出て
火星に移住したのに
ドームが隕石で穴開けられたのに
何か緊張感が感じられなくて残念でー
さらに
ラスト巨大隕石が直撃?
して暗転で…観客の想像力に任せっぱなし
とゆーのも どーかなーって思ったさ
ガルフォースの一番最初の話みたいかなぁ
とか思ったです

各部署での色違いツナギとか
揃いのオレンジの髪とかは
謎の円盤UFOの
女性オペレーター思い出しましたわ
スペース1999みたいな
レトロ感は好みでしたわ

長命でも140歳くらいの設定は
リアルさもあった
身体が長生き出来ても
脳は160歳あたりから
痴呆が進むそうだしね

SFの
らしさを頑張ってたんで
星はオマケしますた
二本立て「『米屋はまだ無事か』『正直・清兵衛』」

二本立て「『米屋はまだ無事か』『正直・清兵衛』」

京浜協同劇団

スペース京浜(神奈川県)

2022/11/19 (土) ~ 2022/11/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

柿落とし回を観劇

客層も演者側も
あまし若くないなーと思っていたら
お若い方々が数名入ってくれたそうで
喜ばしい限りですね

朗読劇の米屋と落語原作の芝居
2本立てで10分の休憩を入れた1時間50分の作品です

話の選択と
衣装とか小道具は雰囲気良かったが
台詞がいろいろ駄目だったー
だけど回を重ねれば とは思います

この
ご時世で頑張ってるんだけど
星数のオマケはちょい出来なかったデス

触れただけ

触れただけ

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ドンっとくるような話ではなく
じわーっと染み込むような感じの作品でした
全席自由 90分の話です

ネタバレBOX

開演前のBGMが路上効果音

広がって交通量の増した道路を挟んでる
マンションとかアパートに住んでる人々の話で
場所とか血縁とか婚姻関係とかで繋がってる人々の
オムニバスっぽい話でした

パパ活ーレンタル彼女じゃーないよなぁって
関係のJKさんとスーツオジサンの会話が
噛み合ってっるようで
すれ違ってるようで
なんか纏まってるような
面白可笑しい話が自分的には一番楽しかった

ラストのシーンは
もーちょい長くして
町の喧騒音をだんだん大きくして
逆に場内を暗くしてって
真っ暗になった場内に大きな音が広がって
突然無音にしてしばらく明かりをつけないと
もっと印象が強くなったんじゃーないかなぁーと
勝手に思いました
忘れられない女(ひと)

忘れられない女(ひと)

劇団BLUESTAXI

テアトルBONBON(東京都)

2022/11/15 (火) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なんとなく男の子の夢の詰まった感じの話だったかなーと
個性豊かな女性陣に
高身長でイケメンな主人公さんが絡む
2時間の作品
長丁場な話だけど
チラホラとスマホで時間確認する人らがいて
客層の個性なんだなーとか感じたが
迷惑ッス マナーとかは守って欲しいデス

因みにーJRのトラブルで
開演時間が7分程おして
前説を長くやって
連想ゲーム風な感じになった前説は
ご愛敬で楽しめました

ネタバレBOX

サスペンス作家さんがスランプで
酔った勢いで言った元カノ巡りをして
路線を恋愛ものにして
スランプ脱出を目指す話です

殴られたりした人等は会話台詞で済ませて
ちゃんと会って話のできた女性らと紡ぐ会話劇

占い士さんと
主人公より先に占ってもらったカップルと
まんま昔のやーさんみたいな設定と
何か実話とかが多めに入ってそうな
劇団話が強く印象に残りました
捨姫神話「バリテギシンファ」

捨姫神話「バリテギシンファ」

シルクロード能楽会

二十五世観世左近記念 観世能楽堂(東京都)

2022/11/16 (水) ~ 2022/11/16 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

能というか狂言というか
古典芸能プラス国際ってトコでしょうか

いろいろと
中入りや冒頭での詳しい説明があり
理解しやすく
生音が耳に残る舞台でありました

ただなぁ
前の方にいたオジサンが
変な唸り声を出したり
ペコペコと
音を鳴らしてペットボトル飲んだりと
ほとんど寝てたのにー
そのまま起きたりして欲しくはなかったなぁ
未就学児も多少はいたけど
中入りの時以外は静かだったんだよ
おっさん子供以下だなー と

花を灯す

花を灯す

劇団水中ランナー

駅前劇場(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人生って平坦な道を歩いてる人って
そうそうはいないんだよなぁって
考えさせられる芝居でありました
1時間45分の作品

舞台セットの作り込みは必見ですよーと(⌒‐⌒)

ネタバレBOX

昭和レトロなブラウン管TVに
フラワーロックの流行った時代
二代にわたって手伝ってくれた方々のいた
生花農家の終焉を
その家族らと関わった人々も交えて
時系列を錯綜して描いた話です
演出上の面白さは感じられたけど
やぱし時間が前後するのは
解りにくいかなぁと個人的感想

素直な時系列で行くと
先代が亡くなった49日の法要で
廃業しようかと思っていたら
四人のうちの一人が跡を継ぐといった話から
過去話を交えて
結局借金が嵩んで廃業となり
遺産整理会社に仕事を頼んで
正式に書類にサインする処で終演となります

連れ子同士の話や
同姓同名での迷惑話
離婚結婚出産失明暴力沙汰と
様々な出来事が提示される舞台でしたが
お腹いっぱいということはなく
テンポ良い会話とか間で
話に引き込まれてしまいました

丁寧に服装とか眼鏡とかも細かく変えたり
大変だったでしょうなぁ

個人的希望としては
過去話は追憶風に
過去の一点から順当に進んだ話を見たかったかしら

それにつけても
登場人物一人一人に
いろんな過去とかしがらみ付けて
設定の細かさは好みだったです(⌒0⌒)/
秘密結社のつくり方

秘密結社のつくり方

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

どここなくゆるーい感じの
ドタバタコメディかな
真面目に不真面目ーではないかー
登場人物達はちゃんと生き抜いてたなぁ

謎解きもドキドキも
パロディもアクションも入れた
2時間強の作品です

ネタバレBOX

マジシャンで生計を立ててる主人公が
母危篤みたいな連絡を受けて
故郷の米子の魚屋に戻ると
突然怪しげな集団に囲まれて入団を迫られます
まぁシャッター化が進んで最後の1店舗となった魚屋さんの
おかんが若い恋人の秘密結社に被れた思想で
町起こしをしようとしたら
実は都市伝説と思われた秘密結社が本当に実在してーの
展開で様々な結社が入り乱れての争乱となって
最後はMIBの記憶消去装置
ニューロナイザーでなんとかするも
まだまだ秘密結社の存在行動は続くよ と
魚屋さんの結成した秘密結社
フィッシュアイに主人公も参加して
続くー となるのでした

フィッシュアイの結社服は
白地に青い魚の頭の意匠がかっこよかったです

刑事物語パロディでは
渡されたハンガーに
ちゃんと木の奴だとか言って欲しかったかなぁ

雰囲気と都市伝説ネタを楽しむ作品かしらねぇ
タイトル通りに
誰でも秘密結社は作れます といった内容ですが
次回作をやるなら
ヒーロさんとかも出てこないかしらーと期待します
UTOPIA

UTOPIA

coconkukanunity

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ふんわりとした感じのファンタジーでしょうか
合う人合わない人
好き嫌いが明確に別れる作品かなぁ と
思えた80分の作品なのですがー
開場時から舞台上には演者さんらが出てて
雨音が流れてて作品世界を醸してました

ネタバレBOX

古物商店に記憶の無い女性が訪ねてきて
雨が降ってる時のみ
店内の古物らがしゃべり動き出すなか
店の主人らと古物ら
訪問者と関わって物語が展開してゆきます

雨音と白い衣装ー登場人物基本
全員白いデス
時間が錯綜する感じの話は
ホントにファンタジーでした

温かくて人懐っこいヌイグルミ
でも高価で売れなかったのだが
ラストに鞄から出されて
後継者たる娘さんに手渡されたのには
ホッコリとしたなぁ

不思議系なSFは嫌いではないなぁ と
グッバイ ロビンソン

グッバイ ロビンソン

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/10/26 (水) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

基本 素舞台風で
木の椅子が3つ位と
舞台周囲に座れる木のBOXが配されたセットで
群像的会話劇かな~ほぼ満席でしたわ

いろいろと捻りも加えて楽しめた
基本1時間35分の作品
全席指定っす

場内ではマスクして
会話は出来るだけ控えてという説明ありきも
なかなか守れない方々が多々いて
迷惑だなぁとは感じました
暗転スタートではなく
舞台に役者さんが出てきても会話を優先してた方々には
ただただ閉口っす

ネタバレBOX

開演時間で男が一人椅子に座って本を読む・・・
徐々に人が入ってきて
内の3人がシリトリを始めて
タイトルのロビンソンに触れ=スピッツの歌詞に
座した男も絡んでチョイ怖い解釈を展開したりする

そうして会話が進んでいき
様々な登場人物が出てきて作品世界での日常を
舞台上で垣間見せてゆく展開デス

個人の背景をモノローグ風に語るときには
舞台中央に立ってスポットライトを当てられて
心情や状況を説明します

どうやら ゆる~い感じの方々は警察の職員さんらしい
んで警邏とか犯罪者の話をするのですが・・・・

この世界=どうやら終末世界らしい=
あと6ヶ月でロビンソンと名付けられた小惑星が地球に衝突するらしい・・・
もうすでに暴虐の時期は過ぎてしまい
基本今はあきらめムードの生活をしている様相です
過去にあった暴動=ここの近くでは
ホームセンターでいろいろとあったようで
近しい人を亡くしたり暴力をふるった事を悩んだりと
様々な影を落としてます

職員である妹にバイクで会いに来た姉とか
寝たきりになってた母を殺めた兄が
職員になってた妹に会いに来て=バレて捕まり
嘱託殺人ではなかったのか・・と
仕切り屋の臨時雇いの職員さんが
皆を集めて裁判する話がメインで
犬の名前の呼び方が・・と
いろいろとサスペンスな盛り上がりもあり
Drキリコみたいな人物もいるらしいとか
(町田から来たトンプーとかいうの)
盛り込みが普通に楽しめました(^-^)

ラストは真面目なスーツくんが
気になっていた女性に告白をしますが・・と
暗転して結末は観客の皆さまで想像してね の
オープンエンドで終演デス

なんか1957年にネヴィル・シュートによって書かれた
小説「渚にて」みたいな感じが出てて
好みの終末SFな話でもあり
心に残ったなー と
まぁ『幼年期の終り』=イギリスのSF作家
アーサー・C・クラークの作品での終末観も
割と好みですけど~♪
(オーバーロードのカレルレンの設定良いですのよ(^-^)
マンガだと~花と奥たん~が近しい?

まぁリアルに考えると
ライフラインがしっかり出来てなく
半年も理性的に普通っぽい生活とかは出来ないだろうなー
とは思えんるんですけどねー
小惑星だと地球にストライクは
なかなか難しいとか思う・・・
核使って軌道とかは反らせそうな気がするけどねぇ
まーそーゆーのはB級(ともいえないかな~)の映画とかで
たくさんやってきてたしね=ほんとに多いな=ググると・・・・・
EX:小惑星 衝突 映画 で
ご主人!出番です

ご主人!出番です

市民劇場TAMA

多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)

2022/10/09 (日) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ほのぼのとしたコメディであるが
ストレートな王道路線でもあり
レトロかなぁ とー
上演時間が65分かな

ネタバレBOX

小道具としての衣装とか
各人の性格設定とか説得力とかは強かった が
まぁ 話が捻れない=王道だし・・・
某国民的アニメの感じとでもいいましょうか
自分的には も少しイロイロと入れて欲しかったかなぁ とも

毒舌系もとい無茶ぶり系のユーチューバーさんの語りで初めて
語りで締めるのは まとめ方が巧かったが
チャラ系の兄さんでなく
普通に郷土とか地元のシャッター商店街の宣伝とか
してる感じでの設定の方が作品の雰囲気にはあってたのでは?とか思えたなぁ
天然で毒を吐く感じにしたら~とかも自分的には思えたデス
リアルに和菓子をつまんでるのは
なかなか高評可(^-^)

ボス潜入とか
水戸黄門みたいな話が合いそうな劇団さんかなーとも
NO GOAL -HOMELESS WORLDCUP-

NO GOAL -HOMELESS WORLDCUP-

青春事情

駅前劇場(東京都)

2022/09/30 (金) ~ 2022/10/04 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前回がー’14ってー8年前なんだわねぇ・・・
話は同じで=当たり前だが
ホームレスサッカーの日本代表チームが
いろいろな困難・苦難等を乗り越えて
メキシコ大会出場を目指すスポコン(古いなぁ・・・死語だよなぁ・・)デス
2時間の話ですが
集中力途切れることなく観劇でき
話の引き込み方は巧いなぁと感じました~♪

ネタバレBOX

主軸はチームにボランティアで参加してる女子大生が
自身の研究対象としてのレポート発表のような形式での
ナレーションを入れて
わかりやすく時系列に沿って進んでゆく大会までの半年間の話としてまとまってます

チームの参加は自主的なものであり
決して強制されるものではなく
サポートの方々も踏み込みの間合いとかを常に気にかけてる感じで
先の女子大生さんがチームを知るきっかけになった人物は
すでにチームには来なくなってたりとーわりとダークさも
リアイティよく出せてました

ホームレスらしい服装の汚れ方とか
小道具もしっかりとされてて
物語としての説得力は充分でした

海外渡航のためのパスポート取得で
戸籍の無い話とか
苦しい資金ぐり聞いて
ついつい封印していたギャンブルに手を出す話とか
なんか納得できる話は共感も強く出来ました

ホームレスになってしまった経緯とか
ボランティアさんの過去話とか
いといろと人の人生ってやつは―と思えるエピソードの
配し方も上手で納得で
旅館の女将さんのコメディ感とか
キチンとした着物の着付けに着替えとか
服装がしっかりしてて話に深みを与えていたよなぁとも
自分的に高評可な作品でありました(^-^)

惜しむらくは
中座した方が戻ってこなくて
いい話なのに残念でしたねーとか思った位です

世界大会へは出場出来たんですけどー
当然勝てない・・・
各国のホームレス事情とかの情報が特色出ていて
納得で=世界は広いなぁ~って思えたですわ
途上国ではホームレスサッカーチームが多くて
リーグになるほどとかーお国事情の話は
世知辛かったかしら・・・ねぇ

サッカー経験者=チーム内唯一の方ー
波乱の合宿で
怖いから=怖いの苦手で
夜の走り込み出来なくて
ひたすらUPしていたという会話が
なんかリアルで可笑しくて可愛かったかなぁ(^-^)
陽炎

陽炎

劇団アルファー

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/09/29 (木) ~ 2022/10/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

戦後の日本の元気の良い女性たちの群像劇みたいな~お話であります
朝ドラとか新聞の連載小説みたいな感じでしょうか
明るい「この世界の片隅で」みたいな印象を受けた
2時間超えの作品=途中10分間の休憩あり

ネタバレBOX

後半空調が いまひとつな感じがしたかなぁ=暑くなったさ

戦後に焼けた東京の家を守る女性を中心とした復興の話で
絡んでくるヤクザさんや
憎めない感じの親分さん(先のやーさんとは別口の方)
銀座の立ちんぼ・・赤線は廃したんだよなぁ・・・
(サキさんは歌上手でした)
土地の区画整理が立ち退きがーって話が
やんわりと有耶無耶に借金話に切り替わってたりするのが
なんか話が緩いなぁ~って感じました

また戦後の焼け出された浮浪児が
衣服とか妙に綺麗なのも・・・顔とかも煤汚れとかさせたり
服も長丁場な芝居でマメに着替えたりしてたんだから
こ汚い服が だんだんと綺麗におしゃれになってゆくような見せ方をした方が
良かったのではなかろうか?と強く思えたっす
石鹸の欠片でも貴重だったろうし
小奇麗な服装は物語最初では=浮浪児さんとかは
特にウェザリング強くしたほうがーと思えたなぁ・・・・

基本マンガ的な
オーバーな表現とかも多めで
そのせいで明るい短時間連続ドラマ風に思えたかしら
話もレトロで昭和な感じは舞台設定が
まんま戦後の話で合ってたかなぁ(^-^)

なんとなく
今一つ感が拭えなかったかなぁと
我は思えたが
まぁ東京駅の駅員さんの
朝一番の仕事が
構内で死んだ浮浪児の死体処理という出だしよりは
充分に明るい戦後復興話だったんでーまぁいいかなーと

で結局立ち退きとかは
うやむやになって
無事 純喫茶 陽炎 を開店出来て
借金は主人公に惚れた男親分さんが肩代わりして
分割返済でOKとなりーと
都合よくハッピーエンド・・・ちと甘いなぁーとかは思ったよ
も少し親分さんの恋心とかを
上手に伏線で話に織り込んで欲しかったなぁ~って
大団円としたし力技でも
明るい感じは好ましかったので
星数はおまけしたです
三年前のリフレイン

三年前のリフレイン

劇団東京座

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/09/16 (金) ~ 2022/09/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

ボクシングにて時間を止めて勝ち進む主人公に
色々絡んでくるSFなのだがー・・・
どうにも何ともいえない軽さが感じられて
面白味が失せてた感強かったなぁ~と
なんでも盛り込めばいいもんじゃなく
減じたりするのも重要だよなーと感じた約2時間の作品
途中10分間の休憩あり

ネタバレBOX

前半でひたすら大きな溜息をついてた方が
休憩時間にて抜けたんですけど・・・正解だったと思えたデス

開演も15分~受付も同じように遅れるし・・・

SF定義をボヤ~っとした感じにしてしまい
主人公が光速(=高速ではない=説明では光速ね)で動けるという設定で
これが時間に関与して過去とか未来とかが関わるんだがー
その説明が不足だし説得力に欠けてたわい

タイムカード式のタイムマシンとか出てくるので
コメディ調も噛ませているんだが
上手くできてない=いっそのこと黒子さんを配して
突然にホワイトボードとか持ち込んで時間跳躍説明とかした方が
理解が高まるし受けると思ったなぁ・・・

台詞のについても聞き取りは易いんだが
単調な大声が多くて抑揚が無く
会話のリズムとかも無かったなぁ

主人公さんとかライバルとか身体が絞れてて
見事な肉体美はあったので努力はソコ認められるのだが

主人公が能力上昇の切っ掛けになる
元トレーナーさんの自刃シーンは
よくわからんかった=すっきりさせるか
他の方向・方法でもーと思えた

舞台を前後に分けて
前を牧神とか日常で後ろをSFチックにしていたのは高評可できるが
トラック突っ込みシーンでのライトとか組み込むのはーと思えたね
音=効果音と演技でも表現は楽に出来たハズだしなぁと感じた
CDとかの裏の並べはキラキラして綺麗でユニークな舞台美術発想でしたが
レトロな感じのSFさが何か今一つでした

SFしたかったら
原作物で「七夕の国」とかは似合いそうな感じですね

主人公と組織の女性との恋愛ものに重きを置けず
組織に囚われてくる主人公可愛そうって
子犬とかが段ボール内で雨に震えてるんじゃなかろうに・・・
それで好きですとか・・ねぇ
時間跳躍の設定もいまひとつで
なんとも中途半端な感じを受けた話でした

映画「ジャンパー」みたいな感じのラストでしたが
そんな爽快感も貰えんかったなぁーと
笑顔の砦

笑顔の砦

庭劇団ペニノ

吉祥寺シアター(東京都)

2022/09/10 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

座席から向かって左が漁師さんらの部屋で
右が開始当初は空き部屋な介護老人の入居する部屋となります
まーレトロでよく作り込まれていましたー
中央は間仕切り壁ですが筒抜けしてまする

なんか生活観の表現がすさまじくて
本当に人の人生を覗き見ている感じが凄かった2時間の作品

ネタバレBOX

ネタバレは
ずばり=メシテロ話です!
リアルに飲み食いして料理作ってます=両部屋
腹がすいてる時に見てはいけません(^-^;)
あーそれと
禁煙とかされてる方にも毒です
=漁師さんらがスパスパしてるから~デス(^-^;)

作中は11月でストーブが各部屋で灯っていました
コロナの影響も無くて誰ひとりマスクもせずに
口角泡を飛ばしても気にしない感じが
まさにレトロ観高いですー

OPの飯から幕が下りての暗転からー
船長さん=主人公のモノローグで
知らぬうちに隣に認知症の母親をかかえた役場の中年さんが
娘を手伝いに引っ越してきます・・・・
海が見たいと母親が言うので海の近くの
この部屋に越してきたのですが・・
認知症が進んでしまい一人息子の顔も忘れてしまって
せっかく海が見れると越してきた部屋からも
家に帰りたいと泣いてしまう母親に・・・
結局OPのモノローグの繰り返しで
船長さんの知らぬうちに
再び引っ越してしまい空き部屋になります
ラストは桜咲く春に
大漁の船盛りを前に
抜けた先輩の穴をバイトとして入っていた元学生さんが
新規の漁船メンバーに加入してのENDなのですが
ラストの演出で中央の壁が分かれてスキマを見せてのワンシーンがあり
いろいろと考えさせられる話となっておりました

ひたすら飲んで食ってモクやって
ドタバタと生きてる漁師さんらと対照的に
暗い感じの介護部屋は
いろいろと身につまされました

始終不機嫌で父親に反発しつつ
渋々祖母の介護を手伝っていた感じの娘さんが
学校を休学しても介護手伝おうかと言ってきたのには
家族だなぁ~と思えたデス

ちなみにチラシは船長さんですね-コレ
コラソンのかぎしっぽ

コラソンのかぎしっぽ

コラソンのあんよ企画

APOCシアター(東京都)

2022/09/09 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

休憩は場面転換風に語りで繋いでのー
休憩ではなかった=感じ的には
主宰さんが説明した通りに
あなたの知らない世界のストーリーテラー的な世界観でした

猫だし短編だしと甘く考えていたら
ものすごく深くてシリアスな展開される話たちでした・・・
2時間でしたなー

ネタバレBOX

OPの猫写真にはBGMがトラブルで付かなかった

#1 騙されてAVに出てしまった姉のせいで
誹謗中傷が向けられた家族に人の良い父が連帯保証人で借金を負わされ
崩壊しているんだが結婚報告で父の元を久しぶりに訪れた姉と
いろいろと許せない長男との関係を描いた話
・・・重いなぁ・・暗いなぁ・・・悲しいなぁの
3拍子揃った暗めの話でした
後天的に曲げられた猫の尻尾話ということなのかなぁ・・

#2 高齢になり結婚に不安を持つものの
式場などを選ぶのに親友と待ち合わせしていた女性が
カフェネコにて大声で言い争い→プロレスに発展しつつ
なんとか収まる話~突然のプロレス技の応酬と背景に
技の説明が写真付きで投影されるのが大変面白かった~♪
キャットファイトの表現かしら?

#3 顎鬚の立派なクオーターさんが
拾った財布で知った同名のリーマンさんと掛け合いする
会話劇=実はリーマンさんは自殺しに来たんだが・・・・・
明るく再会を約束して去ったクオーターさんにラストはからまず
無事?に首を吊れたんだが・・・枝が折れて失敗したよとラスト!
でも またやるかはオープンエンド=観客の想像にまかせますってデス
途中に言い争いで
再びプロレス技展開になるのだがー
自分的には続けて同じ感じにするのではなく
やるなら相撲とかボクシングとかテコンドーとか
別種の格闘技とかにして欲しかったかなぁ と希望
A.R.Pフェスティバル

A.R.Pフェスティバル

A.R.P

二子玉川ライズ スタジオ & ホール(東京都)

2022/09/06 (火) ~ 2022/09/08 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

OPのダンスと短編
ラストが長めの話でまとめた
お祭り公演でした
ほんにラストの
風が吹けば桶屋が儲かる的な話は
多少強引さは感じられたが
楽しく見られれる話となっておりました(^-^)

ネタバレBOX

基本明るく終わる短編なのですが
割とオーソドックスでレトロな感じが
抜け切れていなかったかんぁーと
最後の話が綺麗に大団円でまとめていたから
もっと先の短編らはハッチャケてても良かった気がー

自分的には「結婚前夜」が
次々と訪れる人物連鎖が楽しかったな~♪
おちも好みでした
大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ドラマチックでしたわー(^-^)
昼メロの圧縮みたいな話だったなぁって
いろいろと盛り込んでいながら
綺麗に全部回収できててオチがスパッと決まってたなーと感じた
2時間30分近い大作でありました~♪

ネタバレBOX

ちゃんとライバルの家があって競ってて
家を継ぐ話とか
空き巣狙いの少女とか
2つの家の執事たちの話とか
ロミジュリみたいな感じの話とか
盛り盛りでしたー

メキシカンでタコスな話は
ライバル家の奥さまの「タコス!」が
とっても印象的で耳に残りました(^-^)

舞台セットのギミックも
ラブホの受付とか窓の設定とかが
巧みで好みでありました~♪

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